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    <title>梶原一茶のTRPG置き場</title>
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    <description>梶原一茶のTRPG置き場</description>

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    <title>トップページ</title>
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    <description>
      **梶原一茶のＴＲＰＧページです
梶原一茶の製作中のオリジナルＴＲＰＧシステムや、Ｍ：ｔＡｗ、Ｍ：ｔＡなどのシステムについてのコンテンツ、ＴＲＰＧシステムについての思い出とこだわり他を書こうと予定中です。
今のところ０５年に東京でおこなわれたビヨンドローズトゥロードコンベンションのおまけ企画の原稿と、０８年に札幌で行なわれた[[オリジナルシステムオンリーコンベンション&gt;&gt;http://kappadragon.web.fc2.com/]]に関連したオリジナルシステム関連のコンテンツをチョコチョコ載せています。

現在は、ＦＥＡＲのＳＲＳを使って、[[ゾンビＳＲＳ&gt;&gt;http://wikiwiki.jp/zombie_srs/?FrontPage]]というオリジナルシステム作っています。一応、春までにはベータ版をまとめたいと思い、頑張っております。
他にも格ゲー風ファンタジーＴＲＰＧや高校野球ＴＲＰＧ、学園もの（不良もの？）ＴＲＰＧなども製作しております……ある程度形になりましたら、順次掲載していきたいと思います。

あと、ＴＲＰＧ論考やコラムも、気が向いたら書いておきたいなぁ。


**コンテンツ
-[[ローズ　トゥ　ロード]]
-[[帝國篇（オリジナルシステム）&gt;帝國篇（仮題、オリジナルシステム）]]
-[[ガープス・リング☆ドリーム]]
-狂い咲きスクールロード（オリジナルシステム、準備中）
-ゾンビＳＲＳ（オリジナルシステム、準備中）
-Mage:the Awakening（準備中）
-Mage:the Ascension（準備中）
-ＷＨＦＲ２ｎｄ（準備中）
-輪廻戦記ゼノスケープ（準備中）
-ナイトメアハンター＝ディープ（準備中）
-[[活動の記録]]


**リンクというか、他の遊び場
-[[梶原一茶のThe Great RPG Swindle（ＴＲＰＧブログ）&gt;&gt;http://d.hatena.ne.jp/K_Issa/]]
-[[Silly works wired&gt;&gt;http://www.sillyworks.net/]]
-[[サークル『カッパドラゴン』&gt;&gt;http://kappadragon.web.fc2.com/]]
-[[サークル『銀の歯車』&gt;&gt;http://silvergear.chagasi.com/index.html]]
-[[ゾンビＳＲＳwiki&gt;&gt;http://wikiwiki.jp/zombie_srs/?FrontPage]]
-[[イワノフ書房のＴＲＰＧ企画室&gt;&gt;http://ivanovshobo.blog136.fc2.com/]]    </description>
    <dc:date>2011-01-23T15:11:50+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="http://www5.atwiki.jp/k_issa/pages/19.html">
    <title>活動の記録</title>
    <link>http://www5.atwiki.jp/k_issa/pages/19.html</link>
    <description>
      *活動の記録
ここ数年のＴＲＰＧ関連活動記録です。
ちなみに、主催サークルは「Sillyworks」と「イワノフ書房」、
参加サークルは「北海道大学ＲＰＧ研究会(OB)」「カッパドラゴン」「銀の歯車」となっております。

**２００３年
-札幌にて『World of Darkness オンリーコンベンション』開催（Sillyworks）
　ＧＭ：『ワーウルフ・ジ・アポカリプス』
-札幌にて『楡陵祭コンベンション』に参加（北海道大学ＲＰＧ研究会）
　ＧＭ：『天使大戦ＴＲＰＧエンゼルギア』『Roads to Lord』

**２００４年
-札幌にて『楡陵祭コンベンション』に参加（北海道大学ＲＰＧ研究会）
　ＧＭ：『ダブルクロス2nd』
-札幌にて『ローズ トゥ ロード　オンリーコンベンション＋１（かりそめ）』開催（Sillyworks）
　ＧＭ：『Far Roads to Lord』（未成立）

**２００５年
-札幌にて『楡陵祭コンベンション』に参加（北海道大学ＲＰＧ研究会）
　ＧＭ：『ナイトウィザード』『メイジ：ジ・アセンション』
-東京にて『“ビヨンド”ローズ トゥ ロード　オンリーコンベンション』開催（Sillyworks）
　ＧＭ：『変異混成術師の夜』

**２００６年
-札幌にて『水晶コンベンション』に参加（北海道大学ＲＰＧ研究会）
　ＧＭ：『Mage:the Awakening』
-『Role&amp;Roll vol.20』に『扶桑武侠傳』のシナリオ「烈士徇剣、落ち葉が如く」執筆
-札幌にて『ＵＮＩコンベンション』に参加（北海道大学ＲＰＧ研究会として参加）
　ＧＭ：『扶桑武侠傳』
-札幌にて『楡陵祭コンベンション』に参加（北海道大学ＲＰＧ研究会）
　ＧＭ：『Mage:the Awakening』
-東京にて『ワールド・オブ・ダークネス　オンリーコンベンション 2.0』開催（Sillyworks）
　ＧＭ：『Mage:the Awakening』

**２００７年
-札幌にて『楡陵祭コンベンション』に参加（北海道大学ＲＰＧ研究会）
　ＧＭ：『帝國篇』『ＷＨＦＲ2nd』
-札幌にて『ＴＲＰＧ－ＥＸＰＯ２００７』に参加（イワノフ書房として参加）
　ＧＭ：『帝國篇』
-東京にて『ナイトメアハンター＝ディープ コンベンション』に参加（天文学園演劇研究部）
　ＧＭ：『ナイトメアハンター＝ディープ』

**２００８年
-札幌にて『オリジナルシステムオンリーコンベンション』開催（カッパドラゴン）
　ＧＭ：『狂い咲きスクールロード』（未成立）
　『帝國篇』にシナリオ提供
-札幌にて『楡陵祭コンベンション』に参加（北海道大学ＲＰＧ研究会）
　ＧＭ：『ソードワールド2.0』『ナイトメアハンター=ディープ』
-札幌にて『第１回ＴＷオンリーコンベンション』開催（銀の歯車）
　ＧＭ：『シルバーレインＲＰＧ』

**２００９年
-札幌にて『楡陵祭コンベンション』に参加（北海道大学ＲＰＧ研究会）
　ＧＭ：『ゾンビＳＲＳ（オリジナル）』
-ナイトメアハンター＝ディープ＆アヤカシ同人誌『メアカシ』（影絵座）に『ナイトメアハンター＝ディープ』シナリオ「幸せののこり香」執筆
-札幌にて『ＴＲＰＧ－ＥＸＰＯ２００９』に参加（イワノフ書房として参加）
　ＧＭ：『ガープス・リング★ドリーム』

**２０１０年
-札幌にて『楡陵祭コンベンション』に参加（北海道大学ＲＰＧ研究会）
　ＧＭ：『ゾンビＳＲＳ（オリジナル）』
-札幌にて『ランダムイベントコンベンション』に参加
　ＧＭ：『高校野球ＴＲＰＧ（オリジナル）』
-札幌にて『ＴＲＰＧ－ＥＸＰＯ２０１０』に参加（イワノフ書房として参加）
　ＧＭ：『ルーンクエスト』
-札幌にて『マニアックコンベンション』に参加
　ＧＭ：『メイドＲＰＧ featuring ＷＨＦＲ』

**２０１１年
-札幌にて『Ｄ＆Ｄコンベンション』開催（イワノフ書房）
　ＧＭ：『classic D&amp;D』（未成立）    </description>
    <dc:date>2011-01-23T15:05:35+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="http://www5.atwiki.jp/k_issa/pages/21.html">
    <title>リング★ドリーム：ＥＸＰＯ２００９『超世代革命』</title>
    <link>http://www5.atwiki.jp/k_issa/pages/21.html</link>
    <description>
      *リング★ドリーム『超世代革命』
　このページは２００９年９月２０日に札幌で行われるコンベンション『ＥＸＰＯ２００９』で行われる予定のガープス・リング★ドリーム『超世代革命』について説明を行うページです。

**【シナリオ概要】 
　舞台は老舗女子プロレス団体OLIVE JAPAN Woman Prowrestling（ＯＪＷＰ）。 
　御大グレート司馬をオーナー社長として、その下で“完全無欠のエース”ボンバー鶴崎と“昇り龍”天野龍子がしのぎを削る団体。しかし、中堅日本人レスラーなどから停滞感が感じられるという不安要素も大きかった。 
そこに突然起きた、天野龍美と中堅レスラーたちの大量離脱事件。 
　日本人が手薄となった状況で、アイドルレスラーとして売り出されていた若手レスラーが、団体を、プロレスを盛り上げるために立ちあがった……。 

