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目次













(一九八二年八月七日の雲示)

1.私は古代アトランティス時代の霊


―古代エジプト語らしい自己紹介が長々と続く―。

富山  あなた様はどなた様ですか、日本語でおねがいできましょうか、なんというお方ですか―。

(たどたどしい日本語で語りはじめる―)
ワタクシハ……コダイ、エジプト、ニイタモノデアリマス―。

富山  すると、今の言葉は、エジプトの言葉ですか。

ソウデス、エジプトノコトバデス。

富山  少し古代インド語に似た感じがしますが……。

アルカモシレマセンガ、パラオ、ノジダイノコトバデス。

富山  かなり前ですね―、モーゼ様ですか。

チガイマス。

善川  なんとおっしゃるお方ですか。

アモン  アモンと称ばれておりました。
(注・この時点でO川OOの言語機能に同通するようになった)

富山  イエス様ですか、そうしますと? アモンとおっしゃる方は、イエス様の過去世のお名前と聴いておりましたが―。

アモン  いいえ、アモンという個性霊です。

善川  天上界におられるわけですね―、それで光の指導霊としてお働きですか。

アモン  そうです。

富山  あなた様は、アトランティスから移られた方ですね、元はアトランティスにおられて、エジプトに移られた方ではないでしょうか……。

アモン  そうです。そのとおりです。アトランティスからエジプトに移ったものです。

富山  そこにおられたのは「正法」流布のためですね。

アモン  そうです、そのとおりです。

富山  そうすると今から七、八千年前ですね。

アモン  今から一万一千年近く前のことです。

富山  そうするとアトランティスの……

アモン  末期です。

富山  では、ピラミッドより少し前になりますか。

アモン  前になります。

富山  アトランティスは大陸であったわけですね。

アモン  そうです。

富山  それが地殻変動で沈没したということですが、それは急激に沈んだのでしょうか、それとも徐々に沈んだのでしょうか。

アモン  ある部分は徐々に沈みました。しかし私たちの住んでいた部分は、一夜にして没しました。

善川  それで人びとは、どのようにしてエジプトヘ逃れたのですか。

アモン  乗り物に乗って逃れました。

善川  その当事の乗り物といえば、舟ですね。

アモン  違います。

善川  どんなものに乗って逃れたのですか。

アモン  あなた方が、飛行船とよんでいるようなものです。

善川  そうすると、アトランティスには、文明というよりも、自然科学もかなり発達していたのですね。

アモン  そうです。かなり発達しておりました。

善川  現代の文明程度に―。

アモン  もっと発達しておりました。現代の文明をもっと遥かに凌いでおりました。今からおよそ一世紀程さきの科学文明があったと考えていただいてよろしいと思います。

善川  それはアトランティスだけですか。それとも他の地域にも……。

アモン  どういうことでしょうか。

富山  つまり、正法流布が地上界では充分になされなかったという……。

アモン  そうではありません。私たちは努力しました。正法を説きました。しかし悪の力のほうが勝っていたのです。私たちの仲間は、つぎつぎと処刑されていきました。光の天使達はつぎつぎと処刑されていきました。私たちは逃れました。エジプトの地へ逃れて行ったのです。その後、アトランティスは一夜にして沈んで行ったのです。悪ければそこまでいくのです。

富山  エジプトだけではなく、今の中南米の地にも逃れていったのですね。

アモン  行った人もいるでしょう。

富山  失礼ですが、アモン・ラーといえば″太陽神信仰″をされていた……。

アモン  わたくしです。

富山  それは、あなたに対する信仰ですか。

アモン  私が元であります。

富山  あなたご自身が、太陽信仰を唱えられたのですか。

アモン  私がアモンです。私が太陽神の象徴的存在だったのです。

富山  アモン・ラーとは太陽と同一視されておりますが、あなたご自身が太陽神信仰を唱えていたのですか。

アモン  そうです。″光″です。私は″光″です。光に対する信仰です。光が法を説いたのです。光が説く「法」を信仰したのです。

善川  仏教でいう大日如来に相当するのですか。

アモン  仏教―をあまり存じませんが、私は当時、神の心はあの天空に輝く太陽のようなものだという説を中心に説きました。

富山  太陽の恵みをもって、その光の象徴とされたのですね。

アモン  そうです。譬を用いなければ、人びとは理解できません。眼に見えない光は分りません。太陽という現にある光を比喩にして私は法を説いたのです。神の心はあの太陽のようなものであり、すべての人を平等に照らしている。すべての人に恵みをもたらしている。そういう法を説いていったのです。

