作品別用語集 - Emblem For You! - 『ファイアーエムブレム聖戦の系譜』
同作品の子供世代を元にした物語。グランベル帝国の圧政と弾圧に喘ぐ人々の希望が東方のイザーク・ティルナノグにあった・・・
登場人物・アイマスキャラ
菊地真(マコト)
グランベル王国シアルフィ家シグルドとディアドラの娘で、十二聖戦士の一人、聖騎士バルドの直系。『~聖戦の系譜』(以下『原作』)の主人公セリスの担当。バーハラの戦いの前に父シグルドからオイフェに託され、イザークの隠れ里ティルナノグに移り成長した。イザーク王国を支配するダナン王の圧政に苦しむ人々を救うためグラン歴775年挙兵する。
- 解放軍の盟主たらんとする教育の影響からか自らの立ち振る舞いが男の子っぽいことを気にしている。
- 動画開始時点(グラン暦775年)で16歳
- 女性にモテまくる事は自覚している。カワイイ女の子をみたらとりあえずお茶に誘うくらいは当たり前。しかも浮気症の気アリ。最早、開き直っている感すらある。
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以下ネタバレ注意 |
- セリスが持っていないスキル『月光剣』を持っているのはこちらの作品では父シグルドも使えたため(シグルドの個人スキルは『追撃』のみ)
- 女の子が自分に好意があるのは理解しているが、同時に自分も「女の子でありたい」と思う花も恥らう乙女である(苦笑)
- 「ソファラの火祭り」と呼ばれる事件の際、一度瀕死の重症を負ったことで非常に思慮深い性格になっている。
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萩原雪歩(ゆきほ)
- プリースト。レスターは兄。マコトとは幼馴染だが、周囲への配慮のため『マコト様』と呼んでいる。
- 動画開始時点(グラン暦775年)で16歳
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以下ネタバレ注意 |
- 原作のグランベル王国・ユングヴィ家公女エーディンの娘ラナのポジション。ユングヴィ掘削術・奥義『掘ルガノン』の使い手(武器名は「スコップ」効果は炎魔法「ボルガノン」の改変。原作のプリーストは杖のみの使用なので当然使えない)城壁を作るスキルも保有する。
指示無く前進したことの罰としてマコトからの命令(というよりはお願い)により呼び方が『マコトちゃん』に戻る。その掘削術は、本人のあずかり知らぬところでかなり有名になっている模様。
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星井美希(ミキ)
アイマス本編の美希同様のマイペースであるが、周囲の友人が子供狩りの犠牲になっているせいか、やや過激な発言もある。過去にダナン王の息子に追われてスカサハを囮にしたことがある模様。
- 動画開始時点で(グラン暦775年)で14歳。アイドルの年齢を優先してスカサハとは兄妹ではあるが双子ではなくなっている。
- 一見無邪気に見えて、誤解しているハルカのボケに的確に突っ込む鋭さは本編譲りである。
- 中の人の長谷川明子さんは、FE暁の女神において女剣士ワユ役を担当している。美希が剣士なのもそこに由来か?
