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目次


 2.調和の根本

 3.正義と悪

 4.悪霊の姿

 5.地獄の歴史

 6.天使の計画




6.天使の計画


さて、それでは天使たちは今何を考えているのでしょうか。どういうことを計画しているのでしょうか。また地獄に対してどう思っているのでしょうか。これについてその秘密を明かしておきたいと思います。

九次元には十人の大指導霊かおりますが、私もそのなかの一人です。そして私の役割は現在地獄解消ということです。地獄解消の陣頭指揮、これが私の仕事であるし、その意味においては地上に出ているあなた方、ユートピア建設の戦士たちを守ることも私の仕事のひとつであります。大いなる魔があなた方を襲わんとした時に、あなた方を光の壁で守るのは私、モーゼであります。それが私の仕事であります。私にはそうした大きな奇跡の力が与えられています。大きな光の壁、光のドーム、光の球(たま)でもって彼らを防ぐということが私の仕事であります。それ以外の仕事をしている人たちもいましょう。ただ私は神理が地上に実現する時に競い立つ魔というものを封じ込め、そして彼らを説得し彼らをも浄化してゆくという、そういう大きな役割を与えられています。

自由性発揮の結果、多くの迷える霊たちがいます。数億、数十億の霊たちがいます。彼らを諭(さと)すには無限の時間がかかるかもしれません。ただそうした不調和な霊が数多く出たということが、同時にその反面、すばらしい霊たちが数多く出たことと対(つい)をなしているのです。人間の心にもし自由性ということがなければ、人間は地獄に堕(お)ちることもなければ天国に行くこともない。天国の上のほうに行くこともない。まったく同じ領域に止(とど)まってしまいますが、地獄を創るだけの想念エネルギーが天国を創るために働いた場合にどうなるかというと、そこに大いなる世界が開け、大いなる魂の向上があるということです。そうした自由性があるためにさまざまな霊が悟って、上段階の光の指導霊になっていったことが数多くあるのです。そうした悦(よろこ)びがあるということです。また私たちは、不調和な状態というのはそうそういつまでも続くものではないという認識を持っています。やがてそうしたものは解消されてゆくのだということを考えています。

そこで今、現時点、二十世紀の後半という現時点に立った私たちの計画はいったい何かというと、これはこの世とあの世の二面作戦による地獄の解消ということであります。あの世ではあの世で、私たちは今、毎日地獄霊たちの説得、地獄の光明化ということをやっておりますが、この世でもあなた方が大いなるユートピア運動を起こし、大いなる人類幸福化運動を起こすことによって、この地上を照らし、光明化し、幸福化してゆくことによって地獄霊の供給源を止め、またその地上の波動を良くすることによって悪しき想念の供給を断つことによって、地獄そのものをなくしてゆくことができるのです。

よくご存知のように、地獄霊たちは霊界の霊太陽のエネルギーでは生きておりません。天上界の霊たちは霊太陽のエネルギーで生きております。地獄霊たちの生命エネルギーは、地上の人間が吐(は)き出すこうした悪想念です。悪い想念の波動です。この念です。これをエネルギー源としているのです。そうであるならばこの念を断つことです。さすれば地獄界というものはやがて萎(しぼ)んでゆき、やがて消え去ってゆく蜃気楼(しんきろう)のようなものなのです。

そうであるならば、まず地上にある人たちの心の想念、これを浄化すること、これが第一義であります。地上の人間の心の想念の浄化が第一義ということを言いましたが、そのためにはどうすればいいのか。まず各人の心のなかにユートピアを築くことです。一人ひとりの心のなかに幸せの輪を広げてゆくことです。これがだいじであります。それは小さな小さな出発点であります。千里の道も一歩からといいます。各人の心をユートピアにしてゆくということは、これは第一歩であります。けれどもこれはだいじな一歩でもあります。まず、毎日顔を合わせて幸せだという人が一人でも二人でもいること、そして、増えていくことがだいじなのです。そうしたことが大いなるユートピア世界の建設の出発点なのです。

まず、心のなかにユートピアを創ってゆく。そのためには心の教えが第一歩になります。人びとに何がすばらしい教えなのか、何が正しい考えなのかということを教えてあげることです。あとは各人がそのために修行をし、努力を積み重ねてゆくということです。こういうことがだいじなのです。

天使たちは今それを計画しています。私たちは単に大きなことだけをもってよしとしているのではないのです。日本には一億二千万の人がおりますが、一夜にして一億二千万の人を悟らしめ、彼らを幸福にすることが私たちの夢ではありません。私たちはサンタクロースのように、そうした大きなプレゼントを渡すために来ているのではないのです。私たちは毎日毎日、いったい何人の人を幸福にできたかということを目標としているのです。今日はいったい何人の人を幸福にできたか。何人の人を悟らしめたか。こうしたことを目標としているのです。私たちの計画がそこにあるならば、あなた方の計画もまたそこに置きなさい。今日何人の人を幸福にしえたか。何人の人の心にユートピアを築きえたか。そうしたことをたいせつにしなさい。

私たちの心がどのへんにあるかを知ったなら、あなた方も謙虚に道を誤らず、日々確かな一歩一歩を手繰(たぐ)ってゆくことです。辿(たど)ってゆくことです。それが確実な成功につながってゆきます。どうか自分一人の成功ということではなくて、大いなる世界の建設のために、だいじなだいじな一歩であるということを忘れずに、毎日どれだけの人びとを幸せにできたか。それを繰り返し心に問うてください。

そしてその出発点として、第一に幸せになるべき義務がある人は誰かと言うと、自分自身であるということです。自分自身の心にほんとうのユートピアを築く、自分自身の心のなかに本当の幸せの輪を築く、自分自身が心底(しんそこ)神の心を心とした生き方ができていると知ること、これがだいじであります。こうしたことを考え方の出発点として歩んでゆきたいと思います。私もまたそのために努力しています。地上のみなさんも大いに活躍されることを願ってやみません。