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目次
















8.後輩の異星霊団に遺(のこ)すユートピア、エデンの園


――  ユートピアと申しましても、これはそう簡単に出来るものではありませんので、まずこの世界の仕組みと申しますか、こういうことがまず第一番に人々の認識の上にのぼって、人間は肉体だけではなく、本来霊的存在であるということを知ることが第一なのですが、先程のお話にもありますように、この現在の地上に生まれている人類というものがすべてが、たとえばあなたがおいでになられたC霊団ならC霊団から来られた方ばかりでないということからして、私共が百万言を費やして「神法」を説いても頑として肯(がえん)じないという方々も居られるということも確かだろうし、百パーセントそれが短時間に理解されるということは、むずかしかろうと思いますけれども、長い時間を通して全人類が「神法」に目覚めていくのではなかろうかと思いますが、その過程の一点を私達は歩んでいるものと心得ております。

そこで私が先般、天上界より゛エリヤ゛様という方がお越しになられた際、お話を承ったのですが、地球人類の将来の寿命というものは、たかだか二千年ぐらいまでの歴史しかないようなお話を伺って、私はちょっと意外に感じたのですが、地球それ自体の星としての寿命は、今少し永いものではなかろうかと思うのでありますが、それにもかかわらず、人類のこの地球での寿命が、近々僅か二千年程で終わるのかということに矛盾を感じたのですが、これはどういうことでしょうか。

孔子  いま私は譬え話で、今の地球霊団にはA霊団、B霊団、或いは私達のC霊団が居ると話しましたが、このC霊団の使命はもう終わりつつあるのです。私達の霊団、私達三億年前にこの地球に降りて、この地上にユートピアを創って来ました。そして最終ュートピアというのは、私達霊団としての最終ユートピアなんです。私達は、もうこの地上での修行が終わりつつあるのです。そしてエリヤも申しましたかも知れませんけれども、我々はもうそう遠くない将来に、この地球を離れていくのです。そしてまた他の惑星へと、他の天体へと移っていく予定であります。であるからこそ我々はこの地上にユートピア建設をしようとしているのです。

意味は分かりますか、というのは今たとえば、アフリカとか、インド、中国に大量の人間が生まれて来ていると言いました。これは霊的な意味において他の霊団ですね、たとえばD霊団、D霊団が今霊として地球に集まってですね、また未熟な魂が生まれて来ているということです。大量に、というのは彼らはこれからですね、この地球を磁場として修行を重ねていくのです。何万年もまた重ねていくわけです。彼らはまだ霊的には未熟なのです。そういった後輩たちのために、私達が最終ユートピアを築いておくのです。

ですから、あなた方が築くこのユートピアが、彼らにとってのエデンの園になるのです。いいですか、彼らが始めて地球に出て来たときに、当初エデンがありました。こういった神話になるのが私達のユートピアなのです。私達はまた他の星へと移って行きます。エリヤが言いましたように、ここ、もう千年、二千年のうちに私達は移って行くでありましょう。しかし私達が遺した文明というものが、また彼らにとっての理想となるわけです。彼らはここで、また修行していくでしょう。そのためにこそ、仕上げとしての最終ユートピアであり、彼らに対する手本であるわけなのです。

そういうふうにいつも宇宙というものも、星の中での人類というものも、新陳代謝が行われているのです。そういう意味では私達は、私達の霊団としてはもうそう永くはこの地球には居ないのです。新たな者達が、だから今地球に生まれ変わって来ているということです。彼らの時代がやってくるのです。

――  そういう意味では、地球それ自体の生命というのはまだあるわけですね。

孔子  地球の生命自体はまだまだあります。C霊団としての使命が今終わりつつあるというわけです。だから我々としては、われわれのできるだけのことをして、後輩達に、良いものを造して去って行きたいと思っているのです。ですからこうして我々は総力を挙げて今努力しているのです。

――  そうでしたか、それではじめてエリヤ様がわれわれに予言されていることが合理的に理解されました。あの方のあの折りのお言葉だけでは、今後二千年以内に人類の転出、そして地球の寿命の終焉(しゅうえん)、というように理解されたのですが、それにしては地球もまだ生成以来五十億年という壮年期にあると聴くし、まだ消滅するには早過ぎると考えておりましたが、われわれの霊団がこの地球での修行の課程が終えるということで納得がいき非常に参考とさせて頂きました。ありがとうございました。

