iM@S架空戦記シリーズ補完wiki
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作品別用語集 - Piyo Cycling Manager



【iM@S×PCM2008】Piyo Cycling Manager

自転車ロードレースシミュレーションゲーム「Pro Cycling Manager 2008」をベースとした、 だがのP による架空戦記。
キャラクターの女性化やiM@Sロゴ入りのオリジナルユニフォーム導入など元ゲームに改造を施し、2009年4月に動画デビュー。
デビューの動機は「改造して遊んでたら、なんかドラマにしたくなった」からだという(2010/01/01 ニコニコ生放送『Piyo Cycling Managerの一気見生放送をやってみよう』における作者コメントより)。

作品紹介

概要
自転車競技「ロードレース」をテーマとして扱った初のiM@S架空戦記。
シリーズ開始前にアップしたパイロット版は、日本におけるロードレースという競技の知名度ならびにこの「Pro Cycling Manager」というゲームの認知度を考えれば立派な再生数を誇ったと言えるのだが、しかし動画としてのマイナー感は否めず、当初は知る人ぞ知る動画というポジションであった。
しかし、個々の能力よりもむしろチームワークを重視するという競技特性、初心者でも楽しめてしまうこの動画ならびにゲーム自体の面白さ、選手・用語に対するコメント職人による解説、僅かずつ結果を出していくiM@Sチームを淡々とではあるが的確で過不足無く描写するだがのPの作風など、様々な要素が相まって話数を重ねるごとにジワジワと知名度と人気を上げる。新作が上がるたびに、旧来からのロードレースファンはもとより、これまでこの競技に触れたことの無かった視聴者らをも取り込み、再生数は徐々に増え続けている。
実在する有名・有力選手たちもライバルとして数多く登場する。他の架空戦記ではこれらサブキャラクターたちに個性が与えられてアイドルらに干渉することも多いのだが、この動画ではその選手らにスポットが当たることはほとんど無く、セリフも立ち絵も一切登場しない。実はこうしたスタイルはiM@S架空戦記シリーズとしては非常に珍しく、しかしそれにより視聴者の視線はつねに彼女らに向けられることになる。物語の中心はあくまで小鳥さんとアイドルたちなのである。

アイマス×ロードレース
全く無関係なジャンルを融合させた物語であるが、このPCMとアイマスとの親和性について言及するコメントも一部に見受けられる。
これは、いわゆるプロデューサー的ポジションを小鳥さんが担う形となっている点に着目したもので、すなわち、限られた条件と期間(社長の言によれば期間は1年)のうちにチームをまとめ上げて結果を残そうと奮闘する小鳥さんの様が、アイドルをマネジメントしてユニットでの勝利を目指すというアイマスのゲームコンセプトに通じるものがあるとの見方であり、そうした意味で他の戦記と同様か、あるいはスポーツ戦記であることを加味すればそれ以上にキャラクターに感情移入できる可能性を持った作品と捉えることもできる。

アイドルたちの成長記
iM@SPORTS系の動画によくある傾向だが成長記としての側面を持つ。
パイロット版ともいえる「アイドルマスターチームでPro Cycling Manager 2008」ではハッキリ言って何一つ良いところのなかったiM@Sチームであり、本編開始後も総合順位などは見るも無惨な、まさにどん底というある意味ストーリー的にとても分かりやすい形でスタートを切った。
しかしそれでもアイドルたちは毎レースで何かしら輝くところを見せており、その一方で小鳥さんがいかにすればこの弱小チームをレースに参加させられるかを悩むシーンがたびたび描かれている。そんな彼女らの活躍や挫折に一喜一憂し、その成長を応援する視聴者が多いという特徴がある。

ロードレースの普及へ
毎年7月に世界最大の自転車ロードレース「ツール・ド・フランス」がおよそ3週間にわたって開催される。2009年4月にスタートしたこのシリーズであるが、この年のツールは大物選手の復活や日本人選手2人の活躍などもあって国内外問わずかつてない盛り上がりを見せ、そのためこの時期からロードレースに興味を持ったという視聴者も少なくないと予想される。PCMのコメントの中には自転車を買ったと云う者も。
ところで、知名度の低さが物語るとおり日本はまだまだロードレース後進国であり、残念ながら大きなレースにおける日本人ライダーの活躍は皆無に近いのが現状である。レースを始めて間もない架空のアイドルに望むのは酷であるが、メジャー大会で日本人選手が活躍する未来の姿を彼女らに重ねて見ているロードレースファンもいるかもしれない。

