概要

Ⅱから登場したおなじみのモンスター。
その名の通り相手をマヒさせるのが得意な海生の魔物。
伝統的に、単体では弱いが出現数が多い。

外見は【ホイミスライム】の色違い。
陸生モンスターの色違いを海生モンスターと言い張るという容量不足のⅡらしい工夫である。
とはいえ彼の外見は実際クラゲっぽいので、ホイミスライムと共に彼も常連モンスターになることができた。
ただし彼がスライム系なのか、それともただの海生生物なのかは作品ごとに異なる。


DQⅡ

【ザハン】周辺を除く世界中の海に幅広く生息する。

Ⅱにはマヒ攻撃がないので、この作品のみ【ねむりこうげき】を使ってくる。
ただ、眠り攻撃時のメッセージは「○○のダメージをうけ いしきをなくした!」なのであまり違和感は無い。

基本的にバギや【いかずちのつえ】で一掃できるが、ダメージ幅が大きいのでたまに倒しそこなう。
強敵のうみうしと一緒に出るとなかなか厄介ではある。

FC版で注意したいのは、ステータス画面に眠りの状態異常が表示されない点。
他の眠りモンスターにもいえることだが、メッセージをよく見ながら戦おう。

DQⅢ

この作品から【まひこうげき】と、同種の【なかまをよぶ】能力を手に入れた。

ほぼ全ての呪文に弱耐性を持っているが、大量に出るためやはり呪文で対処したい。
ベギラマあたりを使えばラクになるので積極的に使おう。
リメイク版では集団攻撃武器があるので、どうにでもなる。

なお【まんげつそう】を落とすようになったのもここから。
海には下の世界を含め幅広く出るが、川には全く出現しない。

ちなみに【マリンスライム】という海スライム属も現れたが、今作のしびれくらげはただのクラゲのようだ。

DQⅣ

仲間呼びを失ったが、それ以外は大体Ⅲと同じ。
呪文耐性が下がり馬車もあるので危険度自体は低いが、大量に出現するのでめんどくさい。

FC版では海全域に出現したが、リメイク版では世界の下半分にのみ出現するようになった。

DQⅤ

青年時代前半の内海と、海の神殿に出現する。

頻度は低いが、【やけつくいき】を吐くようになった。たまに逃亡する。

これ以降耐性が非常に低くなり、適当な全体攻撃でサクサクやられてしまう運命になってしまった。
ブーメランや仲間モンスターのブレスで一掃できるなど、段々存在感がなくなっていく感がある。

リメイク版では仲間になる。【しびれん】参照。

DQⅥ

やけつくいきの脅威は変わらないが、人間キャラも多くの特技を身に付けられるようになり、体感的には更に弱くなった。
それでいながら、出現するのはかなり後半になってから。何がしたいんだ?

相変わらず、同時に出現する数だけは多い。
まわしげりでまとめて吹き飛ばすもよし、おたけびで黙らせるもよし。

DQⅦ

意外にもこの作品のみ登場していない。
代わりに陸地に【しびれスライム】なる変種が出演している。

しびれスライムの外見はしびれクラゲのそれと同じなので、同一人物?かもしれない。
陸地でクラゲを名乗るのは、さすがにムリがあったからなのだろうか。

DQⅧ

しびれスライムが浸透しなかったのか、あっさりしびれくらげとして復活した。

リーザス地方の海岸(通常版)に出るものと海や海賊の洞窟に出るもの(強化版)では能力が一回り違う。
終盤は、リーザス地方の海岸でも強化版しか出現しない。って、これなら通常版わざわざ組み込む必要なかったのでは?

行動は同じで通常攻撃とマヒ攻撃しかしない。これほどシンプルな行動パターンなのはⅡ以来である。

DQⅨ

海辺の洞窟と、内海に登場。
前者では弱いのに単体行動していることが多い。これは調子に乗りすぎじゃあ無いだろうか。

海では相変わらず出現数が多い(それでも5匹が限界だが)
Ⅲ以来久々に同種を呼ぶようになった。

やたらとまんげつ草を落とすが、肝心のマヒ攻撃の頻度が非常に低くなっている。
しびれくらげなのにしびれを取るほうが得意になりつつある。

なお、分類はスライムではなく水系なので、クエスト【マイネームイズ・スライム】の対象にならない。

トルネコ2

不思議のダンジョンの18~20Fなどに出現。

こちらをかなしばり状態にしてくるが、かなしばり状態は攻撃を一度受ければ解けるため、1対1では弱い。
しかし、アークデーモンやギガンテスといった強力な敵と組まれると危険。
行動順次第では、攻撃できずにやられてしまうこともある。

ふわふわ浮いているように見えるが浮遊系ではなく、ウィンドスピアーは効かない。

トルネコ3

さんご礁の神殿・広間や回廊などに出現。

やってくることは2と変わらない。今作では【浮遊系】なのでウィンドスピアーが効く。
しかし水っぽいのに水系ではないらしく、オーシャンロッドは効かない。

また、一応スライムの仲間らしく、スライムの印(ふつうの指輪の異種合成)でもダメージが増える。
仲間にできるのはクリア後となるが、能力値が低く成長も遅いため使いにくい。

少年ヤンガス

配合限定。
いばらドラゴンタイプorスライムつむりタイプ×ホイミスライムタイプなどで配合できる。

敵をマヒ状態にするしびれムチを使えるが、基本能力が低くきまぐれの特性を持つため使いにくい。
水系だが、水中移動では無く、浮遊の特性を持つ。

最終更新:2013年01月12日 22:06