孔子  このような形で一つの星を中心として幾つかの星の霊団が混じるということによって、また星と星との間、要するに宇宙意識ですね、宇宙としての霊団が雑(まざ)りあうということによって、宇宙全体が進化していくということなのです。進化した霊団というのは、劣った霊団の処へ行ってそれ自体を引き上げる。或いは進化した霊団が住んでいる所へ、劣った霊団が来て、その後をうけ継いでいく。こういった形での教育というものが行われているのです。

――  今後、それも近々数年、或いは十数年の間に人類が受けねばならぬ゛試練゛ということ、人為的災害、戦争、或いは天災、空前の天変地異が起きるであろうということにつきましては、これはやはり、神の ゛人間教育゛のご意志にもとづくものでありましょうか。それは未発達の魂にも、また優れた魂にも一様同時に行われるということでしょうか。

孔子  私達が当初この地球に来て、それから様々な文明を築いていきましたが、その途中においてあなた方がノアの洪水として知っているような大洪水が何回もあったわけですね。そういう試練に文明は遭って来たわけです。ですから新たな地球人類達、新たな後進の者達もまたまたそうしたノアの洪水の洗礼を受けていくということです。

――  まあそういった災害を受ける人達の間には、優れた魂の雲団の人類群も入っているということですね。

孔子  勿論そうです。私達は肉体ではないのです。私達は肉体である時期というのはほんの一瞬なのです。よくお考え下さい。

――  あなた様は二千数百年前に中国にお生まれになって居られますが、それ以前にも何処かでお生まれになっておられましょうか。

孔子  勿論生まれたことはあります。ただ現代の文明の中には生まれておりません。それ以前の文明に生まれたことはあります。あなた方がムーと称んでいる「ムー大陸」或いはムー文明といわれていた時代に私は生まれております。


9.天変地異は十次元以上のハイスピリットの作業


――  あのムー大陸は全体が沈んで行ったのでしょうか。

孔子  ムーに関しては、たとえば一夜にして没したというようなわけではありません。何段階かに別れて沈んで行きましたし、その一部分は今でも太平洋の中での島として残っているわけです。

――  やがて天変地界が起こるということをエリヤ様も申されておりましたけれども、そういうことの直接の原因であるマグマの対流、地殻変動というものの方向、激弱のセットは天上界の最高霊域に居られる方々のご意志によって行われるのでしょうか。

孔子  そういう場合もありますが、どちらかというとそれは、地球の意識そのものによって動いているのです。

――  その地球の意識そのものを司って居られるのは十次元の ――

孔子  九次元、九次元以上と言うべきでしょうが、というよりも具体的に言えば、地球というものも、これはまあ地殻もあり、マグマもあり、いろいろのものがありますけれども、これも一つの人体なのです。地球というものも生きているのです。これも細胞なのです。大きな、でこれに地球意識というものがあるわけです。細胞である以上勿論生命体としての動きがあるわけです。息を吐いたらそれが火山の爆発になったり、地殻変動なり様々な現象になっているわけです。けれども地球としての意識があります。私達の意識も勿論ありますけれども、私達は地球という大きな生きものの上で、今こうやって人生修行をさせて頂いているわけです。彼自身、地球自身の考えというのもあるのです。神は決して人間のようなものだけを生きものとして造ったのではなくて、地球のような天体もまた生き物なのです。


10.新霊文明は日本からオセアニアを経て東南アジア大陸へ逆流移動する


――  二十一世紀を迎え、日本は東西文化の結節点となり、新たな霊文明建設の主導的役割を担っていくことになると思いますが、やがてその新たな霊文明が繁栄と、一国ユートピアが実現したならば、日本の国土の寿命も終わり、新たな大陸の出現と交替に沈没していくようになるのでしょうか。

孔子  日本列島もやがては沈下陥没していきましょう。しかし、今地上に生存している人間がそういう時期を経験することはまずありません。全世界的な範囲において地殻変動はいくつかありましょう。しかし日本がここ数十年の間に沈没し無くなってしまうようなことはありません。しかしやがては勿論無くなっていきます。そして、あなた方が説かれて興ってきた文化文明は、やがて海を渡ってオセアニアの世界へ、そしてまた遅れてきた東南アジア大陸へと逆流移動していくことになりましょう。

――  非常にスケールの大きなお話で私共としては、その新文明の様相まで、直(じか)に肌に感得することはできませんが、いずれにいたしましても設定された新時代の構想実現に向かって、私共の上にも今までかず多くの諸聖賢のご指導が与えられているものと存じます。が、更にあなた様の他に何人(どなた)か ― 人間の歩むべき道、特に時代を主導する日本人の役割 ― ということについて、角度を変えたお話を頂けるようなお方はございましょうか……。

