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*キャラクター 前作よりもかなりの量のNPCが登場しそうな予感のする「世界樹の迷宮II 諸王の聖杯」。 世界観をより広げる目的で、それら多くのキャラクターの紹介や、豆知識を書き留めておくページ。 ネタバレは無しだが、いっさいの先入観を持たずにプレイしたい人の閲覧はオススメできない! ---- #contents(fromhere) ---- **街で出会う人々 :宿屋の店員/フロースの宿| 豪快な性格のおばちゃん。見た目逞しく、日本的な「おかあちゃん」の雰囲気を感じさせる。 「人形のように可愛らしい」娘がいて、昔の自分と同じくらい美人らしい。 例によって糸目だが、料金は「パーティ内最高レベルx5」となっている。 前作に比べれば安くなったわけだが、それでもFOE復活のために連泊すると結構な金を吸い上げられてしまう。 ちなみに価格が安くなった理由としては、アイテム預かり所(1個1回100en)で儲けているからだという説が有力。 :治療士/公国薬泉院| 見た目が「超執刀カドゥケウス」の主人公に激似な先生。 医師という立場からか、単なる性格かは不明だが心配性である。 時にその心配がDSを持つプレイヤー自身に向けられているような気もするが、きっと気のせいであろう。 ちなみに治療料金は石化回復がLv×3、戦闘不能回復がLv×5である。 このゲーム、当然のことながら後半になるほど被害を受けやすくなるが、同時にその治療手段も整ってくるため、最終的にはあまり構ってもらえなくなる不遇の人。 中盤以降、石化回復はテリアカβ買った方が安いしね…… ちなみに世界樹の迷宮II公式サイトのトップページではランダムにNPCのバストアップ画像が出てくるのだが、彼をクリックした場合、救急救命カドゥケウス2公式サイトに飛べる。 :交易所の売り子/シトト交易所| デザイナー3人が日向氏を巻き込み、4人がかりでドット単位の格闘をしたと言う「おでこ」と「ほっぺ」と「太眉」が特徴の女の子。 色数が多いこともあり、DSの画面上に描画するにあたって色んな技術が駆使されたらしい。 献身的な性格で、プレイヤーには服のほつれを直してくれたり、クッキーを焼いてきてくれたり、肉屋の特売日を教えてくれたりする。 晩ご飯は21時。 だが、連日24時間何時行っても接客に応じなければいけない生活は彼女に極度の負担を強いているらしく、 値札の桁を一つ間違えたり、時に幻覚を見てメンバーの一人を「べノムスパイダーさん」と呼んだりするなど少し休んだ方が良い状態である。 発売以前の情報誌に掲載されたギルド名「シトトナリアワセ」を連想する人もいるが、このギルド名は彼女の名前を「シシトちゃん」だと思っていた開発スタッフ、横路ゆかりさんが今後間違えないようにとつけたものなので、あながち外れてはいない。 余談になるが、「シトト交易所」の名称の元になったのは“しととどり”(志止々鳥、鵐、巫鳥)と言う実在する鳥、或いは分類で、古くはホオジロ類の総称として使われていたらしい。 巫女が神社で占いを行う際に用いたのもホオジロ類で、「古語拾遺」には「志止々鳥をして占を求めしむ」と言う文があるそうだ。 :店の主人/鋼の棘魚亭| 口調は粗雑、逞しい身体。前作からうってかわって何とも男らしい棘魚亭のマスター。 金の絡む話にはうるさい所があり、何故か宝石の鑑定がそこそこできたりもする。 そのことも含めいちいち世俗的で、もしかすると一番プレイヤーが共感しやすい人物かもしれない。 時々「えっ?」と思うほど不謹慎な言葉をのたまったりもする。 昔、惚れた女剣士がいたらしい。 :ギルド長/冒険者ギルド| フルアーマーを身に纏っているため、素顔はわからない。エトリアのギルド長と違って会話のバリエーションは豊富。 時にはからかう様に振る舞いながらもギルドメンバー達を心配してくれる良い人。 ゲーム開始時は性別不明ではあるが、肩にかかる髪と鎧胸部の膨らみ、会話から女性ではないか? と推理できる。 