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以下ネタバレ注意 |
- 原作イザーク王国・王女アイラの娘ラクチェのポジション。スカサハを女装させたこともある強者(ナオという偽名まで付けた)
- 彼女がスカサハを「お兄ちゃん」と呼ぶ時は碌な事が起こらないという・・・が、スカサハも見抜けなかったマコトの「不安」に気づいており、自分はどうするべきなのかを真剣に悩む繊細な一面がある。
- イザーク解放戦を真と自らの運命の岐路と見定め、髪を切る。
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天海春香(ハルカ)
- 帝国の動静を探る旅をしていたレヴィンにバーハラの郊外で保護され、シレジア辺境に居たが危険になったため、レヴィンと共にイザークにたどり着く。記憶を失っているらしいが・・・
- 動画開始時点(グラン暦775年)で16歳? 記憶を失っているため正確な年齢は不詳。
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以下ネタバレ注意 |
- 原作のユリアのポジションであるが、性格はほぼ春香そのままの明るさで転ぶ癖も相変わらず。ガネーシャを解放した前日に来訪したというが、スカサハは半月前に彼女に会っていると言う・・・
- 7章でフェンリルを使った際、明らかに「普段の彼女」と異なる雰囲気だったが・・・・・・
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水瀬伊織(イオリ)
- シレジア王国天馬騎士フュリーの娘。
- 愛馬シャルル、シレジアで拾ったアーサーと共にイザークで解放軍に合流する。英雄シグルドに憧れていたが、マコト皇女をはじめ、解放軍の混沌とした状況に辛口な感想を語るが・・・
- 動画開始時点で(グラン暦775年)で14歳。
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以下ネタバレ注意 |
- 原作のフィーのポジション(家に居ないレヴィンが父親)で環境が似ているため、アイマス本編の伊織と非常に親和性が高い。
- 一時は軍を辞めようとするが、シャルルに接する真の姿を見てあまりの「乙女っぷり」に放って置けなくなった。
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秋月律子(リツコ)
- ノディオン王女ラケシスの娘。
- デルムッドの姉だが、彼がどんな人物であるかは知る由も無い・・・
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以下ネタバレ注意 |
- 原作のナンナのポジション。本来のナンナはデルムッドの妹で美希同様変更されている。アイドルそのものだったナンナと違って、リーフのプロデューサー的立場にある。
- レンスターの孤立という最大の窮地にいたって、リーフと役割が逆転。「リッチャンハユウシュウデスヨ」作戦で、一躍表舞台に立たされることになる。
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双海亜美(あみ)
- 自称オーガヒル海賊の孫娘。「とってもかわいいちびっこ達」通称(自称?)「とかち団」のリーダー。イード神殿から神剣バルムンクを初めとするお宝を手に入れて退避する途中、道に迷った所をシャナン王子に助けられ以後同行する。
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以下ネタバレ注意 |
- 原作のパティのポジション。母親は十二聖戦士・弓使いウルの直系ブリギッド。父親はヴェルダン王国の第三王子ジャムカ。
- 原作でのパティ同様子供たちの世話をしていたが、貧しさで友人であるモモを喪っているという重い過去を持つ。それ故に将来の夢が「お嫁さんになって子供に友人の名前をつけ、幸せになる」という名作劇場の少女的な「いい子」になってる(どちらかというとやよいに近いキャラ付け)
とはいえ、いたずら好きなのはアイマス本編そのまま。
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高槻やよい(やよい)
- フリージ公女ティルテュの娘。アーサーの生き別れた妹でもある。
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以下ネタバレ注意 |
- 原作におけるティニーのポジション。
- 北トラキア王ブルームの養女として育てられているが、両親がシグルド軍に加担していた事もあって「反逆者の娘」という肩身の狭い立場にある。