善川  その当時の、いわゆるアトランティスで反逆を行ったサタンという連中は、現在いるサタンとは継続して同じなのでしょうか。

アモン  同じです。彼らに敗れたときもあったのです。しかし彼らが天下を取って、私達を駆逐したように見えて、その実、彼らの天下は一日にして没してしまったのです。神の力の偉大さが分るでしょう。神は悪をいつまでも置いてはおかないのです。


2.アトランティス時代の″正法流布″の困苦について


富山  あなた方のアトランティス時代の″正法流布″の仕事はどのようでありましたか。悪の勢力が非常に強かった時代にあっては、むずかしかったのでしょうね。

アモン  むずかしいなどいうものではありませんでした。迫害の日々でありました。毎日が迫害の連続でした。悪魔狩り、魔女狩りを想い出されたらよろしいでしょう。日々迫害です。科学文明万能の時代です。

私たちのように神を説き、霊を説く人間は、本当に頭がおかしい、時代遅れのおかしい人間として迫害され、現に処刑されはじめたのです。そのような法律さえあったのです。魂を説き、神を説き、そのような淫(みだ)らなものを説く者を処刑するというような法律までも出来てしまって、私たちの仲間は、つぎつぎと殺されていったのです。わかりますでしょう。ナチスのユダヤ人狩りのようなものです。あのようなものが起きたのです。

富山  唯物論的な考え方が主流だったのですね。

アモン  そうです。そのとおりです。

富山  そうすると、文明の発達が自然科学のみに偏向し、精神科学の面が遅れていたというか、欠けていたわけですね。

アモン  欠けていたと申しますか、なんと申しますか、否定する方向に行っていたわけですね。科学と宗教、科学と心とが不二一体であるということが分らないで、否定する方向に行ってしまったわけです。共存するものであり、支え合うものであり、補完するものであり、実は同一のものであるということ、これに気がつかなければいけないのに、これに気がつかず、遂に否定するもの、対立するものとして、考えていったわけです。

富山  いま非常にその危険がありますね。

アモン  あります、非常にあります。

富山  従ってそういう中で「正法」というものを人びとの中へ広めていき、価値意識の革新を、精力的に推し進めていかねばならないですね……。


3.サタンの行動も意識化してきた


善川  ついさきほどまでサタンどもが私に接近して離れず、彼らのその目的をただしても、彼らはぬらり、くらりと言を左右にしてまともなことは何も語らず、しつこく憑きまとうのですが、これはどういうことでしょうか。

アモン  目的は最初から分っております。混乱と妨害であります。彼らは、自分らの力と私たちの力とを、いま秤にかけているのです。あわよくばアトランティスの時代のように、法を語る人たちをつぎつぎと犠牲者にしていきたいのです。彼らも準備態勢の中にあるのです。そのような態勢の整うのを準備しているのです。

善川  これにつきましては先般、フワン・シン・フワイ・シンフォーという方がお見えになられて、彼らの棲む地獄界の仕組みについてお教え下さったのですが、それによると彼らは譬えて言うなら、″地獄界″という病院で心の病いを治療している病人だと言われたのですが、しかし彼らは普通の病人ではなく、非常に悪辣な考えを持った病人であるように思われるのですが。

アモン  それは、こういうことなのです。病人という一般概念において捕捉する場合はいいのですが、このような混乱の時代、世紀末の時代に起きているのは、ただの病気ではなく、これは伝染病なのです。伝染病の患者を放置しておけばつぎつぎと感染していくわけです。それで健全な人びとがつぎつぎと倒れていくわけです。

