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*概略 Ⅶのラスボス。 その姿は人頭を持つムカデとドラゴンを合成したような怪物。 三つの瞳と剥き出しの脳味噌を持つ醜い姿であり、さらに脳味噌の奥には第四の瞳が隠されている。 本人はこの姿を嫌っているため普段は美しい男性(香水愛用のオカマ)…?の姿をとっているらしい。 太古の昔、世界を切り取っては闇に封じ込め、我が物にしようとしていた。 その手段は「様々な災いの種をまき、人間たちが絶望したところを一気に闇に引きずり込む」というえげつないもの。 そのことに気付いた[[神>【神さま】]]と戦争が始まり、[[四>【ほのおのせいれい】]][[大>【だいちのせいれい】]][[精>【かぜのせいれい】]][[霊>【みずのせいれい】]]や[[人間の英雄>【メルビン】]]をも巻き込み数百年にも及ぶ死闘を繰り広げた。 その間にも手下を使い、世界を切り取り続けていたと言われている。 その末に神に辛勝するも、同時に深い傷を負ったため、身体を回復させるために[[【魔空間の神殿】]]に身を潜めていた。 本格的に登場するのは全石版世界のクリア後、つまり終盤以降なのだが、上記の伝説はメモリアリーフ地方の[[【沼地の宿屋の酒場の老人】]]から聞くことができる。 また、 -[[【ウッドパルナ】]]にて、マチルダに力を与えた「大玉」の存在が伺える -[[【魔封じの洞窟】]]にて、「岩戸を開けて[[魔物>【デス・アミーゴ】]]を解放した者がいる」ことが判明する -[[【フォーリッシュ】]]にて、「[[【からくり兵】]]はこの世界で出来た機械ではない」という旨の台詞が聞ける ……など、序盤から存在自体は匂わせていた。 2周目以降だと随所に散りばめられた伏線に気付き、ニヤリとすることもある。 劇中、主人公一行は[[【ふしぎな石版?】]]の力で過去に戻り、神との戦いで手負いのオルゴ・デミーラと勝負し無事倒したかのように見えた。 だが、実際には彼は息絶えておらず、世界中の部下に力を与えて各大陸を封印、世界征服に王手を掛ける。 その後はユバール族と大地のトゥーラによって神を騙り、[[【クリスタルパレス】]]に復活。 大衆の情報操作を図り、それに乗じて邪魔な存在である[[【四精霊】]]及びダーマ神殿を大陸ごと封印し、再び世界征服を企てる。 だがそれも失敗すると神への擬態を解いて居城も[[【ダークパレス】]]へと変貌、主人公達は正真正銘の最終決戦に臨む。 ---- #contents(fromhere=true) *DQⅦ **魔空間の神殿 ***第一形態 HP:3000 MP:∞ 攻撃力:182 守備力:127 素早さ:107 ●1〜3回行動(※) A:メラゾーマ→打撃→マグマ→凍てつく波動→かまいたち→移行 B:打撃、念じボール、稲妻、イオナズン、強制睡眠、移行 ※Aパート、Bパート共に1〜2回行動。移行を挟むと[[最大3回行動>【移行型】]]。 記念すべき初登場は赤い服を着た怪人の姿。これまでのボスとは格が違う攻撃を仕掛けてくる強敵。 単体、全体攻撃ともにかなり強力なので、回復アイテムの充実はもちろん装備も整えておこう。 他には怪しい瞳が危険。通常攻撃をすることがあまり無いので、目の覚めない全体攻撃でどんどんダメージを受けてしまう。 この後にすぐ第二形態との戦いが待っているため、戦闘を長引かせるのは得策ではない。 パーティの持ちうる最強の攻撃手段で応戦しよう。 ***第二形態 HP:4200 MP:0 攻撃力:230 守備力:90 素早さ:82 ●1〜2回行動 打撃、激しい炎、氷の息、真空波、突進、凍てつく波動 ムカデとドラゴンの中間のような外見と剥き出しの脳味噌が特徴。色は茶色。 技のラインナップが第一形態より明らかにヌルく、フバーハで息攻撃を軽減すれば遥かに楽に戦える。 真空波も使うが、レベルが10しかないため威力がしょぼい。 ただし一人が180近いダメージを受ける突進には要注意。仮に生き残っても突進+αを食らうとあっさり逝ってしまう。 HPは250くらいを目安にしておくといいが、危なくなったら突進をも軽減できる防御が一番いい。蘇生が出来るとベスト。 第一形態と合わせるとかなりの長期戦となるので、MPの回復手段も用意しておきたい。 **ダークパレス ***第一形態 HP:3500 MP:0 攻撃力:330 守備力:200 素早さ:80 ●1回行動 打撃、灼熱、凍える吹雪、尻尾を振り回す 魔空間の神殿で戦った第二形態の色違い。 