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如月千早(チハヤ)
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以下ネタバレ注意 |
- 原作におけるリーンのポジション。
- 時勢から仕方なく踊り子をしている模様。
- ブラムセルに騙されて一度は歌を捨てようとするが、アレスの「女子供が歌って過ごせる国を創る」説得を受け保留する。
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登場人物・聖戦の系譜(6章)
スカサハ
イザーク王国アイラ王女の息子。十二聖戦士・剣聖オードの血を引く。ミキの兄。平時は春香の護衛と、美希のおにぎりを作る役も勤めている。
ミキ同様流星剣の使い手。落ち着いた性格でとかく暴走しがちな妹には手を焼かされている模様。
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以下ネタバレ注意 |
- 炎の盾をあしらったブローチを持ち、春香との会話による「伯父に騙まし討ちにされた」という発言から、父はグランベル王国ヴェルトマー公子アゼル(アルヴィス皇帝の異母弟)であると思われる。
- レヴィンには特別に目をかけられており、この聖戦の裏側をも覗いていく事になる。
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デルムッド
アグストリア連邦ノディオン王家・王女ラケシスの息子。十二聖戦士・黒騎士ヘズルの血を引く。オイフェから将来の軍師たらんと育てられており、戦術眼の確かさと臨機応変な用兵に定評がある。
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以下ネタバレ注意 |
- 原作の「カリスマのみのヤンキー」(恋人同士の会話が存在しない)だったのが嘘みたいな自由奔放ぶりでめでたく『フリーダムナイト』の称号を得る。メタ発言を連発し、百合なんて下らないとのたまい、やよいのモノマネをし、自らを「騎士の中の騎士・紳士」と呼んで憚らない。
- 解説編にも司会として登場。別作品(トラキア776)の自分、トラムッドを相方に好き放題やっている。
- 父親は自由騎士ベオウルフ。トラムッドの持つベオの剣は怒りと待ち伏せの追加スキルを持った父の形見の専用武器。残念ながら聖戦では登場しない。
- 対ロプト教団の組織『紳士』「フリーダム」である。
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オイフェ
グランベル王国シアルフィ公家の名軍師スサール卿の孫でシグルドの近習。傍系だが聖騎士バルドの血を引いている。マコト皇女の育ての親である。騎士としての教え子としてデルムッド・レスター・トリスタン・ディムナがいる。原作通り帝国の動静を探る旅からの帰還の際、マコトの挙兵を目撃し即座に参陣する。
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以下ネタバレ注意 |
- デルムッドのフリーダムさに悩まされており、胃薬が隠れ装備になっている。
解放軍きっての常識人かと思いきや、何かあると過去の思い出に逃避する呆れた癖の持ち主である。
- 兄とも慕う主君シグルドと最期まで傍に居られなかったが故に、理想を抱いたシグルドが歩んだ悲劇(バーハラの悲劇)の轍は踏ませないがために冷徹になろうとするが、真の「父・シグルド」の遺志を継ぐ真摯な決断に自らがシグルドに拘っていたことを痛感する。その後改めて「シグルドの娘」としてではなく、「マコト皇女」個人に忠誠を誓う。
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レスター
- アーチナイト。グランベル王国ユングヴィ公家・エーディンの息子
雪歩の兄。聖戦士・弓使いウルの血を引く。オイフェ・デルムッドともにティルナノグのマコト達と合流する。妹ゆきほとマコトの関係を心配する。
ストーリー毎のあらすじは彼が執筆する従軍記より抜粋している設定である。
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以下ネタバレに注意 |
父親はユングヴィの弓騎士ミデェール。普段は好青年だが、雪歩のことになると猛烈なシスコンになる。
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トリスタン
父親はノディオン王家に仕えた聖騎士イーヴである。
デルムッドに的確なツッコミをいれるのが主な仕事。
父親譲りのスルー術「それはよろしいのですが」もしっかり受け継いでいる。
彼は原作前半で子供ユニット登場条件を満たしていない場合にのみ登場する代替ユニット。
