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**概要 箱の中から呼ばれて飛び出てザラキを唱えるご存知トラップモンスター。 [[【ひとくいばこ】]]の上位種で、[[【パンドラボックス】]]の下位種。 [[【インパス】]]の呪文を唱え、宝箱の中身を鑑定することで戦闘を避けられる。 だがⅤ以降はちいさなメダル等の貴重品を持っているため、むしろ積極的に狩られる運命にある。 下手な宝箱よりもよほど貴重な品が入った、文字通りの「宝の箱」である。 ちなみに「mimic」とはそもそもは英語で「擬態」「物真似士」「物真似役者」の意味であり、別に化ける対象は「宝箱」に限定されているわけではない。 そういう意味では壺や本に擬態している[[【ツボック】]]や[[【エビルバイブル】]]なんかも「mimic」と見ることだって出来るし、更には無機質でも有機質でも分類可。 しかし、このゲームシリーズの影響で「ミミック=宝箱に化ける」というイメージが一般化しているのも事実である。 ---- #contents(fromhere=true) *本編シリーズ **DQⅢ 初登場。この作品では異常な攻撃力を誇ったひとくいばこ。 それの上位種であるコイツは、完全2回行動と[[【ザラキ】]]&[[【マホトラ】]]戦法というやはり嫌な戦法で苦しめてくる。 他にラリホーやメラミを唱えることもあるが、やはりザラキが怖い。 [[【ラーの洞窟】>【サマンオサ南の洞窟】]]ではトラップとして大量に登場。ピラミッドの二の舞になったプレイヤーも多いだろう。 ただし、コイツと戦う段階では対策もいくつか取れる。 [[【アストロン】]]によるザラキ空撃ち誘導、マホトラ合戦、ギガデインによる瞬殺など。 自分なりの戦い方を身につければ、ひとくいばこよりは楽だろう。 **DQⅣ~Ⅵ ひとくいばこが弱体化していく一方で、こちらはザラキ・メラミ・マホトラと戦法が全然進歩していない。 びっくりするほど耐性も同じで、全体的に耐性は高いがマホトラとデイン系に耐性がない。 ザキ系も高耐性ながら効くときは効く。 そのため[[【マホカンタ】]]や[[【マホターン】]]をみんなで使うと、反射された自分のザラキを食らって自滅してくれる。 Ⅴの[[【てんくうのたて】]]は、一番先頭のキャラに持たせておこう。 馬車が使える状況なら他のメンバーを引っ込ませておけばより確実。 Ⅴ以降は休み系に対しても弱耐性なので、なにもさせずにハメる事も可能。 加えてⅤとⅥでは2回行動が削除されている。 特技が増えてだんだん対処が楽になったため、脅威は薄らいでいった。 **DQⅦ さらに弱体化され、ザラキが[[【ザキ】]]になった。(以降のリメイクでもⅢやⅣではザラキがザキへ変更) 1~2回行動、不思議な踊り、甘い息などでフォローしてはいるが、かつての凶悪さに比べると……。 上位種族のパンドラボックスがデビューしたことでおいしい役も持って行かれ、落ちるところまで落ちてしまった。 ただし、早い段階でトラップとして出る場所もあるので、そこだけは注意しよう。 図鑑などの関係上か、[[【魔空間の神殿】]]にて2匹組で普通に出るように。 ちなみに通常出現のほか、ここでもトラップとして化けているのが1匹いる。 また、今回は[[モンスター職>【モンスター職】]]にもなっている。詳しくは[[【ミミック(職業)】]]を参照。 落とすアイテムは通常は[[【ちからのたね】]]だが、希に[[【ミミックの心】]]を落としていく。 **DQⅧ 地図に無い島や[[【海賊の洞窟】]]に出現。トラップとしては同じく地図に無い島のほか、[[【闇の遺跡】]]や何故か[[【パルミド】]]の牢屋に存在する。 行動パターンはほとんどⅦと同じで、ザキの頻度もかなり低い。ただしMPはいつの間にか無限になっている。 