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*概要
パラメータの一つ。キャラの魔力を示す値。
呪文や一部の特技を使うと減ってしまうが、MPを多く使う呪文ほど強力。
MPとはMagic Power(マジック・パワー)の略称であるが、実際にはそのまま「エムピー」と読むことが多い。
ちなみにセリフに声優の声が付いているソードでは「エムピー」と読まれている。
[[【HP】]]と違い、「P」は「point」ではない。だが「マジック・ポイント」だと思っている人も結構いるようだ。
「最大MP」はそのキャラの持ちうる最大の魔力である。
[[【宿屋】]]に泊まるとMPは最大MPまで回復する。
最大MPはレベルアップや[[【ふしぎなきのみ】]]で上昇していく。
呪文・特技には1種類ずつ消費MPが設定されており、それより現在MPが少ないと使えない。
消費MPが多い呪文・特技ほど強力であり、例えばⅢの[[【イオ】]]は消費MP5、[[【イオラ】]]は9、[[【イオナズン】]]は18となっている。
時代を経るにつれ、呪文の消費MPは減少傾向にあり(ただしⅨでは消費MPが大きく増えた)、特技の消費MPは増加傾向にある。
当初は消費MP0のものが多かった特技にも、MPを消費するものが増えている。
#contents(fromhere)
*本編
**味方キャラクター
基本的に魔法を使うキャラクターほど最大MPが伸びやすく、魔法を使わないキャラクターほど伸びにくい。
Ⅲでは[[【賢さ】]]と深く関係しており、賢さの約2倍が最大MPとなる。
Ⅵ、Ⅶ、Ⅸでは職業によって変動し、魔法使いや僧侶はもちろん最大MPが高い。
Ⅸでは一部のスキルでも最大MPが上昇するほか、Ⅷ以降では[[【ソーサリーリング】]]などを装備することで一時的に最大MPを増やすことができる。
ただし、どれだけ不思議な木の実を使っても、MPの最大値は999以上になる事はない。
Ⅴ以前の作品では、呪文を覚えないキャラはMPが0から増えることはなかった。
ⅥとⅦでは転職システムの変更により、あらゆるキャラが魔法を使う可能性が発生し、
更にⅧ以降ではMPを消費する特技が多数登場したため、
「MPが伸びにくい」キャラはいても「MPが0のまま」のキャラはほとんど見られなくなっている。
本編のプレイヤーキャラでは、転職前にパーティを去ってしまうⅦの[[【キーファ】]]がMPを持たない最後のキャラとなっている。
また、[[【ローレシアの王子】]]は歴代主人公として、[[【アリーナ】]]は女性キャラとして、唯一のMP0のキャラである。
ほとんどの呪文はMPを消費する。
ただし、その性質上[[【マホトラ】]]と、Ⅸでの[[【ルーラ】]]は消費MP0である。
Ⅴ~Ⅶではほとんどの特技はMPを消費しなかったが、Ⅷ以降はかなり多くの特技がMPを消費するようになった。
こうしたMPを消費する行動を行わなければ基本的にMPが減ることはない。
ただし、[[【ふしぎなおどり】]]などを食らうとMPが減ってしまう。
MPの回復手段は、HPに比べると非常に厳しく、大きく制限されている。
基本的な回復手段は「宿に泊まること」である。
MPを回復するアイテムには[[【いのりのゆびわ】]]や[[【まほうのせいすい】]]などが存在するが、
これらは店で買えないことが多い貴重品なので、よく考えて使った方がいい。
Ⅷ以降ではMPを消費する行動が増えたことに伴って、店売りや錬金によるMP回復アイテムの入手はⅦ以前と比べれば容易である。
但し、MPを回復する呪文や特技はHP回復のものと比べるとやはり少なく、[[【マホアゲル】]]や[[【MPパサー】]]ぐらいである。
**敵モンスター
Ⅲ以降、敵にもMPの概念が生まれた。
FC版のⅠとⅡでは容量の都合上のためか敵側に最大MPの設定が無く、[[【呪文封じ状態】]]でなければ、呪文を無制限に唱えてくることができる。
リメイクではⅢ以降と同様に最大MPが設定されており、このようなことはなくなっている。
敵のMPは、0の場合・有限の場合・無限の場合の3つがある。
スライムやドラキーなどのMPを使用する攻撃を持たない(特に序盤に多い)敵は、基本的に最大MPは0となっている。
こういったMP0の敵のほとんどは[[【マホトーン】]]や[[【マホトラ】]]に完全耐性を持っている。
そもそも呪文を使わない相手にとっては、封印の手段を使ったり効いても全く無意味だからである。
呪文などでMPを使うモンスターのほとんどは、自身の持つ呪文を数発放てるくらいの最大MPが設定されている。