　まあ、ぶっちゃけ言うと、 全日本プロレスのＳＷＳ大量引き抜き事件→超世代軍のシチュエーション で、ＰＣたち若手が団体を盛り上げるためにどうするか……というのをやってく予定です。 
　シチュエーション的にはそのあたりをモデルとしていますが、歴史をなぞる必要は無く、ＰＣたちなりのそのときの選択、闘いを見せていただければ……盛り上がって、明るい未来をカンジさせてくれさえすれば、何も言うことはありません。 

**【レギュレーション】 
　プレイヤーにはプロレスもしくはリング☆ドリームへの愛があれば、とても望ましいです……が、よく知らなくても、資料などを準備し十分にフォローいたしますので、興味ある方はお気軽に参加どうぞ。 
　ただ、キャラクターには熱い情熱を持ってもらいたいと思います。 

　基本的にプレイヤーキャラクターはＧＭ側で用意しておきます（全日本プロレスのレスラーをモデルとした……三沢、川田、小橋、田上、秋山、大森、小川、菊地、金丸、丸藤あたりをモデルとしたキャラクターを予定しております）。キャラクターの持ちこみも可能 です。 

　持込の場合はＣＰは２５０。セッション中に２回成長させる予定です。ただし、キャラかぶりやシナリオの都合などにより修正もしくは使用を遠慮していただくことになる可能性もございます、ご了承ください。 
（レギュレーションは変更になる可能性があります）

**【ＦＡＱ（よくある質問）】
～プロレス初心者からのよくある質問～
Ｑ１．ガープス・リング★ドリームはプロレスを知っていないとプレイできませんか？
Ａ１．そんなことはありません。
　よく考えてみてください……ガンドッグをプレイする人はみんな特殊部隊マニアですか？　クトゥルフをプレイする人はみんなオカルトマニアですか？　ゆうやけこやけをプレイする人はみんなけものっ娘マニアですか？……まあ、そういうわけでということでもないですが、リング★ドリームはプロレスをよく知らない人でもプレイできます。
　実際に、このゲームを通してプロレスファンになったと言う人も結構いるみたいですし、僕の知人にも、プロレスは見ないけど、このゲームが好きという人がいました。まあ、普通にスポ根格闘ものと考えてぷれいしていけばいけばいいのではないのでしょうか？

　確かにプロレス技がわからない、試合の進め方がわからないと言う点はあるかもしれませんが、今回は技に関してはルールブックやプロレス関連の本から抜粋した図面付きの技リストや、白と黒の２体の人形を使って技のかかり方を説明するなど、充分なフォロー体制を作り上げる予定です。また、試合運びに関しては今回のＰＣは若手なので、先輩レスラーなどの指導を受けながらセッション中に覚えていく（もしくは自分で作り上げていく）という形で充分だと思います。
　サンプルキャラクターも、実際のレスラーをモデルにしたものの他に、シンプルで使いやすいキャラクターも用意する予定です。ですから、興味があったら、お気軽に参加してください。

　ちなみに、テストプレイはプロレス知らない人たち相手にやって、それでも好評でしたよ。


Ｑ２．プロレスって八百長ですよね？
Ａ２．八百長ではなくショーです。
　……それはともかく、このリング★ドリームでは「暗黙の了解の上で行われる、エンターテイメント要素が強い、真剣勝負」ということになっています。
　相手をつぶすわけではなく、お互いの持ち味を生かしながら、勝敗を競う、筋書きのない試合なのです。


～プロレスファンからよくある質問～
Ｑ３．ＧＭはどの団体が好きなんですか？
Ａ３．基本は旧全日＆ＷＷＥです。でも他のも見ます。
　メインは旧全日、Noah、ＷＷＥですが、他にも新日、全日、ＤＤＴ、マッスル、ドラゲー、Ｋ－ＤＯＪＯ……古いヤツだとＵインターやリングスとかも好きでした。みちのくや大日本や無我やＷＪも観に行ったことあるし、まあ、プロレスは全般的に好きですよ。
　今回のセッションでも、偏見なく、どんなスタイルでも尊重して付き合っていくつもりです。

　あ、あと、ＵＦＣとかのＭＭＡ(総合格闘技)とかも、それなりに追ってますよ。


Ｑ４．この卓ではプロレス話がいろいろ出来るんですね？
Ａ４．う～ん、それはどうなるかわかりません。
　参加者にプロレスをよく知らない人がいたときには、ディープなプロレス話よりも、プロレスとはこういうものなんだよと説明する、わかりやすい話が中心となると思います。少なくとも、そういう人たちを置き去りにするつもりはありません。
　そういう話は、休憩中やセッション後に存分にしましょうｗ    </description>
    <dc:date>2009-09-15T00:53:19+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="http://www5.atwiki.jp/k_issa/pages/20.html">
    <title>ガープス・リング☆ドリーム</title>
    <link>http://www5.atwiki.jp/k_issa/pages/20.html</link>
    <description>
      *ガープス・リング☆ドリーム
　日本語版ガープス第３版の最高傑作とも名高い女子プロレスＴＲＰＧ、ガープス・リング☆ドリームに関する記事です。

**ガープス・リング☆ドリームとは？
　ガープス・リング☆ドリームは１９９４年に発売された「女子プロレスＴＲＰＧ」です。制作は泥士朗とすたじお実験室。
　ＰＣたちは女子レスラーとして、試合を繰り広げていきます……まあ、そこはプロレスなので、そこに様々な人間ドラマが絡んでくるのです。ちなみに、この世界では&amp;bold(){プロレスには筋書きがない}ということになっているので、ガチの潰し合いではないもののエンターテイメントな勝負として、試合が描かれていきます。
　まあ、（当時の女子レスラーなので年齢も若いし）青春スポ根ものというノリになるでしょうか？

　シナリオのメインはプロレスの試合（ＰＣ対ＮＰＣ，もしくはＰＣ同士）ということになりますが、これがけっこう面白い……というか、かなり面白いｗ　様々な技が飛び交い、それぞれのレスラーのプライドとイデオロギーがぶつかり合い、ピンチには観客から声援が飛び（これが判定のボーナスにもなってしまいます）、白熱した戦いが繰り広げられていく……まあ、プロレスですから、好試合が成立しないとどうしようもないわけでｗ、そういう意味では成功している作品だと思います。

　けど、プロレスを知らないと面白くないでしょ?という疑念を持つ人は多いかもしれませんが、これが意外といける。技に関しては結構な数の技がルールブックにイラスト付で解説されていますし、普通に戦闘が面白いっていうのはＴＲＰＧにおいて結構重要なことで、まあ、ガチでつぶしていけばプロレス的にはちょっとアレな試合になるかもしれませんが、「互いの技や個性を活かした、いい試合を作る（その上で勝ちを狙う）」ということさえおさえてくれていれば、意外となんとかなります。
　まあ、つまらない試合運びをすれば観客ポイントが貰えなくなくなるし、実際のプロレスでも荒れた試合というのもあるから……セッションを重ねていくうちに覚えていってもらえるんじゃないかと思いますよ?
　実際、プロレス知らないけどリン☆ドリが好きとか、リン☆ドリがきっかけでプロレスを見るようになったっていう人もいるから、機会があったら、敬遠せずにやってもらいたいと思います。

　興味ある人は、古本屋で『ガープス・リング★ドリーム』、『少女たちのテンカウント　ガープス・リング★ドリーム・リプレイ』でも見かけたときには買ってみるといいかも？
　特にリプレイは、普通に読んでもいい話だと思いますよ？

**超世代革命～三沢光晴追悼セッション～
２００９年９月２０日に開催される[[ＴＲＰＧ－ＥＸＰＯ２００９&gt;&gt;http://www.northern-days.jp/expo/top.html]]に参加予定の卓の、宣伝＆説明です。

以下のリンクから宣伝説明ページへ
[[リング★ドリーム：ＥＸＰＯ２００９『超世代革命』]]

**おススメの資料
　ガープスリングドリームをやるに当たってのお勧めの参考資料です。

～漫画～
-『遥かなるリング』（中村慶吾）
　名作女子プロレス漫画。若手レスラーをやるのに、これ以上の資料はない。スポ根物として、プロレス物として、マジ面白いです。……しかし、すごく古いので、手に入るかどうか……。
-『燃える!!女子プロレス』（島本和彦）
　これも古いですが、当時の女子プロレスがどんなものだったか知るためにはいい資料。全日本女子の豊田真奈美、ブル中野、アジャ・コングを中心とした実録ドラマが描かれていて、なかなか面白い。作者の島本和彦が当時女子プロレスにはまっていたので、その情熱がひしひしと伝わってきますｗ

