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目次

 1.科学の時代

 2.霊と物質

 3.肉体

 4.心と科学






6.新科学の予言


さて、本章を閉じるにあたって、これからどういう科学が芽ばえてゆくのか、未来の科学のあり方はいったい何であるのか、これからどういうことが発明されるのであるか、こうしたことを私は予言しておきたいと思います。

そうしてみると、いくつかのことが明らかにわかるわけであります。第一に、これから百年、あるいは二百年の間というものは、科学の主たる対象は二つに分かれます。ひとつは「宇宙」ということです。大宇宙の開拓、大宇宙の探検、大宇宙のしくみの解明。こうしたことがひとつであります。すなわち、宇宙船によって新しい世界を探検するという試みです。これが大いなる科学の対象となりましょう。

もうひとつの科学の対象はいったい何であるかと言うと、これは結局、「生命」の探究ということであります。現在試験管ベビーであるとか、遺伝子の組み換えであるとか、いろいろなことがやられておりますが、結局科学の関心のもうひとつの矛先(ほこさき)はどこにあるのかというと、生命とはいったい何なのかということです。生命の起源そのものの研究、これが科学の対象となってくるわけであります。

こうしてみると、この生命の探究という方向のなかに、私たちがいまめざしている霊科学、精神科学のあり方もあるということです。結局、科学者と宗教家とが協同しながら、雲的世界の探究をしていかねばならないということです。そして生命の起源をたぐっていって、霊的世界を探究していく過程において、結局また、この二つの科学の方向はひとつとなっていきます。霊的実相の世界を探究していくと、そこに四次元、五次元、六次元、七次元、八次元という世界が開けてきます。こうした世界を次つぎと探究していくと、この世界のなかにまた、宇宙とのかかわりがでてきます。

今、地球以外の天体からさまざまな霊人たちが来ており、宇宙人たちが来ているというけれども、彼らはひじょうに霊界とも深く関係しているわけであります。彼らが、この地上に出てきているのは、決して物体としてのみ来ているのではないのです。彼らがこの地上に来れる理由は、霊存在として、テレポーテイションというかたちで来ているからなのです。この物体の世界、物体の三次元世界を通っては何万年も、万億年もかかるような距離を、彼らが渡ってこれる理由は、彼らが三次元ではない異次元空間を通じてこの地球に来ているからであります。すなわち、霊的存在として来て、。いったん自分たちを霊的存在とし、霊的存在がまた物体的に現われてきているということであります。

その証拠が、たとえば、未知との遭遇ではありませんが、UFOというような存在をみても、UFOというものが写真に写るような存在であったのが、ある時忽然(こつぜん)と姿を消すということがあります。これらは、彼らが異次元空間を移動しているという証拠であります。異次元空間を通って来ているのであります。そうすると、こうした異次元空間を通ってくると、物体の移動は瞬時であります。たとえば一秒、二秒でもって惑星から惑星の間の移動ができるのです。こういうことが可能です。

したがって、この三次元を去った四次元以降の世界には、こうした宇宙人たちの存在もかなりあります。彼らのある者は、そうした他次元の霊界において棲息(せいそく)していることもあり、またこの他次元から三次元に出て来ている場合もある。そういうふうに、三次元と他次元の間を、神出鬼没(しんしゅつきぼつ)のように出たり入ったりしておるのであります。こうしたことは、やがてだんだんと明らかになってくるでありましょう。

こういうことで、科学の向かう方向、ニつの方向としての宇宙への進出と、生命の探究、生命の起源の探究という二つの方向が、これはまた大いなる合(ごう)の時代へ、融合の世界へと入ってゆくでありましょう。結局は同じものの探究であり、結局は神の創られた世界と、神の創られたものへの探究であるということが明らかになってくると思います。そしてすべての世界がわかってきます。

科学と宗教は対立するものではなくて本来ひとつのこと、すなわち神を科学するのです。「神科学(かみかがく)」、「神科学(しんかがく)」ということが、これからだいじになってくるでありましょう。神の科学、神をどう探究するか、神の創られた世界をどう解釈するか、こうした問題がだいじになってくるわけであります。

