… |
05/08/30(火)23:55:08 No.31555628
本を読まないと頭が緩くなってしまうので、頭の体操を兼ねて少し調べてみました。
@矢野さんについて、やはり彼女が稲荷だとすれば神という扱いで正しいと思います。 『古事記伝』三巻に「凡て迦微(カミ)とは、古の御典等に見えたる天地の諸々の神たちを始めて、 其を祀れる社に座す御霊をも申し、又人はさらにも云はず、鳥獣木草のたぐひ海山など、 其餘(ソノホカ)何にまれ、尋常(ヨノツネ)ならずすぐれたる徳(コト)のありて畏(カシ)こき物を迦微とは云なり」という一文があります。
本居宣長も『玉鉾百首』という書物の中で、これと大方同じ様な事を唱えています。 つまり、稲荷信仰自体は人格神観念成立以前の、上古の原始的神観の子孫かもしれない、ということです。 手元に古代の農耕と信仰に関する本もありますが…夜中に骸骨見るのも何か嫌なのでスルーします。 マァ、もしそうだったとすれば、相当年食ってますね、矢野さん。そりゃもう数千年単位で。
|