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目次












(一九八九年三月十二日の霊示)

1.宇宙人と宇宙協定


ニュートンです。

本章では、私は宇宙の秘密について語りたいと思います。この広大な大宇宙を、これを統(す)べるものはいったい何であるのか。この宇宙に隠された秘密とは何であるのか。人類は今後どの程度まで宇宙を知ることができるのか。この宇宙の秘密は、今どこまで明らかにされたのだろうか。そして、今後どこまで明らかにされていくのだろうか。それは本書の読者が生きているうちに、どこまで明らかになるのだろうか。あるいは、死んだ後、百年後、二百年後、三百年後の、いったいどの時期に宇宙についての秘密が明らかになるのだろうか。そのようなことを考えるにつけても、興味は尽きず、関心は尽きず、無限の可能性が開けていることに気づく人が多いことだろう。

さて、私もこの限られた時間のなかで、限られたスペースのなかで、宇宙の秘密について語ってみたいと思います。

宇宙の秘密を語るにさいして、どうしても語っておかねばならないことは、宇宙人の存在ということであろう。宇宙人がはたして、ほんとうに存在するのか。生存しているとして、地球に来ているという可能性があるのか。また、彼らと話をする余地があるのか。このようなことが、地球人には大きな関心となっているだろう。ほんとうのことを言うならば、宇宙人はすでに地球には来ているし、宇宙人とすでにコンタクトしている人は、かなりの数にのぼっている。しかし、これを公開してもなかなか信じられず、公開しないままに、秘密主義で隠されていることも数多いということです。

宇宙人に関する情報を、いちばんたくさん持っているのはアメリカ合衆国です。彼らは、数多くの宇宙人情報と、宇宙人の乗り物であるUFO情報を持っていますし、それは秘密裏に軍部を使って、宇宙人の生態および目的、彼らの出身の星についての研究が進められています。それは、外に対してはオープンになっていないだけで、政府自らが力を入れて研究しています。彼らは、宇宙人の実在を突きとめています。

この地球に来ている宇宙人は、実に十数種類おります。単に一種類、二種類ではないのです。かなりの数が来ているのです。そして、彼らのなかには、ずいぶんと意識における違いがあります。きわめて人間に近い意識を持っているものもあれば、人間とはそうとう違った考え方を持っているものもおります。

ただ、彼らが地球に来るにさいしては、一定の宇宙協定がなされていて、その協定の範囲のなかで活動が許されているという現実があるのです。その協定があるということは地球人にとっては幸いです。それが宇宙人たちが地球人に対して積極的行動や、攻撃的行為をとれない理由なのです。この宇宙協定を、これを実効あらしめている宇宙における国際連合のような組織があるのです。そして、その連合に加盟している星は、その協定に従わざるをえないのです。

この宇宙協定、別名宇宙憲章とも言いますが、この内容は各宇宙人は、もし他の星に自由に行き来することができ、そこに現われることができるとしても、彼ら固有の文明・文化を破壊してはならないし、それを変化させてはならない。そういうことを明確にうたっているのです。それゆえに、地球に飛来するにしても、明確に彼らの目的を告げ、彼らの文化を告げ、地球人を変革するということは、なかなか許されないでいるのです。

この意味において、宇宙人の存在は、霊界の霊人たちの存在によく似ているというふうにも言うことができるかもしれません。


2.銀河的正法と科学の進歩


地球によく来ている宇宙人は、もちろん太陽系のなかの惑星人を名乗っていることもあります。金星人というのを名乗って来ているものもおります。ただ、彼らは、科学技術的にひじょうに高度なものを持っていて、地球人に似せて、自分たちの姿を変化させることが可能なのです。それゆえに、ほんとうに彼らの姿を見ているというようには言えないでしょう。