というかあのツン:デレ=2:1くらいの絶妙なセリフ回しは是非女性であって欲しい…と、言うプレイヤーも多い。 性別については中盤以降のクエストで判明する。 なお、あるクエスト中で素顔を見ることが出来るので、色々なクエストでギルド長と会話をしてみると吉。 //一応、性別はネタバレ扱いなのかな? //あるクエストをクリアすると素顔を見られる。これも重大なネタバレだろう。 //クエスト『古き傷跡の主』で素顔が判明。 //上記クエスト受領後、冒険者ギルドで『会話する』を3回選択と達成後、冒険者ギルドを訪れた時。 //実は動物(ペット)が苦手。 //性別に関しては、クエスト『白き夜も温もりを消さぬ為』を受けた時、 //酒場のオヤジがギルド長の事を(当然のように)性別の判る呼び方をしているので、 //制作者側からすれば特に隠しているわけではないと思われる。 //加えて」眠り居る野生~」クリア時のメッセージで「彼女」と出てくるが……ネタバレ扱い維持? //↑ギルド長本人は一応主人公等には隠したかった模様?(ノックしろとか動揺してたり、素顔は~とか //隠したかったのは素顔であって性別ではないのではないだろうか。 :大臣/ラガード公宮| 話が長い。 発売前情報から「公宮に行けばいつでも公女様拝み放題ヒャッホー!(゜∀゜)」…などと考えていた冒険者たちをどん底に突き落とした罪づくりな大臣様。 自分の事を指す場合は「この老体、~」と言う事が多い。 話し方は堅苦しいが、非常に親しみやすく、気さくに話しかけてくれる。 「こいつなんか企んでそうだな」とか思っちゃいそうな外見だがそんなことはない。ただの人のいいジイサン。 物忘れが激しいお年頃。最近お茶に凝っているらしい。 :公女/ハイ・ラガード公宮| 刺激的な格好で登場するツンなお姫さま。 ファミ通に初お目見えした時から、各所で「グラ様なのか?」と囁かれてきたハイ・ラガードの公女。 スタッフが明言しているわけでは無いものの、キャラクターデザイン日向氏の作業机に置かれたフィギュア等から、いわゆる「スターシステム」である事が推理できる。 元キャラはセガとアトラスが共同開発、1997年に発売されたセガサターン用アクションRPG「プリンセスクラウン」の主人公・グラドリエル=ド=ヴァレンディアで、ディレクター小森氏がこのゲームの制作に携わっていた関係から、今回の登場に繋がったと思われる。 ただ、彼女の存在は微妙にグレーなのか、スタッフは「あくまで“公女様”、名前はありません」というスタンスを採っている。 尚、「プリンセスクラウン」はPSP版が2005年に発売、2007年にアトラスベストコレクションとして再販された。 本編中、幾度か彼女から依頼を受けることになるのだが、その手際の悪さ、良く言うなら手回しの良さに思わずツッコミを入れたくなってしまう。 //薬の材料を頼んでおいて、ようやく揃ったら「あとはこれを世界樹の上にある(かもしれない)空の城にある(らしい)聖杯で混ぜれば完成」はさすがにどうなのか。肝心の仕上げが伝説頼みとは恐れ入る。 //まあ、プレイヤーはそのあたりも含めて予定調和、RPGの美しいお約束、と解釈すれば事足りるのだが。 **迷宮で出会う人々 :ハイ・ラガード衛士| 公宮に仕える人々。「衛士」は戦闘役よりは専ら警護役を指す単語であり、そのためか樹海で探索作業をしていながらどこか頼りない。 前作のエトリア兵士と比べるとフランクな口調の人間が多く、引き続き隠れ萌えキャラだと言える…かもしれない。 :フロースガル/パラディン| ギルド「ベオウルフ」の1人。クロガネというペットと共に迷宮を探索している。 因みに「ベオウルフ」とは英文学最古の作品で、英雄ベオウルフの冒険を描いた叙事詩である。 何度か映画化もされているので、気になる人は観てみるといいかも。 名前は、上記叙事詩で英雄ベオウルフがデネ(デンマーク)で出会うフロスガル王が由来。 前作のツスクルと同様名前が覚えにくく、大抵「フロなんとかさん」と呼ばれている。 序盤でレンツス的役割を臭わせて置きながらアレになるあたり、不遇なキャラだと言えよう。 :クロガネ/ペット| ギルド「ベオウルフ」の1人。