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目次












 12.魂の懐古








16.今後の「芸術編」編集について


――  ピカソさん、私が十二月に夜寝ておりまして、フッと降って湧(わ)いたように「ピカソの霊言」という言葉が、頭に閃(ひらめ)いてメモを取ったという経緯があるんですけれども、それはやはり、あなた側からの、何らかの導きだったのでしょうか。

ピカソ  私の方からあなたに、やはり私たちも通信を伝える用意があるということを、お伝えしたのです。ですから、これもあなた方の意志だけではなくて、また私たちの意志もあるということです。何しろ、あなた方のお仕事は大変です。百貨店のような仕事ですから、大変だと思います。

――  私たちも、イエスさまがたからも言われているのですけども、あなた方は各論論者ではなく、総論者だと、まず総論を打ち立てるために、広く、やはり各分野にわたっての総論を打ち立てねばいけないと言われております。その意味で、大変な作業、勉強をさせられているわけなのです。

まあ、しかし、幸いにも私たちを理解していただける方々から、私の無知を十分ご承知の上で、いろいろとアドバイスをしていただいて、そして、新しい時代の新しい神のご意志の方向というものを、述べ伝えるお手伝いをさせていただいているようにも思うのです。

まだ今後も、これからどなたがおいでになられるのかはわからないのですけども、お迎えして、そしてお話を承って、この芸術編の霊示集を編集していきたいと思いますので、ご指導をよろしくお願いいたします。

ピカソ  わかりました。私たちの霊示集が出るのは、まだ先のことになろうと思いますので、それまで時間もありますし、また、私がしゃべったことを聞いて、次に話すことを考えている者もいるでしょうから。そういうふうにある程度ですね、時間を取るっていうことも大事だろうと思います。

――  この芸術編の霊示集もシリーズの第何編目に出来上がるかわかりませんが、やはりまだ一巻を編集するには、少し原稿量が足りないようなので……。

ピカソ  アッハッハッハ。私一人では一冊分、とても、とても語ることはできませんからね

――  いや、そうでもないのでしょうけれども、まあそういういろんな事情もございますので、しばらく発行の点につきましては、後二、三の方をお招きいたしまして――

ピカソ  結構です。美術も、音楽も、文学も大事です。そうした方々の意見も、聴いてみて下さい。

――  失礼ですけれども、音楽につきましては、ベートーベンさんなんかは――。

ピカソ  もちろん、いい話をされると思います。ただ、ベートーベンさんは深刻ですからね、やはりそれなりの心構えをして聴かないとね。厳しい人生を生きた方ですから。

――  ああ、そうですね。

ピカソ  私たちのように、私のように、金も、健康もね、何もかもあったような人間とは違いますから。相当厳しい方であろうと思います。ベートーベンからはね、あなた方は音楽の話はあまりできないでしょうけれども、人生論を聴くことができると思います。

――  それから、文学では、かのシェークスピア先生、こういう方は。

ピカソ  もちろん偉い方です。そうした方もお呼びすれば話をされるでしょう。ただ、大変な教養人でありますので、また大変ですよ。それなりの覚悟はね。善川三朗、賢(かしこ)しといえども、なかなかシェークスピアと文学論をやるだけの力があるかどうかは、私たちもまた興味を持っています。

――  それでは、ピカソ先生、本日は長時間ご高説を拝聴させていただきまして、まことにありがとうございました。あるいは本巻の締め括(くく)りに当りましては、いま一度ご降臨願わねばならぬかとも思いますが、その節はまたよろしくお願い致します。

ピカソ  わかりました。