このような特別な病気がいま流行っているのです。しかし、永い眼で見れば大した問題ではありません。いま科学万能というウイルスが蔓延しているわけです。

善川  一方においては神秘の世界、霊の世界を唱えるもの、探究するものもあるわけですが、その方法なり目的なりが、必ずしも正法に則ったものばかりではないと思うのですが―。

アモン  悪魔狩りをさそうための下準備なのです。霊についておかしなことを述べたりする人びとを出すことによって、やがて正しい人たちも一蓮托生と申しますか、同じようにさせてしまう、そのための策略であります。

善川  ああそうですか、人間の心を自我我欲という方向へさそっていっているわけですね……。

アモン  この世的な自我我欲というようなものだけではないのです。少し違うのですが、心を痛む方向に連れていこうとしていることは確かです。

富山  神に対する挑戦的な考えを持っているわけですね。

アモン  挑戦などというものにはなっておりません。

富山  彼ら自身は挑戦だと思っているかも知れませんね。

アモン  そう思っているかも知れません。

善川  現在出ているルシファーもその当時からのサタンの頭だったわけですね。

アモン  おりました。


4.現在も悪しき想念が積もり天変地異の危機が迫っている


善川  現在、また天変地異や、人災があると、世評にのぼっておりますが……。

アモン  起こるでしょう。それもここ数十年のうちに起こるでしょう。

善川  その天変他異というものは……。

アモン  起きるでしょう。かなりの大陸が沈んでいくでしょう。地殻変動が起きるでしょう。人類のうちのかなりの部分の人は、海に沈んでいきます。

富山  そういう状況において「正法」を説くということは、非常に重要なことになりますね。何も知らずにそういう状況に接した場合は―。

アモン  説かなければいけないような状況がもう来ているのです。私たちというよりも、あなた方を含めて″正法″を説いて世の人びとを救わなければ、もうどうにもならないところまできているのです。

富山  その地殻変動なり、天変地異という災害をとり除くなり、遅らせるなりするということはできないのでしょうか。

アモン  出来ません。もう既にそれは起こっているのです。もう私たちの世界においては、既にそれは事実として起こっているのです。それが現象界においては遅れておるのです。もう変えられないのです。まず意識のほうで起こっておるのです。心の世界で現象化するのです。その次にあなた方の世界で起こるのです。

善川  しかし最近、ペンジャミン・クレーム氏が説く「大救世主(マイトレイヤー)」という方が現われて、それを緩和する方向へ向いているということですが……。


5.正法流布の急務を理解せよ


アモン  もちろんそうです。私たちの力というのは、それを緩和し、その中で人の心を救うという方向に進んでいるのです。しかし現象は現象として起こるでしょう。だから私たちはこうして、あなた方を通して語っているわけです。

善川  では私たちに、特別の任務というものがこれからあるというのですか。

アモン  もちろんあります。

善川  だが今のところまだ、そのような任務を実感として受けとれないのですが。

アモン  大分わかってきております。

善川  では、具体的にどうすれぱよいかということになると、全く五里霧中というところなのですが―。

富山  お伺いしたいのですが、地上界において、正法を流布するということの一つの意味に、地獄界のエネルギーは地上界の悪想念が彼らの活動源となっているということですから、地上界の浄化ということに大きな意味があるわけですね。

アモン  その通りです。

富山  そうすると、いいエネルギーで地上を満たすということですね。

アモン  そうです。そういう善なるエネルギーで、この地上を満たしなさい。それがあなた方の役割です。

善川  その方法はいろいろあるでしょうけれども、これは私たちだけでは……。

アモン  あなたも、私たちの仲間なのです。

善川  が、私たちという範囲は、こんな狭い範囲ではなくて―。

アモン  もっともっと多数の人がおられます。

善川  覚者といわれる方々が―。

アモン  やがて出てきます。その日のために力を磨いておきなさい。やがて出てきます。だんだんに出てきます。しかし、事が起こる前にそれらの勢力はできてくるでしょう。天が曇り、地が動く前に、それらの勢力は出来てくるでしょう―。