この形態はⅨの大魔王地図、モンスターズ2とジョーカー、バトルロード2レジェンドでも登場する。恐らく最も有名な姿であろう。 息攻撃によるダメージは大きいが、ドラゴンコープスやギガントドラゴンが犇めくダークパレスを抜けてきたプレイヤーには屁でもないはずだ。 波動不使用且つ1回行動なのも相まってフバーハを掛けておけばまず苦戦することはない。 ちなみにあまり知られていないが、実はこの形態はドラゴン系という事になっている。 そのためドラゴンキラーやドラゴン斬りを駆使すれば大ダメージを与えられる。 PS版ではどとうのひつじも有効。さっさと倒して第二形態に進んでしまおう。 ***第二形態 HP:3300 MP:∞ 攻撃力:330 守備力:200 素早さ:135 ●1〜3回行動(※) A:(打撃+メラゾーマ)→(イオナズン+かまいたち)→(強制睡眠+移行) B:激しく燃え盛る炎→打撃→念じボール→凍てつく波動→正拳突き→移行 ※Aが完全2回行動、Bが1〜2回行動。移行時に3回行動することがある。 今度は魔空間の神殿時の第一形態の色違い。一人称が「わたし」に変わっている。 そして、変身が終わった後に吐く[[名言>【オーッホホホ!それで私を倒したつもり?】]]でプレイヤーの度肝を抜くのはまず間違いない。 スタッフの狂気が伺える形態だが、戦闘力はなかなか高く、攻撃が激しい上に[[最大3回行動>【移行型】]]と実力は侮れない。 攻撃手段が物理・呪文・防御無視とバランス良く揃っているため、ローテーションを計算し、凍てつく波動の直後にスクルトとマジックバリアを張るといい。 ちなみにこの形態だけは弱点が無い。とはいえ耐性も大したことないので攻め手にはあまり困らないはず。 山場となるのは間違いないので、回復用のMPはケチらないようにしたい。 ちなみに変身後の名言を聞いた後に[[メルビンに話しかけると…>【これは もしかして 香水のニオイで ござるか?】 ]]。 ***第三形態 HP:3000 MP:0 攻撃力:350 守備力:170 素早さ:116 ●1〜2回行動、自然回復20 (マグマorおぞましい雄叫び)→(混乱攻撃or凍てつく波動)→(叩きつけるor猛毒の霧) 変身時の本人のセリフやマリベルのセリフからすると、この形態こそが彼の正体であり本気の姿であるそうだ。 だが実際は身体が腐敗しており、容姿自体も人型とモンスター型の中間めいた出来損ないのようなもの。 中途半端な見た目が災いしてかこの作品での登場以外、外伝作品での出演は無い。ちなみに一人称は「オレさま」。 全形態の中でも一番攻撃力が高く、全体防御無視のおぞましい雄叫びや、単体だが200近いダメージを受ける叩きつけが怖い。 反面、マグマや猛毒の霧は今更食らっても全然怖くないという難儀な形態。 叩きつけ+おぞましい雄叫びなどのどうしようもないコンボもあれば、1回行動ばかりであまり苦戦しないこともある。 運が大きく左右するため、勝てないと思ったら試行回数を増やしてゴリ押ししてもいいかもしれない。 前情報が無い場合は混乱攻撃が危険。解除手段に乏しいため、自然治癒か[[【荒療治】]]に頼ることになる。 なおこの形態からゾンビ系になるので攻撃にはゾンビキラーやゾンビ斬りが有効。 ゾンビキラー装備で剣の舞を放ったり、ゾンビ斬りにバイキルトと併せて使えばかなりのダメージとなる。 ***第四形態 HP:4500 MP:254 攻撃力:300 守備力:140 素早さ:85 ●1〜3回行動(※)、自然回復50 A:麻痺攻撃、押し潰す、灼熱、凍てつく冷気、凍てつく波動、Bに移行 B:瞑想、肉片を飛ばす、マジックバリア、凍てつく波動、Cに移行 C:マダンテ→MP回復→凍てつく波動→巻き付く→ラリホー→Aに移行 ※Aパート及びBパートは1〜2回行動、Cパートは1回行動。移行を挟むと[[最大3回行動>【移行型】]]。 第三形態からさらに身体が崩れドロドロのゾンビと化した状態で、その姿は第一形態に近い。ここで再び一人称が「われ」に戻る。 完全に死にかけの最後の悪足掻きのような状態で、こういう変身をするボスはRPG界の中でも珍しい。 直前の形態と同じく中途半端な見た目が災いしてか、この作品での登場以外、外伝作品での出演は無い。 HPが非常に高く、自然回復まで兼ね揃え、頻繁に瞑想を使用し、マジックバリアで戦闘を長引かせたりと、とにかくしぶといのが特徴。 とは言え本人の台詞からもどうやら満身創痍のようで、第二〜第三形態と比べると攻撃自体はあまり激しくない。 消耗しているとはいえ、ここまでHPを減らせたプレイヤーなら十分耐えられるはずだ。 