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目次














8.若い女性はあまり男を知り過ぎてはいけない


善川  いま一つ、これは世俗によくあることですが、ここに男女の二組があるとしましても、一人は例えば男性の場合は妻帯者で家庭を持っている、これをまあ上司とする。その下に女性、OLが居る、ところが最近の女性は、マスコミの発達や、高学歴者も多いために、社会をみる眼、特に男を観る眼というものも肥えて来ております。従って同年代の適齢期の男性をみる場合と、既に三十、四十歳に達している人をみる場合とでは、結婚対象年齢の男性では物足りなさを感じるということが世間では色々あると思うのです。それよりもそれだけの社会経験を積んだ年配の男性に魅力を感じることから、結婚に踏み切れず、脱線して、不倫の問題を起こしたり、そこまで行かなくとも、その魅力ある年配の男性が忘れられないために、ついつい結婚適今期を逸していくといったケースが多いようですが、こうした問題については如何なものでしょうか。

ナイチンゲール  これは、一つの社会的な問題であろうと思います。これは女性である私の口から言うのも少し問題があろうかと思いますけれども、若い女性は、余り男を知り過ぎてはいけないんです。これを私は警告して置きたいと思います。余り男を知り過ぎてはいけないのです。やはり男の中に未知なるもの、解らないものがあるというのでいいと思うのです。だからこそ新鮮な気持で、結婚という船出ができるわけです。

特にうら若い女性達は、会社で働くということも増えて来ているでしょうけれども、それでいろんな男を見過ぎてはいけないんです。知り過ぎてはいけないんです。これはむしろ人間の知恵です。社会の知恵です。女性が自分の眼で男を選ぶということは、いい面はありますけれども、いま一つ良くない面、危険な面も多いということです。こういう自由恋愛の結果、いろいろと挫折するものが出ているということです。ですから私は若い女性は、世の中の男性をあまり見過ぎない方が良いと思います。そして父親なり、或いは先生なり、知り合いの方でも結構です。年配の方々から然るべき助言を頂いて、賛成されたような方と結婚するのが望ましいと思います。

ですから今あなたが言われた問題というのは、女性が結婚前にいろんな男性を知り過ぎているというところからきています。孔子様といわれる方は、「男女七歳にして席を同じゅうせず」と仰しゃったそうですが、これは、単なる差別教育とみられてしまえばそれまでですが、男女の中にはお互いに分らない面があって、だからこそ新たに一緒に船出して行こうとする勉強の場があるのです。ですから結婚を前にして、あまり、男心を知り過ぎるということはよくない面もあるのです。それと、結婚前の適齢の女性を、女性を知った上司、男の眼にあまり長く曝(さら)すのはよくないと思います。これは父親、母親達がもっと考えるべきことです。


9.愛とは与え合うだけでなく相互に築き上げていくもの


善川  結婚問題の話の途中でまた、愛情の問題に返っていくようですけれど、結局愛というものは、単に互に与えあうだけのものでもなく、一つには二人で育(はぐく)みあい、築き上げていくものでもあると思うのですが、互に未知でまだ分らないけれども、その中に二人で力を合せて一つの世界を築き上げていくというプロセスの中に、純粋な愛が開花していくのではないかと思うのですが……。

ナイチンゲール  そうです。愛というものは、これから作っていくものです。最初から用意されているものではないのです。世の若い男女に対して、カップルに対して私は忠告したい。お互に品物でも買うようなつもりで見定めているのではないですか、女性は女性で男性を品物を購うように値段をつけているのではないですか。男性もまた同じじゃないですか、値段がついている品物であれば購った時が最高であって、後は値段は下っていくのです。値打は下っていくものではないでしょうか、そうではないんです。これから新たに一緒に船出をして新たなものを、あなたが仰る通り築いていこうとする時に、適任の方は居ないかということで探すべきであります。創りあげていくもんです。仰る通りです。

善川  ありがとうございました。女性一般に関しての質問もいろいろありますが、その意味で今回は東西の優れた女性霊の方々に、ご自分のかつてのご経験なり、また神理に則った高邁(こうまい)なる識見なりを承わっているのですが、あなた様には非常に貴重なお教えを伺いまして、世の女性の方々の処世の指針とさせて頂きましたことを厚くお礼申し上げます。


10.私の所属は医療霊団


ナイチンゲール  それと私は今一般的なことを申し上げましたけれども、これは今日申し上げる必要もないと思いますけれども、私が所属している霊団というのは医療関係の霊団です。あなた方の処へはあまり出ていないようですが、医学、病を治すという系統もあるということです。今回のあなた方のご使命は、そうした病気を治したりすることではおそらくないようですけれども、そうした霊団もあるということを、知っておいて頂きたいと思います。

善川  それは巻を変えて、医の問題についてのご指教を、特に霊治癒の問題についてお教え願いたいと考えておりますのでその節はまたよろしくお願い致します。

ナイチンゲール  そういう機会にはまたお世話いたしたいと思います。それでは今回はこれで失礼いたします――。

善川  ありがとうございました。