～ゲーム～
-『レッスルエンジェルス・サバイバー２』
　結構古くからある女子プロレスゲームの新作！
　今になってから出るとは思わなかったですｗ
　女子レスラーをスカウトして、鍛え上げて、マッチメイクをして団体運営をしていくというゲームですが、やってみると引き込まれていきます。    </description>
    <dc:date>2009-09-15T00:37:44+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="http://www5.atwiki.jp/k_issa/pages/16.html">
    <title>帝國篇（仮題、オリジナルシステム）</title>
    <link>http://www5.atwiki.jp/k_issa/pages/16.html</link>
    <description>
      *帝國篇（仮題）
　侵攻と教化によって広大な領地を支配する“帝國”の庇護を受けて拡がりゆく一神教と、それに駆逐されていく（精霊信仰的な）古き教えを守る魔法使い“夢狩り”。
驕りは腐敗を呼び、腐敗は悲劇と惨劇を生む。そして悲しき復讐は純真なる夢狩りをも魔道・外道に堕とし“許されざるもの”となす。
　立場の違うものたちが苦難の中で共にわかりあい、力を合わせて立ち向かう事が出来るのか、それとも己の生き様に殉じ、新たな悲劇を加速させていくのか？

　中近世ヨーロッパ風の世界を舞台に、退魔士、帝國騎士、夢狩り、放浪の踊り手、侠客、斬魔剣士など、立場の違う者たちがその信念や感情に流されながらも、わかりあい、力をあわせようとする過程を描き出す、ＰＣ間の織り成すドラマを主眼に於いたダークファンタジーＴＲＰＧ、それが『帝國篇（仮題）』なのです。


**世界設定
[[歴史と神話&gt;帝國篇～神話と歴史]]
[[預言者ハーマンの足跡]]
[[夢狩りの伝説]]
[[大陸と帝國の歴史]]（概略）

**キャラクターのスタイル
退魔士
帝國騎士
学院の術士
夢狩り
踊り手
傭兵
侠客
祝福されしもの
斬魔剣士

**敵対者
許されざるもの
魔術結社
魔獣
妖精    </description>
    <dc:date>2008-01-09T16:46:35+09:00</dc:date>
  </item>
    <item rdf:about="http://www5.atwiki.jp/k_issa/pages/18.html">
    <title>大陸と帝國の歴史</title>
    <link>http://www5.atwiki.jp/k_issa/pages/18.html</link>
    <description>
      *大陸と帝國の歴史
　帝國は“風の国”と呼ばれる大陸を中心として、その南方の“火の国”北部と、東方の“中の大地”西端部を支配しています。

　“風の国”はもともと、中央山脈高地に住む“風の種族”と山脈の周囲に広がる森に住む“森林の種族”の土地とされていました。しかし、魔法王国の時代に“中の大地”から“山岳の種族”と人間が移り住み、また、“火の国”からの“炎の種族”の侵攻により、“風の国”南部の森林の半数は焼き滅ぼされてしまいました。
　その後、魔法王国の崩壊と共に“炎の種族”は“風の国”から去り、“山岳の種族”は中央山脈やその地下に自分たちの王国を作り、（魔法王国崩壊と共に、人間を創造した小さき神が死んでしまったために）信仰する神を失った人間は、“星界の神々”に従う事を選んだ者たちは“風の国”南部の（“炎の種族”によって焼き拓かれた）平野に、“森林の神々”に従う事を選んだ者たちは北部の森林に、“七つの相を持つ神”“山岳の神々”“風の神々”に従う事を選んだ者たちは中央山脈に住み着いていったのです。

　長らく、この平和な状態は続いていきました。
　“新しき神”の侵攻などによる混乱もありましたが、小さな国々がそれぞれの領地・領域の中でささやかな繁栄を享受していました。各地には小規模な都市（新しき神の軍勢が残した砦や城壁などを利用したものが多い）が造られ、発展していったのです。

　あるとき、大陸の南部にシャウンという小都市が造られました。
　その都市を造ったのは“灰色王”、“ハイイロオオカミ”と呼ばれる青年で、赤子の頃、河に流されていた所を妖精に拾われ、狼と共に育ち、少年の頃に海賊を打ち倒してその船で諸国を旅してまわり、その後、肥沃な平原からトロルの群れを追い払い、広大な畑と町を拓いた、そんな逸話を持つ人物です。
　その孫である“英雄王”“痩身王”は、蛮族によって奪われた町を取り戻すために、中央山脈に住む金龍に会い、その知恵を借りて１１人の仲間と共に蛮族を打ち倒し、金龍から勇者と認められて１３匹の飛龍を授かりました。その後、龍騎士団を設立してさまざまな外敵を打ち倒した“英雄王”は、周辺の国々の盟主となって、ついには“帝國”を建国する事となったのです。
　帝國は建国以後、次々と領地や植民地を広げ、大いに栄えていきました。
　特に“少年皇帝”“敬虔帝”ギュロスは、ハーマン教の聖人マアグロウとの出会いからハーマン教（一神教）の熱心な擁護者となり、大陸中部・北部併合の際にはハーマン教を国教として、帝國の精神的支柱としたのです。

　しかし度重なる拡大・併合の中、さまざまな弊害が生じていきました。
　ハーマン教の布教は帝國への教化の為に大きな役割を担っていきましたが、そのために異教に対するさまざまな弾圧が引き起こされました。特に“夢の教え”を信奉する夢の民、夢狩りと呼ばれる者たちはその槍玉に挙げられ、教会に従わぬものは夢の民の魔女として処刑されていきました。
　夢の民たちの多くはその弾圧に抗うことなく、生まれ育った土地を捨て放浪の民となったり、森や谷の奥深くへと姿を消していきました（それと同じだけの数の夢の民が、捉えられ処刑されたとも言われています）。しかし、当然の事ながらそんな滅びの運命に抗おうとする夢狩りたちもいたのです。

　帝國が“風の国”の８割以上を支配し、さらなる拡大を目指して“中の大地”への東征が始まってしばらく経った頃、突然、“風の国”と“中の大地”の境界あたりに、一晩にして黒曜石の城が姿をあらわしました。
　その城の主は“死の支配者”と呼ばれる夢狩りで、彼を捕らえようとした帝國軍の軍勢１００人を、一息の間に瘴気で包み込んで９９人を殺し、生き残った一人は軍の陣に戻ったものの“死の支配者”に植え付けられた疫病に冒されていて、そこから死病が蔓延し、５千人による東征軍は半月も経たずに壊滅に至りました。
　その後、帝國軍は何度も黒曜石の城に攻め込むも、次々と敗走を繰り返していきました。戦いに帝國軍が疲弊しきった頃、“死の支配者”が部下の裏切りにより命を落とし、この１８年にも渡る混乱は終結しました。しかし、その頃には帝國軍は中の大地へ侵攻する余力は失っており、弱まった帝國の支配に対する大陸中部・北部からの抵抗運動や、教会支配に対する異端活動、蛮族や海賊の活動などが活発になってきました。
　帝國と教会は必死にそれらを押さえ込もうとするものの、それはさらなる軋轢や歪みを生じさせる事となりました。不正ははびこり、ヒステリックな魔女狩りや、異端審問権の濫用が荒れ狂い、人心は荒廃していきました。

　現皇帝による融和政策（降伏した場合、その国の領主はそのまま残して帝國貴族とし、帝國からは補佐役の官僚として帝國騎士を送るに止める）や、新たに叙任された騎士や傭兵による軍事力の強化によって、現在、“風の国”全土は帝國領となり、ひとまずの平安は得られました。
　しかし、まだ半帝國勢力は潜伏しており、傭兵たちも一つ間違えば賊に転じ、さらには“魔の支配者”を名乗るものがあらわれ、若き夢狩りたちに禁断の力を与え、帝國に仇なそうとしています。そして帝國内部でも奢り高ぶった帝國騎士と腐敗した聖職者の対立が巻き起こり、互いに足を引っ張り合っています。
　退廃と不安が広がり、末世思想が蔓延りゆく中、帝國はどこへ向っていくのでしょうか……。    </description>
    <dc:date>2008-01-09T16:44:09+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="http://www5.atwiki.jp/k_issa/pages/17.html">
    <title>夢狩りの伝説</title>
    <link>http://www5.atwiki.jp/k_issa/pages/17.html</link>
    <description>
      *夢狩りの伝説
　話は少し戻り、魔法王国ができる前後の時代のお話。

　ある森に1人のとても美しいエルフがいました。
　彼女は透き通るような白い肌と、月の光を集めたかのように白く輝く銀髪、翡翠のような深い緑色の瞳を持ち、その姿は森の女神の生き写しのようで、とても繊細で美しく心優しい乙女でした。
　彼女は森を愛し、森の全てのものは彼女を愛し、そして森の外のものたちも彼女に惹かれて、彼女の姿を一目見ようと森を訪れるのでした。そして、その中には小さき神々((化身の姿をとって大地に降り立っている))の姿もありました。