BGM
クラシックとおっホイ気味な洋楽を使用するという、他の戦記ではあまりみかけない選曲スタイルを持つ(曲目はだがのPのマイリストコメントを参照)。
もちろんアイマス曲も多数使われており、春香のアタック曲は当然ながら(?)「I want」である。
またPro Cycling ManagerのゲームBGMも用いられており、視聴者らの好評を博すとともにレースの雰囲気を盛り上げるのに一役買っている。

P名の由来
作者コメントによると、シリーズ開始当初はゲーム内のdaganoトレーナー(国籍:JPN)を解雇する予定だったらしいのだが、ストーリーにおいて同氏が好采配をするに至って解雇しづらくなり、当時P名を決めていなかった投稿主もその名にちなんで「だがのP」を名乗る運びとなった。
ジャパンカップ開催地=Utsonomiya(うつぉのみや)など海外ゲームには稀によくある日本語表記のいい加減さの中にあって、なお謎の存在感を放つdagano氏の名であるが、はたして元の名前は何だったのだろうと当初はビミョーに議論を呼んだ。しかし多くの視聴者にとっては結局どーでもよかったらしく、最近はすっかりうp主名およびチームの影のアドバイザーの名として定着した感がある。



登場人物


メインキャラクター


音無 小鳥
チームのマネージャー(=監督)。全くの初心者だったがアイドルチームを牽引。
自身の成長とともに結果が出始め、ゼロからスタートしたチームとしては上々の結果を残して1年目を終了。
資金も大幅にアップし、念願のサブスポンサーも獲得。選手も増強して2年目はさらなる躍進を目指す。


天海 春香
特徴の無いパラメーターだったがいきなり大成長。山岳が得意なオールラウンダー系選手。
チームトップクラスの能力を活かし、ポイント獲得やチームメイトのために今日も逃げる。
いかにもこけそうな場面ではこけない。
+  第10話までのストーリーに関する重大なネタバレあり。要注意

如月 千早
iM@Sチームにおけるクライマーの代表格。加えて丘陵コースの適性もチームトップクラス。
寡黙にして冷静、かつ勝負どころでは大胆にして果敢。レース勘も高く、レース中は司令塔としての働きも。
平地コースではアシストとしても活躍。ただし石畳コースが苦手でスプリント力はやや劣る。

萩原 雪歩
COB(石畳コース)適正はチーム1で、さらに平地適正も高い。クラシックレースでの活躍が大いに期待される。
一方で通常レースでもチームに貢献しており、とりわけアシストとしての仕事は抜群の安定感を誇る。
チームメイト思いの優しい子だが時には仲間のために鬼にもなる。

高槻 やよい
レース中に水や食事を運んだり、他チームから色々聞き出したりとアシストに奔走。
その献身的な走りもさることながら、彼女のいちばんの持ち味はチームNO.1の山岳適正。
「ロケット」と呼ばれる登坂力を武器に、目指すは山岳スペシャリストか。

秋月 律子
小鳥の補佐役兼突っ込み。ロードレースに対する知識は高いらしい。
チームを代表するTT(タイムトライアル)スペシャリスト。レースによっては逃げやルーラー的役割も。
パラメーター的には平坦・丘陵コースに向いており、激しいアップダウンは苦手なようである。

水瀬 伊織
iM@Sチームのコンチネンタルデビュー戦では大活躍。いおりんの水玉ジャージマジ最高!
そのためクライマーだと思われがちだが実際は丘陵コースが得意で、脚質はパンチャー。
リーダー時は原作どおりの自分至上主義だが、チームメイトのために身を粉にしてアシストに回ることも。

菊地 真
チームにおける平地のエース格。当然平坦なコースが得意でアタック力も抜きん出ている。
集団にいるより単独走行が好きらしく、武器であるロングアタックにはマネージャーも信頼を寄せる。
さらにダウンヒルやTTの能力も高く、今後もチームの中心選手として活躍していくものと期待されている。

三浦 あずさ
体力やコース適正にやや難が見られるが、iM@Sチームのエーススプリンター。
チームメイトからの信頼は厚く、自身もスプリンターとして非常に高いモチベーションを持つ。
監督との確執が噂されるものの、それは互いを信頼してのもの。