また、現在いちばん多く地球に来ているのはプレアデス星団からです。ここから来ているものがきわめて多く、現在目撃されているUFOたちの大部分は、この星団から来ているものです。そして、これは人類にとってもひじょうに懐かしい星たちであるのです。このプレアデスの方向には、人類の祖先たちが住んでいた星もあります。そうした星から来ている人もいますが、それ以外の星からもずいぶん来ています。

しかし、地球に来ている者たちであっても、文明の進化レベルはそうとうに違いがあります。その間、千年、二千年、三千年ぐらいの文明の落差がありましょう。ただ現在地球に飛来できるということは、少なくとも人類の文明が三十世紀近くなって到達できる点までは彼らは進んでいるということです。これを最低限として、そこまでは科学技術が進んでいるということが言えましょう。しかし、なかにはもっともっと進んでいる者たちもいるということです。

だから、地球に来ている者たちのなかでもレベル差があり、いわば後進国と先進国とがあるのです。私たちの元いた母星といわれる、そこの星の人たちの文明・文化に現在の地上のレベルで追いつくとするならば、まだ二千年や三千年はかかるでしょう。ただ、その母星よりもさらに進んだ文化を持っている星からも、来ている人たちがいます。宇宙は一種の連邦制になっていて、より高度な国のまわりに分権国はさまざまにあり、そしてそれらのなかで、その星団の星人たちが生活しているのです。

私は、今、霊実在界にあって、こうした他の宇宙空間の、惑星人たちの生活を見聞きし、そして彼らと時折、話すこともありますが、その意識はひじょうに高く、彼らと対等に話をし、彼らの思想を理解し、彼らの行動を理解するためには、人類はまだまだ科学的向上を経験しなければならない、と考えています。

私が出たのは、一千六百年代の後半ですが、それ以後、科学文明という名の近代化がきわめて強力に押し進められてきました。これらは、本来宇宙にあるこうした先達たちと地球人とが話し合える、そういう立場に、そういう土俵に立つためには、どうしても地球の科学技術をもっともっと高度にしなければならないという要請があってのことなのです。

現在ただ今において、ORらは地球レベルにおける根本法を説いておりますが、こうした時代もやがて過ぎ去り、やがて宇宙人たちとの交流のなかで、真の銀河的正法とは何なのかということが模索される時代がやがてまいります。そうしたときに、この銀河的正法、銀河的神理というものを学ぶための基礎条件として、彼らと似た科学レベルを持つということが急務になっていくのです。こうした前提条件を満たさないでは、けっしてほんとうの意味での大宇宙の秘密と、神の秘密とを知ることはできないのです。

私はいま、読者のみなさんにほんとうに申し上げたいのです。どうかもっともっと目を開いていただきたい。もっと、眼(まなこ)を開いていただきたい。小さな地球のなかで、小さな国どうしでいがみ合い、小さな国のなかで派閥をつくり、セクトをつくって争い合い、小さな会社のなかで長を争い合い、そんなことをいつまでもしている場合ではないということです。

過去、釈迦が来り、イエスが来った理由も、いちはやく地球全人類の意識を引き上げて、次なる世界へと人類を誘(いざな)うためであったのです。そして、現代という時代は、次なる時代への過渡期に当たっているのです。この過渡期において、よりいっそうの努力・精進ということが必要であると思います。


3.大宇宙の仕組みを知った上での宇宙旅行


まず、私たちはこの宇宙人たちの思想を理解するために、どうしても宇宙飛行というものを、もっと簡単なものとして体験する必要があると思います。少なくともジェット機によって、地球の裏側まで行けるようになったわれらでありますから、宇宙飛行そのものは、想像を絶するものではありません。それは想像されうるものです。

