ジュエルシード

17話の冥王戦で手に入るドロップアイテム。
使用すると魔術師キャラの精神力を40上げることができる。

元ネタは魔法少女リリカルなのはシリーズに登場する次元干渉型エネルギー結晶体。
ロストロギア(または指定遺失物)と呼ばれるオーパーツの一種で、リリカルなのはの1期におけるキーアイテム。
発掘されたこれを輸送中、謎の事故により離散。直接管理していたわけではないものの、発掘指揮を執っていた
ユーノ・スクライアが責任を感じて単身回収に乗り出すところから1期、ひいてはリリカルなのはのシリーズが始まる。
高町なのはフェイト・テスタロッサは互いの事情のためにこれを巡って数度の対決と共闘を重ねていく。

名前の由来はそのまま種のような宝石の形から。総数は21個、その全てにローマ数字でナンバリングが施されている。
一応「願いを叶える宝石」とはされているが、作中でまともに願いが叶えられた例はほぼ無いに等しい。
その小ささに見合わない強大な力を秘めており、たった1個の、それも微量の解放であっても
1つの世界を危険に晒しうるほどの真価を持つ。最終的には9個のジュエルシードにより、
フェイトの母、プレシアがある目的のために複数の世界を崩壊させかねない「次元震」を発生させようと試みるが、
なのはや時空管理局の協力者達、そしてフェイトの加勢によりプレシアの目論見は事前に阻止された。
この事件を通してプレシアの手に渡った9個は喪失、残る12個は管理局の手に渡り厳重に保管される運びとなった。

精神力が上昇するのは1期に存在した、
デバイスにジュエルシードを格納することによってパワーアップさせている」という設定を踏襲したものだと思われる。
願いを叶えようとして色々と酷い目に遭わされるよりはマシな使用法である。

余談だが、後にStrikerSにて再登場を果たす。
保管されていた12個が地方の施設に貸し出された際に盗まれていたらしく、撃墜した機械兵器の中から1個が発見される。
が、これには残りの11個の所在や何故これが機械兵器に組み込まれていたのか、さらには
以後撃墜したものの同型が多数登場するがそれらにも組み込まれているのか等様々な謎を残しつつ、
何にも分からないまま本筋に関わりの無いものとしてジュエルシードは驚くほどあっさりフェードアウトすることになる。
きっと”変態博士”なりの嫌がらせである。視聴者含むいろんな方面に向けての。

また、スピンオフ元である原作版リリカルなのはでは、「イデアシード」と呼ばれるアイテムが登場する。
おそらくはジュエルシードの設定はこれを下敷きにしているものと思われる。

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最終更新:2009年10月13日 18:51