後に冒険者に大切なものを託してくれる。 叙事詩ベオウルフでは、第二部にて国王となったベオウルフが国を襲うドラゴン討伐のため 特注の大きな鉄の盾と、名剣ネイリングを手に取る。 クロガネは漢字で「鉄」と書くことから、名前はこの鉄の盾が由来の可能性が高い。 :可愛らしいリス| ここで多くは語らないが、ともかく樹海からの脱出手段は2つ用意していたほうがいい。 気をつけろ、同じフロアでハイ・ラガード衛士が君を見ているぞ! 第3階層某クエストにてその被害者(推定)の末路が垣間見れたり、わりとシャレにならない :アーテリンデ/ドクトルマグス| ギルド「エスバット」の1人で、ライシュッツの主人。 ハイ・ラガード国内でも屈指の実力を有するドクトルマグス。気さくな女性である。 因みに「エスバット」とはキリスト教が起こる以前にあった多神教の復興運動である"ウィッカ"において 女神を主神として崇拝した「満月の集会」のことである。一部で魔女の集会と誤解されることもある。 :ライシュッツ/ガンナー| ギルド「エスバット」の1人で、老練なガンナー。アーテリンデの警護役。 名前は(おそらく)オペラ「魔弾の射手(Der Freischütz、デア フライシュッツ)」から。 白目が怖いキャラだが、2、3回だけ目を閉じた状態でイベントに現れることがある。が、そんなことよりずっと変わらないポーズのほうに目が行ってしまう。 :翼人| イベント他、クエストでも出会える。鼻。 一日中剣を研いでいたり、枯れ木を集めていたり、ひどい悪臭のする黒い塊を拾わせてくれたり、枯れ木を集めていたり。 設定資料集未使用イラストから、女性もいた事がうかがえる :クアナーン| 翼人たちの長を務める人物。 大仰で古式めいた口調と、どこか愁いを帯びた表情を併せ持つ。 身を彩る装飾に至るまで、他の翼人たちとは一味も二味も違う。 ザクとは違うのだよ!とでも言いたいわけではないだろうに。 ストーリーの重要部分を担う人物である一方、様々なクエストにおいても彼とは何度も顔を合わせることになる。 :ヒナ| アトラスの3DダンジョンRPG「BUSIN」のキャラ…ではなく、モンスターの赤ちゃんのこと。 ゲーム中に何匹(何頭?)か確認でき、可愛らしい仕草で冒険者を癒してくれる。 但し気をつけろ、赤ちゃんとは言えモンスターに変わりは無い。やがて大人になった彼らが君たちを襲わないとも限らないのだ。 「超鳥缶」などという怪しい食べ物を摂食している時点で、もうタダモノでは無いではないか。 そもそもハイ・ラガード商店街は何の需要があってそんなアイテムを売っているのか。 ヒナの登場するイベント、クエストはいろいろと考えさせられることが多い。 **クエストで出会う人々 :助手/公国薬泉院| 見た目が「超執刀カドゥケウス」の○ンジュにそっくりな助手。 調査のために樹海に入っていくが、たまたま大事な物を忘れるドジっ子。 天才ほどどこか抜けている、というやつだろうか。 だがそれが良い。 ↑『たまたま』大事な物を忘れるのではなく、『またまた』である。 :交易所の主人/シトト交易所| ひまわりちゃんのお父さん。 極度の恥ずかしがり屋で、パーティの前に姿を出すことは無い。 時折棘魚亭に飲みに来るらしい。 :宿屋の娘/フロースの宿| ロリバド子よりロリ。 不思議な帽子と三角口がチャームポイント。 お母さんとは似ても似つかないほど内気で、身体が弱い。 護衛クエスト後のお礼の言葉が萌える。 が、うっかり低レベルで最後の関連クエストを受けると樹海の中で延々放置されたりする。 :盗賊| 樹海内のお宝や、倒れた冒険者の遺品を狙って迷宮内をうろつく盗っ人。 その手口でくすねたのか、衛士のアーマーを着こんで見た目をごまかし、非常に世慣れた口調と身振りで冒険者を惑わせる。 また、笛で蠍を操る能力を身につけており、集団で冒険者を襲おうとする。 世界各地で悪事を重ねているらしく、指名手配までされている結構な悪い人。 世界樹シリーズでは珍しい、今風な悪党。