　あるとき、闇の神と、夢の神が、エルフの乙女にあなたの望むものを与えましょうと言葉をかけました。
　乙女は最初はその申し出を断っていましたが、熱心に語る二柱の神に折れて、ささやかな願い事を伝えました。「わたしが望むものは、新たな友達と、心を通じ合うための術です」と。
　それを聞いた闇の神は、魔獣を呼び出す“召喚の魔術”を、夢の神は、夢に触れ心を通わす“夢の魔術”を乙女に教えました。
　乙女はその贈り物にとても喜び、新たな友を“奈落”から呼び寄せ((“奈落”の魔獣を友と呼べるのかと疑問を持つ人は多いかもしれませんが、全ての魔獣が邪悪な思いを持っているわけではありませんし、乙女は分け隔てなく友と接する気持ちを持っていたのです……そして、少し行いの悪い友にも、その面倒を見てやらないとという義務感も。))、彼らと心を交し合い、また、森のさまざまなものたちが見る“夢”を感じ、古くからの友たちとも友情を深めていきました。


　しかし、あるときそのエルフの乙女は目覚めぬ眠りへと落ちてしまいました。
　それは、彼女が夢の深い深い所へ入っていってしまい、出て来れなくなったからだといわれています。
　それを見た夢の神は乙女を取り戻すために彼女の夢の中へ入っていって、さまざまな夢と溶け合い、“世界の見る夢”となり、闇の神は彼女の体をその闇の神しか知らぬ深き闇の中へと隠してしまいました。


　そのエルフの乙女には二人の家族がいました。
　１人は彼女の妹であるエルフ。そしてもう１人は乙女が森の外れで拾い、育てていた人間の少女です。
　残された彼女たちは、しばし悩んだあと、乙女の想いを継いで“夢”と“魔獣”の導き手になろうと決心しました。乙女がいなくなって嘆き悲しんでいるものたちがたくさんいます。少しでも彼らの慰めになればと、二人は夢の技と魔の技をもって、さまざまなものたちの思いに触れて、癒していこうと思いました。
　しかし、人間はすぐに老いて死んでしまいます。
　それでは多くのものを慰められないと思った乙女の妹は、人間の少女に長く生きるための方法を教えました((このため、夢狩りは普通の人間の倍の時を生きる事ができるのです))。また、少女も自分ひとりでは難しいだろうと、その技と乙女の想いを他の人々に教えました。そうすれば彼女が老いても、他の人々が慰める事ができます。
　こうして、人間とエルフの中に“夢狩り”と呼ばれる魔法使いが生まれました。


　彼女たちは“夢”の意味を知り、人々や妖精たちの心を癒し、怨霊や悪夢((これらは悪い“夢”の現れだと言われています))を寄せ付けぬように、その技をふるっていきました。
　普段は(争いを避けるために)森や谷の奥に隠れて住んでいましたが、魔法王国の崩壊の後は、各地に打ち棄てられたルーンに怨念がたまって悪さをする事を防ぐために、ときおり人里に下りて、怨念を払ったり、人々を癒したりしたのでした。
　そしてのちには彼女らが集まって住む“夢の谷”から、村や町に“夢狩り”が送られるようになり、その村や町のさまざまな儀礼を取り仕切るようになったのです。


　彼女たちは、人や、妖精や、動物や、森や、建物や、さまざまなものが“夢”を見て、それゆえにさまざまな幸せや悲しみを得る事になるのだという事をわたしたちに教えてくれます。
　だから、彼女たちの言葉に耳を傾けてみてください。
　それがあなたの魂と、彼女たちの運命を救う事になるのですから。

&amp;italic(){～放浪民の語り部が村の子供たちに語った言葉より}    </description>
    <dc:date>2008-01-09T16:38:00+09:00</dc:date>
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    <title>預言者ハーマンの足跡</title>
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    <description>
      *預言者ハーマンの足跡
　“罪深き神”の死から１７００年もの間を、信仰する神を持たずに贖罪の罪を背負いながら各地を放浪する人々がいた。彼らは贖罪の民と呼ばれ、再び父たる“罪深き神”がよみがえり、降臨することを願いながら彷徨い続けていた。

　彼らの中にハーマンという名の少年がいた。
　彼は幼い頃から聡明で、贖罪の民に伝わる“古き神の世の詩”と“罪深き神の訓えの句”を、１０になる前に全て覚えて暗誦して見せた。その才覚に目をつけた彼の十歳上の叔父が、１３歳のハーマンを旅商人の見習いとして、贖罪の民の集まりから連れ出していった。そしてハーマンは旅の中でさまざまな智慧と知識と資産を得て、その後、若くして大きな町に店を構えて一財産を築きあげるに至った。
　ハーマンが２８歳になった日の朝、彼は突然、全ての財産を使用人に分け与え、わずかばかりの身のまわりの物だけを持って、山奥にこもった。
　最初、町の人たちはいろいろと噂し、さまざまな風評が広がったが、ハーマンが立ち去って１、２年もすると、みな、姿をあらわさぬ彼に興味を失い、彼の名が話題に上る事も少なくなっていった。５年の年月が過ぎ、もはや死んでしまったものだと思われたか、それとも忘れ去られてしまったか、誰も彼の名を上げることもなくなった頃、ハーマンはひとり、山奥から降りてきた。

　髪と髭はぼうぼうと伸び、服はすでにぼろきれと化し、町の人は誰一人として彼の元に近づこうとしなかった。彼は町の広場に行き、何かを語り始めた。しかしその内容は町の人たちにはちんぷんかんぷんで、最初は興味本位に遠巻きに見ていた住人たちも次第に広場から立ち去り、夕暮れ頃には、広場には興味深げにハーマンを見て問いかける道化師と、広場に住み着いている乞食の老人と、窓から身を乗り出して眺めていた酒場女の３人しか残っていなかった。
　一番星が輝き始めると道化師はそれを追って屋根に上っていき、それと共に聞き手を失ったハーマンはその言葉を語るのを止めた。そして呆然としたように立ち尽くしているハーマンに、酒場女（この女は、ハーマンが姿を消す少し前、病気で臥せっていたところに、商人だったハーマンが喜捨してくれたため、そのお金で医者にかかることができて、一命を取り留めたことがある）が声をかけて彼を部屋に連れ込み、体を洗い、髪と髭を切って、食事を与えた。
　さらに銀貨と服を与えてくれた酒場女にハーマンは礼を言って、広場で乞食の老人に銀貨を分け与えたあと、町を出て行った。


　一月の旅の後に、ハーマンは２０年ぶりに贖罪の民と出会った。
「私は神の言葉を聞いた」
　そう語るハーマンの言葉に贖罪の民たちは興奮し、彼を荒野の中の高台に連れて行って、その神の言葉を彷徨える民たちに与える事を望んだ。しかし、ハーマンの語った言葉は彼らの望んだものではなかった。
「……今、人々が崇めているやからは神ではなく“堕天使”に過ぎない。己が罪に目を潰されてふらふらと迷い、その罪に押し潰されようとしている、虚しき存在である。心を改め、“真の神”の回帰を祈れ。そうすれば主はその御手による創造物で無き我々をも、救ってくださることであろう……」

　贖罪の民たちは気づいた。ハーマンの言葉は“罪深き神”の復活ではなく、忘れ去られた“沈黙の大神”への回帰の言葉だと。
　そして、彼らは忌まわしき預言者を石をもって追いやった。
　逃げだしたハーマンは沙漠の中に取り残され、石で傷ついた体のまま、彷徨い歩いた。

　その沙漠の中で、ハーマンはさまざまなものたちと出逢った。
　神々の戦いの頃からこの地を見守る龍。
魔法帝国の残骸。
魔法王国に駆られ滅びた妖精の最後の生き残り。
永遠の責め苦を受けている“終末の軍勢”の兵士。
　“魔術師の塔”を捜し求める魔術師の亡霊。

　その中にはハーマンを助けようとするものもいた。
　“太陽神”の騎士と“救済の女神”の癒し手……事情を聞いた彼らは、ハーマンにその信仰を棄てたなら誰もあなたを追いやるものは無くなるだろうと言って、“沈黙の大神”を崇める事を止めるように勧めた。
　しかし、ハーマンは彼らの言葉に肯かなかった。
「たとえどんな苦難にあおうとも、それはわれらを創りし父の原罪によるものであり、大神が私に与えた試練である。ゆえに、私はその苦難から逃げずに立ち向かわなくてはならないのだ」
　騎士はその彼の優しさを無碍にするようなハーマンの言動に腹を立てて、癒し手は戸惑い哀しそうな表情をして、水と食料だけをハーマンに与えて立ち去っていった。

　そして彷徨い始めてから１７日の後、ハーマンは沙漠から出ることが出来た。
　乾き死にかけたハーマンを、騎士と癒し手の二人が迎え入れ、しばしの休息場所と水を与えた後に、ハーマンの（そのくじけぬ決意と信念の）元に膝を折った。ハーマンは微笑み、二人に神の言葉を伝え、そしてその背に負った罪*1を許した。
　そしてハーマンは最初の信者を得る事となった。


