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>''・ギラ系呪文'' >[[【ギラ】]]―【ベギラマ】―[[【ベギラゴン】]]―[[【ギラグレイド】]] *概要 Ⅸ以外の本編シリーズやモンスターズなどに登場する呪文。[[【ギラ系】]]の中級攻撃呪文である。 #contents(fromhere=true) *扱いの歴史 初代からここに至るまでずっと、扱いの悪かった呪文である。 初代では最強呪文だったのだが、この時点で既に威力はそれほどでもなかった。 そもそもⅠは1対1の戦闘が基本で、主人公は通常攻撃も十分な威力があり、攻撃手段として呪文を選択するメリットがほとんどなかった。 追い打ちをかけるようにⅡでは威力が激減し、Ⅲ以降は他にも多数の範囲攻撃が登場するに従い、「あまり役に立たないもの」の代名詞となっていった。 それ以降、味方の唱える呪文としては攻撃手段の増加に従い、序盤の複数攻撃呪文の一つと成り果てている。 インフレで頂点から蹴落とされた物が話題になると、冗談交じりに名を連ねられる哀れな存在。 今現在は、序盤~中盤の強敵が使うと怖い呪文として定着している。 9割以上は、Ⅵでの[[ヤツ>【ストーンビースト】]]のせいだろう。 そんなベギラマも、他のギラ系共々Ⅸでは削除されてしまった。Ⅹでも未登場である。 *設定の変遷 今でこそ閃熱波の炎のグループ攻撃魔法という地位を確立しているが、FC版のⅢあたりまでは稲妻の魔法であり、ある意味現在の[[【デイン系】]]に相当する位置づけだった。 デイン系自体が登場しないⅠおよびⅡではともかく、デイン系があるFC版Ⅲでも稲妻の魔法だったのは、属性系統が整理された今からすれば信じがたい。 そんな時代のデイン系がどういう呪文だったのかは[[【ライデイン】]]および[[【ギガデイン】]]を参照。 実際に、小説版Ⅱではシドーへのトドメに眉間に突き刺したロトの剣を避雷針にしてこの呪文を落として倒している。 Ⅲ以降の[[【いかずちのつえ】]]がベギラマの効果を持つのはこの名残かもしれない。 そしてFC版Ⅲの公式ガイドブックで「高熱炎の熱気でダメージ」という設定が出来上がった。 これ以降の作品及びリメイク版のⅠ、Ⅱでもこの設定になっている。 *本編 **DQⅠ 初登場作品にして、勇者が覚える最強の攻撃呪文。 後にギガデインやマダンテやメラガイアーが奪い合う事になる最強呪文の座に最初に収まっていたのはこのベギラマである。 ダメージは58(リメイクは50)~65、消費MPは5。 威力的には十分だが、終盤の敵にはギラ耐性を持つものが少なくないため信頼性はいまいち。 傾向的にラリホーが効かない敵にはベギラマが、ベギラマが効かない敵にはラリホーが効きやすいので、敵の耐性を把握しておけばそこそこには使える。 Lv30近くになると通常攻撃だけでベギラマに匹敵するダメージを出せるようになり、ほぼお役御免となる。 もっともそこまでレベルを上げる人はそう多くないだろうが。 **DQⅡ [[【イオナズン】]]の登場により、頂点の座からさっそく蹴落とされる。 この作品では[[【サマルトリアの王子】]]の最強呪文であるが、威力が[[【バギ】]]と同じなので非常に弱い。消費MPは4。 ダメージの幅が17~33なのだが、下位のギラは15~25ダメージで威力が被りまくっている辺り悲惨である。 この作品のみ対象がグループではなく全体。ギラは単体呪文なので、「強化されたギラ」ではなく「範囲の広いギラ」と考えたほうがよさそう。 ここまで悲惨なことになっているのは実は設定ミスのせいであり、本来は敵全体に50前後のダメージを与えられる予定であった。 リメイク版ではⅠ同様の威力に修正され、サマルトリアの王子最強魔法にふさわしい威力になっている。 消費MPもバギと同じ4のまま据え置きで非常に燃費もいい。 また、中盤登場する敵の呪文耐性がこっそりと下げられており、かなり露骨に待遇が改善されている。 **DQⅢ [[【勇者】]]がLv23、[[【魔法使い】]]と[[【賢者】]]がLv14で習得。 これ以降は、大体同じ効果になった。 ギラが消費MP4になったことに伴い、ベギラマの消費MPも6に上昇。 敵1グループに30~41程度のダメージを与える。 本作では[[【じごくのハサミ】]]、[[【ミイラおとこ】]]、[[【キャットバット】]]などを一掃するのに役に立ち、ダーマあたりまでは主力。 