ちなみにローテーションはA(攻撃パート)→B(守備パート)→C(マダンテパート)と非常に分かりやすいものとなっている。 ダメージが大きい灼熱や凍て付く冷気に対してはフバーハを唱えておくといい。 「肉片を飛ばす」はいわゆる仲間呼び。[[【ドゴロク】]]または[[【ブロブロス】]]が生成される。 一番厄介なのは、炎属性で200以上のダメージを食らうマダンテだろう。 とは言え炎耐性の装備やマジックバリアでダメージを減らせるため、実際は全滅まで追い込まれることは多くない。 マダンテ後はしばらくヌルい行動が続くため、全滅さえしなければ立て直しは容易である。 魔王の癖にルカニが効くので守備力を下げてしまい、また引き続きゾンビ系の特性があるので、同様の攻撃で片付けてしまおう。 攻め手を緩めると瞑想で一気に回復されるので、最強の攻撃手段を用いて一気にケリをつけよう。 *3DS版 戦闘パターンはPS版と変わらない。最終決戦時の第二形態の「名言」も健在。 だが、第四形態で出てくるドゴログ、ブロブロスはデミーラが倒れても消えなくなったのでしっかり倒す必要がある。 ちなみに、変身時の演出が大きく変わっており、魔空間の神殿での人間形態→モンスター形態 のときには人間形態が背を向けたあと、口からモンスター形態の体を吐き出すというようになっている。 ダ-クパレスでの最終決戦でも、 モンスター形態→人間形態 の時は、モンスター形態が人間形態の体を吐き出している。(それ以降はPS版とほぼ同じ)。 体の構造を変えるよりかは、魂の居場所を変えているようになっている。 この変身の仕方はインパクトが強いので、[[【恐怖のムービー】]]の代わりとも言えなくもない気がする。 *評価 功績としては、ゲーム開始時点で既に[[島1つ>【エスタード島】]]を除いた全てを征服していることが真っ先に挙げられる。 石版世界を封印する際のあまりにもえげつない手法、神に勝った点、神に成り済ましたカリスマ性などもよく言及される。 魔空間の神殿における戦闘前の台詞は威厳があり、評価が高い。 また、彼との1回目の戦闘は「激闘の末、神と決着をつけた直後の時間」。 2回目は「体が元に戻りかけの状況」だったので、いずれも万全の状況で戦ったとは言い難いものである。 神と互角の死闘を繰り広げた事実もあり、もし彼が完璧な状態だったらどの程の強さかは不明。まさに「神のみぞ知る」と言えるであろう。 だが何を思ったのだろうか、ダークパレス以降から急に「デク人形」を連発。 他にも、第二形態のオカマ、それ以降の「腐敗」などが、彼の威厳の失墜に繋がってしまったのであった。 これらのインパクトが強すぎたためかあまり良い印象を持たないプレイヤーも多い。 とは言え、歴代で最も世界征服に近付いた魔王であることには変わりないため、一定以上の評価は得ている様子。 体感的な強さに関しては、転職と育成次第で割れやすいところ。 *考察 歴代魔王と比べても異色な点が多く、謎の多いラスボスである。 モデル及び名前の由来となったのは、旧約聖書偽典に登場するデミウルゴスという説が一般的。 Ⅶ自体が聖書をモチーフにしている点、神の名を騙った点、Arrogo(オルゴ)はラテン語で「傲慢」を表す点などが根拠とされる。 また一部では「[[キーファ>【キーファ】]]=オルゴ・デミーラ」説も流れていて、一時期有名であった。 ただしいずれも公式からの明言はなく、憶測の域を超えないため、詳しくは自分で調べてほしい。 ちなみに堀井氏曰く「ビジュアル系」らしい。 *他作品での活躍 **DQⅨ [[【オルゴ・デミーラの地図】]]を参照。 **DQM2 変身前と変身後の2種類が登場している。 変身前(DISC2の第二形態)は[[【サイコピサロ】]]と[[【ナイトリッチ】]]を配合すると出来る。 覚える特技はイオ、精神統一、魔神斬りとそれほど強力ではないが、能力や耐性はかなりのもの。 会心の一撃をよく出すので変身させないでこのまま使ってもいいかもしれない。 説明には「紳士的な姿と裏腹に恐るべき力を秘めた恐怖の魔人」と書いてあるが、Ⅶでの台詞を聞くと笑わざるをえない。 変身後(DISC2の第一形態)はオルゴ・デミーラ(変身前)としん・りゅうおうを配合すると生まれる。 マダンテを覚えられる上にMPと賢さの伸びは全モンスターの中でも最高の伸び。 他のステータスも高いので、苦労して作った価値のあるモンスターである。 **DQMJ |系統|ランク|スキル|特性|耐性| |ゾンビ系|SS|[[【じごく】]]|[[【AI2回行動】]]|ザキ系・麻痺系無効&br()混乱系弱点| |HP|MP|攻撃力|守備力|すばやさ|かしこさ| |740|860|680|830|480|915| ゾンビ系として登場。