*キャラクター 前作よりもかなりの量のNPCが登場しそうな予感のする「世界樹の迷宮II 諸王の聖杯」。 世界観をより広げる目的で、それら多くのキャラクターの紹介や、豆知識を書き留めておくページ。 ネタバレは無しだが、いっさいの先入観を持たずにプレイしたい人の閲覧はオススメできない! ---- #contents(fromhere) ---- **街で出会う人々 :宿屋の店員/フロースの宿| 豪快な性格のおばちゃん。見た目逞しく、日本的な「おかあちゃん」の雰囲気を感じさせる。 「人形のように可愛らしい」娘がいて、昔の自分と同じくらい美人らしい。 例によって糸目だが、料金は「パーティ内最高レベルx5」となっている。 前作に比べれば安くなったわけだが、それでもFOE復活のために連泊すると結構な金を吸い上げられてしまう。 ちなみに価格が安くなった理由としては、アイテム預かり所(1個1回100en)で儲けているからだという説が有力。 :治療士/公国薬泉院| 見た目が「超執刀カドゥケウス」の主人公に激似な先生。 医師という立場からか、単なる性格かは不明だが心配性である。 時にその心配がDSを持つプレイヤー自身に向けられているような気もするが、きっと気のせいであろう。 ちなみに治療料金は石化回復がLv×3、戦闘不能回復がLv×5である。 このゲーム、当然のことながら後半になるほど被害を受けやすくなるが、同時にその治療手段も整ってくるため、最終的にはあまり構ってもらえなくなる不遇の人。 中盤以降、石化回復はテリアカβ買った方が安いしね…… -そして世界樹の迷宮3以降、戦闘不能回復施設は宿屋に統合され、本作のリメイク「新・世界樹の迷宮2」ではリストラされてしまうのであった。 ちなみに世界樹の迷宮II公式サイトのトップページではランダムにNPCのバストアップ画像が出てくるのだが、彼をクリックした場合、救急救命カドゥケウス2公式サイトに飛べる。 :交易所の売り子/シトト交易所| デザイナー3人が日向氏を巻き込み、4人がかりでドット単位の格闘をしたと言う「おでこ」と「ほっぺ」と「太眉」が特徴の女の子。 色数が多いこともあり、DSの画面上に描画するにあたって色んな技術が駆使されたらしい。 献身的な性格で、プレイヤーには服のほつれを直してくれたり、クッキーを焼いてきてくれたり、肉屋の特売日を教えてくれたりする。 晩ご飯は21時。 だが、連日24時間何時行っても接客に応じなければいけない生活は彼女に極度の負担を強いているらしく、 値札の桁を一つ間違えたり、時に幻覚を見てメンバーの一人を「べノムスパイダーさん」と呼んだりするなど少し休んだ方が良い状態である。 発売以前の情報誌に掲載されたギルド名「シトトナリアワセ」を連想する人もいるが、このギルド名は彼女の名前を「シシトちゃん」だと思っていた開発スタッフ、横路ゆかりさんが今後間違えないようにとつけたものなので、あながち外れてはいない。 余談になるが、「シトト交易所」の名称の元になったのは“しととどり”(志止々鳥、鵐、巫鳥)と言う実在する鳥、或いは分類で、古くはホオジロ類の総称として使われていたらしい。 巫女が神社で占いを行う際に用いたのもホオジロ類で、「古語拾遺」には「志止々鳥をして占を求めしむ」と言う文があるそうだ。 :店の主人/鋼の棘魚亭| 口調は粗雑、逞しい身体。前作からうってかわって何とも男らしい棘魚亭のマスター。 金の絡む話にはうるさい所があり、何故か宝石の鑑定がそこそこできたりもする。 そのことも含めいちいち世俗的で、もしかすると一番プレイヤーが共感しやすい人物かもしれない。 時々「えっ?」と思うほど不謹慎な言葉をのたまったりもする。 昔、惚れた女剣士がいたらしい。 :ギルド長/冒険者ギルド| フルアーマーを身に纏っているため、素顔はわからない。エトリアのギルド長と違って会話のバリエーションは豊富。 時にはからかう様に振る舞いながらもギルドメンバー達を心配してくれる良い人。 ゲーム開始時は性別不明ではあるが、肩にかかる髪と鎧胸部の膨らみ、会話から女性ではないか? と推理できる。 というかあのツン:デレ=2:1くらいの絶妙なセリフ回しは是非女性であって欲しい…と、言うプレイヤーも多い。 