例えば、Ⅳの[[【みならいあくま】]]はMP消費2のメラを唱えるが、最大MPも2なので1回しか使えない。
同じくⅣの[[【かまいたち】]]はMP消費2のバギを唱え、最大MPは4なので2回まで唱える事ができる。
こういった敵に対してはひたすら防御してダメージを減らし、MP切れを狙うのも手だ。
[[【ホイミスライム】]][[【はぐれメタル】]]など一部のザコ敵とほとんどのボス敵はMPを無限に持っている。
こうした敵のほとんどは最大MP255と設定されているが、敵のMPが255の場合[[【数値無限化設定】]]がなされ、MPが減らなくなる。
当然ながら、これらの敵に関してはMP切れを狙えないため、相手が使う呪文への耐性を付けるか、マホトーンなどの封印手段を要する。
自身の覚えている呪文(特技)の消費MPが現在MPよりも高い場合、その行動は[[【判断力】]]によって以下の3種に別れる。
判断力0(低い):MPが足りなくても気にせず呪文を唱え続ける。
判断力1(普通):MPが足りずに不発になると、以降その呪文は使わない。
判断力2(高い):MPが足りない場合はその呪文を使わない。
[[【ベビーサタン】]]や[[【プチプリースト】]]らが呪文を唱える事に失敗するのは、
最大MPがイオナズンやベホマズンより下に設定されているのに判断力が0のためである。
*モンスターズシリーズ
おおむね本編と同じだが、モンスターズではほぼ全ての特技が呪文と同様にMPを消費するため、本編以上にその重要度は高い。
その分MP回復アイテムが店で売られていたり、よくフィールドに落ちていたりと入手しやすくなっており、
MP切れになりにくいバランス調整がなされている。
キャラバンハートまでの最大値は他のステータス同様999。
ジョーカー以降はモンスターの種類によって異なる上限が設けられている。
ジョーカーでのMP最大値は999だったが、ジョーカー2以降は1200が最高である。
近年の作品ではしばしば対戦のバランス調整のために、強力なモンスターや特技はMPが切れやすく設定される事が多い。
[[【しょうひMP×2】]]の特性や、テリワン3Dの[[【空裂斬】]]の凄まじい消費MPなどが代表的。
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*概要
パラメータの一つ。キャラの魔力を示す値。
呪文や一部の特技を使うと減ってしまうが、MPを多く使う呪文ほど強力。
MPとはMagic Power(マジック・パワー)の略称であるが、実際にはそのまま「エムピー」と読むことが多い。
ちなみにセリフに声優の声が付いているソードでは「エムピー」と読まれている。
[[【HP】]]と違い、「P」は「point」ではない。だが「マジック・ポイント」だと思っている人も結構いるようだ。
「最大MP」はそのキャラの持ちうる最大の魔力である。
[[【宿屋】]]に泊まるとMPは最大MPまで回復する。
最大MPはレベルアップや[[【ふしぎなきのみ】]]で上昇していく。
呪文・特技には1種類ずつ消費MPが設定されており、それより現在MPが少ないと使えない。
消費MPが多い呪文・特技ほど強力であり、例えばⅢの[[【イオ】]]は消費MP5、[[【イオラ】]]は9、[[【イオナズン】]]は18となっている。
時代を経るにつれ、呪文の消費MPは減少傾向にあり(ただしⅨでは消費MPが大きく増えた)、特技の消費MPは増加傾向にある。
当初は消費MP0のものが多かった特技にも、MPを消費するものが増えている。
#contents(fromhere)
*本編
**味方キャラクター
基本的に魔法を使うキャラクターほど最大MPが伸びやすく、魔法を使わないキャラクターほど伸びにくい。
Ⅲでは[[【かしこさ】]]と深く関係しており、賢さの約2倍が最大MPとなる。
Ⅵ、Ⅶ、Ⅸでは職業によって変動し、魔法使いや僧侶はもちろん最大MPが高い。
Ⅸでは一部のスキルでも最大MPが上昇するほか、Ⅷ以降では[[【ソーサリーリング】]]などを装備することで一時的に最大MPを増やすことができる。
ただし、どれだけ不思議な木の実を使っても、MPの最大値は999以上になる事はない。
Ⅴ以前の作品では、呪文を覚えないキャラはMPが0から増えることはなかった。
ⅥとⅦでは転職システムの変更により、あらゆるキャラが魔法を使う可能性が発生し、
更にⅧ以降ではMPを消費する特技が多数登場したため、
「MPが伸びにくい」キャラはいても「MPが0のまま」のキャラはほとんど見られなくなっている。