船入手直後に戦えるが、その時点ではとんでもない強敵なので不用意に出現範囲に近寄らないほうが賢明。 海賊の洞窟にも出現するが、その頃には問題なく勝てるだろう。 倒すと通常枠で[[【鉄のクギ】]]、レア枠で[[【ちからのたね】]]が手に入る。 **DQⅨ やや凶悪化。[[【魔獣のどうくつ】]]の青宝箱が初登場。 600を超える高いHPを得た他、200以上のダメージを与える痛恨の一撃も使ってくるようになった。 魔獣の洞くつ時点のパーティだとかなり危険。もちろんザキも使ってくる。 刃砕きなどで攻撃力を下げるか、メダパニで混乱させたいところ。 本編クリアを出来るくらいの強さになれば、あまり問題ないか。 *DQM ひとくいばこを差し置いて出場、物質系の一体としてこれまでどおりフィールド上の宝箱に化けている。 特にDQM1ではイベントフロアでの宝箱部屋に潜んでいることが多く、部屋によっては6体前後が一つのフロアに出てくる場合もある。 DQMではモンスターを基本的に全て仲間に出来るため、こいつの能力は味方にすると有用性が高い。 敵では怖いメラゾーマ・ザラキを扱いこなす他、物質系屈指の会心攻撃率を誇り、耐性を整えれば物質系のエースとして機能する。 配合と仲間モンスターシステムに上手く対応したモンスターといえるだろう。 *不思議のダンジョンシリーズ **トルネコ1 [[【不思議のダンジョン】]]、[[【もっと不思議のダンジョン】]]19階から27階に出現し、アイテムや階段に擬態する能力を持つ。 必ず擬態状態で出現し、上に乗ろうとした瞬間に正体を現して先制攻撃してくる。 が、たまに[[【てつのきんこ】]]に化けているマヌケな奴もいる。 鉄の金庫が普通に落ちていることはないため、一発でミミックだと見破ることができるのだ。 また、フロア内のアイテムは初期配置のみで、時間経過による自然生成はされない。 なので、マップ上に突然アイテムが現れたら、それはミミックである。 こいつの出るフロアではやたらにアイテムを拾わない等の予防策も覚えておこう。 能力は結構高く、[[【うごくせきぞう】]]と[[【ゴーレム】]]との中間ぐらいの強さ。 そのくせ経験値はうごくせきぞう以下の30ぽっち。 しかもアイテムに化けるモンスターなのに、こいつ自身は絶対アイテムを落とさない。 なので、ミミックだと判っているなら無視するのも手である。 ちなみに、擬態したミミックは厳密にはアイテムではない。 トルネコ1におけるフロア内のアイテム最大数は45個。 これはトルネコの所持品や、モンスターが落とすアイテム(ゴールド)も含まれる。 これが最大に達していると「何も落とさないわらいぶくろやベビーサタン」が生成されたりする。 が、ミミックはその状態でも平気で発生するのだ。 一方で、実は擬態ミミックはモンスターにも含まれていない。 フロア内のモンスター最大数は19体で、これが最大だと「数の足りないイエティ」が生成されたりする。 ミミックはその状態でもやっぱり発生するのだが、擬態を解いた瞬間に消えてしまう。 普通そんなにモンスターが多くなることは無いが、唯一の例外が[[【モンスターハウス】]]。 ミミックが突然消える現象に出会ってしまった場合、そのフロアは危険ということである。 **トルネコ2 基本的な性質は同じだが、[[【場所替えの杖】]]を用いて上に乗って拾ったり、 [[【とうぞくの壺】]]で吸い込んで村に持ち帰れば擬態状態のままアイテムとして所持品に加えることができる。 アイテムとしてのミミックは[[【ミミック(アイテム)】]]を参照。 また、たまに[[【へんげの壺】]]の中に出現したり、[[【ミミックの杖】]]で量産することも可能になった。 **トルネコ3 やはり基本的な仕様は変わらず、工夫次第で拾うこともでき、[[【すいこみの壺】]]で回収もできる。 