性別については中盤以降のクエストで判明する。 なお、あるクエスト中で素顔を見ることが出来るので、色々なクエストでギルド長と会話をしてみると吉。 //一応、性別はネタバレ扱いなのかな? //あるクエストをクリアすると素顔を見られる。これも重大なネタバレだろう。 //クエスト『古き傷跡の主』で素顔が判明。 //上記クエスト受領後、冒険者ギルドで『会話する』を3回選択と達成後、冒険者ギルドを訪れた時。 //実は動物(ペット)が苦手。 //性別に関しては、クエスト『白き夜も温もりを消さぬ為』を受けた時、 //酒場のオヤジがギルド長の事を(当然のように)性別の判る呼び方をしているので、 //制作者側からすれば特に隠しているわけではないと思われる。 //加えて」眠り居る野生~」クリア時のメッセージで「彼女」と出てくるが……ネタバレ扱い維持? //↑ギルド長本人は一応主人公等には隠したかった模様?(ノックしろとか動揺してたり、素顔は~とか //隠したかったのは素顔であって性別ではないのではないだろうか。 :大臣/ラガード公宮| 話が長い。 発売前情報から「公宮に行けばいつでも公女様拝み放題ヒャッホー!(゜∀゜)」…などと考えていた冒険者たちをどん底に突き落とした罪づくりな大臣様。 自分の事を指す場合は「この老体、~」と言う事が多い。 話し方は堅苦しいが、非常に親しみやすく、気さくに話しかけてくれる。 「こいつなんか企んでそうだな」とか思っちゃいそうな外見だがそんなことはない。ただの人のいいジイサン。 物忘れが激しいお年頃。最近お茶に凝っているらしい。 :公女/ハイ・ラガード公宮| 刺激的な格好で登場するツンなお姫さま。 ファミ通に初お目見えした時から、各所で「グラ様なのか?」と囁かれてきたハイ・ラガードの公女。 スタッフが明言しているわけでは無いものの、キャラクターデザイン日向氏の作業机に置かれたフィギュア等から、いわゆる「スターシステム」である事が推理できる。 元キャラはセガとアトラスが共同開発、1997年に発売されたセガサターン用アクションRPG「プリンセスクラウン」の主人公・グラドリエル=ド=ヴァレンディアで、ディレクター小森氏がこのゲームの制作に携わっていた関係から、今回の登場に繋がったと思われる。 ただ、彼女の存在は微妙にグレーなのか、スタッフは「あくまで“公女様”、名前はありません」というスタンスを採っている。 尚、「プリンセスクラウン」はPSP版が2005年に発売、2007年にアトラスベストコレクションとして再販された。 本編中、幾度か彼女から依頼を受けることになるのだが、その手際の悪さ、良く言うなら手回しの良さに思わずツッコミを入れたくなってしまう。 //薬の材料を頼んでおいて、ようやく揃ったら「あとはこれを世界樹の上にある(かもしれない)空の城にある(らしい)聖杯で混ぜれば完成」はさすがにどうなのか。肝心の仕上げが伝説頼みとは恐れ入る。 //まあ、プレイヤーはそのあたりも含めて予定調和、RPGの美しいお約束、と解釈すれば事足りるのだが。 **迷宮で出会う人々 :ハイ・ラガード衛士| 公宮に仕える人々。「衛士」は戦闘役よりは専ら警護役を指す単語であり、そのためか樹海で探索作業をしていながらどこか頼りない。 前作のエトリア兵士と比べるとフランクな口調の人間が多く、引き続き隠れ萌えキャラだと言える…かもしれない。 :フロースガル/パラディン| ギルド「ベオウルフ」の1人。クロガネというペットと共に迷宮を探索している。 因みに「ベオウルフ」とは英文学最古の作品で、英雄ベオウルフの冒険を描いた叙事詩である。 何度か映画化もされているので、気になる人は観てみるといいかも。 名前は、上記叙事詩で英雄ベオウルフがデネ(デンマーク)で出会うフロスガル王が由来。 前作のツスクルと同様名前が覚えにくく、大抵「フロなんとかさん」と呼ばれている。 序盤でレンツス的役割を臭わせて置きながらアレになるあたり、不遇なキャラだと言えよう。 :クロガネ/ペット| ギルド「ベオウルフ」の1人。