したがって、進むべき方向はひとつであります。唯一の霊的実相の世界を、どう解釈し、どう説明するか。これのみが本当の在り方であります。そしてそこに、ひとつの大きな可能性があるということであります。現代のように宗教と科学、精神と物質というように、二分化され、二極化されて捉えられているものが、やがてひとつとなってゆくのであります。こうした大きな流れというものをつかんで、今後の科学の在り方というものを知らねばなりません。

これが潮流でありますが、このなかにおいて、いくつかまた具体的な発見というものもあります。そのなかには、ひとつには、たとえば霊界との通信の機械というようなものも、やがて発明・発見されていくでありましょう。地上にあって霊界との通信をするような機械の発明・発見ということがおそらくあるでありましょう。

これ以外にも、たとえば、一瞬にしてある地域からある地域へと移るような、そうしたテレポーテイション的実験というのがそうとう進んでくるでありましょう。これをすると、たとえば日本海にある船が、一瞬にして大西洋側に現われたりするようなことが可能となってきます。こうしたことは、ここ百年のうちに、おそらく行なわれるようになってくるでありましょう。おそらくそういうことであります。まあ、こうした方法というのが、だんだん開拓されていくようになってくるであろうと思います。

もうひとつは、重力制御装置の開発であります。現在の飛行機は、真っすぐ飛ぶか、上にあがるか、何かをしていないといけないわけでありますが、これからは空中でも自由自在に静止し、上がったり下がったり自由自在にできるような、そういう重力を制御する装置、これが出てくるでありましょう。たとえば地球の引力と反発し合って浮き上がる飛行物体、こうしたものが十分にありうるわけであります。おそらくそういうふうになってくるでしょう。

また、これ以外の予言としていえば、海水ということがひじょうに注目をあびてきます。海水のなかにはさまざまな元素というのが入っています。さまざまな貴金属であるとか、さまざまなエネルギー源が海水のなかには含まれています。今後その海の探究、海水の探究ということが、ひじょうにだいじな科学の対象となってくるでしょう。そのなかから貴重なもの、水分を抽出したり、酸素を抽出したり、塩分を抽出したり、金やウラニウムを採ったり、そうしたいろいろなことが起きてくるでありましょう。

また、今後の新たなエネルギー源として開発されることに、こうした海水から取り出された水、こうしたものの化学反応を用いたひとつのエネルギー原理が発見されると思います。その化学反応の時のエネルギーというのが、やがて取り出されていくようになってきます。これについてはくわしいことは、私は今申し上げられませんが、おそらく海水の研究を中心として、新たなエネルギー、エネルギー源を発掘、発見するようになるでしょう。それはおそらく、化学的反応、反応エネルギーの吸収ということになるでしょう。

水のなかには、一定の割合で、少し違った成分があるのです。たとえば、水というものH2Oというような記号で表わされておりますが、このなかに、たとえば重水素といわれるような特殊な水素の存在というのがあるわけであります。こうしたものを取り出して、これに新たな化学反応を起こさせることによって、ひとつのエネルギーというものを取り出していくことが可能となっていくでありましょう。おそらく、そういう新たな方向というものが発見されていくでありましょう。そういうことを予言するに止(とど)めておきたいと思います。

これ以外にも、もちろん生活空間はひじょうに拡大され、たとえば空中都市というようなものも、やがて存在するようになってくるであろうと思います。空中における都市、こういうことも可能であろうと思います。また、地下における地下都市というようなもの。あるいは海中都市というようなもの。こうしたものもさまざまな試みとして、出てくるであろうと思います。

それから人類の、一部は、おそらくこれから五十年以内に、月などにステーションを創って移住したりするようなことも、おそらくあるでありましょう。そうしたことも、今後起こりうることとして予言しておきたいと思います。

ただ人類の科学は、今後宇宙人との接触を通じてますます発展していくであろう。開発されていくであろう。彼らからもまた大いなる知恵を受けるであろう。こういうことを予言することが可能であります。おそらく宇宙人たちの力を得て、新たな科学領域に踏み込んでいくことがあるであろう。先輩として彼らから教わることが、おそらくあるであろうと思います。そして、私の予想では、宇宙人との接触というものは、そう遠くない将来に起きてくるであろうと思います。彼らは今準備期間として、さまざまな形で地球人と接しているけれども、やがてその接触が本格化してくるであろうと思われます。それはそう遠い将来ではないということだけを述べて、本章を終わるといたします。