青百合の女主人

あおゆりのおんなしゅじん【登録タグ:2011年 南欧P 巡音ルカ

作詞:一色
作曲:南欧P
編曲:南欧P
唄:巡音ルカ

曲紹介

古い朽ちかけた屋敷。青い花々に囲まれ、たおやかな老女は一つの罪を隠す。
それは彼女が若かりし頃、栄華を極めた屋敷に訪れた、一人の少年へ恋したことから始まった―――
これはとある老女の追想劇。全ては青い百合の香りの下、ただ静かに追憶する・・・
  • 南欧P の5作目は、本格的なアルゼンチンタンゴ。
  • ギリシア神話の「ヒッポリュトス」をモチーフにしている。
  • 突然やってきた蜜色をした少年に恋をした彼女。けれどそれはけっして赦されぬ恋であったが故に、悲劇となった彼女の恋物語を、
  ドラマが終わったあとの彼女の回想に乗せて書いてみました。(作詞者コメ転載)
  • 歌詞を 一色氏 が、イラストを じゅる氏 が手掛ける。

歌詞

青い焔にくべた想い 白百合まとう女は屋敷の主
囲う花々朽ちかけて 洋館それはある日の罪の名残よ

あぁ恋は甘く苦く 美しいとは言うまいぞ

肩を引き寄せ 笑う父 「これから長い付き合いになるかも知れぬ」
蜜の髪色 陽に映り きれいな人と素直に思いましたの

傾いた西日を背に 琥珀濡れて
私の胸に灯るのは 刹那の間

暮れた窓辺 かつての栄華
まだ幼い私の心
容易いほど 掻き乱したの
それは苦悩の始まり

永久の幸せそんなものは空言 ありはせぬ故 人は間違う
恋と呼ぶには熱すぎる 愛とはけして赦せぬ感情ですの

傾いた天秤上 乗せられたは関係性
青い花捧げるが

砕け歪む 篝火の華
まだ無知な私達には
黄昏時 真夜への帳
同じゆりかごに あぁ 冷めぬ熱を

禁断その甘くも深く 薫る蜜に辛いと酔うの
逃れられぬ離れがたいと
素知らぬ顔で謳う

花の如く清らかな心 青い焔くべられ
蜜に酔う百合は 果てなく燃え尽き
言い尽くせぬの 愛なの? 違うわ
かつての罪科(ざいか)の残り香よ

コメント

  • 追加乙 -- 名無しさん (2011-12-07 00:27:38)
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最終更新:2023年12月11日 23:37