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05/08/11(木)01:20:26 No.31214546 しょうけらの画像資料の捜索のため、大学図書館の活字の海で泳いできました。 狩野派二代・元信(1476-1559)が描いた百鬼夜行図をはじめとした自作絵の流れがあり、 関連画像として鳥山石燕の『画図百鬼夜行』中のしょうけら図が挙がっていますが、 これもその流れを汲む作品です。 また、その派生系として、当時大人の嗜好品としてもてはやされた「浮世絵双六」での作品があり、 それが『嬉遊笑覧』中「化物絵」の項に記された、「志やうけら」の正体でした。 参考までに、閉架からサルベージした該当部分を塩に上げておきました。 元信のしょうけら図はおそらく、現在は収集家か専門機関の手中に帰していると思われますから、 一介の書生、もとい「」で捜索できる画像資料は出尽くしてしまった観があります。 |