双海 亜美
平坦と石畳が得意なクラシックレーサー。パラメーター的にはどれもそつなくこなすと思われる。
またツアーレースで謎の山岳賞を守り通して周囲を驚かせるなど、将来の活躍を予感させる存在である。
アタック力も優れており、チーム初年度の最終レースでサブエースとして活躍する。

双海 真美
致命的な欠点がなく、非常にバランスの取れた能力を持つ。総合力では亜美を上回るか。
亜美と同じくCOB値が高いため、姉妹ともにクラシックレースでの活躍が期待されている。
またチームNO.1のスタミナを武器に多くのレースでチームを支える。真美はいい子。

星井 美希
脚質はスプリンターだが、平地、上り、ダウンヒルのいずれもこなせるオールマイティな選手。
優れたポテンシャルを感じさせるが、暑いのと寒いのが苦手らしく、やや面倒くさがりな一面も。
文句は言うもののアシストとしてもしっかりと仕事をこなしている。

メインキャラクターの特性
動画における2008年1月時点のもの
名前 タイプ 好きなレース 得意 苦手
天海春香 クライマー ツール・ド・フランス など 快晴
如月千早 クライマー ブエルタ・ア・エスパーニャ、クラシカ・サンセバスチャン など
萩原雪歩 Northern classics ツール・ド・フランドル、パリ~ルーベ など
高槻やよい クライマー ジロ・デ・イタリア、リエージュ~バストーニュ~リエージュ など
秋月律子 TTスペシャリスト 世界選手権TT、ツール・ド・フランス など
水瀬伊織 パンチャー ティレノ~アドリアーティコ、リエージュ~バストーニュ~リエージュ など
菊地真 Fighter ジロ・デ・イタリア、ティレノ~アドリアーティコ など
三浦あずさ スプリンター ブエルタ・ア・エスパーニャ、ミラノ~サンレモ など
双海亜美 Northern classics ツール・ド・フランドル、パリ~ルーベ など 雨・雪
双海真美 Northern classics ツール・ド・フランドル、パリ~ルーベ など 雨・雪
星井美希 スプリンター Vuelta Ciclista a Murcia、世界選手権 など 温暖な気候 雪/猛暑・寒冷
特性の補足
  • Fighter…おそらくルーラーと同義。スピードマンとも。平坦地での高速走行や長距離の独走能力に長けた選手。
  • パンチャー…細かいアップダウンやスピードの変化に強い選手。
  • クライマー…山岳の上りに強い選手。グランパーとも。
  • TTスペシャリスト…TT(タイムトライアル)が得意な選手。ルーラーをTTに特化したようなタイプ。
  • スプリンター…スプリントポイントやゴール付近といった勝負所での加速力に優れた選手。
  • Northern classics…クラシックレースが得意な選手。クラシックスペシャリストなどと呼ばれる。
  • オールラウンダー…上り、平地、タイムトライアルのいずれをも高いレベルでこなすことができるタイプの選手。

メインキャラクターのパラメータ
2009年1月(第14話)時点のパラメータ
太字 は各アイドルの最高パラメータ値
名前 FL FTR MO TT HIL DH SP ACC STA REC RES COB AVG
天海春香 66 65 70 67 68 66 66 68 67 68 68 58 68
如月千早 63 62 71 66 68 61 59 59 64 69 68 57 68
萩原雪歩 70 66 64 66 65 64 65 57 69 65 66 70 68
高槻やよい 61 62 72 63 66 63 60 65 69 69 67 60 68
秋月律子 69 63 63 70 67 61 62 59 64 67 69 62 68
水瀬伊織 64 69 65 64 71 69 66 69 68 62 63 64 66
菊地真 72 71 64 68 68 70 64 65 66 63 66 66 68
三浦あずさ 67 60 59 61 62 66 71 70 66 70 65 66 68
双海亜美 68 67 63 63 65 66 65 61 68 64 65 69 67
双海真美 67 66 66 64 65 67 66 64 69 64 68 69 67
星井美希 67 61 64 61 64 69 70 67 65 66 64 65 66
補足(参考:ProCyclingManager2009日本語版マニュアル より)
  • FL(フラット)…平地での走行能力。クラシックで勝とうとするチームには必要。
  • FTR(ファイター)…選手がアタックできる力量、すなわちレースに勝つために、どれだけ自身の限界を引き出せるかの能力。
  • MO(山岳)…急勾配での走行能力。クライマーやステージレース出場者には重要。
  • TT(タイムトライアル)…個人やチームタイムトライアルでの走行能力。ステージレースでは重要。
  • HIL(ヒル)…上り坂での走行能力。クライマーやクラシックレース出場者には重要。
  • DH(ダウンヒル)…下り坂での走行能力。
  • SP(スプリント)…ステージのフィニッシュでどれだけトップスピードを維持出来るか。クラシック出場者には重要。
  • ACC(加速力)…アタックやスプリントで限界に挑む時に、ポテンシャルを発揮する能力。
  • STA(スタミナ)…疲労しても力を発揮し続けるための体力。インターフェイスの緑色の目盛で表示。
  • REC(回復力)…ステージを終えた選手が、続けて翌日のステージに出場するまでの回復力。ステージレースでは重要。
  • RES(持久力)…持久力が高ければ、より長くアタックすることができる。インターフェイスの青色の目盛で表示。
  • COB(石畳)…石畳での走行能力。クラシックレースは石畳の路面も多く、重要。
  • AVG(平均)…上記12項目の平均(ただし算出方法は不明)