今回は子供が全員登場しているので会話のみの参加と思われる。
ディムナ
会話のみに登場するキャラ。おそらく戦闘には参加しない。
レスターと同じ弓騎士で彼の副官を勤めるが、上官の妹に関する事では気苦労が絶えない様子。
アミッド
- 解放軍のエージェントを勤める風魔道士(ウインドマージ)。
会話のみに登場するキャラ。おそらく戦闘には参加しない。
実は12聖戦士、魔法騎士トードの血を引くフリージ公爵家の出。
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以下ネタバレに注意 |
- 『紳士』に所属する一人でもあり、コードネームは「エアマスター」。
- レヴィンと同様、解放軍のエージェントとは別に、何らかの意思に命ぜられて行動している模様。人間であるかどうかも怪しい。
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ロドルバン
おそらく戦闘には参加しない。
非戦闘員の避難誘導や牢番等、裏方に徹しており会話にも登場していない。
名前もなかなか覚えてもらえてないようだ。
本来はスカサハの代替キャラであり、彼と同じソードファイターである。
ハロルド
- グランベル帝国ドズル朝・イザーク王国ガネーシャ城主
ティルナノグの情勢を掴み、奇襲を掛けたが、マコト皇女らと援軍のオイフェ率いる騎馬隊に迎撃され壊滅する。妻子持ちの部下の武装を解除させ撤退させると共に自らは部下を守る囮になる。
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以下ネタバレ注意 |
公式には「全滅」とされたが、マコトによる降伏勧告を受けており、後に古戦場は「ハロルド谷」と呼ばれる。
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レヴィン
- 十二聖戦士・風使いセティの血を引くシレジア王国国王
王国滅亡後はグランベル帝国の動静を見ていたが、事態の急変によりハルカを伴ってイザークへ趣く。解放されたガネーシャ城でマコトと再会しハルカを託し自身はレンスターへ向かう
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以下ネタバレ注意 |
- 台詞回し、対面した真を「キクチ君」と呼んだ他、「タカギ」という偽名を使ったり「ピンときた」の発言から高木社長が憑いていると思われる。レヴィンとは肉体を共有しているが、主導権は社長にある模様。
- マコトの意思とは別に何者かの命令を受けて行動している「解放軍の暗部」を司る人物である。
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シグルド
- 十二聖戦士・聖騎士バルドの血を引くシアルフィ公国公子。マコトの父親。故人。
原作前半の主人公。反逆者の汚名を着せられた悲劇の英雄。
妻であるディアドラはマコト出産後に何者かによって連れ去られ行方不明になってしまった。
最終決戦を前にマコトをオイフェに託した後、バーハラの戦いで戦死する。
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以下ネタばれ注意 |
- 常に主君と民、そして友のことを思って剣を振るう騎士の鑑のような人物だった。反面、人を疑うことを知らず、時勢を読んだり冷徹な判断を下すような能力は欠けており、アルヴィスの大陸統一の野望に利用されてしまう。
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ディアドラ
- 十二聖戦士・聖者ヘイムの血を引く巫女。マコトの母親。故人。
父にグランベル王国王子クルトを持つ唯一のヘイム直系の子孫だった。
シグルドの元から連れ去られた後、記憶を奪われアルヴィスと結婚させられる。
マコトが皇女を名乗るのは彼女の娘であるため。
アルヴィス
- 十二聖戦士・魔法戦士ファラの血を引くヴェルトマー公国当主。
記憶を失っていたディアドラを嫁に迎え、後に彼女が王家直系であったことが発覚すると
グランベル王国を継承、グランベル帝国を建国し、初代皇帝に就任した。
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以下ネタばれ注意 |
動画中のやり取りによるとスカサハ・美希の伯父に当たるらしい。
シグルドの仇でもある。
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ヨハン
ヨハルヴァの兄でイザーク城主だが、ダナンの勘気に触れガネーシャで幽閉される憂き目に逢う。ガネーシャ解放後マコト皇女と合流し、ヨハルヴァの窮状を訴える。
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以下ネタばれ注意 |
