CB750の市販車はリアが片押し1potですが、これをリア片押し2pot化することが出来ます。
これは教習車部品のリアキャリパーアッセンブリー(リアキャリパー・リアキャリパーサポートのセット)(43150-MW3-B81)【価格が約2万円】 があればリアマスターシリンダーの変更をせずに問題なく取り付けが出来ます。
(教習車部品の発注ですが、店舗によっては教習車の車検証または車体番号がないと出来ないかも知れません。無くても発注できる店舗もあり)
注記1:市販車と教習車では、リアキャリパーにホースを取り付けるバンジョーの向きが異なるため、教習車用のホース(43310-MW3-A91)【価格が約4千円】もしくは社外ホースに交換しないと取り付けが出来ません。(実作業経験者)
注記2:右フロントキャリパー(市販車・教習車)とリアキャリパー(教習車)の形状がほぼ同じなので、右フロントキャリパーが余っているのであれば、教習車のリアキャリパーサポート(43190-MW3-B80)【価格が約7千円】を使って、取り付けが可能です。
※理由は不明ですが、右フロントキャリパー(市販車・教習車)とリアキャリパー(教習車)のピストンやシールの部品番号は異なります。将来の部品供給を考えると、案外こちらの方法にメリットがあるかもしれません。
CB750(市販車)に教習車の大型エンジンガードを取り付けようとしても、そのままではボルトオンが出来ません。教習車のフレーム(タンク横のフレーム)には大型エンジンガード用のボルト取り付け穴と平面加工がされており、市販車に取り付ける際には、ボルト穴の加工、平面処理が必要となってきます。 リアのマフラーガードについても同様です。 恐らくフレーム形状が少し違うと思われます。メーターガードは不明です。
猶、メーターガード、マフラーガードは市販品として販売されていますのでプロスマンレーシング
アフターマーケット欄の外装コーナーを参考にしてください
油圧部品のアッセンブリーだけで、7~8万ほど掛かるそうです。(ホンダドリーム談) どうやら一筋縄ではいかないようで、部品+工賃で10万以上掛かるとの事。実際にやった方の体験談あれば、加筆修正していただけると幸いです。
市販車のオイルクーラーは6段ですが、教習車用オイルクーラーは'97で7段、'98で8段になっており、横幅も異なります。
'97(CB750L-T)までのオイルクーラーは、ホースが下出しなので、オイルクーラー本体と取付ステーがあれば、市販車にそのままスワップが可能です。オイルクーラーの幅が広いので、教習車用ホースは市販車と微妙に長さが違うのですが、市販車用ホースでもぎりぎり取り付けできます。オイルクーラーは前傾してマウントされるため、ファンの風はエンジン上部(タンク裏側)に向かって放出されます。
'98(CB750L-W)以降は、オイルクーラーがバスタブタイプでホースが上出しになっていますので、ホースも交換する必要があります。CB750L-W以降の場合、フレームにオイルクーラー下部専用の台座があるので、市販車に付ける場合はバンドで台座を付けるなど固定方法を工夫する必要があります。オイルクーラーは市販車に近い状態で垂直にマウントされるため、ファンの風はエンジンに向かって直接放出されます。
どちらを使うにしろ、ファンを回すためイグニッション連動の配線を引く必要がありますが、某インプレのページにありますとおり渋滞対策には充分効果があります。取り付け効果は抜群で、渋滞時長時間のアイドリングでもノッキングやパワーダウンがなくなります。電動ファンでオイルクーラーを冷やすと同時に、エンジンにも風が当たるからだと思われます。オイルポンプは市販車も教習車も同じ部品番号なので問題ありません。
ちなみに、新品の部品をそろえると・・・
CB750L-Tの部品では
CB750L-Wの部品では
結構かかりますね・・・(価格はあくまでも目安です。2011/7/28に上記CB750L-Wの部品を購入したら70800円になってしまいました*_* 価格は毎年上がっていくと思われます)
CB750(市販車)は40Tもしくは39Tですが、教習車の43T(加速仕様)(41200-MZ1-790)【価格が約8000円】に交換することができます。チェーンは延長しないでぎりぎり取付可能でした。