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2005/7/9 ''夢判断の嘘:太陽神'' 精神分析学で有名なフロイトは「夢判断では太陽は男を、月は女性を表す」と述べていた。 そしてフロイトはこの夢判断は神話的モチーフにも現れるといった。 しかし太陽神は、 日本(神道):アマテラスオオミカミノミコト→女性 ギリシア・ローマ:ヘリオス・アポロ→男性 イヌイット達→女性 仏教→大日如来、日光菩薩→ともに男性 対して月神は、 日本(神道):ツクヨミノミコト→女性 ギリシア・ローマ: アルテミス・ディアーナ→女性 イヌイット:→男性 仏教:月光菩薩→男性 //日本、ローマ、イヌイットでは太陽神 と月神は兄弟で、 //太陽神の方が年上。 // //仏教では全ての仏・菩薩は男性。 // //ちなみに、神道と仏教の関係から見ると、 //平塚らいてうの言葉「元始、女性は実に太陽であった。(中略) 今、女性は月である」は間違っている。 //正しくは「元始太陽も月も女性であったが、仏教の伝来により太陽も月も男性になった」である。 ---- 2005/12/18 ''著書『トーテムとタブー』は嘘だらけ'' フロイトは社会組織、倫理、宗教等は「原初の殺人」神話に起源を持っていると考え、 この考えを元に彼の代表的著作の一つ『トーテムとタブー』を執筆した。 この本によると「原初の殺人」とは世界最初の父親殺しの事である。 始原において、この父親は全ての女性を独占していた。 しかし彼の息子達が成長すると、息子達は父親に嫉妬し、 父親を殺してその肉を喰らい、女達を我が物にした。 フロイトはそう書いている。 彼によると、この「トーテムの饗宴」における父親は神でもあり、 神殺しというタブーの結果人類は原罪を背負ったのだという。 しかし民族学者達は、この「トーテムの饗宴」は全く馬鹿げていると 公言してはばからなかった。 彼らによると、何百ものトーテム部族の中で神の死体を喰らう儀式があるのは わずか4例に過ぎない。 しかも彼らによると、トーテミズムは最古の文化ではけっして生じず、 よってトーテミズムは宗教の起源ではない。 宗教学の権威の一人エリアーデによれば 『トーテムとタブー』は「手におえない「ゴシック小説」」で、 フロイトの説は「気違いじみた仮説」にすぎない。 フロイトと同時代の民族学者達はリヴァース、ボアズ、クローバーから マリノフスキー、シュミット等に至るまでがフロイトの説の嘘を立証したが無駄だった。 精神分析学の成功ゆえか、『トーテムとタブー』は その後「西欧知識人の3世代にわたる小福音書」になってしまう。 参考: 「オカルティズム・魔術・文化流行」、ミルチア・エリアーデ、未来社。 //---- // //''リンク'' // //[[精神分析学は死んだ>http://healmind.com/new_finding/psychoanalysis_dead.htm]] //[[森田療法批判>http://healmind.com/mui_therapy/criticism_morita_therapy.htm]] // ---- [[トップページ]]に戻る。
2005/7/9 ****''夢判断の嘘:太陽神'' 精神分析学で有名なフロイトは「夢判断では太陽は男を、月は女性を表す」と述べていた。 そしてフロイトはこの夢判断は神話的モチーフにも現れるといった。 しかし太陽神は、 日本(神道):アマテラスオオミカミノミコト→女性 ギリシア・ローマ:ヘリオス・アポロ→男性 イヌイット達→女性 仏教→大日如来、日光菩薩→ともに男性 対して月神は、 日本(神道):ツクヨミノミコト→女性 ギリシア・ローマ: アルテミス・ディアーナ→女性 イヌイット:→男性 仏教:月光菩薩→男性 //日本、ローマ、イヌイットでは太陽神 と月神は兄弟で、 //太陽神の方が年上。 // //仏教では全ての仏・菩薩は男性。 // //ちなみに、神道と仏教の関係から見ると、 //平塚らいてうの言葉「元始、女性は実に太陽であった。(中略) 今、女性は月である」は間違っている。 //正しくは「元始太陽も月も女性であったが、仏教の伝来により太陽も月も男性になった」である。 ---- 2005/12/18 ****''著書『トーテムとタブー』は嘘だらけ'' フロイトは社会組織、倫理、宗教等は「原初の殺人」神話に起源を持っていると考え、 この考えを元に彼の代表的著作の一つ『トーテムとタブー』を執筆した。 この本によると「原初の殺人」とは世界最初の父親殺しの事である。 始原において、この父親は全ての女性を独占していた。 しかし彼の息子達が成長すると、息子達は父親に嫉妬し、 父親を殺してその肉を喰らい、女達を我が物にした。 フロイトはそう書いている。 彼によると、この「トーテムの饗宴」における父親は神でもあり、 神殺しというタブーの結果人類は原罪を背負ったのだという。 しかし民族学者達は、この「トーテムの饗宴」は全く馬鹿げていると 公言してはばからなかった。 彼らによると、何百ものトーテム部族の中で神の死体を喰らう儀式があるのは わずか4例に過ぎない。 しかも彼らによると、トーテミズムは最古の文化ではけっして生じず、 よってトーテミズムは宗教の起源ではない。 宗教学の権威の一人エリアーデによれば 『トーテムとタブー』は「手におえない「ゴシック小説」」で、 フロイトの説は「気違いじみた仮説」にすぎない。 フロイトと同時代の民族学者達はリヴァース、ボアズ、クローバーから マリノフスキー、シュミット等に至るまでがフロイトの説の嘘を立証したが無駄だった。 精神分析学の成功ゆえか、『トーテムとタブー』は その後「西欧知識人の3世代にわたる小福音書」になってしまう。 参考: 「オカルティズム・魔術・文化流行」、ミルチア・エリアーデ、未来社。 //---- // //''リンク'' // //[[精神分析学は死んだ>http://healmind.com/new_finding/psychoanalysis_dead.htm]] //[[森田療法批判>http://healmind.com/mui_therapy/criticism_morita_therapy.htm]] // ---- [[トップページ]]に戻る。 ----

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