概要

Ⅳ、Ⅴ、Ⅶ、Ⅸに登場するモンスター。
似たような敵に【アンクルホーン】(登場全作品で共演)、【ブルデビル】(Ⅳ)、【デスカイザー】(Ⅶ、Ⅸ)がいる。
Ⅶ以外では体色は上半身が青で、下半身は紫色。Ⅶのみ身体の色が茶色になっている。
「バトラー」は「闘士(battler)」とも「執事(batler)」とも取れるが、ⅦやDS版Ⅴの公式ガイドブックでは「地獄の闘士」と明記されている。
ただ、仲間になった際のセリフは丁寧な口調で、どことなく執事っぽかったりもする。
【イオナズン】の使い手としては【アークデーモン】と並んで有名。

DQⅣ

地底世界の北西の祠を守る四天王の一人として初登場。
1〜2回行動で、通常攻撃、イオナズン、激しい炎、凍える吹雪による激しい全体攻撃をしてくる。
時折使ってくる雄叫びも厄介で、回復役の動きを止められると厳しい。
フバーハを使えるミネアや、ベホマラーのあるクリフトをパーティに入れると比較的楽になる。
ルカニとバイキルトを駆使して直接攻撃で攻めるのもいいが、確実にヒットするバギ、デイン系の呪文も使っていくといい。
なお、リメイクではそのままのステータスでHPが3倍以上に増えているので注意(FC版は900、リメイクは3300)。
ただ、リメイクでは仲間に命令が出来るため、FC版よりも楽に戦えると思われる。
倒すと、必ずきせきのつるぎを落とす。

DQⅤ

エビルマウンテンの最深部手前の宝箱を開けた時に2体(SFC版は1体が2グループ、リメイクでは2体が1グループ)で出現する。
これが中ボスとしての立ち位置での初登場だが、謎の洞窟では全フロアに亘って通常モンスターとして出現する。
ちなみにSFC版では同種同士2匹でしか出現しないが、リメイクでは他のモンスターとも組んで出現する。特にPS2版では最大3体で現れる事もある。
激しい炎とイオナズンによる全体攻撃の他、無気味な笑いを浮かべて飛び掛ることもある。攻撃力自体も高いので注意。
Ⅴではイオ系を軽減できる装備はリメイク版の【炎のリング】以外に存在しないため、
人間などの耐性が元から無くかつ強化できないキャラは最大で90近くもの大ダメージを受ける。
イオ系に強い仲間モンスターに入れ替えたり、マホカンタを使うなど上手く対策を打ちたい。
最大HPも480と非常に高いので、バイキルトも使って攻撃していこう。
攻撃はギラ、イオ、炎系以外ならほぼ有効。ギガデインやメラゾーマを惜しまずに使って倒したい。

仲間にすることも出来るが、確率は1/256と最も低い部類なので、根気よく倒さなければならない。
PS2版で【▼】が出て仲間になると思って期待したら、【じごくのサーベル】のドロップだったのは誰もが通る道である。

DQⅦ

ダークパレスなどに出現。体の色が茶色になった。
Ⅴと同じく、激しい炎とイオナズンによる全体攻撃でこちらを苦しめるが。
能力も全般的に高く、打撃の威力も結構高いので注意しよう。
イオ、バギ系以外の攻撃系には耐性が無いので、素早く倒したい。この作品のみメラミも使うが、この時点では大したことはないだろう。
なお、モンスター職にもなっているが、コイツ自身は心を落とさないので注意しよう。
【ヘルバトラーの心】は、1回100枚以上のラッキーパネルで出現することがある。
落とすアイテムはさばきのつえ。

DQⅨ

ラストダンジョンや宝の地図の遺跡・水タイプのものに出現。身体の色が旧作と同じ紫色に戻った。
通常攻撃やイオナズンの他、いきり立って攻撃したり、テンションを上げる事も。
また、HPが残り半分を切ると、その直前に攻撃してきたキャラに対して割と高い確率で怒り狂い、集中攻撃してくる。
但し、吐くブレスは火炎の息と弱い。また、MPもイオナズン1回分しかなく、その上マホトーンが効くので簡単に無力化させられる。
氷属性の攻撃が弱点なので、アイスフォースやヒャド系呪文を活用して倒そう。
あくまのタトゥーや、レアでもうぎゅうヘルムを落とす。
ちなみにⅨでは本編中で登場する唯一のイオナズン使いだったりする。

少年ヤンガス

盗賊王の大宮殿の90F以降などに出現する強敵。
使ってくるのはイオラで、ダメージは20程度だが何度も食らうと危険。
部屋で見つけたら、通路におびき寄せてから戦おう。
なお、♂も♀もヤンガスに対して敬語で話す。今作では地獄の闘士というよりも、地獄の執事のようだ。
前述の通り、どちらにせよヘルバトラーである。

テリワン3D

アンクルホーンのせいでモンスターズシリーズには長らく登場していなかったが遂に登場。
悪魔系のSランク。
アンクルホーン×2と非常に分かりやすいレシピのほかアンクルホーンとオーシャンクロー、またはドラゴンコープスでも生み出せる。
特性はスタンダードボディ、ひん死で会心、イオブレイク。
プラス値25で吹雪ブレスブレイク、50でいきなりインテが追加される。
ナンバリングタイトルでは物理も呪文も痛い厄介なモンスターであったが本作でも攻撃力、賢さともに高めで様々な攻め方が出来るだろう。
その分守備力と素早さは少々低め。
アンドレアル、エビルプリースト、ギガデーモンとの4体配合でデスピサロを生み出せる。

DQMBV

レジェンドクエストⅣの第六章で【エビルプリースト】のお供として登場する。また、エビルプリースト同様にカード化され、レジェンドクエストⅣをAランク以上の成績でクリアする事で使用可能となる。
ステータスはHP:794 ちから:109 かしこさ:143 みのまもり:21 すばやさ:18。【アンクルホーン】よりHPと攻撃性能は上回るが、みのまもりとすばやさは更に劣る。
技は「ホーンブレイク」と「おたけび」。
前者はアンクルホーンの「ホーントレイン」の強化版で、威力、追加効果発生率、会心率が上がっている。
後者は風属性のダメージを与え、たまに怯ませる事も出来る技。
賢者と組む事で、ホーンブレイクが「イオナズン」に変わる。やっと呪文が使えるようになった。

能力データ

シリーズ DQⅣ DQⅤ DQⅦ DQⅨ
最大HP 900(FC)
3300(リメイク)
480 410 355
MP 65 70 30
攻撃力 190 205 210 199
守備力 180 192 145 255
素早さ 72 124 100 178
アイテム きせきのつるぎ じごくのサーベル さばきのつえ あくまのタトゥー
もうぎゅうヘルム
特殊行動 イオナズン
はげしいほのお
こごえるふぶき
おたけび
イオナズン
はげしいほのお
メラミ
イオナズン
はげしいほのお
ぶきみなひかり
いきりたって攻撃
ためる
かえんのいき
イオナズン
ボスとして登場したため、初登場のⅣから後はHPがガタ落ちしているものの、攻撃力などの能力はあまり変わっていない。
しかし、HPやMPが徐々に下がり、特技も無駄に多彩になっているせいでどんどん弱体化している。明日はどっちだ!

最終更新:2013年11月07日 17:57