ただ、その内容たるや、格段の差があります。彼らは、地上のみなさんが、今オートマチックの自動車を運転するような、そのような気軽な気持ちで、みなさんから言えば気の遠くなるような距離を、飛行船、宇宙船に乗って渡って来ているのです。これはまったく、不思議な技術であります。彼らの円盤というものは、たとえば銀河系にあるこの星団地図というものを、レーダーの上に乗せて、今A点にいる自分が、B点に移りたい、この星座の地図のなかで、B点というものを指し示し、そしてその位置が決められたときに、そこ行きのボタンを押すというだけで、一瞬にして、その宇宙船が移動するというような、そのような装置を持っているのです。

こういう装置について、もっともっと適切なアドバイスをし、その構造について、つくり方について、みなさんに教えたいという気持ちは私にもあります。ひじょうに大いなる情熱が私のなかにあります。しかし、私はその前に、もっともっとみなさんに、真実の世界への目を開いていただきたい。こう思うのです。この大宇宙の仕組みを知るということはきわめて大切なことなのです。

この宇宙の仕組みを知るということは、すなわち神を知ると言うことでもあります。神というものは、確かにおられるのです。人間は偶然の産物として、地上に発生したものではありません。その証拠に、私たちの地球からは、何億光年もの距離を離れた、そういう星に住んでいる星人たちと会っても、地球人と同じような考え方ができ、同じような生活をしている者もいるのです。これが偶然としてありえることでしょうか。そうではないのです。

そこには、一つの大きな宇宙の計画があると、そう考えるのが正直なところではないのか、私はそういうふうに思います。


4.平和を求める宇宙人の目的


さて、この宇宙人との遭遇がすでに始まっているということを、私は述べましたが、今後、この宇宙人との交流が、どのようなかたちで展開していくか、みなさんはご存じでしょうか。すでに、人類のなかに入り込んでいる宇宙人、彼らの今後の活動はいったいどのようになっていくのでしょうか。

私は、ここに人類の未来があると感じられるのです。現在、経済国、貿易国は世界的規模において、さまざまな産品を輸入し、そして、輸出するということをくり返しているわけでありますが、この宇宙時代にはいったいどうなるかというと、地球人どうし以上に、意思の疎通の難しい宇宙人を相手に、いろいろな取引をしていくということであります。このときに、知恵の弱い地球人であっては、とうてい彼らの本心を見抜くことはできないのです。彼らはひじょうに高度な認識を持っており、高度な知能を持っていて、そして地球人の考え以上のことを考えているのです。

そして、地球人は甘く見ているかもしれないけれども、彼らは地球人についての情報はそうとう正確なところまで集めているのです。そして、必要とあれば複製人間として、地球人をつくり出すところまで、技術は発展してきています。それは、時折、空飛ぶ円盤によって、人類が誘拐されるというような事件が報告されていますが、誘拐された人たちがどうなっているかというと、彼らの生物としての基礎データをつくって、まったく同じようなものを複製するということにも、宇宙人たちはすでに成功しているのです。これほどまでに、地球人というものに対して研究を怠っていないのです。

では、彼らはいったい何のために来て、今後どうするつもりであるのか、これをお話ししたいと思います。

まず、彼らの目的は二つあります。第一は、宇宙規模での商業、あるいは経済、こういうものをつくっていきたいという気持ちがあります。この貿易の考え方はいつの時代も、どこの国でも同じです。地球にしかないものを持って帰り、彼らの星にしかないものを地球にもたらす。こういう仕事がしたいのです。そして、それは彼らにとって、ひじょうに興味のあることである、というふうに言われています。彼らの星においては、地球には、まったくいないような動植物もおりますし、この地球には彼らの星にいないような動植物もおります。それはきわめて珍しいものなのです。こうした珍しいものを、もっともっと研究してみたい、という気持ちが彼らにはあります。

それと、彼らがもう一つ、どうしても知っておきたいということがあります。それは、地球人はどれだけ精神的に目覚めることができるのだろうか、ということなのです。彼らにとって、いちばん怖いのは野蛮な地球人の存在なのです。心を開き、交流をするときに、野蛮人たちがいっぱいいたらどうなるか。かつて、白人が乗り込んで来たときのインディアンたちのように、積極果敢に彼らを攻撃してくるだけであるならば、それは大変なことになってしまいます。そうではなくて、もっともっと高度な次元において、付き合ってみたい、という気持ちがあるのです。