デルムッドから「道化師」『ジェスター』と呼ばれ、対ロプト教団の同志としての活動を続ける。ナオ(スカサハの女装時の偽名)に惚れている模様。
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ヨハルヴァ
ヨハンの弟でソファラ城主。ガネーシャ失陥などの情勢の悪化に有効な手立てが出来ない上、元教育係であり、イザーク城代のシュミットからの要求に半ば屈する自分に苛立ちを覚える。
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以下ネタばれ注意 |
スカサハから自分が思いを寄せる美希の断髪の意味を聞かされ、遂に自らの手でドズルの過ちを正す事を決意する。
毎度、ド直球なアプローチで美希に突撃しては流星剣で返り討ちにあっている。
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シュミット
ドズル家がイザークの支配に費やした十五年の重みをヨハルヴァに説き、その動きを阻んでいた。
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以下ネタバレ注意 |
解放軍を数で圧倒するも、意を決したヨハルヴァ率いるソファラ軍の寝返りによって形勢は逆転。
後悔の念を引きずるヨハルヴァを叱咤した後、ドズルの将軍として最後まで戦い抜き、散る。
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アーサー
- 幼い頃に生き別れた妹を探して旅をするシレジア出身のマージ。
いたって常識人で、奇人・変人・紳士揃いの解放軍に少々面食らっている。
兄を探しているイオリとは腐れ縁のような関係。
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以下ネタバレ注意 |
ベルドの手により洗脳状態にされたやよいに敵という形で再会してしまい苦悩するも、その後必死の呼びかけによって救出に成功。妹の合流後は女性陣との交流は推奨する一方で男には十歩以内の接触を禁止し、更には「やよいは俺の大事な妹」と公言して憚らないなど、レスターに負けず劣らずの凄まじいシスコンと化した。
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フィッシャー
イザーク城奪還の命を受け、出撃するも惨敗。
ハロルドやシュミットを愚弄するダナンに愛想を尽かし、偽りの策で主君を欺きリボー城の全人員を率いて"敵前逃亡"する。
ダナン
ブリアン、ヨハン、ヨハルヴァの父。
十二聖戦士・斧戦士ネールの直系だが、聖斧「スワンチカ」は既に長男のブリアンに継承されている。
イザークの民を苦しめ、自らは贅沢三昧の限りを尽くしてきた典型的な暗君。
フィッシャー曰く「子供」。
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以下ネタバレ注意 |
最期は全ての家臣に見捨てられてしまい、子供を人質にとってマコトに一騎討ちを挑むも敗北。
息子のヨハンの手によって止めをさされる。
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登場人物・聖戦の系譜(7章)
リーフ
前レンスター王キュアンの嫡男。母親はシグルドの妹であるエスリンでマコトとは従姉弟同士にあたる。
環境がそうさせたのか王子らしくないフリーダムな性格で、リツコの手を焼かせてる。
とはいえ、要所要所での決断力は確かに王族らしさも出ている。
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以下ネタバレ注意 |
律子を前面にして自らはプロデューサーとなりたい様子。常にパフェコミュ狙いのおだて上手ぶりを発揮している。
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エスリン
シアルフィ公国公子シグルドの妹で、レンスター王キュアンの妻。故人。
前聖戦時にキュアンと共に戦死している。
リーフの未来をフィンに託す。
フィン
主君であるキュアンと共に前聖戦を戦い抜き、レンスター陥落後は逃亡生活を送りながらリーフを育ててきた忠臣。自らの身を削るかのような生き方をしてリーフを護ってきたせいかデフォルトで過保護になりがちであるのがリツコに指摘されている。
ノディオン語には昔から興味津々のようだ。
アスベル
原作の外伝作品「トラキア776」の登場人物。
リーフの旧友で命を捧げると誓い合った仲。風の魔法「グラフカリバー」を使いこなす。生足。
ドリアス
アルスターでの戦いで右腕を失っている。実は紳士の一人でコードネームは「ジョンブル」。
