「火竜大戦 偉大なる覇者と暗黒の歴史」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

火竜大戦 偉大なる覇者と暗黒の歴史 - (2006/11/26 (日) 16:58:47) のソース

**火竜大戦 偉大なる覇者と暗黒の歴史


 火竜の月15日(11/26)の世界大戦はこれまでにない早さで終結を見た。
前日のハイエナの陥落を受けて、生き残るだろう中・大規模国家は
SoulEraserやワムウなど4カ国にしぼられていた。開幕直後、Soul Eraserが
小国を次々と撃破、中規模国家モチも陥落する。直後に今度はSoul Eraserに
矛先が向けられ、必殺技フレイミングデスを排出して滅亡。中規模国家マハラジャと
ワムウの一騎打ちとなったが、人数で勝るワムウが優位にたち、開幕からわずか
1時間10分、15時10分にマハラジャが陥落。天下統一という空前の覇業をこの
短い時間でワムウは成し遂げたのだった。

 しかし、大戦の闇はこれからである。
 陥落直後、天下統一を祝う旨の国家が数人の手で建てられた。ワムウも祝い酒
の樽を割るようなつもりでそれを潰す。もしかしたら、ここまでならば、
濁たんも見逃してくれたかもしれない。
 その後、天下統一の高揚気分と南瓜溜めの目的などから、次々と小国が
乱立してはワムウに潰されていく光景が見られた。誰もが少し危うさを感じて
いただろう。マニュアルを読んだことがある人ならば……。

 ワムウの天下統一から25分、その南瓜は20個を数えていた。わずか30分足らずで
10個分の南瓜を実らせたのだ。しかしその南瓜は、一瞬で姿を消すこととなる。
 それは唐突に始まった。誰かが言った。南瓜数戻ってね?、と。確かに自国画面や
国勢の画面での南瓜が、十個に戻っている。マハラジャを打倒した時の個数である。
まさか、と皆が思い始めたとき、ついに濁たんの怒りが炸裂した。歴史が消えていく。
上から順に、????に変わっていく。それは止まらず、むしろ伸び続ける。数分の間に
それは、マハラジャ滅亡の瞬間まで遡ってようやく止まった。
 すさまじい黒歴史の羅列。ここまで????が続いたことはかつてあったろうか。
皆がそれを眺めていた。少しの感嘆と多くの畏れをもって……。誰もこれで終わるとは
思っていなかった。
 歴史と国の浄化は終わった。次は個人の番である。
 Gothが減った、ラストバトルがおかしい、などの情報が次々と寄せられた。それは
ほとんど、黒歴史に名を刻んでいた者たちからであった。そう、歴史は消えたのである。
その間の時は吹っ飛び、濁たんだけが対応できるッ!! 彼らが黒歴史の間に取った
行動や獲得したGothは抹消された。DarkTurnManagerという国名はまさにこれを表していた
のかもしれない。全てを闇に帰す管理人「濁」。

 しかしあくまで濁たんは、ルールに則ってこれらの処理を行ったに過ぎない、ということも
忘れてはならない。マニュアル上に、即滅亡を想定した建国は禁止だと明記されている
のである。濁たんは管理人としての責務を果たしたに過ぎない。古参新参関係なくペナルティ
を課した濁たんの几帳面さと平等さこそがTOEB濁鯖を存続せしめているのである。

 その後、建国が大戦終了まで制限され、さらにステダウンや自国米警告などの処置が
各キャラになされたが、報告されたキャラデリはなかった。黒歴史の規模を考えると寛大な処置
であるといえるかもしれない。
 今回の大戦は二つの意味で印象的であった。天下統一という大事業を成し遂げたワムウ。
そして広く深い黒歴史の闇。我々がこれらから学ぶべきことは多い。そしてかつてない大戦も
また、過去の歴史の一ページとなっていくのである。

 ぽいさん。

(2006/11/26 17:00現在、この大戦の件について濁たんからの公式声明はない。)
目安箱バナー