孔子  それはみんな出てくるでしょう。出てきて語る予定になっています。ただ私は先程も霊的な指導というものは、経験が無いということを申しました。というのは、私の仕事というものは、この地球計画、地球の計画というものを樹てるということが私の今の仕事なのです。私の世界(宇宙界)に住んでいる、たとえばイエス様。或いはモーゼ様、それから今は居りませんけれどもお釈迦様というものも居ります。こういった方は同じ次元に居りますが、この方たちは、主としてこの地上に「法」を広めるためにいま、日夜努力しておりますが、私は今はたとえて言えば、無任所大臣ですね、そういった役目から離れて、地球の計画を司る、そういったことをやっているわけです。それで私がいろんな計画を樹てて、それをまた下の階の者へと伝えていく。下の者はそれを実行に移していく。そういった仕事をしているのですね。そういうことで私は地球計画そのものを司っているために、いまあなた方を直接に霊的な指導をする、ということはないわけです――。


11.高次元霊には本体(本流)あり各分身意識はこれに付随する


――  あなた方の九次元界には、リエント・アール・クラウドという方も居られるわけですね。

孔子  勿論居ります。

――  この方もやはり根本法を説かれる方のお一人ですね。

孔子  そうです。

――  この方には先般お教えをうけたまわったのですが。

孔子  釈迦の意識体のまあ一部ですね、私達はただ、人間というような、一人一人の人物としているわけではなくて、意識体しかないのです。はっきり言って意識体しかなくて私、今語っていますが前半語った私と、後半の私とでは違うと思うのです。というのは、私が前半語ったのは私、孔子としてのエネルギー体の一部ですね。昔中国に降りた時の肉体を持った時の意識体、これを使っていたというのが前半ですね、で、後半においては、私の「孔子」としてのエネルギー体の本流が今語っているというわけです。

――  言語の分離ということがはっきり出来るようになっているわけですか。

孔子  そういうことです。今はいわゆる本体、本流が語っているわけですね、前半は私のうちの一部分の意識、孔子という名前で、地上で肉体修行をしたことのある意識の部分が語ったわけです。

――  そうしますと、私が未だ解明できないことですが、魂の間ですけれどこの本体というものの一つの魂があってそのうちの或る時点、時点で一子、二子、三子、四子、五子というふうに交替で出てきてまた元の本体(魂塊)の中に帰って行くというような形でしょうか。

孔子  これはですね、今のあなたにどれだけ分かって貰えるかは困難ですが、たとえば私達の次元、九次元においては、アール・クラウドも言ったかも知れませんけれども、一つの意識体でしかないわけです。この意識体は一万にも、一億にも、幾つにでも分かれることができるのですね。私の意識の一部分を使って肉体修行をすることもできれば ―― ですから本体分身が五人とか六人とかいうわけではなくて、もう一億にでも一千億にでも分けられるのです。このように巨大な意識体がありまして、この意識体をその目的に合わせて様々な作用として分光していくのです。このエネルギー体が分光していくのです。ですから本体分身というものは有って無きが如しです。様々な役割ができるのです。意識なんです。一つの巨大な、これがですね、この九次元からだんだんこの意識が下がってくるとだんだん固まってくるのです。この意識、融通無碍なこの意識というのがだんだんに固まってくるのです。ですから九次元から八次元に降りていくと、もう少しこれが固まったものになって来ます。意識としても幾つかの分かれた意識になってくるのです。で、八次元の人も、勿論哲学でいう一即多、多即一でありますが、幾つかの役割を果たせるわけですね。同時に霊界で修行しながら地上界へ出たり、様々なことを如来界の方もできるわけです。けれども彼らができる範囲というものは、かなり限られてくるわけです。限定されてくるわけです。というのはその意識体としての役割がかなり物体化してきているんです。ですから五つとか六つの分かれ方しかできなくなってくるのです。作用の仕方として、その如来界に在る霊体の動きが五つ六つに分かれるのですがこれは人によって違いますが、こういった分かれ方でしか作用ができなくなってくるのです。

ですから如来界に在る或る人の意識が地上で修行するといっても、これはその人のうちの、たとえば本体分身の様な考えでいくなら、五分の一なり、六分の一の意識、個別性の意識があるわけですね。それぞれ、親指、人差指、中指、薬指、小指と、こういった意識の差、個性の差があるわけですね。