だが、船を入手すると無限にベギラマを撃てるいかずちの杖が手に入るため、わざわざベギラマを唱える必要性は無くなってしまう。 **DQⅣ、Ⅴ このシリーズ以降、[[【ヒャダルコ】]]の消費MPが6→5に低下。しかしベギラマは消費MP6の据え置き。 消費MPはベギラマの方が多いのに、威力ではヒャダルコを下回る(6では威力だけなら同等)。 属性や使用者の違いこそあれど、性能面においてはヒャダルコの劣化版になりはててしまった。 **DQⅥ Ⅱ以降コケにされ続けた恨みがあってなのか、[[明らかに場違いな時期にこの呪文を唱えるやたら固い石像>【ストーンビースト】]]が登場。 序盤~中盤にかけて延々と出現し、凶悪な威力でプレイヤーを苦しめた。 この石像が居なくなったと思った辺りで、今度はやたらとこの呪文を唱える[[【ヘルゼーエン】]]が登場しパーティを丸焼きにしてくれる。 ベギラマをバカにする人も、本作をプレイすれば多少は認識に変化が生じるかもしれない。 ちなみに味方は魔法使い★3で覚えるのだが、本作には馬車が存在し、そして本作の魔法使いは職補正によりHPが激減するため貧弱。 このため馬車から出てくるのは大抵、魔法使いをマスターしベギラゴンを習得した後。 バーバラはLv16で自力習得するが、これを覚える直前くらいに[[【ムドーの城】]]に入るため離脱してしまう。 そしてムドーの城を攻略し終わりパーティに復帰すると、上述の転職システムが利用できるようになっている。 やっぱり使えないじゃないか! **DQⅦ 魔法使い★7で覚えるのだが、なぜか一つ前の★6でイオラを先に覚えてしまう。 ベギラマを覚える頃には単体用のメラミ、集団用のイオラが揃っており、まったく見向きもされない呪文に成り果てた。 なお本作では炎系魔法が優遇されており、メラ系ほどではないにしろ、ギラ系にも耐性を持たない敵が多い。 しかし弱体性程度なら、軽減されたイオラでも威力はあまり変わらない。そして攻撃範囲ではイオ系が勝るため、やっぱり見向きもされないのだった。 **DQⅧ 最初は24~34程度だが、[[【賢さ】]]で最終的に53~62まで威力が上がる。 ゼシカはベギラマより威力が高いヒャダルコをすでに覚えているものの、本作においては耐性の設定が細かく決められているので使い分けていくことになるだろう。 また、ブーメランスキルを育てていない場合は、主人公の範囲攻撃としてもライデインを覚えるまでの間活躍する。 *DQMシリーズ **DQM1、2 敵全体に30~42のギラ系ダメージを与えることができる呪文。 Lv10かつステータスが一定以上だとギラがこれに進化する。消費MPは6。 Lv26以上になるとベギラゴンに進化する。 **DQMCH ギラから進化するレベルが11になっており、ベギラゴンに進化するレベルが28以上になっている。 それ以外は変更なし。 **DQMJシリーズ、テリワン3D ジョーカー1では欠席したが、2ではギラグレイドなる新たな最上位魔法と共に復活。 ○○&ギラ、ギラ&○○、[[【デスソシスト(スキル)】]]などのスキルで習得できる。 *トルネコ2 魔法使いになると習得できることがある呪文。 消費HPは8で、前3方向に15~30の炎ダメージを与えることができる。 ブリザードやイエティなどにはダメージが倍増するが、炎系モンスターや魔法系モンスターにはほとんどダメージが入らない。 *いたストSP スフィアの一種として登場。戦士、勇者で入手できる。 これが発動すると、好きなエリアのお店価格を10%ダウンさせることができる。 他のプレイヤーが高価格物件を並べているエリアや、株を大量所持しているエリアに食らわせるとそれなりの打撃となる。 *漫画作品 **ダイの大冒険 本編のしょっぱさとは対照的。 本編ゲームではしばしば最大火力としてボス戦などで活躍の場が与えられている[[【メラゾーマ】]]が、高等な呪文ではあるものの極大レベルでもなく、駆け出し魔法使いの[[【ポップ】]]が習得しているなど中級的な呪文として描写されている。 そんなポップでも習得に時間を要し、またこの呪文を扱う敵を極度に恐れるような描写がされていたのがベギラマである。 様々な場所に本編のリスペクトが垣間見える「ダイ大」らしい配慮である。 **ドラゴンクエストモンスターズ+ 主人公が連れるスライムがベギラマを唱える様子を見たⅠ勇者が「最強呪文ベギラマを唱えるスライム」に驚愕する様子があり面白い。 ----
