DQⅤ

グランバニア城の兵士。青年期後半から仲間に加えることができる。
青年期前半で兵士になると言っていた宿屋の息子が成長した姿で「平和は待っていても来ないんだ」という感じで張り切っているが、
それ以上彼についてストーリーがあるわけでなく、ある意味おまけのような仲間。
装備こそ充実しているものの、使える呪文はゼロでステータスも平凡なもので。
日々ルイーダの店で酒を飲むのが仕事のようなキャラだった。

しかし、PS2でのリメイク版でその評価は一変する。
仲間会話システムの採用によって明らかになったピピンの本性があまりにも凄まじかったためである。
「正義感に燃える純朴な田舎兵士」というこれまでのイメージとは全く異なる。
野望とエロ心に燃え、口を開けば出世と女のことばかりという恐ろしいまでに欲望に忠実。
そのくせ大舞台に立つと途端におどおどする、恐ろしく俗な男であった。
その言動のあまりの面白さに、ストーリーそっちのけで彼に話しかけまくるプレーヤーが多発。
そんな彼のKYっぷりを説明するには主人公の地雷を的確に踏み抜き、殺意まで抱かせた唯一の人間と説明すれば十分であろう。
ある意味リメイクで最も報われた男かもしれない。リメイク版Ⅵの【アモス】に近い存在。
ちなみに戦闘での微妙な使えなさはそのままである。
またリメイク版で追加された父親の名は【パピン】。また安直な。

また、リメイクに際してイラストが大きく変わったキャラの一人でもある。
SFC版ではアゴが異常に発達した非常に特徴的な容姿(ついでに言うと青年兵士というにはやや老け気味)をしていたのだが
リメイク版では丸顔の至って平凡な顔になり、本当に「一般兵」然とした姿になってしまった。
会話システムで強烈な個性を得た代償だろうか。

【デボラ】のいるDS版では、しばしば彼女にイジられる。
面白いので良かったら二人をパーティーに入れて会話してみよう。

小説版では青年期前半から宿屋の少年として登場している。仲間モンスター達とは仲が良く、ジャミの手下によるグランバニア襲撃の際には偶然ながらいち早くその動きに気付き、主人公にその危機を伝えた。
青年期後半では剣隊の小隊長になっており、兵士達と共にエルヘブンの旅路まで同行したが、普通の人を巻き込みたくないという主人公の意向により船に残された。