後に冒険者に大切なものを託してくれる。 叙事詩ベオウルフでは、第二部にて国王となったベオウルフが国を襲うドラゴン討伐のため 特注の大きな鉄の盾と、名剣ネイリングを手に取る。 クロガネは漢字で「鉄」と書くことから、名前はこの鉄の盾が由来の可能性が高い。 :可愛らしいリス| ここで多くは語らないが、ともかく樹海からの脱出手段は2つ用意していたほうがいい。 気をつけろ、同じフロアでハイ・ラガード衛士が君を見ているぞ! 第3階層某クエストにてその被害者(推定)の末路が垣間見れたり、わりとシャレにならない :アーテリンデ/ドクトルマグス| ギルド「エスバット」の1人で、ライシュッツの主人。 ハイ・ラガード国内でも屈指の実力を有するドクトルマグス。気さくな女性である。 因みに「エスバット」とはキリスト教が起こる以前にあった多神教の復興運動である"ウィッカ"において 女神を主神として崇拝した「満月の集会」のことである。一部で魔女の集会と誤解されることもある。 :ライシュッツ/ガンナー| ギルド「エスバット」の1人で、老練なガンナー。アーテリンデの警護役。 名前は(おそらく)オペラ「魔弾の射手(Der Freischütz、デア フライシュッツ)」から。 白目が怖いキャラだが、2、3回だけ目を閉じた状態でイベントに現れることがある。が、そんなことよりずっと変わらないポーズのほうに目が行ってしまう。 :翼人| イベント他、クエストでも出会える。鼻。 一日中剣を研いでいたり、枯れ木を集めていたり、ひどい悪臭のする黒い塊を拾わせてくれたり、枯れ木を集めていたり。 設定資料集未使用イラストから、女性もいた事がうかがえる :クアナーン| 翼人たちの長を務める人物。 大仰で古式めいた口調と、どこか愁いを帯びた表情を併せ持つ。 身を彩る装飾に至るまで、他の翼人たちとは一味も二味も違う。 ザクとは違うのだよ!とでも言いたいわけではないだろうに。 ストーリーの重要部分を担う人物である一方、様々なクエストにおいても彼とは何度も顔を合わせることになる。 :ヒナ| アトラスの3DダンジョンRPG「BUSIN」のキャラ…ではなく、モンスターの赤ちゃんのこと。 ゲーム中に何匹(何頭?)か確認でき、可愛らしい仕草で冒険者を癒してくれる。 但し気をつけろ、赤ちゃんとは言えモンスターに変わりは無い。やがて大人になった彼らが君たちを襲わないとも限らないのだ。 「超鳥缶」などという怪しい食べ物を摂食している時点で、もうタダモノでは無いではないか。 そもそもハイ・ラガード商店街は何の需要があってそんなアイテムを売っているのか。 ヒナの登場するイベント、クエストはいろいろと考えさせられることが多い。 **クエストで出会う人々 :助手/公国薬泉院| 見た目が「超執刀カドゥケウス」の○ンジュにそっくりな助手。 調査のために樹海に入っていくが、たまたま大事な物を忘れるドジっ子。 天才ほどどこか抜けている、というやつだろうか。 だがそれが良い。 ↑『たまたま』大事な物を忘れるのではなく、『またまた』である。 :交易所の主人/シトト交易所| ひまわりちゃんのお父さん。 極度の恥ずかしがり屋で、パーティの前に姿を出すことは無い。 時折棘魚亭に飲みに来るらしい。 :宿屋の娘/フロースの宿| ロリバド子よりロリ。 不思議な帽子と三角口がチャームポイント。 お母さんとは似ても似つかないほど内気で、身体が弱い。 護衛クエスト後のお礼の言葉が萌える。 が、うっかり低レベルで最後の関連クエストを受けると樹海の中で延々放置されたりする。 :盗賊| 樹海内のお宝や、倒れた冒険者の遺品を狙って迷宮内をうろつく盗っ人。 その手口でくすねたのか、衛士のアーマーを着こんで見た目をごまかし、非常に世慣れた口調と身振りで冒険者を惑わせる。 また、笛で蠍を操る能力を身につけており、集団で冒険者を襲おうとする。 世界各地で悪事を重ねているらしく、指名手配までされている結構な悪い人。 世界樹シリーズでは珍しい、今風な悪党。

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