ところが私らになれば、九次元の霊の意識というのは、ここに手があれと念えば手になり、足あれと念えば足になり、胴体あれと念えば胴体となる。頭あれと念えば頭になってしまうような、こういう形の無いものなのです。想念どおり顕われる意識体なのです。ところが、如来界になると、たとえば親指として現れる。人差指として現れる。中指として現れる。こういったふうに或る程度個性化が進んでくるのです。

そういう意味において意識が或る程度物体化してくるのですね。いいですか。いま言った如来界というのはどちらかというと、菩薩界に近いものです。如来界であるとも少し違いますね。如来界ではもう少しいろんな分かれ方ができます。ところがこれがだんだん固定化してくるわけです。菩薩界ぐらいになってくると、この魂のグループというのがはっきりしてきて、或る意味では人間として個性が出て来ているわけです。人間としての個性の差です。霊的な役割の分担というよりは、菩薩界ぐらいでは人間としての個性の差が出て来て、個人というのがだんだんと独立してくるわけです。それから下の世界になるとだんだん個人主義になってくるんですね。元は一つであったものがもうバラバラになってきて、個体として単独に行動しはじめるわけです。こういったことなのです。

私らとしてはもう一人であるか、一万人であろうか分らないというような、こういう意識です。意識としていろんな形で現れているのです。これがもうだんだんそういう自由がきかなくなって岐れてくるんですね。だからたとえば私たちとしては孔子 ―― 一億人分に分かれることができる孔子があるとすると、下へ来るとだんだんその人数は減ってくるわけです。如来としては、まあ薬師如来だか何如来だかそれはわかりませんけれども、一万人の人を救えるような作用を持っている。それがだんだん普通の人間となっていくわけです。

こういうふうに本体分身というものも一つの考えではなくて、次元に相応した概念なのです。次元によって概念が変わってくるのです。ですから霊界とか幽界の人達になってくると元々は同じ魂が岐かれた人達が沢山居るのですけれど、もう繋(つなが)りがなくなってそれぞれ個人個人で生きているわけです。

――  そうしますと九次元に生きて居られるあなた様とか、アール・クラウドとか、イエス様とかいわれる方の個性というものは別なのでしょうか。

孔子  個性は別です。たとえば意識体として色があるわけですね。また、色が幾つかあるわけです。イエス様としての色、イエス様の意識体としての色、まあ白なら白という意識体の色ですね。これがあってこの意識体のうちのイエス・キリストの部分というのが地上に出て、ナザレに出て、ナザレのイエス様として還って来た。で、あなた方と話する時は、そのままでは分からないからナザレのイエスの個性でもって、これを出してきて話をしているわけです。これ以外の部分ではあなた方認識ができないから ―― そういうことなのです。

――  では先般アガシヤーという方が……。

孔子  ですからそのイエスとして、白色なら白色のエネルギー体の中にアガシヤーの部分があって、そのアガシヤーという部分が出て来られます。これは魂の兄弟でもなんでも本当はないのです。意識体の一部なのです。

――  ではイエス様とは同じ意識体ですね。

孔子  同じ意識体です。ただナザレのイエスとしての経験を意識化する場合、アガシヤーとしての ―― アガシヤーもかつて肉体を持った人間です、アトランティスにおいて ― ですからその経験を意識化する場合と違ってくるわけですね。記憶の領域が違っているわけです。ですから私は今本流の意識で話をしていますが、当初、「孔子」という者の意識を使って語ったということですね。

――  アール・クラウドという方と釈迦とは同じ意識体でしょうか……。

孔子  意識体としては一緒です。そしてその意政体の中の一部分がクラウドとして残っているというわけですね。今釈迦の一部の意識体が現象界のこの日本に出て、いま魂修行をやっているということです。ですからこれもすべてではないのです。意識体の一部分なのです。本流の一つが今地上に降りているということであるから、私達とこうやって話ができるということです。しかしすべてが来ているわけではないのです。クラウドとか、他の部分が残っているわけです。意識体としてはね。そうしたクラウドとか、他の残っている意識体がですね、たとえば「高橋信次」という方が地上で修行した時に、様々な力を与えたりしているわけですね。彼は自分自身を「釈迦」と思っていた時があったはずです。彼自身は釈迦ではありませんでした。しかし、釈迦の意識体の残っている部分が彼を指導したりしていたわけです。こういうことができるのです。これが九次元世界です。もう人間というような一つの個性あるものではないのです。