彼らが今、いちばんいやがっているものは何であるかというと、地球がすぐに戦争状態になりそうな、そういう雰囲気にあるということです。これに対して、たいへん悲観的な思いを持っているようです。過去の人類の歴史のなかで、宇宙人が介入して、その戦いを止めさせたことも何度かあったようです。地上人たちはわからないでしょうが、過去の大陸のなかにおいては、現在の原水爆実験のようなもの、こういう原水爆戦争のようなものもあったことはあるのです。過去、そういうものがありました。

そうした時代に、宇宙人たちはメッセンジャーとして警告を与えに、地球に降りてきたことがあります。そして、自ら悪役を買って出た。すなわち、人類の共通の敵として現われる姿をとって、彼らの争いを止めさせよう、そういうことを試みたことさえありました。そういう勇気ある宇宙人もいたのです。新たな脅威が外から出ることによって、地上の争いを止めさせようとした、そういう努力をした者もおります。

こうした者に対して、いま地球人は感謝を忘れ去っているように思います。光の天使と言われるような存在は、地球にだけ存在するのではなく、この光の天使と言われるものも、宇宙的規模における光の天使もいるということを知らねばなりません。彼らは単に一国の、あるいは一つの星の幸福だけを考えているわけではありません。宇宙全体の、銀河全体の幸福というものを考えているのです。そうした大きな心を持って生きている人たちが現にいるのです。

たとえ、地球規模でどれほど偉大な人が今いるとしても、肉体を持った悟りにおいては、地球そのものを抜けていくことはかなり困難に近いというふうに思われます。ところが、実際、この大宇宙のなかにも、銀河全体の成功、幸福、繁栄ということを希望して活動している人たちがいるのです。そうしたすばらしい人たちがいるのです。こうした人たちと、話し合いができるようになるということは、きわめてだいじなことだと思います。

この宇宙人との交信はどのように行なわれるかということですが、彼らは精神的エネルギー、マインドコントロールがかなりできるようになっておりますので、たいていの場合、テレパシーで話をするようになります。すなわち、地球人にわかるような言葉でテレパシーで訴えかけてくるようになります。それゆえに、今後、宇宙人との交流においては、テレパシー能力ということがきわめてだいじになってくるでありましょう。彼らのメッセージを素直に受け止めることができるか、そして、それに対して答えを出すことができるだろうか、こうぃうことです。これがだいじなことになるのです。


5.人類の真の歴史に目覚める意義


そして、この宇宙人たちが、地球人に最も知ってほしいと思っていることは、いったい何であるかというと、過去何億年かの人類の歴史のなかにおいて、いま地球人という名で一つに表わされているこの人類は、実はいろいろな星から移転してきた人たちの集まりであるという事実なのです。彼らはそれを知ってほしいと願っています。その魂の事実を、魂の歴史を、人類は忘れ去っているということをきわめて遺憾に思っています。もし、自分たちが、「かつてはいろいろな星から来た人間たちである」ということを悟ることができるならば、おそらく地球人と宇宙人とは手を取り合って、なかよく生きていくことができるはずなのです。

その歴史を忘れているということは、彼らのいちばん残念なことで、彼らが地球人を、万一軽んじるというふうに見えるところがあるとしたならば、それは人類が自らの歴史をわずか三千年、あるいは四千年しかないと思っていることでしょう。それは彼らにとっては、ひじょうに悲しくもあり、おかしくもある事実なのです。地球には、長く連綿とした文明・文化が続いておりましたが、わずか現代文明、この二千年、三千年の間しか文明というものがなかったかのように思っている地球人、これを宇宙人たちは哀れに思っております。