サブキャラクター

高木社長
iM@Sチームの主たる出資者(メインスポンサー)的存在。
無茶振りに定評のある黒いの。

だがの 氏
練習メニューやレース選びと影でチームを支えるトレーナー。
作者コメントでクビの危機に晒されたが窮地は脱した模様。

もりおか 氏
チームドクター。怪我の傷や後遺症を残さないことに定評があるらしい。
だがの氏に比べると動画内での影は薄い。

Françoise Vion
2年目にiM@Sチームが補強した架空の新人の一人。MO及びHIL能力が高くアシストとして早くも頭角を表す。
なお新人にもすべて女性名がつけられており、作者のこだわりがうかがえる。


用語


一般ロードレース用語

レース
1日で決着する1dayレースや、数日~数週間(各レースを「ステージ」という)にわたる順位を競うツアーレースなど形態は様々であるが、個人の総合順位あるいはチーム総合順位(チーム上位3選手の合計タイムから算出)が重要視される場合が多い。
レース決着時、集団の競り合いによるトラブルを抑制するために1秒以上の差がない選手たちを同時間でのゴールにするという独特の措置がとられる。リザルトに表示されるs.t.とはsame timeの意味であり、そうなるとタイム差が付きにくくなるが、レースによってはスプリントポイントやゴール順位によりボーナスタイムが付くことがある。

リーダー
多くのチームにとってチームリーダーの勝利=チーム全体の勝利であるから、必ずしもチーム全員が好成績を収める必要はなく、よって参加チームは、レースプロフィールや選手のコンディションなどを考慮してリーダーを事前に選出し、そのリーダーを上位入賞させることを基本戦術とする。
ただしこれは一般論であって、総合優勝を狙えないチームはステージ勝利や中間ポイント獲得などに焦点を絞る場合もある。
PCMにおいてはレース前に出場する各選手にリーダー・スプリンター・アシストなどの役割を振り当てる必要がある。

アシスト
自転車レースは風の影響を受けやすいため、風よけ役として集団もしくは自チームのリーダーの前で走って牽引することがある。これを"牽き(引き)"と呼ぶ。チームロードレースの大きな特徴のひとつといえるが、これらは主にアシストと呼ばれる選手たちの仕事である。
風よけの選手に牽かれた状態で走る場合、単独で走行することに比べて数割の力で走ることができるとされる。よってスプリンターなどレース終盤に仕事がある選手は、これらアシスト選手のサポートを受けて最後に備えるケースが多い。
ところでレースは長時間におよぶことがあるため途中での食料や水分補給が必要不可欠である。これらの補給物資をチームカーからチームメイトに手渡すのもアシストの大事な役割の一つである。
その他、リーダーやエーススプリンターの自転車がパンクした際などは(牽くために)復帰を待って留まったり、あるいは自分のタイヤを差し出すことも実際のレースではあり、つまりアシストとはチームメイトを勝利に導くために何でもする選手のことである。
PCMにおけるアシストの仕事は以下のようなものがあり、プレイヤーはこれらをリアルタイム(一時停止もできる)で指示する必要がある。
  • 飲み物の確保と配布
  • 自チームのリーダー・スプリンターを牽き、ケアする
  • 集団の先頭で牽き、逃げ集団との距離を調整するためにペースメイクする
  • 他チームのアタックに追従し、逃げを潰す