――  では゛高橋信次゛という意識体の本流というものも別にあるわけですね。

孔子  別にこれはあるのです。しかし彼も人間として生まれた以上、その意識体をくっつけて還ったようなものですね。こういっては失礼ではありますが、あなた方のように人間として生まれてくると、その意識の部分、個性ある、経験ある人間の意識の部分というのは、それに付随した一部です。この部分を掴(と)らえて゛子路゛と言ったり゛釈迦゛と言ったり゛高橋信次゛と言ったりしているのです。

――  ゛孔子゛という名を持ったお方もそうなのですね。

孔子  そうです。

――  現在では天上界におけるお仕事が重要だから、それ以外の名前では出て居られないということですね。

孔子  そうです。出ていないということです。

――  わかりました。釈迦の意識体の部分は、今自己の魂修行のためだけでこの現象世界に下りて来ているのでしょうか。

孔子  自己修行のためではありません。やはり天上界の計画をこの地上で実現するためです。

――  天上界の計画を実現する手段として、特にこの日本に派遣されているということですね。

孔子  そうです。その意識体を地上に出してこないと、私達の居る高次元のものとの意志の交流ということはできないのです。ですからもうあなた方、人間としてね、同じ人間が生まれ変わるとかどうとかいいますけれども、確かにあなたの魂は生まれ変わるたびに、或る程度同一人物としての個性を持っているのです。多少は違う面も持っていますけれど、同一人物としてのアイデンティティといいますかね、自己確認ができるようになっているのです。けれどもそれ以上になってくると、だんだん自己確認ができなくなるのです。ま、いわば人体でいうと、あなた方は自由自在に身体を動かせますが ―― 行動していますね。

例えば右手が鉛筆を持つと、これは右手であるというふうに意識し、足が何かを踏むと、またそういう意識をもちながら動かしている。゛融通無碍(ゆうずうむげ)゛にね、私というものがいろんなことをしているのだというふうに認識している段階と、右手が今動いている。左足が動いていると、こういうふうに個別に認識している段階とがある、こういった認識の段階差なのです。ですからあなたならあなたというのは、あなたの意識体の中の右腕なら右腕がね ―― いつもやっているということを、あなたは意識しながらやっているわけなのです。こういうことなのです。


12.男女はエネルギー体の陰陽別、肉体器管の発達は環境による


――  いま一つお伺いしたいのですが、人間には男女の別がありますが、まあ肉体的には当然理解できることですが、問題は魂についてですが、この魂の傾向にも男女の差があるように思われるのですが、これはやはり神が、初原から別のものとしてお作りになられたのでしょうか……。

孔子  そうです。というよりは、本当はエネルギー体の中にプラスのエネルギー体、マイナスのエネルギー休、正と負がありますね、或いは陰極、陽極、エネルギーというのは必ず両極あるのです。これを神が作ったものといえば恐らくそのとおりです。私達もやはりエネルギー休である以上必ず陽の部分と、陰の部分を持っているのですね、これを個性化し、人霊化していくと、陽の部分が出ると男となり、陰の部分が出ると女になるんです。こういうことなのです。ですからそういう意味では菩薩(七次元)から下の部分にいくと男と女というのがはっきり別れているわけですね、或る程度、ところがもう如来(八次元)宇宙界(九次元)になってくると、もう男も女もないんです。いわば中性です。無くなっているんです。

――  人類の人種別による肉体器管の相違というものは先天的なものでしょうが、或いは後天的な要素によるものでしょうか。

孔子  あなた方はあくまでもこの地上に降りている肉体舟に乗って旅行しているのです。こんな肉体の条件というのは、あなた方にとってはほんの一部分の被服に過ぎないんです。一部以下です。たとえばその時に驢馬(ろば)に乗ったとか、騾馬(らば)に乗ったとか、サラブレットに乗ったとか、ヤクに乗ったとか、こういった違いでしかないのです。人体は元々人間が地上での修行をしやすいように、神はお造りになったわけですが、この地上生活に適用するような形で人体は勿論変わって来ております。それはそうでしょう、あなた方生きている時でも、力仕事をすれば力瘤(ちからこぶ)ができるでしょう。掌も大きくなるでしょう。ピアノを弾いていると指も長くなるでしょう。生きている人間一代の間でもこういったことがあるのです。そうであるなら地球という生活環境の中で、何代も人類が生きているならそれに適した肉体になってくるはずです。

――  いろいろと、まだ私の理解の届かぬ高度な問題についてのお教えを賜わり天上界の地球計画につき全く認識を新たに致しました。恐らく全日本人はもとより世界人類の方々も、孔子様に対する認識を新たにすることであろうと思います。本日はまことに高いところから態々ご降下賜わりありがとうございました。