　ハーマンは“七つの相を持つ神”を信仰する司祭によって治められた街で捕らえられたり、ジンの王の御前で討論をして怒りを買ったりと、さまざまな迫害を受けたために、長らく住んでいた“火の国*2”を離れ、北方にある“風の国*3”へと弟子たちを連れて渡っていった。
　“風の国”では湖のほとりに庵を持って、弟子たちと共に慎ましやかな生活をしながら、訪れる者たちに神の教えを諭し、その魂を救っていった。

　しかし、その中にはハーマンを論破し、侮蔑しようとして訪れる者たちもいた。
　あるとき、１人の魔術師がハーマンの庵を訪れた。
　その魔術師はハーマンに自分の魔術の力がいかに強大であるかを話し、“沈黙の大神”に仕えるものならば、さぞかし強大な奇蹟を起こせるだろうと、ハーマンを挑発した。
　ハーマンは微笑みながら天を指差し、大地を指差し、「たとえあなたの力がいくら強大であろうとも、大神の創りし世界の上では些事に過ぎない。あなたの“言葉”が作り出した炎は太陽に敵わず、あなたの“言葉”が吹かせた風も大地を揺るがす事はできない。そもそもその“言葉”さえも、あなたが大神から借りているものに過ぎないのだ」と言った。
　魔術師はハーマンの言葉に激昂し、それほど“沈黙の大神”が偉大であるのならば“言葉”を天使たちに奪われる事も無かっただろうし、もし私がお前を魔術で害しようとしても守ってくれるだろうなと叫び、ハーマンの前に立ち塞がり呪文を唱えようとした。
　驚いて魔術師を止めようとする弟子たちをハーマンは制して、魔術師に語った。
「私をあなたの魔術で殺したとしても、大神の言葉は雨が涸れ野に染み渡るがごとくこの大地に広がっていき、そして私たちの目からは消えたように見えても、残された大地には緑が芽吹き、その流れは大いなる海にたどり着く（このように神の言葉は多くの人々に影響を与え、言葉そのものも失われたり、揺らぐような事は無いのだ）。大神にとって全ては些事に過ぎない……天使らが“言葉”を盗んだことも、あなたが“言葉”の力を扱える事も、ここで私が倒れるかもしれないことも、どれも“沈黙の大神”の世界を歪めて運命を捻じ曲げていくようなことではない。ただ大神は世界を、我々を愛すがゆえに、その思うが侭にさせてくれているのだ」
　ハーマンの言葉と態度に魔術師はしばし沈黙した。そして、ぽつりぽつりとハーマンにいくつかの問いかけを、呟くかのように言った。ハーマンはその問いに、ひとつひとつ、優しく丁寧に答えていった。最後に魔術師はハーマンにこのように問いかけた。
「力に溺れ、“言葉”をみだりに使い、そして預言者たるあなたを害しようとしたこの私をも、大神は許してくれるのでしょうか」
「あなたがその罪に気づき、悔いを私に述べたその時から、あなたは救われうるものとなっている。大神の愛は全てに与えられている……ただ、（受け手側に）その愛を受け入れようとしているかどうかの違いがあるのだ」
　そして魔術師は、ハーマンに跪いて涙し、“沈黙の大神”への帰依を誓った。


　四年の間、ハーマンは弟子たちと共に庵での生活を過ごした。
　しかし、湖畔の平和な村も次第に戦乱に巻き込まれてゆき、その災いから逃げるようにハーマンとその弟子たちは旅に出た。
　その旅の途中にもさまざまな苦難（山賊に襲われ、その首領を諭して弟子にしたり、ある国の王の前で将軍と賢者と占い師と討論を行なわされて論破し、その国の臣に怨まれるなど）に出会うこととなるのだが、ハーマンはその信念と説話と“沈黙の大神”の恩寵（つまり、幸運）をもって、切り抜けていった。

　その旅の中で、ハーマンは一つの町にたどり着いた。
　その町はハーマンたちが訪れる少し前に魔獣((“奈落”からルーンを通して呼び出された魔物。魔術師たちが召喚して使役する事がある。))によって滅ぼされていた。弟子たちの中には魔獣がすでに去った後であることに安堵の声を上げるものもいたが、ハーマンはそんな弟子たちを叱った。
「憎しみと哀しみの魔獣によって滅ぼされた街を前にして、我々だけが無事でいることを喜ぶ事ができるであろうか」
　廃墟の中で、ハーマンは１人の少年と出逢った。
　その少年は薄汚れた格好で街の中に呆然と立ち尽くしていた。弟子たちはこの魔獣によって家族と故郷を失ったものだろうと思い保護したのだが、少年はハーマンに出逢うと、なぜこの街は魔獣によって滅ぼされなければならなかったのかと問いかけた。
　ハーマンは大人と接する時と同じように、少年の言葉に対して真剣に答えた。
　問答の最後にハーマンが少年の名を聞き、それに答えると共に、少年は疲れ果てたのか眠りに落ちてしまった。弟子が少年を寝床に運ぼうとすると、ハーマンは喜びの声を上げ、弟子にこのように語った。
｢ついに私は、大神の真の言葉を伝えるべき同志を得たぞ｣
　そしてその少年はハーマンの弟子のひとりとなった。少年の名はリュージヤといった。


　その後、ハーマンとその弟子たちは“風の国”を離れ“火の国”に戻る事にした。
　火の国では、以前に対面した時にハーマンに対して怒りをあらわにしたジンの王がその国の領土を広げ、勢力を拡大しており、ハーマンたちが訪れた港町もそのジンの王の支配下に置かれていた。
　ハーマンは夜闇にまぎれてその港町を脱しようとしたが、衛兵たちに見つかり、ジンの王の前へと引っ立てられた。

　ジンの王はハーマンの姿を見るとその玉座から飛び降り、炎を纏わせた曲刀を振り回しながら、宮殿を震わせるような声でハーマンに言った。
「良くこの“火の国”に平然と戻ってくるようなことが出来たものだ」
　ハーマンはまるで眼前の炎の刀が見えていないかのように、ただ、ジンの王の顔を眺めながら、このように言った。
「私はあなたの怒りを買ってからの六年間、さまざまな所を旅し、さまざまな人と出会い、さまざまな言葉をもって神の意思を伝えてきた。それは私にとって、とても貴重な年月であった。私を“火の国”から追い出してからの六年間、あなたはこの土地で、どのように過ごしてきたのだろうか」
「わしはこの六年間、お前と話した時に感じた怒りを振り払うために、さまざまな土地を蹂躙し、多くの富と人民と領地を得た……そして今、六年前に逃したねずみをこの手に捉えることができた」
「それであなたは満たされたのか」
「いや……この六年間、毎晩毎晩、お前の言葉が頭をめぐり続けていた。自分の力の強大さを示せばそのような小さな想いからは開放されると思っていたが、どれだけ領土を増やしてもお前の声はますます大きく響くようになって来た。そして、お前を捕らえいつでも首を切り落とし、口をふさぐことができるとなっても、たとえそうしても、その声からは開放されえぬ事に、今、気付いてしまった……わしはどこまでも満ち足りぬ、救われ得ぬ」
　ジンの王は炎の曲刀を棄て、泣き崩れるかのようにその巨体を小さくしながら、ハーマンにすがりつくようにして言った。ハーマンは穏やかな口調で答えた。
「ならば、続きを話すとしよう……六年前に遮られた言葉の続きを。あなたが満ち足りぬというなら、それが満ち得るその時まで。人も妖精も、天使によって創造された不完全なものであるがゆえに、（完全なる）大神の言葉を求めている。だから、それをあなたに与えよう」

　その夜から、ハーマンはジンの王に神の教えを話し始めた。
　ジンの王はハーマンの言葉に喜び、戸惑い、涙を流して、ただただ聞き続けた。
　そして、３日後の朝、ジンの王はすがすがしい表情をして臣たちの前に現れた。
「わしはハーマン殿の、大神の言葉によってこの六年間の憂鬱から開放された。これからはハーマン殿を師父として、大神の言葉をこの大地全土に響かせるために戦うこととしよう。そして得た全てをハーマン殿に奉げよう」
　臣たちは王の突然の言葉に驚き、（血気あふれる種族であるジンとしては当然のように）その言葉に異議を唱えた。今までの王なら自分に異をはさむ臣下の者など、すぐさま斬り捨てていただろう。しかしハーマンに師事した王は、辛抱強く自分なりの言葉で大神の教えを臣下の者たちに教え聞かせ、そしてついには全ての臣を力ではなく言葉で同意させるに至った。
　しかし、その後にリュージヤを従えて現れたハーマンは、その王の申し出を断って、この“火の国”で自由に弟子たちと共に大神の言葉を伝える許可を得られるのならそれで充分だと答えた。