富山  いま、ファティマなどで予言がたくさん出ていますが、それらのことは天上界からの地上界への一つの知らせと受け取ってよろしいでしょうか。

アモン  私たちは、さまざまな形ですでに警告を発しております。

富山  なおお伺いしたいのですが、たとえば、いま世界で終末観というのがありまして、ここまでいけば、確実に世界は破滅するんだという心で世界の人が充たされた場合に、その方向へ行くんでしょうか。

アモン  行くでしょう。

富山  逆の場合、つまり善念が地上に満ちてきた場合に、そんな悲惨な状況からはまぬがれるということになりますね。

アモン  神は全員が滅びるとは言っておりません。人間は、いわゆる自然淘汰というものがないのです。こういう災害ということを通して神は人間に反省を求め、同時に魂の飛躍的な進化を求められておられるのです。

善川  たとえば、核による世界大戦、このような危機はなくなりつつあるのではないですか。過去の経験を土台として、人間の理性の覚めが高まれば―。

アモン  出来ないのです。なくならないのです。これも既に公害のうちに入っています。


6.大災害は地球上に溜った悪想念の自壊作用


アモン  エネルギーの法則において、起こるべきものは起こっていくのです。たとえば、いま悪の想念がかなりこの地上に溜ってきているわけです。このような悪の想念がたまってくると、必ずそれに対する反作用というのが起きてきます。そういうことの、法則性の問題です。

富山  それは地球の意識の問題なのでしょうか、一種の拒否反応的な―。

アモン  そうです。法則性の問題なのです。

善川  一種の″自壊作用″的なものなのではないでしょうか、いわゆる悪想念の―。

アモン  そのとおりです。

善川  この場合、これらの災害地の地域設定というものは、もうそちらで行われているのでしょうか。

アモン  設定されているのではなく、既に起こっているということが、私たちの眼には見えるのです。

善川  とにかく、非常な事態が切迫してきているというふうに感じられますし、またいろいろの書物などに語られているわけなのですけれど、その時期はいつ頃でしょうか……。

アモン  ―数十年です―。

善川  それは現象界での時間ですね。

アモン  ―そうです。ただ複数の時期にわたって起こります。

善川  それは徐々に行われるのでしょうか。

アモン  何回かにわたって、地域を違えて起こります。

善川  それは規模的に後になるほど大きくなるのですか、それとも最初が大きいのですか。

アモン  それぞれ大きいです。

富山  今の世で「正法、神理」を唱える覚者という方々は世界の各地に出ておられるのでしょうか。

アモン  各地域、各地域において、本来一つのものを信ずるようになって来つつあるのです。

富山  当然統一的な指導がなされておると思うのですが、環境とか、地域差による習慣とかいうものがありますので、多少のズレというものも考えられるのですが―。

アモン  日本であるならば、神道、あるいは仏数的な色彩のある″法″が説かれるでしょう。アメリカやヨーロッパであるならば、キリスト教的な色彩のある″法″が説かれるでしょう。そのような違いはあるはずです。


7.宇宙界と如来界人との立場の相違


善川  失礼ですが、あなた様は天上界ではどういうお立場で、どのようなお仕事をされておられますか。

アモン  天上界では、さまざまな計画を樹てるという役割です。

善川  そういうお役目の中で、たとえば責任者というお立場で……。

アモン  私は、私たちの世界で指導的な立場にはありません。

善川  しかし如来様であられることは確かですね。

アモン  そうです。

善川  いま天上界で如来として、それぞれの任務を持っておられる方は何人くらいおられるのですか。

アモン  数百人おります。私はそのうちの一人です。

富山  たとえばあなた様は、エル・ランティー様を通じて神の意志を伺うことになるのですか。

アモン  私は直接、神の意志を確認することができます。如来は、神の意識と同通することができます。

富山  宇宙界という概念と如来界という概念とは違うように思うのですが、如来界においても神の意識に同通するということは同じなのでしょうか。

アモン  如来も、神の意識と同通することはできますが、しかし、その程度が違うのです。私たちはまだこの地球という、この場にかなりの執(とら)われをもっているのですが、宇宙界の霊というのは、もはやこの地球という場に執われがなくなっているのです。
私たちは、未だ地球という場に執われがあるわけです。