また、[[【ニフラムの巻物】]]で消滅させるとこれから先現れる筈だった物も含めて全て[[薬草>【やくそう】]]に変化する。 ただし、この現象はその時点でまだアイテムに化けているモノに限り、既に正体を現したヤツは一緒に消滅する。 今回もアイテム状態のミミックを有効活用できる場面も一応存在する。詳しくは[[こちら>【ミミック(アイテム)】]]を参照。 [[【異世界の迷宮】]]では5Fからミミックがアイテムに化けている可能性がある。 この時点ではかなりの強敵なうえほぼ確実に先制攻撃を受けるので、爆風や状態異常を起こすアイテムを使ったり、[[【ふきとばしの杖】]]や[[【氷柱の杖】]]などで距離をとって飛び道具で倒すなどして処理したい。 **少年ヤンガス 今作では擬態しなくなった。 しかし能力は非常に高く、しゅんそく持ちなので逃げることも困難。 幸い、モンスターハウス以外では必ず眠っているので腕に自信が無ければそっとしておこう。 仲間としては[[【パンドラボックス】]]には劣るが「しゅんそく」、「まだんはんしゃ」持ちなので融合すると移動が楽になる。 *スラもり2 ノッケの林道、ウッソーの森、空中要塞デスモージャ以外のすべてのステージに出現する。 攻撃力が高い上にザキで即死を狙ってくる恐ろしい敵…などということは全く無い普通の敵なので一安心。 宝箱に化けていて、主人公が近づくと正体を現して噛み付いてくる。 その後はぴょんぴょんと飛び跳ねながらゆっくりこちらに接近してくるが、ある程度離れると再び宝箱に化ける。 戦車バトルでは「たまを もってきて!」と、固有作戦の「たからばこに ばけろ!」を命令できる。 後者は「しんにゅうして こうげき!」の亜種であり、敵の戦車内で宝箱に化け、近づく敵を襲う。 なお、色はひとくいばこのものが使われている。 *スラもり3 トンガリこふん、ナン・ダ・ベーいせき、かざんじまに出現する。 HPが1ポイント減った上、攻撃速度が遅くなり弱体化。 それに追い討ちをかけるように、アイテムに化ける能力を持つポンポコだぬきの登場で トラップモンスターとしての立場まで危うくなった。 トンガリこふんのとあるフロアでは6体のこいつと強制戦闘になる。他のシリーズなら思わず言葉を失うところだが、 上記の通りこの作品のミミックはあまり強くないため、6体とはいえそれほど苦にはならない。 本家での恐ろしさは何処へやら… 船バトルでの作戦は前作と同じ。 ちなみに、2では話しかけてもガバガバとしか言わなかった(何を言おうとしているかは一応分かった)が、 3では人語を話せるようになり、語尾に「ガバ」が付くようになった。 *DQMB 第1章から登場。 ステータスはHP:584 ちから:90 かしこさ:32 みのまもり:52 すばやさ:67。 技は「あまい息」と「するどいキバ」。 前者は敵全体を眠らせ、後者は会心率の高い打撃攻撃である。 また、武闘家と組む事で、するどいキバが「れんぞくのキバ」に変わる。どちらにしろ会心率が高いが、若干確率は下がって威力がわずかに上がった程度。 [[【ひとくいばこ】]]、[[【パンドラボックス】]]と合体して[[【キングミミック】]]になる。 *その正体 以下の記述は『[[ドラゴンクエスト モンスター物語>【モンスター物語】]]』による。 ハーゴン教団の本拠地である氷雪の封土・ロンダルキアに棲息する冷気の精霊[[【ブリザード】]]。 あまりにも増えすぎたためロンダルキアを離れて新天地に旅立ったブリザードが、 食糧貯蔵用の冷蔵魔法がかけられた宝箱に潜り込む事で、外界の暑気を克服し生き延びたもの。 全身の血を凍結させ対象を一瞬で即死させる魔法『ザラキ』を使う。 ----