ランクはSS。 はくりゅうおうとデスタムーアを配合すると誕生する。AI2回行動の特性をもち、ザキ系とマヒ系を無効化できる。 ゾンビ系なので弱点を突かれづらく、弱点も混乱系なのであまり狙われないなど長所は多いが、能力値が中途半端。 AI2回行動を持つモンスターの中では2番目に能力合計が高いのに、正直宝の持ち腐れ感が否めない。 魔法系のステータスをしているが、同じくAI2回行動で魔法系の[[【ゾーマ】]]と比べると素早さがかなり低く、賢さも999まで伸びきらない、 おまけにあちらは呪文スキルでデイン弱点を簡単に補えると、さまざまな点で見劣りしているため使用率は高くなかった。 所持スキルも固有のものではなく、[[竜神王の固有スキル>【竜神王(スキル)】]]のほぼ劣化である「じごく」。 以上のようなことにより、ジョーカーでの扱いは非常に悪い。 ちなみに、こいつ×[[ラプソーン第一形態>【暗黒神ラプソーン】]]の組合わせでラプソーン第二形態が、 こいつ×ラプソーン第二形態×[[【キャプテン・クロウ】]]×[[【スライムマデュラ】]]の組み合わせで[[【ガルマッゾ】]]が生み出せる。 **DQMJ2 「魔王オルゴ・デミーラ」として???系のランクSSの2枠モンスターとして登場。作り方は前作と同様。スキルも前作と同じで「じごく」。 能力値上限はすばやさ以外は高く攻撃力、すばやさ以外は限界値1000以上である。 耐性面では炎、吹雪のブレスを反射できるが、こんらんは半減である。 特性は前作ではAI2回行動だったが、今回は変わり炎ブレスブレイク、吹雪ブレスブレイク、連続(2回攻撃)をもつ。 れんごく斬り、ブリザーラッシュなどを使わせればブレイクを活かすことができる。 ちなみに経験値テーブルはガルマッゾやスライムマデュラと同じく最悪のタイプで、最大レベルまで上げるには約970万もの経験値を必要とする。 **DQMJ2P 配合方法がフォロボス+トライワインダーorセルゲイナスに変更された。 特性もメガボディ1〜3回、吹雪ブレスブレイク、連続(2回)、呪文会心出やすいに変更された。 複数回動けるので前作よりも活躍の可能性はあるだろう…が、たいていの人は配合して魔王ラプソーンにするだろう。 **テリワン3D 変身前のオカマのほうも「オルゴ・デミーラ」として???系のランクAで登場。 コスモファントム×ユニコーンの配合で生まれる。どちらも位階最高のモンスターなので、揃えるのには苦労はしない。 AI1〜2回行動で、連続(3回)、+25でいてつく波動、+50でカウンターを特性に持つ。ダークドレアムとは特性が全く同じ。 複数回行動のわりに攻撃力や賢さが高いが、MPは268しか無く呪文や特技を使うのには不向き。 フォロボス、又は配信されているフォロボシータを配合すれば魔王オルゴ・デミーラが、デッドマスカーで大魔王の右手が生み出せる。 ちなみにこのオカマ形態は炎と吹雪耐性が激減で、他にもマインド、マヒ、眠り(混乱は+値で無効化)は半減と、なかなか耐性が高い部分がある。 「魔王オルゴ・デミーラ」のほうは、+25で呪文会心出やすい、+50でいてつく波動が特性に加わる。 その他は配合法以外は大きくはJOKER2Pの頃と変わっていない。 所持スキルはどちらも「じごく」。相変わらず固有スキルは持たせてもらえていない。 **DQMBⅡL レジェンド1章「よみがえる伝説」より登場。 魔王枠としては変身前人間形態のオルゴ・デミーラが登場。肩書きは「魔王」。 ステータスはHP:4200(2人プレイ:6000) ちから:206 かしこさ:153 みのまもり:46 すばやさ:68。 打撃攻撃の「魔拳」、「おぞましいカマ」、特技の「デビルズソウル」、呪文の「メラゾーマ」、「イオナズン」、 補助として「いてつくはどう」といった様々な攻撃を仕掛けてくる。 HPや守備力は魔王クラスでは低めだが、回避率がやや高い。風・雷属性が効果的。 またカマをあえてカタカナ表記で表しているのでかまをオカマと掛けていると感じる人もいるだろう。 現に技を使うときの挙動がオカマっぽい気がするし…。 レジェンド第三章「逆襲の魔王」ではレジェンド魔王カードで登場し、こちらで使用可能となった。 使える技は、オーラを纏って敵全体を攻撃してたまに怯ませる「デビルズソウル」と、 カマの斬撃で敵全体を攻撃してたまに防御力を下げる「おぞましいカマ」。 威力や回避率は申し分ないが、やはり耐久面が非常に不安なので気をつけよう。 