レンスター軍の前衛を率いていたが、フリージ国境軍の挟撃に敗れ戦死。
「アガートラムの大敗」と呼ばれた敗戦によってレンスター軍は窮地に陥る。
リフ
- わたしはそうりょリフ たたかいはできませんが ちりょうのつえがつかえます
第一作「暗黒竜と光の剣」からのゲスト。リメイク作である「紋章の謎」では存在が消され
代わりに彼が仲間になる村で傷薬が三個手に入るようになったFE屈指のネタキャラ。
しかし、DSで発売の再リメイク「新・暗黒竜と光の剣」で待望の復活。
こんなところで油売ってないでさっさと帰りなさい・・・。
シャナン
十二聖戦士の一人・剣聖オードの直系で「神剣バルムング」を使いこなせる唯一の人物。
6章ではバルムングがイード神殿にあるとの情報を得て、これを奪還する為に外出中だった。
シグルドに託された、マコトやスカサハ等解放軍の子供達の父親代わりを勤めてきた人物で
過去に味わった幾多の後悔を糧に成長した大人である。
あみを諭してバルムングを手に入れたはいいが、どう聞いても誤解されそうなあみの懇願で
解放軍全体にロリコン紳士と勘違いされてしまう。
苦労人で良い人であるが故に誤解や損をしてしまうのはこの物語ではお約束なのかも。
どうやら、ラドネイに気がある様子。
アイラ
シャナンの父、マリクルの妹でシャナンにとっては叔母にあたる人物。
スカサハ、ミキの母でもある。
イザーク王国がグランベル王国によって侵攻を受けるとシャナンを連れて落ち延びていたが
旅先でシグルドと出会い、彼の説得でシグルド軍に身を寄せて剣を振るう事になる。
シャナンにとっては唯一残った肉親で、母親とも呼べる人だった。
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以下ネタバレ注意 |
この物語での恋人はヴェルトマー公子アゼル。二人の存在がシャナンの人格形成に大きな影響を与えている。
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ブルーム
十二聖戦士の一人、魔法騎士トードの直系であり、最強の雷魔法「トールハンマー」を所持している。
非常に家族想いの優しい人物だが、自身の子供達と比べると軍略も魔法の腕も凡庸な印象が拭えず
篭城策をとるレンスター軍相手に有効な手段が打てずにいる。
次第に解放軍に押されていく中で彼の行き過ぎた家族想いが、フリージ軍の結束にヒビを入れることになる。
イシュトー
- フリージ朝北トラキア王国の王子、メルゲン城主として西の国境を守っている。
ブルームの長子であるがトードの血は薄く、フリージの継承権もトールハンマーを使う力も有していない。
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以下ネタバレ注意 |
- 出来ない事を見極め、出来る事を積み重ねる事をモットーとする。
- 帝国内部でもロプト教団に反抗する「皇帝派」に属しており、教団への反感が極限まで高まるのを待ってロプト教団の殲滅を目論んでいる。いわば「帝国の正義」を象徴する人物。
- リーフ一党の助命やイザーク領有権の認可等、破格の条件をもって解放軍との和睦を勧めようとするが、ロプト教団も含め世界の全てを解放しようとするマコトとは相容れず、決別することになる。
- その性格故に「出来ない事」を成し遂げるためなら手段を選ばない解放軍に敗れ、スカサハの流星剣の前に果てる。
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イシュタル
- フリージ朝北トラキア王国の王女、南トラキア王国と対峙する東の国境軍を率いている。
トード直系であり、「雷神」の異名に相応しい卓越した魔力を持つが、父や兄をはばかってトールハンマーは未だ受け継いでいない。
ライザ
為政者としては規格外なイシュトーの命令を苦も無くこなす女房役である。
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以下ネタバレ注意 |
メルゲン軍の敗北によってイシュトーと運命を共にする。
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ベルド
グランベル帝国の皇太女の意を受けて子供狩りを行っている。
ブラムセル
解放軍とフリージ軍、どちらにも加担しない中立の立場をとっている。
原作同様に解放軍を裏切るが・・・
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以下ネタバレ注意 |
- 実は『紳士』に属する一人。階級は準紳士でコードネームは「デザート」。
- ダーナの領主として犯してきた数々の不正と、紳士としてあるまじき行いを紳士同盟に咎められ、最下級の見習い紳士「ボール」に降格させられてしまう。