そして、ほんとうの自分の姿、自分の歴史について忘れ去っている地球人に対して、これからは新たな道を開き、そのような旧態依然とした生き方だけをしていたのでは駄目だ。これからはもっと力強く、ほんとうにすばらしい道を開いていかなければならない、ということを教えているのです。

さて、最初にみなさんが宇宙人の登場を見る日は、そう先のことではないと思います。おそらくは、今後十年以内にそういうチャンスがあるであろうと思いますし、地球に飛来している彼らは、何とかしてその姿を地球人に見せ、そして地球に今後、襲いくる危機から救いたい、地球を救いたいというふうに考えています。今のままの雲行きであれば、やがて第三次世界大戦や、そして第四次世界大戦が起きていくであろうというのが、宇宙人たちの一致した意見です。

そのさいに、彼らは何とか一役買って、地球人に無駄な血を流す行動を止めさせたいと思っています。それがまだ地上の人間にはなかなかわからないのです。その気持ちがわからないでいるのです。

この宇宙人たちが、いまどういう考え方で接近してきて、地上人たちに接しているか、接しようとしているか、ということを知ったときに、あなた方もほんとうにありがたい気持ちが湧いてくることだと思います。地球規模のことを考えるというよりも、自分の国のことを考えるというよりも、たかだか自分が勤めている会社であり、自分の家庭のことしか考えられなくなった現代人よ、あなた方はその視野の狭さの責任を、いったいどこで取るつもりか、どういうふうなかたちで取るつもりでいるのか。それはまったく言いわけにはならないのです。ほんとうのことを知らないというのは、知らない人自身に責任があるということを知らねばなりません。私はそう思います。


6.宇宙旅行のルートとシステム


さて、この宇宙の秘密について、さらに話をしていくとするならば、新たな宇宙空間へ飛んでいくための機械は、おそらくこの宇宙人たちによって伝授されることになる、と思います。その結果人類は、通常人類がそのままの進化の速度を保つとするならば、まだまだ数百年かかるであろうと思えることを、わずか数十年のうちに成し遂げていくであろうと思います。宇宙人たちは、宇宙を推進するシステムと異次元の世界を通っての旅行を可能とするシステムについて、おそらく地球人に教えてくれるでありましょう。これは、ひじょうに貴重なニュースです。彼らは、そうしたことを今考えています。やがて、これは明らかになってくる時代がくるであろうと思います。

この異次元を通るというシステムを取らないかぎり宇宙旅行というものは、ほんとうにはできません。この異次元を通過するということは、いったいどういうことであるか、みなさんにわかるでしょうか。

四次元以降の世界は、心の世界というふうに理解されているはずですが、実際は四次元以降の世界であっても、地球系団とは違った四次元以降の世界は、宇宙のあちこちにあるのです。その地球人とは違った四次元空間というものは、単に霊界とだけ規定するのは不十分なのです。単に霊界とだけ規定するのではなく、この霊界ともいわれる四次元空間のなかには、きわめて三次元空間の延長上と思われる空間があるのです。

みなさんは、一概に四次元、五次元、六次元という霊界があるというふうに考えているかもしれませんが、それらの次元のなかには、また神の自己実現の揚があるのであって、そのなかにそれなりにすばらしい、新しい世界が展開しています。どうしても地球系霊団の四次元しか考えない、あるいは五次元しか考えないでしょうが、それ以外の宇宙空間の四次元、五次元というのがあって、ここを結ぶルートというものは開発されているのです。これは並々ならぬ努力によって開発されたものなのです。惑星間を結ぶルート、こうぃうものがあるのです。

それは、地球系の四次元空間のなかでも、そういうルートヘ通じる道かおり、五次元空間にもあります。これはちょうど、いうならば霊的に見た運河のようなものです。山を切り拓き、丘を切り崩して運河を開いている。このように大宇宙空間に目に見えない、実在世界の運河が張り巡らされており、その運河の中を通ることによって、まったく違った世界の中に登場することができるのです。