アタック
加速すること、あるいは集団から抜け出すこと。状況により「逃げ」とも呼ばれる。
アタックは、レース開始直後に仕掛ける(俗に「0kmアタック」などと呼ばれる)ものや、巧拙の現れやすい山岳の上り・下りでしかけるもの、ポイント獲得だけを狙った独走などあらゆるシーンでみられる。ちなみにアタックのための立ち漕ぎのことを日本では俗に「ダンシング」と呼ぶ。
他チームがアタックをかけた場合の対応も展開によって様々で、逃げを容認することあれば、そのアタックに追走して潰しにかかることもあるし、それにとどまらず追いついたところで一気に抜き去っていくこともあり、これは「カウンター」と呼ばれる。
区間ポイントやゴール付近でのアタックを特に「スプリント」と呼び、PCMにおいてはアタックとスプリントは別物とされ、必要なパラメータも別に設定されている。スプリントに特化した選手をスプリンターと呼ぶ。

列車・トレイン
同一チームの選手数名が縦に隊列を組んで、集団あるいは自チームのリーダー等を牽いて走ること。
これは、列の先頭の選手が風除けとなって後続の選手たちの巡航速度をアップさせること、あるいはそれらの選手たちの体力を温存させることを目的としている。
また狭義として、この隊列を組んだままの状態で最後の数km~数百mのゴールスプリントに突入する状態のことを指す場合がある。すなわちトレインを率いるアシスト数名は隊列の最後尾にいる自チームのエースパイロットの体力を温存させつつ全力で加速し、切り離しロケットのように力尽きた順に隊列から離れていき、最後のスプリント勝負に自チームのスプリンターをベストの状態で参加させる。
実際のレースではよく見かけるこのトレインだが、PCMにおいてスプリントのために効果的なトレインを組むことは仕様により困難とされている。

ロードバイク
過酷なロードレースで勝ち上がるためには、軽量かつ丈夫、そしてコースコンディション(山岳コース、石畳コースなど)に適したフレームやタイヤを用意したいものである。
ただしプロ用ロードバイク、およびそのパーツ類は非常に高価であり、市販される高品質なロード用自転車の中には自動車なみの高額バイクもある。実際のプロ選手が使う特注ロードバイクとなるとその価値は計り知れない。
PCMにおいてはフレーム・ホイール・ヘルメットを購入可能であり、それぞれに「平地」「山岳」「タイムトライアル」の性能値が設定されている。

落車とパンク
落車とは自転車搭乗中に転倒することで、競馬の「落馬」を元にしたと思われる日本独自の呼び名である。
ヨーロッパの山岳道路にはガードレールが設置されていない場合もあり、そうした下りエリアでの落車はまさに命にも関わる。ツール・ド・フランスなどの大きなレースの場合、骨折などの大怪我を負ったまま完走する選手も中にはいる。
ロードレースに落車やパンクはつきものであるから、レース中はサポートカーなどが追走・併走してそのケアにあたる。
PCMでも石畳コース、雨天時、スプリント時、あるいは何でもないところで落車やパンクが発生する。その場合、数分のタイムロス、もしくは途中棄権、最悪の場合は選手のケガに発展してしまう。

スポンサー
スポンサーが居ないと活動できないのはプロスポーツの常である。つまりは結果を出すこと、もしくは目立つことでスポンサーを獲得し、満足させなければならない。「走る広告塔」たる選手たちは、たとえ総合優勝は無理でも、ポイント賞、区間優勝、山岳賞、敢闘賞(俗に「逃げ賞」と呼ばれる)など、TVに映るチャンスを勝ち取って目立たねばならない。プロのスポーツ選手として必須の仕事である。
PCMのスポンサーはキーレースを指定してくる場合がある。動画における社長の無茶振りのことであるが、これはスポンサー料とは別のいわばボーナスのようなものであり、指定されたレースで「ステージ10位以内入賞」などの課題をクリアすると特別給がチームに与えられる。指定レースの格が高いほど、あるいは課題の難易度が高いほどもらえる資金は高い。

