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【MP】」(2012/11/15 (木) 19:46:40) の最新版変更点

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*概要 パラメータの一つ。キャラの魔力を示す値。 呪文や一部の特技を使うと減ってしまうが、MPを多く使う呪文ほど強力。 MPとはMagic Power(マジック・パワー)の略称であるが、実際にはそのまま「エムピー」と読むことが多い。 ちなみにセリフに声優の声が付いているソードでは「エムピー」と読まれている。 [[【HP】]]と違い、「P」は「point」ではない。だが「マジック・ポイント」だと思っている人も結構いるようだ。 「最大MP」はそのキャラの持ちうる最大の魔力である。 [[【宿屋】]]に泊まるとMPは最大MPまで回復する。 最大MPはレベルアップや[[【ふしぎなきのみ】]]で上昇していく。 呪文・特技には1種類ずつ消費MPが設定されており、それより現在MPが少ないと使えない。 消費MPが多い呪文・特技ほど強力であり、例えばⅢの[[【イオ】]]は消費MP5、[[【イオラ】]]は9、[[【イオナズン】]]は18となっている。 時代を経るにつれ、呪文の消費MPは減少傾向にあり(ただしⅨでは消費MPが大きく増えた)、特技の消費MPは増加傾向にある。 当初は消費MP0のものが多かった特技にも、MPを消費するものが増えている。 #contents(fromhere) *本編 **味方キャラクター 基本的に魔法を使うキャラクターほど最大MPが伸びやすく、魔法を使わないキャラクターほど伸びにくい。 Ⅲでは[[【賢さ】]]と深く関係しており、賢さの約2倍が最大MPとなる。 Ⅵ、Ⅶ、Ⅸでは職業によって変動し、魔法使いや僧侶はもちろん最大MPが高い。 Ⅸでは一部のスキルでも最大MPが上昇するほか、Ⅷ以降では[[【ソーサリーリング】]]などを装備することで一時的に最大MPを増やすことができる。 ただし、どれだけ不思議な木の実を使っても、MPの最大値は999以上になる事はない。 Ⅴ以前の作品では、呪文を覚えないキャラはMPが0から増えることはなかった。 ⅥとⅦでは転職システムの変更により、あらゆるキャラが魔法を使う可能性が発生し、 更にⅧ以降ではMPを消費する特技が多数登場したため、 「MPが伸びにくい」キャラはいても「MPが0のまま」のキャラはほとんど見られなくなっている。 本編のプレイヤーキャラでは、転職前にパーティを去ってしまうⅦの[[【キーファ】]]がMPを持たない最後のキャラとなっている。 また、[[【ローレシアの王子】]]は歴代主人公として、[[【アリーナ】]]は女性キャラとして、唯一のMP0のキャラである。 ほとんどの呪文はMPを消費する。 ただし、その性質上[[【マホトラ】]]と、Ⅸでの[[【ルーラ】]]は消費MP0である。 Ⅴ~Ⅶではほとんどの特技はMPを消費しなかったが、Ⅷ以降はかなり多くの特技がMPを消費するようになった。 こうしたMPを消費する行動を行わなければ基本的にMPが減ることはない。 ただし、[[【ふしぎなおどり】]]などを食らうとMPが減ってしまう。 MPの回復手段は、HPに比べると非常に厳しく、大きく制限されている。 基本的な回復手段は「宿に泊まること」である。 MPを回復するアイテムには[[【いのりのゆびわ】]]や[[【まほうのせいすい】]]などが存在するが、 これらは店で買えないことが多い貴重品なので、よく考えて使った方がいい。 Ⅷ以降ではMPを消費する行動が増えたことに伴って、店売りや錬金によるMP回復アイテムの入手はⅦ以前と比べれば容易である。 但し、MPを回復する呪文や特技はHP回復のものと比べるとやはり少なく、[[【マホアゲル】]]や[[【MPパサー】]]ぐらいである。 **敵モンスター Ⅲ以降、敵にもMPの概念が生まれた。 FC版のⅠとⅡでは容量の都合上のためか敵側に最大MPの設定が無く、[[【呪文封じ状態】]]でなければ、呪文を無制限に唱えてくることができる。 リメイクではⅢ以降と同様に最大MPが設定されており、このようなことはなくなっている。 敵のMPは、0の場合・有限の場合・無限の場合の3つがある。 スライムやドラキーなどのMPを使用する攻撃を持たない(特に序盤に多い)敵は、基本的に最大MPは0となっている。 こういったMP0の敵のほとんどは[[【マホトーン】]]や[[【マホトラ】]]に完全耐性を持っている。 