それはちょうど、地下水のように、伏流水のように潜って突如地上に出てくる様(さま)に似ているともいえましょうか。そのチャンネルのなかに入ったときに、他のところに忽然(こつぜん)として現われる、そういう装置が、あるいは通路ができ上がっているのです。これは、その通路を知っている人は、そう多くはありませんし、通路を知ったとしても、それをどのような方法で航行するか、通り越すかということを知るには、それだけの科学的霊作用、科学的霊能力、科学的霊認識というものが必要です。単に霊能力があるだけでは無理であって、科学的霊能力、すなわち科学と霊能力というものが十分に研究され、理解されていないと、そういう航行方法がわからないのです。

この部分が地球人に理解されるには、まだもう少し時聞がかかるように思います。しかし、現時点において、どうしてもやっておかねばならないことは、科学の進展は進展としてさらに進めねばならないし、この宗教的方面からの霊的世界の探究は探究として、進めていかねばならない。この両者がどこかで融合して、大きな一つのものを生み出さねばならない。

弁証法的に「正・反・合」という考えもあるが、この科学と宗教という、「正」と「反」、あるいは「反」と「合」が次なるものを見出していかねばならない。私はそのように思います。ですから、いま、地上にあって科学に打ち込んでいる者、地上にあって霊的世界の神秘を解明せんとする者、宗教の世界をつくっていこうとする者が、もっともっと意欲を出さねばならない。意欲を出して、すべてのものを一つにしていく道を開いてゆかねばならない。

単に霊界ということだけでは努まらない、その霊界のなかには大宇宙空間につながっていく通路があるということ、これを発見し、この通路を通る道をつくり出さねばならない。私はそのように、強く思うのです。


7.三次元と四次元を自由にくぐり抜ける霊的科学技術


さて、宇宙ということでもう一つ考えてみるならば、この宇宙人たちの一番の特徴は、この物質化現象というものを科学的に解明し尽くしているということだと思います。物質化現象というものは、今、霊的世界、宗教の世界のみに時たま起きる現象とされています。それは、物品引き寄せというような言葉で言われるように、霊界から、あるいは他の世界からいろいろな物を引き寄せて現わしたりすることがありますし、霊体が肉体を持って、肉体として現われる、というようなことがたまにあるということが報告されていますが、この宇宙人たちが、霊即肉体、肉体即霊、肉即霊、霊即肉というこの法則を十分に体得しているのです。

それはどういうことかというと、本来肉体をつくり、物質をつくっている元素の部分、この原子よりもっともっと小さい霊子の部分、この霊子による構造で実はすべてのものが成り立っているということを彼らは知っており、この霊子によるものは、もとの状態に分解され、そしてもう一度、一なる理念のもとに再統合されると、物質は現われたり消えたりするようになる、ということを彼らは知っておりますし、それを霊的能力としてだけ発現するのではなくて、科学的技術としてその方法を開発しているのです。ある種の機械を使って、地上の物体を分解し、そしてまったく違うところに出現させる。物体を霊体と変え、霊体を物体と変えるという方法を知っているのです。

実は地球に何億年か前に飛来した人たちも、そうしたことをよく知っていた人たちでした。彼らは肉体を持ちながら霊であり、霊でありながら肉体を持っているという、そういう存在でありましたが、実に宇宙人は、そういうことをよく知っています。地上の人間にとっては三次元世界の物体はひじょうに確固としたもの、揺るぎなきものと見えるが、宇宙人たちは、これらはいわゆる想念によってできあがっているものであり、ちょうどビデオの画面を見るように、あるものの理念によって、こういうものが三次元的形をとっているということを知っているのです。