グルペット
主に山岳ステージのあるレースで使われる言葉で、山岳コースの苦手な選手たちがタイムアウトにならないように集団で走ること。
これは単独~少人数で逃げることに比べて集団で走ることは体力の観点から有利だからであり、山岳コースを苦手とする選手たちはタイムアウトを避けるため、もしくは得意なステージに向けて体力を温存するためにこうした戦術を活用することになる。
大声で「グルペット!(grupetto:イタリア語で「小さな集団」の意)」と叫ぶことをきっかけとして形成され始める。大きいレースでは後述のマキュアンなどがこの役割を担うことが多い。
上りの苦手な選手の集団なので山岳エリアでは比較的ゆっくり走ることになるのだが、そのままではタイムアウトになってしまうので、かわりに平地エリアで通常よりも高い巡航速度で走行することがあるという。

紳士協定
ロードレースは紳士のスポーツであるため文字通り紳士的でなければならず、それを遵守するためにロードレースならではの取り決め、いわゆる暗黙の了解が存在する。
  • 先頭交代への参加
  • 逃げ集団内でポイントの強引な独り占めをしない
  • ステージレースで総合優勝や新人賞狙いの選手はステージ優勝を譲る
  • リーダージャージを抱えるチームが集団の先頭を積極的に引く
  • アクシデントにつけ込まない
といった事などがその代表であり、大雑把に言ってしまえば空気を読めといったところである。
詳しくはwikiを参照。


実在するライバル選手たち


モロー(先生)
フランスの選手「Christophe Moreau(クリストフ・モロー)」のこと。ベテラン選手であるためか先生と呼ばれる。
横風や集団の速度アップがあるとまろやかに千切れ(ついて行けずに置いてけぼりを食うこと)てしまう人。
「風が吹けばモローが遅れる」。
投稿者コメント欄に彼の名が登場した際「次回先生クルー?」といった期待のコメントが寄せられたが、どうやらそれは次回アップがまろやかに遅れるという意味だったらしい。

ペタッキ
グランツールでも大活躍しているイタリアの高速スプリンター「Alessandro Petacchi(アレサンドロ・ペタッキ)」。
ゴール前のトレイン合戦でその真価を発揮する典型的なステージレーサーであり、ジロ・デ・イタリアのステージ勝利数の最多記録を持つ。
ただしこの動画で登場するのは主に名前だけ。名前の響きがなんとなく某アイドルを彷彿とさせるものであるが故か。

アホの子
フランスの「Thomas Voeckler(トマ・ヴォクレール)」のこと。
ひまわりを持って走行、意味不明なタイミングでのアタック、TTにノーマルヘルメットで参加など、度々アレな行動を披露するために日本のネットや2chで抜群の人気を誇り、果ては上記のあだ名を得ることに。近年の活躍に敬意を表して「アホの神」と呼ばれることも。
実際にはフランスが誇るスター選手で、ツール・ド・フランスでのリーダージャージ(マイヨ・ジョーヌ)着用経験もありステージ勝利も挙げている。鋭いアタックと粘り強い走りが魅力。

豪腕・剛腕
アメリカ人選手ランス・アームストロングのこと。本名「Lance Edward Armstrong」。元トライアスロン選手。
大手術から奇跡の復活後、前人未踏のツール・ド・フランス7連覇を果たした歴史的な有名選手であり絶対王者。
オールランダーだが特に山岳での高ケイデンスのアタックは強烈で、このパフォーマンスこそランスの代名詞ともいえる。同じく山岳ステージにおいて圧巻の多段式アタックを見せたやよいを評してその名が動画内でコメントされた。
関連サイト→ニコニコ大百科 ランス・アームストロングとは

パンターニ
イタリアの英雄「Marco Pantani(マルコ・パンターニ)」のこと。クライマーとしてあまりにも有名。
ジロ・デ・イタリアおよびツール・ド・フランスの同一年度内個人総合優勝(ダブルツール)を果たすなど輝かしい戦績を残すも、2004年に34歳の若さで突如この世を去り、イタリア国内はもとよりロードレース界に大きな衝撃を与えた。
上記のやよいの山岳アタック時、ランスの名と共に彼の名がコメントされた。ちなみにそのランスとはライバル関係でもあった。
関連動画→追悼 マルコ・パンターニ

マキュアン(会長)
「Robbie McEwen(ロビー・マキュアン)」のこと。
幾多の大舞台で勝利を挙げる高速スプリンターであるが、一方で山岳ステージを大の苦手としており、グランツールなどにおけるグルペットはマキュアンを中心に形成されることが多い。ロードレース解説者の栗村修はこれを「マキュアン友の会」と呼称しており、ネットでは彼のことを「マキュアン会長」あるいは単に「会長」と呼ぶ者もいる。
派手なレースパフォーマンスと破天荒な性格で人気を博す。ウィリーと頭突き、忠則を得意技とする。