　それからハーマンは弟子たちと共に、“火の国”の各地を旅しながら“沈黙の大神”の言葉を人々に教え、伝えていった。以前とは違い、“火の国”でも力ある王の庇護を受けているためか、布教は順調に進み、ハーマンの教団も次第に大きくなっていった。
　しかし、ハーマンは教団として動く事よりも、少数の弟子を連れて教え歩いたり、粗末な庵を組んで、そこでリュージヤなどと問答をする事を好んでいた。


　それから３年後、“火の国”で奇妙な病気がはやりはじめた。
　人々が眠りから覚めなくなり、そして衰弱して死んでいく……そんな原因不明の奇妙な病気である。この病にかかって助かるものは誰もいなかった。
　最初は小さな村で発症したが、だんだんと“眠り病”は広がってゆき、ついにはジンの王までもがこの病気にかかってしまった。
　ハーマンの教団の者たちは“眠り病”の患者の救済へと力を尽くしたが、それが実を結ぶ事はなかった。そして、ついには直弟子の中にも“眠り病”にかかるものが現れた……リュージヤもその１人であった。

　そしてついにジンの王と、リュージヤと、多くの人々が死んでいった。
　ハーマンは嘆き悲しみ「この忌まわしき眠りは、この忌まわしき夢は！」と叫び続けた。
　それからしばらくして、“眠り病”は治まった。しかし、王を失った国は後継者争いで大きく乱れ、ハーマンたちはその後継者争いの道具とされる事を恐れて、身を隠そうとした。
　しかし、混乱は各地に蔓延しており、その争いに巻き込まれて直弟子の一人（元山賊の首領だった弟子が、その命を投げ出してハーマンと他の弟子たちを救ったといわれる）が命を失い、ハーマンも矢傷を受けて床に伏せった。

　ハーマンが床に伏せはじめてから半年、その病状は少しも快方へとは向かっていなかった。しかし、ハーマンはその病体をおして、その地にいる直弟子全てを集め、あらためて大神の言葉を伝えた。そして弟子たちに、神の言葉を求めし悩める人々をつれてくるように言って、自分は村の外れにある大樹の前に立った。
　弟子たちは馬や駱駝を走らせ、近隣の人々に師の言葉を伝えた。人々はハーマンの教えと大神の救いを求めて、次々とハーマンの住む村に集っていった。

　それから１２日の間、ハーマンは人々の悩みを聞き、教え諭し続けた。
　そして、１３日目の早朝、(両脇から弟子に支えられながら立ち続けていた)ハーマンはついに倒れ意識を失い、その夜に命を失った。

　その後、ハーマンの教団は弟子たちによっていくつにも分かれ、次第にその存在は歴史の表舞台から消えていった。
　再びハーマンの教えが歴史上に姿をあらわし、その主役となっていくのにはハーマンの死から１６６年後、脚斬りの老聖者マアグロウが、少年皇帝ギュロスと出会うその時まで待つ必要があるのだった。

【注釈】
１：その罪とは、天使によって創造された存在である原罪と、真の神では無い小さき神々を信仰した過ち、そして、砂漠で無条件にハーマンを救わなかった事だと、現在の教会では考えられている。
２：荒野と砂漠の大陸。ジンなどの炎の妖精たちと、人間が多く住む。
３：森に多く囲まれた大陸。古来から人間が多く住み、後に帝國が建国される。    </description>
    <dc:date>2007-08-31T13:30:12+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="http://www5.atwiki.jp/k_issa/pages/14.html">
    <title>帝國篇～神話と歴史</title>
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    <description>
      *神話 

　世界は創造神の「言葉」によって創られた。

　神は空を創り、大地を創り、海を創った。そして植物を創り、動物を創り、龍を創り、天使を創った。龍は力ある存在として世界に解き放ち、天使には「言葉」の使い方を教えて世界の運行を司らせた。

　ある時、一人の天使が神の創造をまねようとした。
　土塊を捏ね上げ、自分と同じような姿を形作ったが、その土塊は動く事は無かった。天使はその土塊にさまざまなものを混ぜて、再び形作ろうとしたが、それは醜悪な怪物か出来損ないの人形にしかならず、その天使はそのたびに悲嘆の声を上げながら世界の果てにある「奈落」にその出来損ないを棄てていった。

　一介の天使に創造を行うことは出来ないのか？
　創造は神の手で以ってしか出来ないのか？

　そこで、その天使は創造神から「言葉」を盗み、形を与えて封じ込めた。そして「言葉」は「ルーン」と呼ばれる力の結晶となり、その天使は力を得て神となった。
　小さき神は「言葉」の力をもって土塊から生き物を創造した。それが我々人間である。
　他の天使たちもその小さき神の力にあこがれ、その行いを真似て「言葉」を盗み、神となっていった。そして様々な種族（妖精）が創造されていき、人間と妖精たちは世界にあふれかえっていった。

　ある時、創造神が「言葉」を発するのを止めて、そのまま姿を消していった。
　小さき神々は主たる父の喪失に、驚き戸惑い、互いにその行いをなじり始めた。


　星と光の神々がいわく～

　多くの天使たちが力に溺れ、神を詐称していく様を“太陽の天使”は哀しき眼差しで天空から眺めていた。
　そして、ついに大いなる神は天使たちに失望し、姿を消し、世界は混乱に包まれた。
“太陽の天使”は導くもの無き絶望の世界を照らす光となるべく、神より受け賜りし１３枚の翼のいくつかを兄弟たる天使たちに分け与え、共に小さき神になることを決意した。
　そして誕生した“太陽神”は、世界を新たな光で照らし始めたのである……大いなる神が帰還するその日まで。

　森林の神々がいわく～

　世界を創りし父が姿を消し、多くのけものたちと木々はその身を護るために森へと逃げ込んできました。恐怖に震える彼らを護り、安心させるために、森の神は妖精を創り上げることにしたのです。
　森の神は己が子供のようにかわいがっていた樹を自分の姿に似せて型作り、木々の吐息と葉の上の雫をその上にちらして命を吹き込みました。
「冬が来て草花が枯れるように、大いなる父は姿を消してしまいました。私たちは春を待たなくてはなりません。それまでは、私たちの父が天使を創ったように、私は妖精を創り、この森とそこに住むもの達を護りましょう」
　そして生まれた妖精、エルフは森やその子らを護ることとなったのです。

　闇の神々がいわく～

　あの大神は、凄い力を独り占めしていたからさぁ、盗まれてしまうのはしょうがない。
　そこで大きく構えていればいいものの、ちょっとかっさわられたくらいで、いじけて姿消すなんて、大人気ないと思わないか？
　まあ、こうなってしまったものはしょうがないから、俺たちは俺たちなりにやっていくしかなかったというわけさ。


　恐慌を起こした多くの小さき神々は、その罪を他の小さき神々に押し付け争いをはじめ、そして世界は「沈黙の冬」と呼ばれる神々の戦いの時代に入っていってしまった。
　その戦いを止めたのが、罪を犯し奈落に封じられていた「全てを焼き尽くす炎」の神であった。奈落の底で幾つものルーンを手に入れて「七つの相を持つ神」となったその闘神は奈落を護る銀龍の背にまたがり、停戦の角笛をこの大地の果てまで鳴らし、再びこの角笛の音が響く時までの神々の直接の戦いを禁じたのであった。
　それ以降、神々は自分の妖精に与えた「ルーン」の欠片を通してでしか、この地上の世界に対して力を発揮する事はなくなったのである。

　その後、人間と妖精たちの時代が訪れ、「ルーン」を巡る様々な争いに満ちた歴史の時代へと入っていくのであった……。

*歴史～帝國以前～ 

　“沈黙の冬”の過ぎ去りしあと、さまざまな妖精たちがそれぞれの神を信仰して平和に生きていく時代が２０００年続いた。

　その平穏に満ち、退屈に飽くような時代に、ある一柱の闇の神がその好奇心から一つの技を見つけ出した。
　それは神々が己が子らに“枝のルーン*1”を与えて、そのルーンを通して導き出している奇蹟の力を、その神の許しを得ずに無理やり引き出すような技術……その闇の神はその技に“魔術”という名を与えて、自分の恋人や友人、取引の相手などに“魔術”の使い方を訓えていった*2のだった。
　ところが“魔術”を知った神の中に、その技を己が信徒に与えるものがいた。
　その神とは、最初に“沈黙の大神*3”から“言葉”を奪った罪深き神であり、その信徒とは人間であったのだった。

　人間たちはその“魔術”の力に驚愕した。
　そしてその驚愕は“魔術”に対する興味に変わり、その興味は探究心に、そして力への欲望へと変わっていった。
　人間が魔術の技で世界を己が思いのままに変えていこうとしていくうちに、人間以外にも“ジン*4”、“ノーム*5”、“ドワーフ*6”など魔術に興味を持ち、その技を学んでいく妖精が現れた。
　彼らは(最初は持ち主を失ったルーンを使ったり、取引で不信心者から貰い受けるようなまねをしていたのだが)他の妖精たちから無理やり“ルーン”を奪うような行いを繰り返し……そして世界は“ルーン”を求める争いの渦に飲み込まれていったのだった。