そもそも呪文を使わない相手にとっては、封印の手段を使ったり効いても全く無意味だからである。 呪文などでMPを使うモンスターのほとんどは、自身の持つ呪文を数発放てるくらいの最大MPが設定されている。 例えば、Ⅳの[[【みならいあくま】]]はMP消費2のメラを唱えるが、最大MPも2なので1回しか使えない。 同じくⅣの[[【かまいたち】]]はMP消費2のバギを唱え、最大MPは4なので2回まで唱える事ができる。 こういった敵に対してはひたすら防御してダメージを減らし、MP切れを狙うのも手だ。 [[【ホイミスライム】]][[【はぐれメタル】]]など一部のザコ敵とほとんどのボス敵はMPを無限に持っている。 こうした敵のほとんどは最大MP255と設定されているが、敵のMPが255の場合[[【数値無限化設定】]]がなされ、MPが減らなくなる。 当然ながら、これらの敵に関してはMP切れを狙えないため、相手が使う呪文への耐性を付けるか、マホトーンなどの封印手段を要する。 自身の覚えている呪文(特技)の消費MPが現在MPよりも高い場合、その行動は[[【判断力】]]によって以下の3種に別れる。 判断力0(低い):MPが足りなくても気にせず呪文を唱え続ける。 判断力1(普通):MPが足りずに不発になると、以降その呪文は使わない。 判断力2(高い):MPが足りない場合はその呪文を使わない。 [[【ベビーサタン】]]や[[【プチプリースト】]]らが呪文を唱える事に失敗するのは、 最大MPがイオナズンやベホマズンより下に設定されているのに判断力が0のためである。 *モンスターズシリーズ おおむね本編と同じだが、モンスターズではほぼ全ての特技が呪文と同様にMPを消費するため、本編以上にその重要度は高い。 その分MP回復アイテムが店で売られていたり、よくフィールドに落ちていたりと入手しやすくなっており、 MP切れになりにくいバランス調整がなされている。 キャラバンハートまでの最大値は他のステータス同様999。 ジョーカー以降はモンスターの種類によって異なる上限が設けられている。 ジョーカーでのMP最大値は999だったが、ジョーカー2以降は1200が最高である。 近年の作品ではしばしば対戦のバランス調整のために、強力なモンスターや特技はMPが切れやすく設定される事が多い。 [[【しょうひMP×2】]]の特性や、テリワン3Dの[[【空裂斬】]]の凄まじい消費MPなどが代表的。 ----
*概要 パラメータの一つ。キャラの魔力を示す値。 呪文や一部の特技を使うと減ってしまうが、MPを多く使う呪文ほど強力。 MPとはMagic Power(マジック・パワー)の略称であるが、実際にはそのまま「エムピー」と読むことが多い。 ちなみにセリフに声優の声が付いているソードでは「エムピー」と読まれている。 [[【HP】]]と違い、「P」は「point」ではない。だが「マジック・ポイント」だと思っている人も結構いるようだ。 「最大MP」はそのキャラの持ちうる最大の魔力である。 [[【宿屋】]]に泊まるとMPは最大MPまで回復する。 最大MPはレベルアップや[[【ふしぎなきのみ】]]で上昇していく。 呪文・特技には1種類ずつ消費MPが設定されており、それより現在MPが少ないと使えない。 消費MPが多い呪文・特技ほど強力であり、例えばⅢの[[【イオ】]]は消費MP5、[[【イオラ】]]は9、[[【イオナズン】]]は18となっている。 時代を経るにつれ、呪文の消費MPは減少傾向にあり(ただしⅨでは消費MPが大きく増えた)、特技の消費MPは増加傾向にある。 当初は消費MP0のものが多かった特技にも、MPを消費するものが増えている。 #contents(fromhere) *本編 **味方キャラクター 基本的に魔法を使うキャラクターほど最大MPが伸びやすく、魔法を使わないキャラクターほど伸びにくい。 Ⅲでは[[【かしこさ】]]と深く関係しており、賢さの約2倍が最大MPとなる。 Ⅵ、Ⅶ、Ⅸでは職業によって変動し、魔法使いや僧侶はもちろん最大MPが高い。 Ⅸでは一部のスキルでも最大MPが上昇するほか、Ⅷ以降では[[【ソーサリーリング】]]などを装備することで一時的に最大MPを増やすことができる。 ただし、どれだけ不思議な木の実を使っても、MPの最大値は999以上になる事はない。 Ⅴ以前の作品では、呪文を覚えないキャラはMPが0から増えることはなかった。 ⅥとⅦでは転職システムの変更により、あらゆるキャラが魔法を使う可能性が発生し、 更にⅧ以降ではMPを消費する特技が多数登場したため、 「MPが伸びにくい」キャラはいても「MPが0のまま」のキャラはほとんど見られなくなっている。 