チーム・コロンビア所属の「Mark Cavendish(マーク・カベンディッシュ)」のこと。ロードレースにおいて壁といえば彼のことを指すと思って間違いない。
現ロードレースにおける最強最速のスプリンターであり、ツール・ド・フランスでも数多くのステージ勝利を上げている。ただし多くのスプリンターと同じく山岳の上りを苦手としている。
ついには動画にも登場。併走していたiM@Sチームの選手を一瞬で置き去りにし、その規格外なスピードでライバルたちをねじ伏せる様はまさに世界の「壁」。

シュレク兄弟(兄妹)
兄「Frank Schleck(フランク・シュレク)」と弟「Andy Schleck(アンディ・シュレク)」のこと。
TTや下りは苦手とするものの、兄弟ともに現ロードレースを代表するクライマーであり、いずれもツール・ド・フランスでステージ勝利を挙げている。
言うまでもなく男の兄弟なのだが、兄思いで線が細く可愛らしい風貌の弟アンディは2chで「妹(妹者)」と呼ばれることがある。ちなみに兄フランクは「兄者」。

LLサンチェス、LLS
スペイン出身「Luis Leon Sanchez(ルイス・レオン・サンチェス)」のこと。
TTやスプリントが強く、上りもこなせるオールラウンダーであるが、一番の特色はダウンヒルの桁外れな速さであり、戦慄すら覚えるそのパフォーマンスに魅せられたファンも多い。
同じくスペイン出身でサンチェス姓を持ち、かつ同様のレーススタイル(下りが速いオールラウンダー)であるトップレーサー、サミュエル・サンチェスとの混同を避けるために上記の略称が用いられることがある。

カンチェ
「Fabian Cancellara(ファビアン・カンチェラーラ)」のこと。
現役最強のTTスペシャリストであり、その速さはしばしば「異次元」などと称される。クラシックレーサーとしても超一流で、近年は弱点とされていた上りの能力も強化されつつある。
ツボにはまった時のレースパフォーマンスは見る者に強烈なインパクトを与え、その一方アシストとして参加したレースでは懸命にチームメイトを牽く姿も見られ、なおかつルックスも良く、そのわりにお茶目な一面も併せ持つなど多くの魅力を持った選手であり、日本でも非常に多くのファンを持つ。
関連サイト→ニコニコ大百科 ファビアン・カンチェラーラとは

コンタ
スペインの「Alberto Contador(アルベルト・コンタドール)」のこと。
史上5人目のグランツール制覇者であり、オールラウンダーとして傑出したその能力はあの王者ランスですら一目置くほど。中でも山岳上りの勝負どころでみせるハイスピードアタックは文字通り一撃必殺の切れ味を持つ。
ゴール時に指でピストルを撃つポーズをとる。BQN(バキューン)ポーズなどと呼ばれており、ネットでは賛否が上がることもあるが本人は気に入っているらしい。

クネゴ(師匠)
イタリアの「Damiano Cunego(ダミアーノ・クネゴ)」のこと。
弱冠22歳で3大ツールの一つジロ・デ・イタリアを制す。そのためクライマーとみられていたが脚力強化のために筋力アップをした結果、得意なはずの山岳で遅れるなど若干残念な経歴を持つ。期待に結果が伴わなことが多く、スペインのアレハンドロ・バルベルデらとともに師匠呼ばわりされる。なお近年はワンデーレースでの活躍が目立つ。
2011年ツール・ド・スイスにおいて2分近い大差で総合首位をキープするも最終個人TTで大逆転され、4秒差で敗退する。それにちなんで1クネゴ=4秒という単位が一部ネットで広がりを見せつつある。


その他PCMでみかける用語やコメント


無理ゲー
無理難題のこと。
発足して数ヶ月のチームに対してレース目標を優勝に設定するとか、それなんて無理ゲー?
主に社長(正確にはスポンサー)が得意とする技だが仕様なので仕方ない。

毛ガニ
スペインのチーム「CAISSE D'EPARGNE(ケスデパーニュ)」のこと。2010年を以ってチームは解散。
黒地に赤と白のロゴが入ったユニフォームが目印で、チームエンブレムが日本語文字で「毛 ガ ニ」と書かれているように見えることから(実際はリスをモチーフにしているらしい)。
詳しくは「ケスデパーニュ」でイメージ検索を。