- ダーナを失い、ゴッドに制裁の一撃を食らってようやく改心。ジャバローと共に北アグストリアに向かう。
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ジャバロー
幼くして孤児となったアレスを拾い、傭兵としての生き方を叩き込んだ人物。
女性の好みにはうるさく、彼の基準では千早と真は女性として論外らしい。
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以下ネタバレ注意 |
- 原作ではアレスを拾って養育したのはミストルティンの力を利用したかったからだが、こちらではどれ程夜豪遊してもアレスとの朝の訓練(稽古)は欠かさず、解放軍に協力するアレスの説得にも一騎打ちでケリを付けた辺り不器用な「父親」の姿が浮かんでくる。
- アレスに傭兵隊を託した後、ガリバルディ(28)と追放されたブラムセルを道連れに戦乱止まぬアグストリアに向かう。
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アレス
その正体は十二聖戦士の一人、黒騎士へズルの直系であり「魔剣ミストルティン」の持ち主。
リツコとデルムッドは従兄弟に当たる。
前聖戦で祖国と父親のエルトシャンを亡くし、母の実家があるレンスターに落ち延びていたが
その母をも亡くして孤児となったところをジャバローに拾われている
傭兵として育った為か、ノディオン特有の紳士成分が微塵も無いリアリスト。
ちなみに音痴。
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以下ネタバレ注意 |
- 傭兵としての生き方に疑問を持たなかったが、ダーナで出会った戦乱の世にも関わらず歌を奏で「夢」としている千早の姿や自分に正直に生きるガリバルディ(28)の話に自分の生き方を問いかける。
- その後千早の想いを踏みにじったブラムセルと黙認したジャバローを裏切り解放軍に加わるが、真の「後悔しないために今を頑張る」という言葉と育ててくれた恩からジャバローを説得、彼の傭兵隊を部下にする。
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エルトシャン
「魔剣ミストルティン」に加えて、大陸有数の精鋭騎士団「クロスナイツ」を従え、「獅子王」の異名を持つ人物。
シグルドとは士官学校以来の親友の間柄であり、また紳士「マスター」として「ゴッド」と雌雄を競い合った仲でもあった。
前聖戦時のアグストリア動乱によって、心ならずも親友だったシグルドと剣を交える。
周囲からはアグストリア全土を背負って起つ存在になることを嘱望されるも、最後まで主家であるアグスティ王家の騎士としての生き方を貫き、散る。
アレスの父親で、外見は瓜二つ。
グラーニェ
レンスターの貴族出身。アグストリア動乱の勃発以前にエルトシャンによって実家に疎開。
事の真相を知らずにエルトシャンの訃報に接する。
その為シグルドを恨み、息子のアレスに夫の仇討ちを託して亡くなる。
ラドネイ
おそらく戦闘には参加しない。
黒髪ショートカットな為か、ダーナ攻略戦にてマコトの影武者を務める。
コープル
その正体は紳士「アクスレプオス」。デルムッドも恐れるほどのフリーダムな性格らしい。
「運命の流れ」のほんの少し先を見る能力を持っている。
シャルロー
コープルの弟。兄と比べると常識的。
ケンプフ
フリージ家に連なる名門貴族の出身で、若くして将軍となった。
極めて利己的な性格で机上の戦術に頼る無能な指揮官であり、リーフ率いるレンスター軍が落ち武者から一勢力にのし上って来れたのも彼が犯した数々の失策あってこそである。
オーヴォ
ケンプフの副官となった人物。言いたい事は主君であってもはっきりと言うタイプ。刻一刻不利になっていく戦場の現実と身内に拘るブルーム王の板ばさみにあい、主君への不信を募らせている。
バラート
オーヴォの心情を理解しつつも、相次ぐ身内の死に冷静さを失っていくブルームを支えている。
ムハマド
戦死したケンプフに代わってフリージ軍の先方を任された。
実は紳士の一人でありコードネームは『シュピーゲル』。その名の通り過去にまったく同じ顔の人物がもう一人存在していた。
用語
エレシュキガル・ナグルファル・マフー
ハルカさんがサラッと挙げた闇の呪文の数々。
全てFEシリーズの別作品のラスボスが使う禁呪である。
ハルカさんって一体何者!?
ノディオン語
他の地方出身の者には意味が理解できないノディオン独特の表現。
視聴者には「メタ発言」に聞こえる。
ルパン
ご存知モンキー・パンチ氏原作の怪盗物語の金字塔『ルパン三世』より。
あみの行動である「予告状」「変装」「口調」「メタ発言」が主人公であるルパン三世に酷似しているため。
最終更新:2009年07月16日 15:43