したがってビデオであるならば、ビデオの電源およびフィルムによって映っているということを彼らは知っており、このフィルムを変えることによって、他の映像を映すことができるということも知っているのです。これにはかなりの霊的認識と科学能力の増進が必要ですが、この壁を乗り越えないかぎり、宇宙空間を移動するということは不可能なのです。この霊的世界を通って移動するためには、瞬時に三次元から四次元に、四次元から三次元にという翻訳能力を持っていなければなりません。

人類はこの部分に、まだまだ努力をしていかねばならないし、そのためには数多くのこのような霊的指導書を地上に送っていかねばならないと思います。もはや、人類の常識は常識ではなく、非常識と思われたものが、常識であるという現実を知っていただきたいし、スペース・ブラザーズ、宇宙の隣人たちはこのようなことは当然のこととして知っているのだ、ということを知ってください。


8.力場の創造によるタイム・マシン


また、この宇宙の隣人たちが、もっと恐るべき科学技術として持っているものは、時間そのものを行き来する機械、まあ言ってみればタイム・マシンとでも言ってもいいでしよう、そうしたものを明らかに彼らは持っているということです。飛行船、あるいは宇宙船で地球に来る場合も、地球の年代を選んで来ているという事実があるのです。彼らは、地球の好きな時代に現われているのです。だから、千年前、二千年前あるいは七千年前に地上に円盤が現われたと言われていても、それらはほんとうに七千年前の円盤や宇宙人であったかどうか、定かでないのです。それはいつの時代が来ているのかはわからないのです。彼らは宇宙空間を移動するのみならず、時間の流れのなかをも移動することも可能なのです。

それがゆえに、彼らは人類の文明に手を加えないように、極力努力をしているのであって、その時間の流れのなかを遡(さかのぼ)ることも、また下ることも可能な、そういう情況にあるということを知らねばなりません。人類は、これからは時間との戦いということが大きな目標になるでしょう。この時間の壁を乗り越えるということができないかぎり、さらなる科学的発展はないのです。

この同一時間に生きておりながら、同一時間を脱するという方法、この方法をぜひとも確立しなければなりません。その方法は、実は一つのインスピレーションによって、なされることと思います。この時間の流れを変えるものがあるのです。

それは、一種の重力場の創造ということになっていくでしょう。巨大な重力、あるいは引力と言ってもよいですが、こうした巨大な重力というものは、宇宙空間を歪めることが明らかになっていますが、それと同じように巨大な重力場は、実は時間をも変化させる、そういう力を持っているということが、やがて明らかにされるでしょう。

空間を変形させるのみならず、時間を変化させる。そして、時間の流れを変えることができる、そういう力が開発されるようになるでしょう。それは光速を超える速度で移動するものによって時間の壁を越えるのではなくて、この重力装置、この巨大な電磁波装置、これをつくり出すことによって、時間と空間を歪ませ、そしてそれを乗り越える、そういう装置がやがて発明されるようになるでしょう。

これのひな形はすでに実在界において、私が開発しております。これをやがて地上に降ろしてゆくつもりです。必ず地上に降ろして開発させるつもりです。巨大な重力によって、時間も空間も変えてしまうのです。

たとえば、巨大なエネルギー磁場があれば、この直径一万キロメートル以上もある地球でさえ、ほんのそら豆ぐらいの大きさに縮めてしまうことも可能ですが、こうした空間を支配する能力は、同時に時間をも変えてしまいます。

地球の二十四時間というのは、地球上の、この地球大の大きさにおける二十四時間であって、地球そのものが、そら豆ぐらいの大きさになってしまったときに、この地球の二十四時間はもはや二十四時間ではなくなっているのです。この二十四時間はもはや数秒になってしまっています。こういう時間単位へと変わっていくのです。

すなわち、巨大な重力の下には、時間も空間も変わってしまって曲がっていくのです。これがやがて発見されるようになるでしょう。そして、この力によって、時間の壁は破られていくでしょう。私はそれを、予言して本章を終えたいと思います。