**概要 箱の中から呼ばれて飛び出てザラキを唱えるご存知トラップモンスター。 [[【ひとくいばこ】]]の上位種で、[[【パンドラボックス】]]の下位種。 [[【インパス】]]の呪文を唱え、宝箱の中身を鑑定することで戦闘を避けられる。 だがⅤ以降はちいさなメダル等の貴重品を持っているため、むしろ積極的に狩られる運命にある。 下手な宝箱よりもよほど貴重な品が入った、文字通りの「宝の箱」である。 ちなみに「mimic」とはそもそもは英語で「擬態」「物真似士」「物真似役者」の意味であり、別に化ける対象は「宝箱」に限定されているわけではない。 そういう意味では壺や本に擬態している[[【ツボック】]]や[[【エビルバイブル】]]なんかも「mimic」と見ることだって出来るし、更には無機質でも有機質でも分類可。 しかし、このゲームシリーズの影響で「ミミック=宝箱に化ける」というイメージが一般化しているのも事実である。 ---- #contents(fromhere=true) *本編シリーズ **DQⅢ 初登場。この作品では異常な攻撃力を誇ったひとくいばこ。 それの上位種であるコイツは、完全2回行動と[[【ザラキ】]]&[[【マホトラ】]]戦法というやはり嫌な戦法で苦しめてくる。 他にラリホーやメラミを唱えることもあるが、やはりザラキが怖い。 [[【ラーの洞窟】>【サマンオサ南の洞窟】]]ではトラップとして大量に登場。ピラミッドの二の舞になったプレイヤーも多いだろう。 ただし、コイツと戦う段階では対策もいくつか取れる。 [[【アストロン】]]によるザラキ空撃ち誘導、マホトラ合戦、ギガデインによる瞬殺など。 自分なりの戦い方を身につければ、ひとくいばこよりは楽だろう。 **DQⅣ~Ⅵ ひとくいばこが弱体化していく一方で、こちらはザラキ・メラミ・マホトラと戦法が全然進歩していない。 びっくりするほど耐性も同じで、全体的に耐性は高いがマホトラとデイン系に耐性がない。 ザキ系も高耐性ながら効くときは効く。 そのため[[【マホカンタ】]]や[[【マホターン】]]をみんなで使うと、反射された自分のザラキを食らって自滅してくれる。 Ⅴの[[【てんくうのたて】]]は、一番先頭のキャラに持たせておこう。 馬車が使える状況なら他のメンバーを引っ込ませておけばより確実。 Ⅴ以降は休み系に対しても弱耐性なので、なにもさせずにハメる事も可能。 加えてⅤとⅥでは2回行動が削除されている。 特技が増えてだんだん対処が楽になったため、脅威は薄らいでいった。 **DQⅦ さらに弱体化され、ザラキが[[【ザキ】]]になった。(以降のリメイクでもⅢやⅣではザラキがザキへ変更) 1~2回行動、不思議な踊り、甘い息などでフォローしてはいるが、かつての凶悪さに比べると……。 上位種族のパンドラボックスがデビューしたことでおいしい役も持って行かれ、落ちるところまで落ちてしまった。 ただし、早い段階でトラップとして出る場所もあるので、そこだけは注意しよう。 図鑑などの関係上か、[[【魔空間の神殿】]]にて2匹組で普通に出るように。 ちなみに通常出現のほか、ここでもトラップとして化けているのが1匹いる。 また、今回は[[モンスター職>【モンスター職】]]にもなっている。詳しくは[[【ミミック(職業)】]]を参照。 落とすアイテムは通常は[[【ちからのたね】]]だが、希に[[【ミミックの心】]]を落としていく。 **DQⅧ 地図に無い島や[[【海賊の洞窟】]]に出現。トラップとしては同じく地図に無い島のほか、[[【闇の遺跡】]]や何故か[[【パルミド】]]の牢屋に存在する。 行動パターンはほとんどⅦと同じで、ザキの頻度もかなり低い。ただしMPはいつの間にか無限になっている。 船入手直後に戦えるが、その時点ではとんでもない強敵なので不用意に出現範囲に近寄らないほうが賢明。 海賊の洞窟にも出現するが、その頃には問題なく勝てるだろう。 倒すと通常枠で[[【鉄のクギ】]]、レア枠で[[【ちからのたね】]]が手に入る。 **DQⅨ やや凶悪化。[[【魔獣のどうくつ】]]の青宝箱が初登場。 