変身後の形態が大魔王枠として登場。肩書きは「天魔王」。 ステータスはHP:5900(2人プレイ:7400) ちから:582 かしこさ:648 みのまもり:71 すばやさ:92。 破壊力は大魔王としては低めだが、行動不能の追加効果付きの攻撃を多く仕掛けてくるのが特徴。 特に「身も凍るおたけび」は相手のHP回復の効果があるので注意。 主人公が行動不能になってとどめの一撃を打たれないように注意して戦うこと。 装備品は状態異常つき攻撃をガードできる天空の盾がおすすめ。 弱点は灼熱、爆発呪文。弱点ではないが、みのまもりが低めなので打撃攻撃も有効。 また、[[【レジェンドクエストⅦ】]]では、こいつをSPカード[[【天使の歌】]]の効果を発動させた上で倒さないといけない。 上記の通り、火力が中途半端で、加えて状態異常を付加した攻撃を多用するのでかなり難しい。 さらに討伐カウントが30になった稼体では目が赤くなり体が赤みを帯びた姿の真オルゴ・デミーラが出現するようになる。 HPは1Pプレイでは6900、2Pプレイでは7800。 通常と同様に行動不能の追加効果付き攻撃が多い。 真大魔王恒例の2回攻撃も健在で、たたきつけるの強化版の「たたきふせる」は威力が高く、マヒの追加効果付きである。 他にも身も凍るおたけびの代わりに「もうどくの波動」が加わった。 怯み効果は無いものの、追加ダメージを与え、おまけに本人のHPを回復するという嫌らしい技である。 また、マヒャドの代わりに5、6ターン目には「ザラキ」を使用してくる。 命中率は低いものの、食らったら即死…では無いが食らったキャラのHP分のダメージを受けるので怖いことに変わりない。 バトル後半に使用してくることもあり、こちらのHPが減っているので食らったら敗北濃厚。 HPも高く5ターン目以降までバトルが続くことが多いので使ってきたら食らわないことを祈ろう。 幸いにも、魔法職なら[[【セラフィムのローブ】]]で主人公は一切ダメージを受けないので、あえて魔法職で挑むのもありかと。 そして耐性が変化しており、灼熱呪文は耐性、氷の呪文が弱点になっている点も注意。 とどめの一撃は両形態共に[[【マダンテ】]]。人間形態がモンスター形態に変身し、その後マダンテを使うという演出。 この時の変身時の挙動がこれまたオカマっぽい…。 なお、Ⅸとのすれ違い通信を行うとⅨで[[【オルゴ・デミーラの地図】]]を入手できる。 今までの大魔王と同様に通常だとレベル1、真だとLv30の地図が手に入る。 レジェンドクエストⅦをSランク以上でクリアすることで、プレイヤーが使うことも可能。 [[【レジェンド6体合体】]]の組み合わせは[[【くさった死体】>【くさったしたい】]]、[[【しのどれい】]]、[[【ヘルビースト】]]、[[【ナイトリッチ】]]、[[【レッサーデーモン】]]、[[【ドラゴンゾンビ】]]。 ナイトリッチは間違いなくマチルダで、ヘルビーストは多分ゼッペル。 レッサーデーモンは、[[部下>【バリクナジャ】]]が子供を魔物にした時のことだろうか。 半数がゾンビ系なのは第3・第4形態を意識しているのは想像に難くない。 なお、このクエストがプレイ可能になった「勇者たちの挑戦」ではレジェンド大魔王カードで彼もすでに登場しており、 排出率は1/200とレアカードの中では出やすい部類のため、 解禁するまでもなく使用可能になることもしばしば。 ----
*概略 Ⅶのラスボス。 その姿は人頭を持つムカデとドラゴンを合成したような怪物。 三つの瞳と剥き出しの脳味噌を持つ醜い姿であり、さらに脳味噌の奥には第四の瞳が隠されている。 本人はこの姿を嫌っているため普段は美しい男性(香水愛用のオカマ)…?の姿をとっているらしい。 太古の昔、世界を切り取っては闇に封じ込め、我が物にしようとしていた。 その手段は「様々な災いの種をまき、人間たちが絶望したところを一気に闇に引きずり込む」というえげつないもの。 そのことに気付いた[[神>【神さま】]]と戦争が始まり、[[炎>【ほのおのせいれい】]]・[[大地>【だいちのせいれい】]]・[[風>【かぜのせいれい】]]・[[水>【みずのせいれい】]]の四大精霊や、人間の英雄[[【メルビン】]]をも巻き込み数百年にも及ぶ死闘を繰り広げた。 その間にも手下を使い、世界を切り取り続けていたと言われている。 その末に神に辛勝するも、同時に深い傷を負ったため、身体を回復させるために[[【魔空間の神殿】]]に身を潜めていた。 本格的に登場するのは全石版世界のクリア後、つまり終盤以降なのだが、上記の伝説はメモリアリーフ地方の[[【沼地の宿屋の酒場の老人】]]から聞くことができる。 