概要
Ⅲ以降に登場する道具。
どんな扉も開けてしまうすごい鍵で、「マネマネ銀」という特殊金属で作られているとのこと。
一部作品では「この鍵を鍵穴に差し込むと、先端がその鍵穴に合った形状に変化する」という恐ろしい説明がある。
これを手にいれた途端に、盗賊の如く世界中の宝物部屋を荒らし回ってアイテムを漁るのはもはやお決まりのパターンである。
また世界中の
【牢屋】をこじ開けて囚人を解放出来るが、真面目に服役している奴が多く、脱走する者はほぼいない。
一部の作品ではこの鍵を持っていても開かない扉がある。
恐らく閂等で鍵をしているために外側からでは物理的に開けられないのだろうと思われるが、最後の鍵でも開かない扉を開ける専用の鍵があるケースも中には存在する。
そのあからさまなネーミングから、ストーリーの進行度がバレバレ……かと思いきや、実は各作品ごとに入手時期は結構まちまちである。
初登場のⅢからして上の世界にいるうちに手に入るし、これを手に入れた後にまだ別の鍵が手に入る作品もある。
意味合いとしては「最後まで使う鍵」といったところか。
DQⅢ
【浅瀬のほこら】で入手。
【サマンオサ】に行くのに必要。
その気になれば船入手後すぐに手に入る。
早期に入手すればその後の展開が楽なので、船入手後すぐに取りに行くといい。
Ⅱの
【きんのカギ】とは違い、周辺海域にそこまで凶悪な敵が出ないのもポイント。
なお、
【アバカム】があるので鍵自体不要になりうる……かと思いきや、
【イエローオーブ】の入手条件(
【○○○○バーク】の発展条件)の一つに「最後の鍵を入手する」があるので、使わずにクリアすることは可能でも、入手はしなければならない。
DQⅣ
【ガーデンブルグ】女王から入手。
人質として預けた仲間を、牢獄から出すためにくれる。
牢番の兵士に連絡して開けとけばいいだけのところを、こんな物騒なものを渡す意味はあるのだろうか?
DQⅤ
【ブオーン】撃破後に入手。
牢獄の扉と
【海の神殿】の扉を開けるのに必要。魔界に行くには必須。
逆に言うと、手に入れずにかなりイベントを進めることもできる。ブオーン討伐を後回しにして、どんどん進めてしまった人も多かったのでは?
ブオーンを倒すと特に何の説明もなく横に宝箱がいつの間にか出現しているが、これは
【ゴロステ】という人物が所持していたもので、ゴロステがブオーンに食われて以降ずっとその腹の中にあったのだという話が
【ポートセルミ】で聞ける。
【ラインハットのカギ】に対応する扉は、この鍵でも開かない。
また、牢獄の扉の中でも、オラクルベリーとポートセルミにある
モンスターじいさんの部屋にあるものはどんな鍵でも絶対に開かない。
DQⅥ
【ろうごくのカギ】に対応する扉・錠前を開錠することは不可能。
この牢獄の鍵は前作Ⅴのラインハットの鍵と違い、最後の鍵よりももっと後で手に入るため、最後の鍵という名前ではありながら最後ではなくなってしまった。
DQⅦ
【クリスタルパレス】で入手。一見見張りがいて取れないように見えるが問題なく取れる。
クリスタルパレスに初めて訪れてすぐに入手できるが、パレス内のベッドで寝てイベントが起こってしまうとその後様々なイベントを経て
【ダークパレス】に変貌するまでクリスタルパレスに戻ってこれない。
ダークパレスになってからでも入手は可能なので取り返しはつくが、先に取っておくと
【王者のつるぎ】等も先に取れるので、忘れずに取っておこう。
シリーズで初めて、クリアするのに入手が必須ではない。しかも、入手は飛行手段を手に入れてからという珍しいケース。但し、クリア後ダンジョンの
【謎の異世界】に行くのには必要。
また、エンディング時点でさいごのカギが
【メルビン】の手持ちにあった場合、石版入手に必要な
ある作業が不可能になってしまうので注意。
3DS版では入手タイミング・用途ともに特に変わっていないが、上記のエンディング中の石版入手手順が変更され、さいごのカギを使わなくなった。
DQⅧ
DQⅨ
最終更新:2014年01月29日 18:50