>''・ギラ系呪文'' >[[【ギラ】]]―【ベギラマ】―[[【ベギラゴン】]]―[[【ギラグレイド】]] *概要 Ⅸ以外の本編シリーズやモンスターズなどに登場する呪文。[[【ギラ系】]]の中級攻撃呪文である。 #contents(fromhere=true) *扱いの歴史 初代からここに至るまでずっと、扱いの悪かった呪文である。 初代では最強呪文だったのだが、この時点で既に威力はそれほどでもなかった。 そもそもⅠは1対1の戦闘が基本で、主人公は通常攻撃も十分な威力があり、攻撃手段として呪文を選択するメリットがほとんどなかった。 追い打ちをかけるようにⅡでは威力が激減し、Ⅲ以降は他にも多数の範囲攻撃が登場するに従い、「あまり役に立たないもの」の代名詞となっていった。 それ以降、味方の唱える呪文としては攻撃手段の増加に従い、序盤の複数攻撃呪文の一つと成り果てている。 インフレで頂点から蹴落とされた物が話題になると、冗談交じりに名を連ねられる哀れな存在。 今現在は、序盤~中盤の強敵が使うと怖い呪文として定着している。 9割以上は、Ⅵでの[[ヤツ>【ストーンビースト】]]のせいだろう。 そんなベギラマも、他のギラ系共々Ⅸでは削除されてしまった。Ⅹでも未登場である。 *設定の変遷 今でこそ閃熱波の炎のグループ攻撃魔法という地位を確立しているが、FC版のⅢあたりまでは稲妻の魔法であり、ある意味現在の[[【デイン系】]]に相当する位置づけだった。 デイン系自体が登場しないⅠおよびⅡではともかく、デイン系があるFC版Ⅲでも稲妻の魔法だったのは、属性系統が整理された今からすれば信じがたい。 そんな時代のデイン系がどういう呪文だったのかは[[【ライデイン】]]および[[【ギガデイン】]]を参照。 実際に、小説版Ⅱではシドーへのトドメに眉間に突き刺したロトの剣を避雷針にしてこの呪文を落として倒している。 Ⅲ以降の[[【いかずちのつえ】]]がベギラマの効果を持つのはこの名残かもしれない。 そしてFC版Ⅲの公式ガイドブックで「高熱炎の熱気でダメージ」という設定が出来上がった。 これ以降の作品及びリメイク版のⅠ、Ⅱでもこの設定になっている。 *本編 **DQⅠ 初登場作品にして、勇者が覚える最強の攻撃呪文。 後にギガデインやマダンテやメラガイアーが奪い合う事になる最強呪文の座に最初に収まっていたのはこのベギラマである。 ダメージは58(リメイクは50)~65、消費MPは5。 威力的には十分だが、終盤の敵にはギラ耐性を持つものが少なくないため信頼性はいまいち。 傾向的にラリホーが効かない敵にはベギラマが、ベギラマが効かない敵にはラリホーが効きやすいので、敵の耐性を把握しておけばそこそこには使える。 Lv30近くになると通常攻撃だけでベギラマに匹敵するダメージを出せるようになり、ほぼお役御免となる。 もっともそこまでレベルを上げる人はそう多くないだろうが。 **DQⅡ [[【イオナズン】]]の登場により、頂点の座からさっそく蹴落とされる。 この作品では[[【サマルトリアの王子】]]の最強呪文であるが、威力が[[【バギ】]]と同じなので非常に弱い。消費MPは4。 ダメージの幅が17~33なのだが、下位のギラは15~25ダメージで威力が被りまくっている辺り悲惨である。 この作品のみ対象がグループではなく全体。ギラは単体呪文なので、「強化されたギラ」ではなく「範囲の広いギラ」と考えたほうがよさそう。 ここまで悲惨なことになっているのは実は設定ミスのせいであり、本来は敵全体に50前後のダメージを与えられる予定であった。 リメイク版ではⅠ同様の威力に修正され、サマルトリアの王子最強魔法にふさわしい威力になっている。 消費MPもバギと同じ4のまま据え置きで非常に燃費もいい。 また、中盤登場する敵の呪文耐性がこっそりと下げられており、かなり露骨に待遇が改善されている。 **DQⅢ [[【勇者】]]がLv23、[[【魔法使い】]]と[[【賢者】]]がLv14で習得。 これ以降は、大体同じ効果になった。 ギラが消費MP4になったことに伴い、ベギラマの消費MPも6に上昇。 敵1グループに30~41程度のダメージを与える。 本作では[[【じごくのハサミ】]]、[[【ミイラおとこ】]]、[[【キャットバット】]]などを一掃するのに役に立ち、ダーマあたりまでは主力。 だが、船を入手すると無限にベギラマを撃てるいかずちの杖が手に入るため、わざわざベギラマを唱える必要性は無くなってしまう。 **DQⅣ、Ⅴ このシリーズ以降、[[【ヒャダルコ】]]の消費MPが6→5に低下。しかしベギラマは消費MP6の据え置き。 消費MPはベギラマの方が多いのに、威力ではヒャダルコを下回る(6では威力だけなら同等)。 属性や使用者の違いこそあれど、性能面においてはヒャダルコの劣化版になりはててしまった。 **DQⅥ Ⅱ以降コケにされ続けた恨みがあってなのか、[[明らかに場違いな時期にこの呪文を唱えるやたら固い石像>【ストーンビースト】]]が登場。 序盤~中盤にかけて延々と出現し、凶悪な威力でプレイヤーを苦しめた。 この石像が居なくなったと思った辺りで、今度はやたらとこの呪文を唱える[[【ヘルゼーエン】]]が登場しパーティを丸焼きにしてくれる。 ベギラマをバカにする人も、本作をプレイすれば多少は認識に変化が生じるかもしれない。 ちなみに味方は魔法使い★3で覚えるのだが、本作には馬車が存在し、そして本作の魔法使いは職補正によりHPが激減するため貧弱。 このため馬車から出てくるのは大抵、魔法使いをマスターしベギラゴンを習得した後。 バーバラはLv16で自力習得するが、これを覚える直前くらいに[[【ムドーの城】]]に入るため離脱してしまう。 そしてムドーの城を攻略し終わりパーティに復帰すると、上述の転職システムが利用できるようになっている。 やっぱり使えないじゃないか! **DQⅦ 魔法使い★7で覚えるのだが、なぜか一つ前の★6でイオラを先に覚えてしまう。 ベギラマを覚える頃には単体用のメラミ、集団用のイオラが揃っており、まったく見向きもされない呪文に成り果てた。 なお本作では炎系魔法が優遇されており、メラ系ほどではないにしろ、ギラ系にも耐性を持たない敵が多い。 しかし弱体性程度なら、軽減されたイオラでも威力はあまり変わらない。そして攻撃範囲ではイオ系が勝るため、やっぱり見向きもされないのだった。 **DQⅧ 最初は24~34程度だが、[[【かしこさ】]]で最終的に53~62まで威力が上がる。 ゼシカはベギラマより威力が高いヒャダルコをすでに覚えているものの、本作においては耐性の設定が細かく決められているので使い分けていくことになるだろう。 また、ブーメランスキルを育てていない場合は、主人公の範囲攻撃としてもライデインを覚えるまでの間活躍する。 *DQMシリーズ **DQM1、2 敵全体に30~42のギラ系ダメージを与えることができる呪文。 Lv10かつステータスが一定以上だとギラがこれに進化する。消費MPは6。 Lv26以上になるとベギラゴンに進化する。 **DQMCH ギラから進化するレベルが11になっており、ベギラゴンに進化するレベルが28以上になっている。 それ以外は変更なし。 **DQMJシリーズ、テリワン3D ジョーカー1では欠席したが、2ではギラグレイドなる新たな最上位魔法と共に復活。 ○○&ギラ、ギラ&○○、[[【デスソシスト(スキル)】]]などのスキルで習得できる。 *トルネコ2 魔法使いになると習得できることがある呪文。 消費HPは8で、前3方向に15~30の炎ダメージを与えることができる。 ブリザードやイエティなどにはダメージが倍増するが、炎系モンスターや魔法系モンスターにはほとんどダメージが入らない。 *いたストSP スフィアの一種として登場。戦士、勇者で入手できる。 これが発動すると、好きなエリアのお店価格を10%ダウンさせることができる。 他のプレイヤーが高価格物件を並べているエリアや、株を大量所持しているエリアに食らわせるとそれなりの打撃となる。 *漫画作品 **ダイの大冒険 本編のしょっぱさとは対照的。 本編ゲームではしばしば最大火力としてボス戦などで活躍の場が与えられている[[【メラゾーマ】]]が、高等な呪文ではあるものの極大レベルでもなく、駆け出し魔法使いの[[【ポップ】]]が習得しているなど中級的な呪文として描写されている。 そんなポップでも習得に時間を要し、またこの呪文を扱う敵を極度に恐れるような描写がされていたのがベギラマである。 様々な場所に本編のリスペクトが垣間見える「ダイ大」らしい配慮である。 **ドラゴンクエストモンスターズ+ 主人公が連れるスライムがベギラマを唱える様子を見たⅠ勇者が「最強呪文ベギラマを唱えるスライム」に驚愕する様子があり面白い。 ----

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