忠則
「ただ乗り」の意。無賃乗車とも。転じて「今田忠則(今だ ただ乗り)」なども。
他チームのトレイン後方にこっそり付いてスプリントを狙うことであり、実際のロードレースにおける忠則の筆頭はロビー・マキュアンとされている。
動画内でも他チームの選手がiM@Sチームのトレインに忠則するシーンや、逆にiM@Sチームの選手が他の列車に忠則するシーンも見られる。

わーわー作戦
上記のアホの子、あるいは彼が所属したフランスのチーム、旧ブイグテレコムの得意技の一つとされる。
最後のスプリント合戦でトレインを組むのではなく、アホの子を含むスプリント力のある数名で適当にスプリントになだれ込み、誰かが上位になれたらオイシイです!という大雑把で目の粗い戦法のこと。なお、これらをはじめネタの多いブイグテレコムチームは「ブイグテレコム幼稚園」もしくは「~小学校」と呼ばれ2chで大いに親しまれた。
iM@Sチームが似たような戦術を用いた際にこのコメントが散見される。ただしiM@Sチームのそれは似ているだけであってスプリントを狙っているわけではない。文字通りプロトン(集団)内でわーわーするだけの作戦にすぎないのかもしれないので用法には注意を。

クリリン
レース解説者、栗村修(くりむらおさむ)の愛称。もちろん動画には登場しない。
豊富な知識や経験を元にした話、瞬時に選手を識別する目、親しみやすい喋りなどで好評を博すが、一方でネタ的な意味での人気も高く、特にJ-sportsの実況アナウンサーSascha(サッシャ)とのコンビは、自転車や選手にまつわる話で脱線、迷走、暴走、妄想アテレコとフリーダム化することが多く、通称「我らワールド」として親しまれる。
迷言・珍解説も多く、中でも「意味が分からない!」はロードレース界(主にネット上)では有名。
ネットでの愛称はクリリンが広く定着しているが、TDF2009中継における視聴者からのメールで「シュークリーム(修 栗村→しゅーくりむら→シュークリーム)」という新たなニックネームを授与され、こちらも広まりをみせつつある。

山菜
2ch発祥の俗称で、つまりは落車のこと。もしくは元ケスデパーニュの「David Arroyo(ダビ・アロヨ)」のこと。
TDF2007の第8ステージ下りでアロヨが落車してガードレール越え、にもかかわらず無傷で崖下から這い上がってきた様を見て、2ch実況スレで「山菜採りでもしてたのか?」と話題になったことから。
ちなみにアロヨはPCMの第8話に毛ガニのエースとして登場し、そして落車している。
近年はシュレク兄弟(主に兄者)も山菜採りスペシャリストとして名を上げつつある。

大作戦
速度の上がりにくい横風区間であえて集団を鬼牽きして集団を分断(中切れ)させる戦法のこと。
振り落としのための戦術でありチームCSCが得意としていた。他にアスタナ大作戦、コロンビア大作戦など。
モローが遅れる。

つるぺた・巨乳
前者は平坦コース、後者は山岳コースのこと。2chの実況スレ等でコースプロフィール(断面図)の形状をこう形容する場合が稀によくある。
当然ながら強力なスプリンターを擁するチームはつるぺたコースで力を発揮し、クライマーやオールランダーのいるチームは巨乳コースで本領を発揮することが多い。iM@Sチームは山岳向きの選手がやや少ないのでつるぺたコースを狙うことが多いようである。

○○に惚れる動画<タグ>
他のiM@S架空戦記ではあまり見られない、PCMシリーズ特有のタグ。
現在のところリーダーよりもむしろアシスト選手の活躍を評するタグとしての意味合いが強く、初出はPCM(7)における伊織の鬼牽きを讃えたもの、次いで美希、さらには亜美、雪歩などもこのタグを得る。
ただし美希については~惚れる動画(笑)という用いられ方をしており、時代が美希に追いついた際には本来の意味でのタグが付くものと期待されていたが、PCM(19)においてゴールスプリントの最終発射台として才能を遺憾なく発揮し改めてこのタグをもって賞賛を受けた。




その他ロードレースについて詳しくはwikipediaなどを参照のこと。


  • すごく充実した項目だなwwこの動画面白いから、ぜひ一見することをオススメします! -- 名無しさん (2011-08-22 14:32:33)
  • 色々勉強になったわ -- 名無しさん (2011-12-26 13:07:59)
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