　この争いは１０００年もの長き間、続いていった。
　その中で人間、ジン、ドワーフたちはそれぞれの魔法王国を作り上げ*7、妖精たちを狩り、他の魔法王国と戦争を繰り広げた。
　この事態を世界の危機と看做した*8“七つの相を持つ神”は、己がルーンをわけ与えた半神たちに事態の収拾を命じることとした。
　半神たちは魔法王国の魔術が彼らの制御しうる限界を超えようとしている事を見抜き、その川原の石を高く積み上げた柱のような危ういバランスを崩すように、魔法王国の技に少しばかりの“言葉”の力を注ぎ込んでまわった。
　その結果、魔法王国は次々と自壊していった。
　硬き城壁は土くれの塊となって兵や建物を押し潰し、水路は荒れ狂う濁流に変わり、永遠に都市を照らす灯りは都市を焼き尽くさんとする炎と変わり、美しき宝石の塔は輝きを失い崩れ落ちていく。

　そして魔法の都市の崩壊を見た虐げられし妖精たち*9は半神の力を借りて、魔法王国に攻め入り、滅ぼしたのだった。

　ここで一つの悲劇が生じる。
　人間の魔法王国を治める魔法王は、彼の王都の崩壊を見て狂乱し、この終末の責任を己が行いにではなく、魔術の力を与えてくれた師匠へと転嫁した。
　魔術王しか知らぬ塔の中、その奥にある部屋で魔術書をしたためていた師*10の元へ向かい、罵倒の言葉と共に煌めく剣で師の心臓を貫いた。……そして息絶えた魔術王の師匠であったのだが、実はその正体は地上に降り立つために人間の姿をとっていた“罪深き神”、その人だったのだ。
　この事により、人間は信仰すべき神を失い、迷える孤児となった。

　そして、混乱が過ぎ去りし後に、神々は人間をどう扱うべきかを話し合た。
　神々の中には全てに疲れ果て世界の奥地へと妖精をつれて隠れてしまうものや、“罪深き神”と共にその眷族をも滅ぼすべきだと主張するものもいたが、多くの神はそこまでする必要は無いと思っていた。
　そこで“白き月の女神”と“救済と癒しの女神”の二柱の女神が、話し合っていた神々に一つの提案を出した。
　人間たちは自分たちの父たる神を失う事で、十分な罰は受けた。ここは寛容に、他の神々が彼らを信徒として受け入れるべきではないかと。
　その提案を不満に思う神もいたが、多くの神々はこの混乱と戦乱の中で信者である妖精を多数、失っていた。その代わりというわけでもないが、ちゃんと心を入れ替え従うのなら、信徒として受けいれよう……“白き月の女神”の仲介のもと、人間たちはそれぞれ、さまざまな神々に帰依し、そしてこの時から、人間は数多くの神々を信仰する種族となったのである。


　平和な時代がまた訪れた。
　大地から争いの傷跡は消え去り、人々の心も癒されていく。
　しかし、次第にまた忌まわしき魔術師の姿が、この大地に見られるようになって来た。以前のような大きな力は持たないものの、だんだんとその数は増えていく。

　そして“罪深き神”の死から１０００と４４４年が過ぎた時、ある魔法使いが数多くの“枝のルーン”を集め、その導きにより“真のルーン”を手に入れて新たな“神”になるという事が起きてしまった。
　その“新しき神”は“沈黙の冬”の誓約には縛られておらず、その超越した力を自由にこの大地で揮い、さまざまな“枝のルーン”や“ルーンの剣*11”を持った軍隊“終末の軍勢”を操って、他の勢力や立ち向かおうとする半神たちを打ち破り、ついには世界を制圧してしまったのであった。
　ついにはその力は“奈落”へとまで伸びようとしていたが、その時、世界の各地に隠れていたさまざまな妖精や、“魔術師の塔”と名乗る魔術師の集団が現れ、苦戦していた“星界の神々*12”や“七つの相の神々”の軍勢と力を結束して、新しき神の“終末の軍勢”を打ち破っていった。
　“新しき神”は“奈落”のふちにまで追い詰められ、最期は“奈落の守護者”たる銀龍の息に焼き尽くされて、力を失い“奈落”の底へと落ちていった。

　そして６６年にわたる“新しき神”の支配は終わりを告げた。
　この功績により“魔術師の塔”は神々から唯一正統の魔法使いとして認められたが、彼らはどの勢力にも与せず、ただ、人間の贖罪に従うのみと告げて、霧の向こうに消えていった。
　しかし今でも、多くの魔法使いはその源流を“魔術師の塔”に持つとして、いまだにその敬意を忘れていない。

　そして、復興の２００年が過ぎ、新たな時代が訪れようとしていた。

[[預言者ハーマンの足跡]]に続く

【注釈】
1：創造神の“言葉”である“真のルーン”の欠片。
2：闇の神々は知識や力を隠し持とうとするが、全てのものがそれらを死蔵するわけではなく、時に駆け引きの道具として上手く利用する事もあれば、戯れにその力を扱いきれぬ者に与える事もある。
3：創造神のこと。小さき神々と区別するために、この呼称が広く使われている。
4：炎の妖精。褐色の肌に優れた知性と身体能力、そして制御しきれない情熱を持っている。
5：闇の妖精。地下に住み、知識や財宝を集めている。
6：金属の妖精。時計仕掛けのように高度に組織化・階層化された社会を持つ。
7：ノームは途中で、力を誇りあい争いあうことのリスクに気付き、それぞれ自分の地下の家に籠って争いが過ぎるのを待つ事とした……その中で漁夫の利を得る事を狙いながら。
8：魔法王国が拡大していった果てに、人間や妖精が“真のルーン”を手に入れ、新たな神となる事を恐れたとも言われています
9：その中には魔術を使いこなせなかった人間や、魔術に不信の目を向けていたドワーフも含まれている
10：遥か昔より魔術の技を王国の者たちに伝えていた者……“魔術の師”と呼ばれ、当時は代々伝わる役職を示すものと信じられていた
11：“沈黙の冬”の時代に、神々が高位のルーンから創った“神殺し”の武器。“罪深き神”を殺すにいたったのも、ルーンの剣によってであったといわれる
12：太陽神を主神とした、さまざまな星を司る光の神々    </description>
    <dc:date>2007-08-30T14:03:26+09:00</dc:date>
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    <title>王の道ぶらり旅情編</title>
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      *想い出の欠片を探す旅～王の道ぶらり旅情編～ 
Beyondローズトゥロードコンベンションで行われたおまけ企画ライブアクション風ＲＰＧ、｢想い出の欠片を探す旅～王の道ぶらり旅情編～｣についての記事です。

**参加者向けマニュアル 
『想い出の欠片を探す旅～王の道ぶらり旅情編～』
【参加者の皆様へ】
　この企画は、先程、行われたセッションであなたと共に冒険をした“ユルセルームの旅人”にまたひととき戻って、ユルセルームの各地を４つの季節の間、旅をして廻るというモノです。
　旅の中、それぞれの地域で様々な冒険や出会いがあり、そしてその想い出の欠片をマジックイメージとして携える事になります。また、同じような旅人たち（その中には以前の冒険で出会った人もいる事でしょう）と出会い、語らい、時には“想い出を託す”事にもなるでしょう。
　そして、４つの季節が終わり再び春が訪れる時に、旅人たちは思い思いの場所へ向かい、その想い出を紡ぎあわせて歌（＝魔法）とするのです‥‥‥その歌は様々な願いや想いを満たしていく事でしょう‥‥‥そして、終幕が詠われます。
　あなたの“旅人”はどのような冒険や想い出に出会い、どのような歌をこの萌黄色の国に奏でるのでしょうか‥‥‥さあ、思う存分この旅を楽しんでください。

【７つの地域】
・[[ストラディウム]]、ローダニゾン
・[[デュラ、アウロン]]
・[[ラムザス]]、リラー
・[[旧エンダルノウム]]、エノイル
・[[エルロウダ]]
・[[ファライゾン]]、ヘリアの学院、フェリア
・[[南西諸島]]、マダオ、ミレア、ヒュノー

【４つの物語】
『一つめの物語、アウロンの浜辺に詠う妖精の歌』
アウロンの浜辺に佇む、波のようにゆれる緑の髪をした妖精族の娘。
繰り返し、繰り返し、ただ波打ち続ける海に向い、彼女はずっと静かに歌を口ずさんでいる。
　君たちが近付くのに気付くと、彼女はゆっくりと振り向き、微笑んだ。
「どれだけ前でしたか‥‥‥妖精王リミンと彼にしたがう海の妖精（アウル＝アエンダ）たちはデュラの軍勢にその力をふるう事なく、この蒼い海の底へと身を投じていきました。‥‥‥私は、その妖精たちの為に歌を詠っています‥‥‥しかし、長き年月の中で、私の知っている歌はもう、詠い尽くされてしまいました。だから‥‥‥みなさん、歌を捜して来てもらえませんか？‥‥‥旅の想い出、人々の想い、生活、それらを紡ぎあわせて、海の底に眠る妖精たちを慰める歌を詠いましょう」
そして、君たちは旅立った、想い出の欠片を集める旅に。

