種類:クエスト
名前:ロスト・シーカー チャプター2『ヴェン・トレール』

入口:クラン・トンネルワーム・レアー
レベル:3
長さ:長い
基本XP:1,668XP(ノーマル)

【クエスト説明文-①-】
アーロス・アーキーランアル・ケランは彼の兄のヴェンがトンネルワーム族に
捕らわれたと言った。
クラン・トンネルワームのテリトリーは
ウォターワークウォーターワークスの中心の交差点の東方で、
テンバー・スタンド・ガードのすぐ南方にある。
トンネルワーム族を探し出し、トンネルワーム族のリーダー、
ボス・ジリックジィティックに立ち向かい彼ら一族の監獄を突き止めよ。




クラン・トンネルワーム・レアーに向かう。

コボルド・ウォリアー
「ヘッヘッ、この下水道はトンネルワームの縄張りだ!今すぐ消えろ!」

DM 前方にある扉の向こう側から、腐敗した肉体の臭いがもれてきている。

トロル
「コボルドじゃないのか!何れにせよ、どうせお前はここで死ぬんだ!」




クラン・トンネルワーム・レアーに入る。

DM トンネルワーム族は残虐であることで知られている。
     彼らのテリトリーに迷い込んで逃げおおせた冒険者の数は極めて少ない。

DM (スポット)部屋の真ん中には格子で塞がれた縦坑があり、
           下水道の地下深くへと続いている。

DM (スポット)真下に垂直に続いているこの縦坑は命取りになる危険がある。
          だがそこを横切っているパイプをうまく使えば落ちずにすむかもしれない。

DM 鉄の門が石とこすれて出す拷問のような音を、水がさらに大きくしている。

DM (リッスン)扉の向こう側からは大きな足音が聞こえる。

クラング・ザ・ブルータル
「この、や、やりやがったな!」

クラング・ザ・ブルータル
「ひゅ~っ!そいつは効いたぜ!」

クラング・ザ・ブルータル
「がああっ・・・」

DM (スポット)壁のひっかき傷の中に読める文字があるのに気付いた。
           それは「チーフ・ジティックジィティック・ルーム」と読める。

ボス・ジィティック
「力があると思ってるようだが、死んでもらうぜ!トンネルワーム、かかれ!」

ボス・ジィティック
「ぐぐっ・・・ジィティックは怒ったぞ!」


パスワード・トゥ・ボス・ジィティック・プリズンを手に入れる。

トンネルワーム一族の牢獄への入口を見つける。


クエスト『ロスト・シーカー』chapter2をアドバンス(1回目)





入口:クラン・トンネルワーム・プリズン
レベル:3
長さ:普通
基本XP:

【クエスト説明文-②-】
トンネルワーム部族の牢獄でヴェン・アーケランを見つける。





クラン・トンネルワーム・プリズンに入る。

DM トンネルワーム族に捕らえられれば死刑判決を受けたのも同然である。

DM (リッスン)近くで怒ったウルフのくぐもったうなり声が聞こえる。


ベッドラグド・プリズナー(全5人ともセリフは同じ)と話す。

「救出?本当か?ここに来て30日経ったときから・・・
 もう望みも持たなくなっていたのに。
 私を救助しに来てくれたんだろ?そうだと言ってくれ!」


PC①「落ち着け。お前は自由の身だ。ここから脱出するんだ」
⇒talk②へ

PC②「聞きたいことがあるんだ。ヴェン・アーアル・ケランを捜してるんだが」
⇒talk①へ




talk①

「ヴェン・アーアル・ケラン?ああ、知ってるよ。宝物を捜してた。
 確か、黄金を求めてここに下りてきたんだと思う。
 コボルドなら奴がどこにいるか知っているだろう。
 奴ら、あの男を痛めつけていたからな」


PC「痛めつけていた?」


「相当ひどくな。あの男がトンネルのどこかで悲鳴を上げているのが聞こえた。
 だが、2、3日前にそれも止まった。
 もう奴を生きて見つけることはできないかもな」


PC「それが嘘であって欲しいものだな。さあ、行くんだ―ここから逃げろ」
⇒talk②




talk②

「神の呪いが奴らの上にあれ。
 コボルドには私たちにしたことすべてが仇となって返ってくる。
 それも二倍になってな!
 やつらの断末魔の叫び声が聞きたいぜ・・・
 奴らに鼻水たらして泣きながら、命乞いをさせろ!」

捕虜はそそくさと立ち去った。

会話終了





テリファイド・プリズナーと話す。

「走れ!まだ大丈夫だから、ここから逃げるんだ!」


PC「なんだ?何が悪いんだ?」


「スコーピオンだ!
 コボルドは私たちをスコーピオンの餌にするために、ここに落としたんだ!」


PC「スコーピオン?早くここから脱出したほうがよさそうだな」


「ああ、私たち・・・遅すぎたようだ。奴らが地下から、近づいて来るのが聞こえる。
 行け!お前は助かるんだ!」

会話終了


DM (リッスン)骨をれんがにこすり付けるぞっとするような音が聞こえる。

DM 忌々しいコボルドの神に捧げた粗末な祭壇の横から、
     祈祷師の格好をしたコボルドがこちらに向かって分けのわからない
     金切り声を上げている。

DM 残酷な拷問器具がこの部屋の至るところに置いてある。




ヴェン・アル・ケラン・コープを調べる。

ヴェン・アーケランアル・ケランに違いない。死んですでに数日経っている。
近づいて見てみると、死体の下に、
規則的に並んだ一連の赤茶っぽい色のマークが見て取れる。


PC ヴェンの遺体を動かし、もっと念入りにマークを調べてみる。


ヴェンの死体を動かすと、奴の内臓に虫に食われたような刺し傷が現れた。
奴が死んだとき、自分の血で最後のメッセージを書こうとしていた。
判読できる文字は『シール・オブ・シャン・ト・コー』だけである。