600を超える高いHPを得た他、200以上のダメージを与える痛恨の一撃も使ってくるようになった。 魔獣の洞くつ時点のパーティだとかなり危険。もちろんザキも使ってくる。 刃砕きなどで攻撃力を下げるか、メダパニで混乱させたいところ。 本編クリアを出来るくらいの強さになれば、あまり問題ないか。 *DQM **DQM1 特にDQM1ではイベントフロアでの宝箱部屋に潜んでいることが多く、部屋によっては6体前後が一つのフロアに出てくる場合もある。 DQMではモンスターを基本的に全て仲間に出来るため、こいつの能力は味方にすると有用性が高い。 敵では怖いメラゾーマ・ザラキを扱いこなす他、物質系屈指の会心攻撃率を誇り、耐性を整えれば物質系のエースとして機能する。 配合と仲間モンスターシステムに上手く対応したモンスターといえるだろう。 **DQMJ2,DQMJ2P,テリワン シンボルエンカウントでも変わらず宝箱に擬態しているが、なんとこれらの作品では近づくと''自分から口を開けて襲ってくる''。 擬態の意味がなさそうにも見えるが、宝箱だと思って近づく者を襲うことには変わりなく、インパクトが強調されている。 **イルルカ 自分から襲うことはなく、宝箱を調べると戦闘に入るスタイルに戻った。 なお、アクションの「おどる」をすると、ミミックだった場合は口を開けて踊りだすため判別ができる。 緑の宝箱を見つけたらとりあえず踊ってみるといいだろう。 *不思議のダンジョンシリーズ **トルネコ1 [[【不思議のダンジョン】]]、[[【もっと不思議のダンジョン】]]19階から27階に出現し、アイテムや階段に擬態する能力を持つ。 必ず擬態状態で出現し、上に乗ろうとした瞬間に正体を現して先制攻撃してくる。 が、たまに[[【てつのきんこ】]]に化けているマヌケな奴もいる。 鉄の金庫が普通に落ちていることはないため、一発でミミックだと見破ることができるのだ。 また、フロア内のアイテムは初期配置のみで、時間経過による自然生成はされない。 なので、マップ上に突然アイテムが現れたら、それはミミックである。 こいつの出るフロアではやたらにアイテムを拾わない等の予防策も覚えておこう。 能力は結構高く、[[【うごくせきぞう】]]と[[【ゴーレム】]]との中間ぐらいの強さ。 そのくせ経験値はうごくせきぞう以下の30ぽっち。 しかもアイテムに化けるモンスターなのに、こいつ自身は絶対アイテムを落とさない。 なので、ミミックだと判っているなら無視するのも手である。 ちなみに、擬態したミミックは厳密にはアイテムではない。 トルネコ1におけるフロア内のアイテム最大数は45個。 これはトルネコの所持品や、モンスターが落とすアイテム(ゴールド)も含まれる。 これが最大に達していると「何も落とさないわらいぶくろやベビーサタン」が生成されたりする。 が、ミミックはその状態でも平気で発生するのだ。 一方で、実は擬態ミミックはモンスターにも含まれていない。 フロア内のモンスター最大数は19体で、これが最大だと「数の足りないイエティ」が生成されたりする。 ミミックはその状態でもやっぱり発生するのだが、擬態を解いた瞬間に消えてしまう。 普通そんなにモンスターが多くなることは無いが、唯一の例外が[[【モンスターハウス】]]。 ミミックが突然消える現象に出会ってしまった場合、そのフロアは危険ということである。 **トルネコ2 基本的な性質は同じだが、[[【場所替えの杖】]]を用いて上に乗って拾ったり、 [[【とうぞくの壺】]]で吸い込んで村に持ち帰れば擬態状態のままアイテムとして所持品に加えることができる。 アイテムとしてのミミックは[[【ミミック(アイテム)】]]を参照。 また、たまに[[【へんげの壺】]]の中に出現したり、[[【ミミックの杖】]]で量産することも可能になった。 **トルネコ3 やはり基本的な仕様は変わらず、工夫次第で拾うこともでき、[[【すいこみの壺】]]で回収もできる。 