善川  宇宙界の霊と、如来界の霊との霊域と申しますか、「界」あるいは次元の相違というものはあるのでしょうか。

アモン  いや、いつでも会うことができます。

善川  それは宇宙界の霊の方は、宇宙的な進化ということを司っているのでしょうか。

アモン  彼らは全宇宙における地球のあり方ということを、主に考えておられるわけです。

善川  太陽系の中の地球という観点において……。

アモン  そうです。

善川  太陽系の地球だけに生物がいて、他の星にはいないということは、どういうことなのでしょう。

アモン  地球にだけ生物がいていけないという理由がありますか。全宇宙には数え切れないほど無数の星があります。その中にまた無数の人たちが住んでいるのです。たまたま太陽系という幾つかの惑星の中の一つに地球が当たっているというだけで、別に意味はないのです。人間が住みよい環境が地球であったということで、他に意味はありません。

善川  他の太陽系の惑星に生物はいないのですか。

アモン  一部います。ただしそれは人間のような形をとっているというものではありません。

善川  低級なものなのですね。

アモン  低級といってよいかどうか。なんとも言えませんが、人間のようなものではありません。


8.地球霊団の起源について


富山  ただ私達の霊団というのは地球以外にもいたこともあるのですね。

アモン  あります。

富山  あなた様は、私たちの地球霊団が移ってくる以前の状態ということはおわかりになりますか。

アモン  大体わかります。

富山  それが何億年か私は知りませんが、以来の人類の動きというものは記録されているのでしょうか。

アモン  されています。

善川  現在の進化論からすれば、結局人間は、最初はアメーバから進化したものとなっていますが、そういうことについては如何ですか。

アモン  進化論は地球の歴史を越えることはできないのです。私達の生命を遡れば地球よりも古いのです。進化論は地球ができてから後の法則でありましょう。しかし私達の生命は地球ができる以前からあるということ、これを忘れては困るということです。

善川  一説によればその昔、円盤に乗って地球に来たというのですが、それは霊魂として来たのではなくて、肉体を持った形で来たのですか。

アモン  そうです。

善川  それでその子孫が増えたのですか。

アモン  違う面もあります。

富山  途中から合流した面もあるのですね、肉体的には―。

アモン  そうです。

善川  たとえばそれは、猿が進化したというのではないのですね。

アモン  猿からではありません、人間は人間です。

善川  たとえば、他の星から来た人類とか―。

アモン  あります。一部あります。

富山  つまり地球霊団の長、エル・ランティー様のもとに修行するために合流したという面もあるのでしょうか。

アモン  最初は、約六千万人ぐらいです。

富山  それは霊として数えられる六千万人ですか……。

アモン  円盤で来たのが六千万人です。

善川  それは相当大きな飛行物体でなければ輸送できなかったのではないですか。

アモン  そうです。

富山  一種の集団移動みたいな形ですね。

アモン  そうです。

善川  しかし、それが三億年以上も前にですか。現在の地球より進んだ科学を持つ科学力で、その星団から来たとするなら、その人達の魂というか、霊的な水準の高さというものは、非常なものであったと思うのですが、今日の人間界を見渡すかぎりでは、それほどの高度な魂を持った人間ばかりでないということは、これは堕落したことになるのでしょうか。どうしてこういうことになっているのでしょうか。

アモン  科学水準だけでいうのであれば、来た段階より今は劣っております。というよりも、元の星から魂が分れた理由というのは、そもそも新しく、も一度やり直してみたいというところから出発しております。もとの段階を、さらに進めるために来たのではないのです。もう一度、元からやり直してみたいということからはじまっているのです。