また、 -[[【ウッドパルナ】]]にて、マチルダに力を与えた「大玉」の存在が伺える -[[【魔封じの洞窟】]]にて、「岩戸を開けて[[魔物>【デス・アミーゴ】]]を解放した者がいる」ことが判明する -[[【フォーリッシュ】]]にて、「[[【からくり兵】]]はこの世界で出来た機械ではない」という旨の台詞が聞ける ……など、序盤から存在自体は匂わせていた。 2周目以降だと随所に散りばめられた伏線に気付き、ニヤリとすることもある。 劇中、主人公一行は[[【ふしぎな石版?】]]の力で過去に戻り、神との戦いで手負いのオルゴ・デミーラと勝負し無事倒したかのように見えた。 だが、実際には彼は息絶えておらず、世界中の部下に力を与えて各大陸を封印、世界征服に王手を掛ける。 その後はユバール族と大地のトゥーラによって神を騙り、[[【クリスタルパレス】]]に復活。 大衆の情報操作を図り、それに乗じて邪魔な存在である[[【四精霊】]]及びダーマ神殿を大陸ごと封印し、再び世界征服を企てる。 だがそれも失敗すると神への擬態を解いて居城も[[【ダークパレス】]]へと変貌、主人公達は正真正銘の最終決戦に臨む。 ---- #contents(fromhere=true) *DQⅦ **魔空間の神殿 ***第一形態 HP:3000 MP:∞ 攻撃力:182 守備力:127 素早さ:107 ●1〜3回行動(※) A:メラゾーマ→打撃→マグマ→凍てつく波動→かまいたち→移行 B:打撃、念じボール、稲妻、イオナズン、強制睡眠、移行 ※Aパート、Bパート共に1〜2回行動。移行を挟むと[[最大3回行動>【移行型】]]。 記念すべき初登場は赤い服を着た怪人の姿。これまでのボスとは格が違う攻撃を仕掛けてくる強敵。 単体、全体攻撃ともにかなり強力なので、回復アイテムの充実はもちろん装備も整えておこう。 他には怪しい瞳が危険。通常攻撃をすることがあまり無いので、目の覚めない全体攻撃でどんどんダメージを受けてしまう。 この後にすぐ第二形態との戦いが待っているため、戦闘を長引かせるのは得策ではない。 パーティの持ちうる最強の攻撃手段で応戦しよう。 ***第二形態 HP:4200 MP:0 攻撃力:230 守備力:90 素早さ:82 ●1〜2回行動 打撃、激しい炎、氷の息、真空波、突進、凍てつく波動 ムカデとドラゴンの中間のような外見と剥き出しの脳味噌が特徴。色は茶色。 技のラインナップが第一形態より明らかにヌルく、フバーハで息攻撃を軽減すれば遥かに楽に戦える。 真空波も使うが、レベルが10しかないため威力がしょぼい。 ただし一人が180近いダメージを受ける突進には要注意。仮に生き残っても突進+αを食らうとあっさり逝ってしまう。 HPは250くらいを目安にしておくといいが、危なくなったら突進をも軽減できる防御が一番いい。蘇生が出来るとベスト。 第一形態と合わせるとかなりの長期戦となるので、MPの回復手段も用意しておきたい。 **ダークパレス ***第一形態 HP:3500 MP:0 攻撃力:330 守備力:200 素早さ:80 ●1回行動 打撃、灼熱、凍える吹雪、尻尾を振り回す 魔空間の神殿で戦った第二形態の色違い。 この形態はⅨの大魔王地図、モンスターズ2とジョーカー、バトルロード2レジェンドでも登場する。恐らく最も有名な姿であろう。 息攻撃によるダメージは大きいが、ドラゴンコープスやギガントドラゴンが犇めくダークパレスを抜けてきたプレイヤーには屁でもないはずだ。 波動不使用且つ1回行動なのも相まってフバーハを掛けておけばまず苦戦することはない。 ちなみにあまり知られていないが、実はこの形態はドラゴン系という事になっている。 そのためドラゴンキラーやドラゴン斬りを駆使すれば大ダメージを与えられる。 PS版ではどとうのひつじも有効。さっさと倒して第二形態に進んでしまおう。 ***第二形態 HP:3300 MP:∞ 攻撃力:330 守備力:200 素早さ:135 ●1〜3回行動(※) A:(打撃+メラゾーマ)→(イオナズン+かまいたち)→(強制睡眠+移行) B:激しく燃え盛る炎→打撃→念じボール→凍てつく波動→正拳突き→移行 ※Aが完全2回行動、Bが1〜2回行動。移行時に3回行動することがある。 今度は魔空間の神殿時の第一形態の色違い。一人称が「わたし」に変わっている。 そして、変身が終わった後に吐く[[名言>【オーッホホホ!それで私を倒したつもり?】]]でプレイヤーの度肝を抜くのはまず間違いない。 