また、[[【ニフラムの巻物】]]で消滅させるとこれから先現れる筈だった物も含めて全て[[薬草>【やくそう】]]に変化する。 ただし、この現象はその時点でまだアイテムに化けているモノに限り、既に正体を現したヤツは一緒に消滅する。 今回もアイテム状態のミミックを有効活用できる場面も一応存在する。詳しくは[[こちら>【ミミック(アイテム)】]]を参照。 [[【異世界の迷宮】]]では5Fからミミックがアイテムに化けている可能性がある。 この時点ではかなりの強敵なうえほぼ確実に先制攻撃を受けるので、爆風や状態異常を起こすアイテムを使ったり、[[【ふきとばしの杖】]]や[[【氷柱の杖】]]などで距離をとって飛び道具で倒すなどして処理したい。 **少年ヤンガス 今作では擬態しなくなった。 しかし能力は非常に高く、しゅんそく持ちなので逃げることも困難。 幸い、モンスターハウス以外では必ず眠っているので腕に自信が無ければそっとしておこう。 仲間としては[[【パンドラボックス】]]には劣るが「しゅんそく」、「まだんはんしゃ」持ちなので融合すると移動が楽になる。 *スラもり2 ノッケの林道、ウッソーの森、空中要塞デスモージャ以外のすべてのステージに出現する。 攻撃力が高い上にザキで即死を狙ってくる恐ろしい敵…などということは全く無い普通の敵なので一安心。 宝箱に化けていて、主人公が近づくと正体を現して噛み付いてくる。 その後はぴょんぴょんと飛び跳ねながらゆっくりこちらに接近してくるが、ある程度離れると再び宝箱に化ける。 戦車バトルでは「たまを もってきて!」と、固有作戦の「たからばこに ばけろ!」を命令できる。 後者は「しんにゅうして こうげき!」の亜種であり、敵の戦車内で宝箱に化け、近づく敵を襲う。 なお、色はひとくいばこのものが使われている。 *スラもり3 トンガリこふん、ナン・ダ・ベーいせき、かざんじまに出現する。 HPが1ポイント減った上、攻撃速度が遅くなり弱体化。 それに追い討ちをかけるように、アイテムに化ける能力を持つポンポコだぬきの登場で トラップモンスターとしての立場まで危うくなった。 トンガリこふんのとあるフロアでは6体のこいつと強制戦闘になる。他のシリーズなら思わず言葉を失うところだが、 上記の通りこの作品のミミックはあまり強くないため、6体とはいえそれほど苦にはならない。 本家での恐ろしさは何処へやら… 船バトルでの作戦は前作と同じ。 ちなみに、2では話しかけてもガバガバとしか言わなかった(何を言おうとしているかは一応分かった)が、 3では人語を話せるようになり、語尾に「ガバ」が付くようになった。 *DQMB 第1章から登場。 ステータスはHP:584 ちから:90 かしこさ:32 みのまもり:52 すばやさ:67。 技は「あまい息」と「するどいキバ」。 前者は敵全体を眠らせ、後者は会心率の高い打撃攻撃である。 また、武闘家と組む事で、するどいキバが「れんぞくのキバ」に変わる。どちらにしろ会心率が高いが、若干確率は下がって威力がわずかに上がった程度。 [[【ひとくいばこ】]]、[[【パンドラボックス】]]と合体して[[【キングミミック】]]になる。 *その正体 以下の記述は『[[ドラゴンクエスト モンスター物語>【モンスター物語】]]』による。 ハーゴン教団の本拠地である氷雪の封土・ロンダルキアに棲息する冷気の精霊[[【ブリザード】]]。 あまりにも増えすぎたためロンダルキアを離れて新天地に旅立ったブリザードが、 食糧貯蔵用の冷蔵魔法がかけられた宝箱に潜り込む事で、外界の暑気を克服し生き延びたもの。 全身の血を凍結させ対象を一瞬で即死させる魔法『ザラキ』を使う。 ----

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