『二つめの物語、願いがかなう街‥‥‥そして、その代償』
妖魔の住む廃都、旧エンダルノウムで一人の老人に出会う。
彼は口の泡を飛ばしながら、ある噂を語った。
「この街では願いがかなう‥‥‥しかし、身の程知らずな願いは身を滅ぼすモノでなぁ、ゆえに愚かな願いで破滅を導き寄せた奴が数多くいた。ヒヒヒ‥‥‥しかし、この萌黄色の大地には魔法の力が溢れている。それを捜し集められれば、願いの方が御主にすりよってくるじゃろう‥‥‥集められぬ時でも、捨てられぬ願いはあるじゃろうて‥‥‥ヒヒヒヒ、どちらにせよ、旅の後にあの城の玉座に向かうがいい。其処に行けば願いがかなうのは確かだからな」
　妖術師の老人は遠くに見える城を杖で指した。その上空には怪しげな黒い影が飛び交っている。｢たとえ‥‥‥どんな願いだとしても｣
　そして、君たちは旅立った、魔力の欠片をかき集め、己の願い、想いをかなえるために‥‥‥それがひとつ間違えば破滅の道へと通じていようとも。

『三つめの物語、聖都にて、竪琴の眠りを目覚めさせる歌』
古き文化の香りがする聖都ファライゾン、その街角で君たちは道端に座る一人の若き吟遊詩人に出会った。
　盲目の彼は愛おしそうに竪琴を抱えながら、君たちに語った。
「最近、この竪琴が僕に語りかけてくる‥‥‥そんな夢を見るのです。昔の物語に、剣やリュートが多くの冒険や想い出を通して心に目覚め、そして最終的に人になる‥‥‥そんな話を聞いた事があります。けれど、僕にはそんな冒険をする勇気も力もありません‥‥‥だから皆さん、お願いです。冒険の想い出と歌を集めて来てくれませんか？　その歌を聞かせたら、この竪琴もきっと、目覚めてくれると思うのです」
そして、君たちは旅立った、盲目の詩人の友に語るべき冒険と想い出を集める為に。

『四つめの物語、真の名前を探して‥‥‥王の道を歩む』
　ファラノウムから途中途切れつつもユル・ストラディウムへと続く“王の道”。
　その白い道を逆向きに、ナーハンを越え、ラムザスに至ろうとするあたりで君たちは一人の予言者に出会った。
　古のロードン人の血を引くという予言者は、ラベンダーと緑のオッドアイ（霊的な予言を伝える役目を負うからこのような瞳を持つと、その予言者は言う）の瞳で、その運命すらも見透かすかのように、君たちを見つめ、そして告げる。
「人は運命とそれに導かれし名前をもちます。そして、名前には“言葉ある種族”の名付けし名と神々の与えし名（これこそが運命というものかもしれませんと、予言者は微笑んで付け加えた）があるといいます‥‥‥この“王の道”に沿って並べられた巨石‥‥‥古の“誓命石”に触れることによって、神に通じ、その己の運命と真の名（あるいは称号）を知る事が出来ると古来から伝えられています‥‥‥。けれども、ただ運命に従うというのはあまり、心地よいものではないかもしれません‥‥‥もし、真の名を求めるのならば、これから一年、このかりそめの大地を旅をして回り、あなたの運命を探して来てみてください。その経験によって、運命も変わりうるものなのかもしれませんから」
そして、君たちは旅立った。ある者は己の運命を切り開くために、ある者は運命を迎えいれる心の準備をするために。


【ゲームの進行】
１）キャラクターの準備
参加者はセッションに使った自分のキャラクターを持ち寄ります（外部ＧＭはシナリオＮＰＣか持ち込みで参加）。そのキャラクターの名前や種族、称号などを専用のシートに書き写していって下さい。
　そして、この企画の説明を行います。もし、世界観やシステムについて疑問があるのならば、質問の時間をとりますので、そこでどしどし質問をしてください。
２）物語の始まり（１０分）
物語の始まりとなる地域に散ってもらいます（４箇所）。
　そして、そのオープニングを聞いた後、あなたのキャラクターとして旅立ってもらう事になります。
３）ザリの導きし旅の時（３分）
オープニングのあと各地に移動します。
各地域については、お手元のパンフレット記載のユルセルーム観光地図を参考にするか、ユルセルームに詳しそうな他の旅人に聴いてみると良いでしょう。
４）その季節の出来事
ＧＭが季節の移り変わりを宣言したら、その地域のテーブルの上にある封筒をひとつ選んで、手にとって下さい。その封筒の中には、あなたがその季節に出会った出来事と、その想い出の欠片となるマジックイメージが入っています。
　出来事の中にはキャラクターのクステや特技で結末が違うモノがあり、もし本人が特技を持っていなくても、同行者やその地域を偶然通り掛かった旅人が助けてくれる事があるかもしれません。
５）旅先での出会い（１０分前後）
封筒を引き、その地でのイベントに出会ったあとは、出会いの時となります。
　同じ地域にいるほかの旅人やＮＰＣと挨拶や会話をかわします。その際に旅人同士で“想い出を託す”事をしたり、他の地域や物語の噂を聞いたり、同行を約束したりする事もできます。
６）特別な出会い（旅先での出会い内の出来事）
　地域や季節によっては、其処で特別な出来事がおきる場合があります。
　ＧＭの演じるＮＰＣの語る物語は様々なもので、その物語を通して、あなたの旅人は何かを得る（または失う）ことになるかもしれません。
７）別れの時、旅立ちの時（３分）
ＧＭが季節の移り変わりを匂わせる言葉を宣言したら、そろそろ別れの時が近付いてきています。旅人たちはただちに別れの挨拶をかわし、新たな旅へと向かって下さい。
この“出会いと別れ”は春、夏、秋、冬‥‥‥の４季節だけ、繰り返し行なわれる事となります。
８）物語の終わり、かりそめの大地に響く歌（２０分程度）
そして、２度目の春、物語は始まりの場所に帰ります（もし、旅の途中で他の物語を聞いて、それに惹かれるのなら、始まりとは別の結末の地へと向かっても構いません）。
　旅人たちは、集めた“想い出の欠片（マジックイメージ）”を使って、ＧＭと他の旅人とともに、それぞれの終幕を描き出していきます。

　そして、ひとつの物語は終わり、季節を巡る風とそれに吹かれる歌は再び旅に出る。

【ルール解説】
・“想い出の欠片（マジックイメージ）”
　旅の中であった出来事の想い出や、心を打つ歌や言葉、想いのこもった品‥‥‥それらには魔法の力が宿っています。
　それらをこのゲームでは“想い出の欠片”と呼ぶ事にします。
・“想い出を託す”
　同じ地域で出会った旅人たちは、その会話の中で“想い出の欠片”を他者に託す事ができます。
　ただし、“想い出を託す”事で、今までその想いを抱えていた者は憑き物が落ちたかのように、その想い出から解放される事となります（人に話し、託す事で整理がついた‥‥‥そのようなモノなのでしょう）。
　ゲーム的にはマジックイメージのトレードとしてこの現象を扱います。互いに交換しても、片方からのみでも、何か物品や行いでの代償を求めてもいい。それらは、旅人たちの会話の中で全て処理して下さい（話がまとまらないのなら季節の移り変わりと共に打ち切りとなります）。
　もし何か欲しいイメージがあるのならば、「～～のような話を知る人はいませんか」と言う方が雰囲気は出るでしょう。
・戦闘厳禁
　出会いと別れの時に、愚かにも暴力をもって物事を解決しようなどとは想わないで下さい。
　血塗られた“想い出の欠片”は悲劇を呼び寄せる事となるでしょう‥‥‥。
・困った時は
　「移動」と「封筒を引く」フェイズの際にＧＭに質問して下さい。


**シナリオ 
-[[ストラディウム]]
-[[デュラ、アウロン]]
-[[ラムザス]]
-[[旧エンダルノウム]]
-[[エルロウダ]]
-[[ファライゾン]]
-[[南西諸島]]
-[[季節イベント]]
-[[メインシナリオ]]
-運営ノート


**謝辞
この企画を創るにあたって「Beyond Roads to Lord　ユルセルームの幻龍」「Shade of South　変異混成術師の夜」、「Far Roads to Lord」「剣と魔法」「月歌物語」、新版「Roads to Lord」「ザ・ストレンジソング」「タトゥーノ」「ゲームマスタースクリーン」など、ユルセルームを歩んだ大いなる先人たちの足跡を参考にさせていただきました。    </description>
    <dc:date>2005-09-07T23:48:51+09:00</dc:date>
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