クエスト『ロスト・シーカー』chapter2をアドバンス(2回目)





コンタクト:ガード・テンバー

【クエスト説明文-③-】
戻ってガード・テンバーにヴェンが遺したメッセージを伝える。





ガード・テンバーと話す。

「ああ、お前のその表情が私の心を凍らせる。
 ヴェンはどこだ?私のいとこは?」


PC①「残念だが、奴の遺体を発見した」
⇒talk③へ

PC②「奴らはヴェンを何日も前に殺していた。チャンスなんてなかった」
⇒talk④へ




talk③

テンバーは首を振り、まばたいて涙を払った。

「予想していた通りだった。
 私はいつも、奴がそんな死に方をするんじゃないかと恐れていた。
 奴は街の地下をうろうろして、決して戦うことをためらわなかった。
 だが、独りコボルドの刑務所で死ぬなんて・・・なにかとても無益だよな」


PC①「無益でもないかもしれないぞ。奴はメモを残している」
⇒talk⑥

PC②「少なくともアーロスが生きて帰ってきてくれてよかった」
⇒talk⑤




talk④

「死んだ?」

テンバーは驚いて凝視している。

「し・・・信じられない。奴はいつも怖いもの知らずで、
 噂や安ぴか物を追っては下水道に入っていた。
 だが・・・これでは割に合わない」

男はテンバーはうな垂れた。


PC①「奴のことは残念だったな。だが、聞いてくれ―奴はメモを残している」
⇒talk⑥へ

PC②「少なくともアーロスは生き延びた。ヴェンも喜んでいることだろう」
⇒talk⑤へ




talk⑤

「そうだ、だがお前がアーロスを早く救出してくれたから、望みも持っていたんだが・・・
 ああ。だが、その望みも絶たれた。
 もうこのことについて話して無駄だ。
 今となっては、ヴェンが一体あの下水道で何を捜していたのか、
 知ることができたらいいのに!」


PC「まだ少し望みはある。ヴェンは死ぬ前に、メモを残した」
⇒talk⑥へ




talk⑥

「メモ?何と書いてある?」


PC「『シール・オブ・シャン・ト・コー』とか書いてあった。
   意味は分からないんだがな」


「シール・オブ・シャン・ト・コー?前にその奇妙な名前を聞いたことがある・・・
 そうだ、あの変な到達者の小娘が言っていたんだ。
 あの女は同じレリックを探して、トンネルワームの領域をうろついていた」


PC「到達者?」


「ああ、到達者。奴らは自分達をそう呼んでいるんだ。
 向こう見ずな探検家の集まりにしては、気取った名前だが、
 奴らは何が金になるか良く知っている。
 もしやつらの1人がシール・オブ・シャン・ト・コーを追っているのだとしてら、
 それは重要なものに違いない!
 ウェイファインダー・デイルの所に行って、お前が突き止めたことを話して見ろ―
 あの女はきっとストームリーチ・マーケットプレースの南東の角にある、
 スチーム・トンネルを調べているんだ」


クエスト『ロスト・シーカー』完了

会話終了





クエスト『ロスト・シーカー』完了後に話しかける。

「下水道では、ほろ苦い勝利だったな。きっと今晩は哀れなヴェンの悪夢を見るだろう。
 アーロスを助けてくれたから、アーケランアル・ケラン一家は永遠にお前に借りを作ったな。
 ヴェンが探していたシールを見つけてくれ。
 そうすれば、奴の死が無駄ではなかったと、私の悲しみは和らげられる」

会話終了





【クエスト説明文-チャプター2概要-】
行く手をはばむクラン・トンネルワームを蹴散らし、ボス・ジィティックの息の根をとめ、
牢獄につながれたヴェン・アーケランアル・ケランを発見した。
だが、時すでに遅く、ヴェンは息絶えていた。
なきがらのそばには自身の血で『シール・オブ・シャン・ト・コー』と書き残されている。
ガード・テンバーに伝えたところ、そのアーティファクトのことなら
ストームリーチ・マーケットにいるウェイファインダー・デイルに
尋ねてみるのがよいと勧められた。





【クエスト説明文-『ロスト・シーカー』概要-】
行く手をはばむクラン・トンネルワームを蹴散らし、ボス・ジィティックの息の根をとめ、
牢獄につながれたヴェン・アーケランアル・ケランを発見した―
だが、時すでに遅く、ヴェンは息絶えていた。
なきがらのそばには自身の血で『シール・オブ・シャン・ト・コー』と書き残されている。
ガード・テンバーに伝えたところ、そのアーティファクトのことなら
ストームリーチ・マーケットにいるウェイファインダー・デイルに
尋ねてみるのがよいと勧められた。



最終更新:2006年08月20日 17:44