スタッフの狂気が伺える形態だが、戦闘力はなかなか高く、攻撃が激しい上に[[最大3回行動>【移行型】]]と実力は侮れない。 攻撃手段が物理・呪文・防御無視とバランス良く揃っているため、ローテーションを計算し、凍てつく波動の直後にスクルトとマジックバリアを張るといい。 ちなみにこの形態だけは弱点が無い。とはいえ耐性も大したことないので攻め手にはあまり困らないはず。 山場となるのは間違いないので、回復用のMPはケチらないようにしたい。 ちなみに変身後の名言を聞いた後に[[メルビンに話しかけると…>【これは もしかして 香水のニオイで ござるか?】 ]]。 ***第三形態 HP:3000 MP:0 攻撃力:350 守備力:170 素早さ:116 ●1〜2回行動、自然回復20 (マグマorおぞましい雄叫び)→(混乱攻撃or凍てつく波動)→(叩きつけるor猛毒の霧) 変身時の本人のセリフやマリベルのセリフからすると、この形態こそが彼の正体であり本気の姿であるそうだ。 だが実際は身体が腐敗しており、容姿自体も人型とモンスター型の中間めいた出来損ないのようなもの。 中途半端な見た目が災いしてかこの作品での登場以外、外伝作品での出演は無い。ちなみに一人称は「オレさま」。 全形態の中でも一番攻撃力が高く、全体防御無視のおぞましい雄叫びや、単体だが200近いダメージを受ける叩きつけが怖い。 反面、マグマや猛毒の霧は今更食らっても全然怖くないという難儀な形態。 叩きつけ+おぞましい雄叫びなどのどうしようもないコンボもあれば、1回行動ばかりであまり苦戦しないこともある。 運が大きく左右するため、勝てないと思ったら試行回数を増やしてゴリ押ししてもいいかもしれない。 前情報が無い場合は混乱攻撃が危険。解除手段に乏しいため、自然治癒か[[【荒療治】]]に頼ることになる。 なおこの形態からゾンビ系になるので攻撃にはゾンビキラーやゾンビ斬りが有効。 ゾンビキラー装備で剣の舞を放ったり、ゾンビ斬りにバイキルトと併せて使えばかなりのダメージとなる。 ***第四形態 HP:4500 MP:254 攻撃力:300 守備力:140 素早さ:85 ●1〜3回行動(※)、自然回復50 A:麻痺攻撃、押し潰す、灼熱、凍てつく冷気、凍てつく波動、Bに移行 B:瞑想、肉片を飛ばす、マジックバリア、凍てつく波動、Cに移行 C:マダンテ→MP回復→凍てつく波動→巻き付く→ラリホー→Aに移行 ※Aパート及びBパートは1〜2回行動、Cパートは1回行動。移行を挟むと[[最大3回行動>【移行型】]]。 第三形態からさらに身体が崩れドロドロのゾンビと化した状態で、その姿は第一形態に近い。ここで再び一人称が「われ」に戻る。 完全に死にかけの最後の悪足掻きのような状態で、こういう変身をするボスはRPG界の中でも珍しい。 直前の形態と同じく中途半端な見た目が災いしてか、この作品での登場以外、外伝作品での出演は無い。 HPが非常に高く、自然回復まで兼ね揃え、頻繁に瞑想を使用し、マジックバリアで戦闘を長引かせたりと、とにかくしぶといのが特徴。 とは言え本人の台詞からもどうやら満身創痍のようで、第二〜第三形態と比べると攻撃自体はあまり激しくない。 消耗しているとはいえ、ここまでHPを減らせたプレイヤーなら十分耐えられるはずだ。 ちなみにローテーションはA(攻撃パート)→B(守備パート)→C(マダンテパート)と非常に分かりやすいものとなっている。 ダメージが大きい灼熱や凍て付く冷気に対してはフバーハを唱えておくといい。 「肉片を飛ばす」はいわゆる仲間呼び。[[【ドゴロク】]]または[[【ブロブロス】]]が生成される。 一番厄介なのは、炎属性で200以上のダメージを食らうマダンテだろう。 とは言え炎耐性の装備やマジックバリアでダメージを減らせるため、実際は全滅まで追い込まれることは多くない。 マダンテ後はしばらくヌルい行動が続くため、全滅さえしなければ立て直しは容易である。 魔王の癖にルカニが効くので守備力を下げてしまい、また引き続きゾンビ系の特性があるので、同様の攻撃で片付けてしまおう。 攻め手を緩めると瞑想で一気に回復されるので、最強の攻撃手段を用いて一気にケリをつけよう。 *3DS版 戦闘パターンはPS版と変わらない。最終決戦時の第二形態の「名言」も健在。 だが、第四形態で出てくるドゴログ、ブロブロスはデミーラが倒れても消えなくなったのでしっかり倒す必要がある。 ちなみに、変身時の演出が大きく変わっており、魔空間の神殿での人間形態→モンスター形態 のときには人間形態が背を向けたあと、口からモンスター形態の体を吐き出すというようになっている。 