富山  そうすると、元の星から全員が来たのではなく、分れたのですね。

アモン  魂が分れたのです。もうこの星でこれ以上修行ができないと思った魂が分れて、この地球という星へ来たのです。

富山  それは、エル・ランティー様のご指導の元に来られたのですね。

アモン  そうです。

富山  そうすると残られた方というのはどなたかの指導で―。

アモン  他にも指導者はおりました。

善川  その星はもう消滅したのですか。

アモン  まだ在ります。

富山  現在、この円盤とか飛行物体が来ておりますが、これは地球上だけの問題ではなく、もっと広い意味で、何か大きな変化があるのではないかとの予感をさせられるのですが―。

アモン  というよりも、地球上に起こる変化を彼らは観察しに来ているのです。

善川  今の地球の科学水準では三次元の物体が、数千数万光年という遠隔地からは来れないというのが常識ですね、それがどうして?

アモン  それは、いまのあなたに説明することは″無理″です。

富山  これからわれわれの正法流布をするという意味の一つに―これからいろんなエネルギー革命が起こると思うのですが、強大な宇宙エネルギーを、もしそのエネルギーの使い方を誤ったなら危険な状況になると思うので、その前に心の改革というか、それを図る意味で精神面での改革が必要だというふうに考えてよろしいでしょうか。

アモン  はい―。

善川  あなた方がその昔、アトランティスからエジプトヘ渡られた時の、その時代のエジプトの文化といいますか、科学というものは……。

アモン  低かったです。

善川  アトランティスから渡られた方が、飛躍的に発展させたのですか。

アモン  そうです、発展させたのです。

善川  たとえば、アトランティスから科学者とか、あるいはそれに必要な材料とか工具とか、そういうものを持って行かれたのですか。

アモン  道具はなかったのです。しかし、人間という思考をするもととなる知能が渡っていったわけです。だから道具がないからエジプトの文化は違ったものになっているわけです。文明の基礎が異ってきていますから、しかし高度に進んだ考え方そのものは伝わっていっているのです。


9.宇宙神の根源意識は生成育化発展繁栄そのものにある


富山  おたずねしますが、あなた様は神と語り合うことができると言われたのですが、あなたが仰しゃっている神という方は、エル・ランティー様よりも高次な方を指しておられるのですか。

アモン  人格的存在ではありません。神の意識の働きを私たちはキャッチできるといっているのです。逢うことができるようなものではないのです。神の意識を私たちは直接キャッチできるといっているのです。

富山  それが会うことですね。

アモン  とも言えるが、私たち自身が神の一部であり、神の分身という自覚が普通一般より高い立場にあるということを忘れられては困るのです。

善川  それはやはり太陽系の神と、銀河系の神と、その他の星雲の神、全宇宙の神、というふうに神の意識というものも次第に広く、高く、深まりを持っていくのではないでしょうか。

アモン  よいことに気づかれました。地球を超えて銀河系には銀河系意識がまたあるのです。もっと大きな意識もあるのです。しかし、私たちの立場から言えば、銀河系といえばもう全宇宙の神の意識として感じとられるのですね。まださらに高次な意識もあるでしょうが、そこまでは分らないのです。それは無理です―。

善川  神の意識に次元はありましょうが、究極的な宇宙の理想というものは、「生成発展」という意識で一貫されているのではないでしょうか。

アモン  そうです。「生成発展」繁栄であります。宇宙の意志は、生成育化発展、繁栄であります。たとえ途中でどのような苦しい破壊的なことが起きようとも、再びそこから立ち直り繁栄していく、繁栄のための破壊、破壊が許されるとしても繁栄のための破壊、それが宇宙の意識であります。

古い細胞が消えて新しい細胞が生れてくるように、破壊的現象が生れても、それは決して破壊のための破壊ではなく、次により良く、より新しいものが生れ出るための産みの苦しみであります。これらの神理は、あなた方の日常の周辺の、たとえいと小さきものの中にも、そしていと大きなものと感じられるような事態の中にも、一貫して存在する論理として納得されるはずのものであります。

善川  いまのあなた様のお話で私どもは、宇宙の偉大なる意志と、深遠なる叡智を垣間見た感がいたします。
本日は大変有意義なお話をいただきまして、まことにありがとうございました。