本編のプレイヤーキャラでは、転職前にパーティを去ってしまうⅦの[[【キーファ】]]がMPを持たない最後のキャラとなっている。 また、[[【ローレシアの王子】]]は歴代主人公として、[[【アリーナ】]]は女性キャラとして、唯一のMP0のキャラである。 ほとんどの呪文はMPを消費する。 ただし、その性質上[[【マホトラ】]]と、Ⅸでの[[【ルーラ】]]は消費MP0である。 Ⅴ~Ⅶではほとんどの特技はMPを消費しなかったが、Ⅷ以降はかなり多くの特技がMPを消費するようになった。 こうしたMPを消費する行動を行わなければ基本的にMPが減ることはない。 ただし、[[【ふしぎなおどり】]]などを食らうとMPが減ってしまう。 MPの回復手段は、HPに比べると非常に厳しく、大きく制限されている。 基本的な回復手段は「宿に泊まること」である。 MPを回復するアイテムには[[【いのりのゆびわ】]]や[[【まほうのせいすい】]]などが存在するが、 これらは店で買えないことが多い貴重品なので、よく考えて使った方がいい。 Ⅷ以降ではMPを消費する行動が増えたことに伴って、店売りや錬金によるMP回復アイテムの入手はⅦ以前と比べれば容易である。 但し、MPを回復する呪文や特技はHP回復のものと比べるとやはり少なく、[[【マホアゲル】]]や[[【MPパサー】]]ぐらいである。 **敵モンスター Ⅲ以降、敵にもMPの概念が生まれた。 FC版のⅠとⅡでは容量の都合上のためか敵側に最大MPの設定が無く、[[【呪文封じ状態】]]でなければ、呪文を無制限に唱えてくることができる。 リメイクではⅢ以降と同様に最大MPが設定されており、このようなことはなくなっている。 敵のMPは、0の場合・有限の場合・無限の場合の3つがある。 スライムやドラキーなどのMPを使用する攻撃を持たない(特に序盤に多い)敵は、基本的に最大MPは0となっている。 こういったMP0の敵のほとんどは[[【マホトーン】]]や[[【マホトラ】]]に完全耐性を持っている。 そもそも呪文を使わない相手にとっては、封印の手段を使ったり効いても全く無意味だからである。 呪文などでMPを使うモンスターのほとんどは、自身の持つ呪文を数発放てるくらいの最大MPが設定されている。 例えば、Ⅳの[[【みならいあくま】]]はMP消費2のメラを唱えるが、最大MPも2なので1回しか使えない。 同じくⅣの[[【かまいたち】]]はMP消費2のバギを唱え、最大MPは4なので2回まで唱える事ができる。 こういった敵に対してはひたすら防御してダメージを減らし、MP切れを狙うのも手だ。 [[【ホイミスライム】]][[【はぐれメタル】]]など一部のザコ敵とほとんどのボス敵はMPを無限に持っている。 こうした敵のほとんどは最大MP255と設定されているが、敵のMPが255の場合[[【数値無限化設定】]]がなされ、MPが減らなくなる。 当然ながら、これらの敵に関してはMP切れを狙えないため、相手が使う呪文への耐性を付けるか、マホトーンなどの封印手段を要する。 自身の覚えている呪文(特技)の消費MPが現在MPよりも高い場合、その行動は[[【判断力】]]によって以下の3種に別れる。 判断力0(低い):MPが足りなくても気にせず呪文を唱え続ける。 判断力1(普通):MPが足りずに不発になると、以降その呪文は使わない。 判断力2(高い):MPが足りない場合はその呪文を使わない。 [[【ベビーサタン】]]や[[【プチプリースト】]]らが呪文を唱える事に失敗するのは、 最大MPがイオナズンやベホマズンより下に設定されているのに判断力が0のためである。 *モンスターズシリーズ おおむね本編と同じだが、モンスターズではほぼ全ての特技が呪文と同様にMPを消費するため、本編以上にその重要度は高い。 その分MP回復アイテムが店で売られていたり、よくフィールドに落ちていたりと入手しやすくなっており、 MP切れになりにくいバランス調整がなされている。 キャラバンハートまでの最大値は他のステータス同様999。 ジョーカー以降はモンスターの種類によって異なる上限が設けられている。 ジョーカーでのMP最大値は999だったが、ジョーカー2以降は1200が最高である。 近年の作品ではしばしば対戦のバランス調整のために、強力なモンスターや特技はMPが切れやすく設定される事が多い。 [[【しょうひMP×2】]]の特性や、テリワン3Dの[[【空裂斬】]]の凄まじい消費MPなどが代表的。 ----

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