本編のプレイヤーキャラでは、転職前にパーティを去ってしまうⅦの[[【キーファ】]]がMPを持たない最後のキャラとなっている。
また、[[【ローレシアの王子】]]は歴代主人公として、[[【アリーナ】]]は女性キャラとして、唯一のMP0のキャラである。
ほとんどの呪文はMPを消費する。
ただし、その性質上[[【マホトラ】]]と、Ⅸでの[[【ルーラ】]]は消費MP0である。
Ⅴ~Ⅶではほとんどの特技はMPを消費しなかったが、Ⅷ以降はかなり多くの特技がMPを消費するようになった。
こうしたMPを消費する行動を行わなければ基本的にMPが減ることはない。
ただし、[[【ふしぎなおどり】]]などを食らうとMPが減ってしまう。
MPの回復手段は、HPに比べると非常に厳しく、大きく制限されている。
基本的な回復手段は「宿に泊まること」である。
MPを回復するアイテムには[[【いのりのゆびわ】]]や[[【まほうのせいすい】]]などが存在するが、
これらは店で買えないことが多い貴重品なので、よく考えて使った方がいい。
Ⅷ以降ではMPを消費する行動が増えたことに伴って、店売りや錬金によるMP回復アイテムの入手はⅦ以前と比べれば容易である。
但し、MPを回復する呪文や特技はHP回復のものと比べるとやはり少なく、[[【マホアゲル】]]や[[【MPパサー】]]ぐらいである。
**敵モンスター
Ⅲ以降、敵にもMPの概念が生まれた。
FC版のⅠとⅡでは容量の都合上のためか敵側に最大MPの設定が無く、[[【呪文封じ状態】]]でなければ、呪文を無制限に唱えてくることができる。
リメイクではⅢ以降と同様に最大MPが設定されており、このようなことはなくなっている。
敵のMPは、0の場合・有限の場合・無限の場合の3つがある。
スライムやドラキーなどのMPを使用する攻撃を持たない(特に序盤に多い)敵は、基本的に最大MPは0となっている。
こういったMP0の敵のほとんどは[[【マホトーン】]]や[[【マホトラ】]]に完全耐性を持っている。
そもそも呪文を使わない相手にとっては、封印の手段を使ったり効いても全く無意味だからである。
呪文などでMPを使うモンスターのほとんどは、自身の持つ呪文を数発放てるくらいの最大MPが設定されている。
例えば、Ⅳの[[【みならいあくま】]]はMP消費2のメラを唱えるが、最大MPも2なので1回しか使えない。
同じくⅣの[[【かまいたち】]]はMP消費2のバギを唱え、最大MPは4なので2回まで唱える事ができる。
こういった敵に対してはひたすら防御してダメージを減らし、MP切れを狙うのも手だ。
[[【ホイミスライム】]][[【はぐれメタル】]]など一部のザコ敵とほとんどのボス敵はMPを無限に持っている。
こうした敵のほとんどは最大MP255と設定されているが、敵のMPが255の場合[[【数値無限化設定】]]がなされ、MPが減らなくなる。
当然ながら、これらの敵に関してはMP切れを狙えないため、相手が使う呪文への耐性を付けるか、マホトーンなどの封印手段を要する。
自身の覚えている呪文(特技)の消費MPが現在MPよりも高い場合、その行動は[[【判断力】]]によって以下の3種に別れる。
判断力0(低い):MPが足りなくても気にせず呪文を唱え続ける。
判断力1(普通):MPが足りずに不発になると、以降その呪文は使わない。
判断力2(高い):MPが足りない場合はその呪文を使わない。
[[【ベビーサタン】]]や[[【プチプリースト】]]らが呪文を唱える事に失敗するのは、
最大MPがイオナズンやベホマズンより下に設定されているのに判断力が0のためである。
*モンスターズシリーズ
おおむね本編と同じだが、モンスターズではほぼ全ての特技が呪文と同様にMPを消費するため、本編以上にその重要度は高い。
その分MP回復アイテムが店で売られていたり、よくフィールドに落ちていたりと入手しやすくなっており、
MP切れになりにくいバランス調整がなされている。
キャラバンハートまでの最大値は他のステータス同様999。
ジョーカー以降はモンスターの種類によって異なる上限が設けられている。
ジョーカーでのMP最大値は999だったが、ジョーカー2以降は1200が最高である。
近年の作品ではしばしば対戦のバランス調整のために、強力なモンスターや特技はMPが切れやすく設定される事が多い。
[[【しょうひMP×2】]]の特性や、テリワン3Dの[[【空裂斬】]]の凄まじい消費MPなどが代表的。
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