概要

全シリーズに登場する地形。徒歩移動できるが、一定距離を移動するたびにダメージを受ける。
ただし、いくら歩いても毒状態にはならないので、解毒手段は必要ない。
また、ラスボスを倒した後は通ってもダメージを受けなくなる。


DQではかなりメジャーなHPダメージトラップで、如何にも毒々しい紫色が特徴。
ただし、FC版Ⅰ〜SFC版Ⅴまでは深緑色だった。
初期の作品では、フィールドとダンジョンでマップチップが違っていたりする。
Ⅶ・Ⅷ、リメイク版Ⅳ・Ⅴでは、底からブクブクと泡が立つアニメーションが追加された。
不気味な雰囲気が更に強化されている。

基本的にフィールド上やダンジョン内に設置されているが、一部の町・村の中に広がっていることもある。

DQⅠ

FC版では1歩で2ダメージ、SFC版では2歩で1ダメージ、それ以降のリメイクは1歩で1ダメージを受ける。
HP0まで減り続けるため、ここを歩きすぎると死亡する。
重要アイテムである【ロトのしるし】をわざわざこんな所に隠すあたり、悪意があるとしか思えない。
【ロトのよろい】を装備することで、ダメージを受けずに通行できる。
リメイク版では、竜王を倒すと毒の沼地が花畑に変わる(ドムドーラの町にある毒沼は茂みに変わる)。

DQⅡ

FC版では1歩で2ダメージ、SFC版では2歩で1ダメージ、それ以降のリメイクは1歩で1ダメージを受ける。
HP0まで減り続けるため、ここを歩きすぎると死亡する。
今回も重要アイテム(【ラーのかがみ】)がここに落ちているが、沼そのものは小さい。
ロトのよろい、もしくは呪文【トラマナ】でダメージを回避できる。

DQⅢ〜Ⅳ

FC版では1歩ごとに2ダメージ、リメイク版では1歩ごとに1ダメージを受ける。
FC版ではHP0まで減り続ける。トラマナでノーダメージ通行が可能。

DQⅤ以降

作品によるが、1歩または一定距離ごとに1ダメージを受ける。トラマナでノーダメージ通行が可能。
残りHP1で下げ止まるため、毒沼を移動するだけで死亡することはなくなった。
なおPS2版Ⅴでは、エンカウントするとトラマナの効果が切れてしまう(【溶岩】でも同様)。

DQⅧ

トラマナが削除された為に、ダメージを回避することは出来なくなってしまった。
もっともHPがかなりインフレしているので、気にする必要はほぼ無いだろう。

モンスターズシリーズ

基本的には同じだが、毒の沼のド真ん中に穴があったりする。なぜかジョーカーシリーズでは削除された。
テリワン3Dで復活。パワーアップしており、ダメージを受けるのではなく状態異常の毒になる。つまり戦闘に入っても毒状態のまま。これはやっかいだ。今作では毒の沼だけでなく、麻痺や眠りの沼もある。敵モンスターも沼地にずっといると状態異常になる。

余談

ちなみに毒の沼は現実に存在し、主に暑い地方で沼地が毒性を持って瘴気を放つ事があるようだ。
「三国志」でも、南蛮の武将が蜀の軍を毒の沼を使って苦しめている。

最終更新:2013年01月09日 12:13