ダ-クパレスでの最終決戦でも、 モンスター形態→人間形態 の時は、モンスター形態が人間形態の体を吐き出している。(それ以降はPS版とほぼ同じ)。 体の構造を変えるよりかは、魂の居場所を変えているようになっている。 この変身の仕方はインパクトが強いので、[[【恐怖のムービー】]]の代わりとも言えなくもない気がする。 *評価 功績としては、ゲーム開始時点で既に[[島1つ>【エスタード島】]]を除いた全てを征服していることが真っ先に挙げられる。 石版世界を封印する際のあまりにもえげつない手法、神に勝った点、神に成り済ましたカリスマ性などもよく言及される。 魔空間の神殿における戦闘前の台詞は威厳があり、評価が高い。 また、彼との1回目の戦闘は「激闘の末、神と決着をつけた直後の時間」。 2回目は「体が元に戻りかけの状況」だったので、いずれも万全の状況で戦ったとは言い難いものである。 神と互角の死闘を繰り広げた事実もあり、もし彼が完璧な状態だったらどの程の強さかは不明。まさに「神のみぞ知る」と言えるであろう。 だが何を思ったのだろうか、ダークパレス以降から急に「デク人形」を連発。 他にも、第二形態のオカマ、それ以降の「腐敗」などが、彼の威厳の失墜に繋がってしまったのであった。 これらのインパクトが強すぎたためかあまり良い印象を持たないプレイヤーも多い。 とは言え、歴代で最も世界征服に近付いた魔王であることには変わりないため、一定以上の評価は得ている様子。 体感的な強さに関しては、転職と育成次第で割れやすいところ。 *考察 歴代魔王と比べても異色な点が多く、謎の多いラスボスである。 モデル及び名前の由来となったのは、旧約聖書偽典に登場するデミウルゴスという説が一般的。 Ⅶ自体が聖書をモチーフにしている点、神の名を騙った点、Arrogo(オルゴ)はラテン語で「傲慢」を表す点などが根拠とされる。 また一部では「[[キーファ>【キーファ】]]=オルゴ・デミーラ」説も流れていて、一時期有名であった。 ただしいずれも公式からの明言はなく、憶測の域を超えないため、詳しくは自分で調べてほしい。 ちなみに堀井氏曰く「ビジュアル系」らしい。 *他作品での活躍 **DQⅨ [[【オルゴ・デミーラの地図】]]を参照。 **DQM2 変身前と変身後の2種類が登場している。 変身前(DISC2の第二形態)は[[【サイコピサロ】]]と[[【ナイトリッチ】]]を配合すると出来る。 覚える特技はイオ、精神統一、魔神斬りとそれほど強力ではないが、能力や耐性はかなりのもの。 会心の一撃をよく出すので変身させないでこのまま使ってもいいかもしれない。 説明には「紳士的な姿と裏腹に恐るべき力を秘めた恐怖の魔人」と書いてあるが、Ⅶでの台詞を聞くと笑わざるをえない。 変身後(DISC2の第一形態)はオルゴ・デミーラ(変身前)としん・りゅうおうを配合すると生まれる。 マダンテを覚えられる上にMPと賢さの伸びは全モンスターの中でも最高の伸び。 他のステータスも高いので、苦労して作った価値のあるモンスターである。 **DQMJ |系統|ランク|スキル|特性|耐性| |ゾンビ系|SS|[[【じごく】]]|[[【AI2回行動】>【AI○回行動】]]|ザキ系・麻痺系無効&br()混乱系弱点| |HP|MP|攻撃力|守備力|すばやさ|かしこさ| |740|860|680|830|480|915| ゾンビ系として登場。ランクはSS。 はくりゅうおうとデスタムーアを配合すると誕生する。AI2回行動の特性をもち、ザキ系とマヒ系を無効化できる。 ゾンビ系なので弱点を突かれづらく、弱点も混乱系なのであまり狙われないなど長所は多いが、能力値が中途半端。 AI2回行動を持つモンスターの中では2番目に能力合計が高いのに、正直宝の持ち腐れ感が否めない。 魔法系のステータスをしているが、同じくAI2回行動で魔法系の[[【ゾーマ】]]と比べると素早さがかなり低く、賢さも999まで伸びきらない、 おまけにあちらは呪文スキルでデイン弱点を簡単に補えると、さまざまな点で見劣りしているため使用率は高くなかった。 所持スキルも固有のものではなく、[[竜神王の固有スキル>【竜神王(スキル)】]]のほぼ劣化である「じごく」。 以上のようなことにより、ジョーカーでの扱いは非常に悪い。 ちなみに、こいつ×[[ラプソーン第一形態>【暗黒神ラプソーン】]]の組合わせでラプソーン第二形態が、 こいつ×ラプソーン第二形態×[[【キャプテン・クロウ】]]×[[【スライムマデュラ】]]の組み合わせで[[【ガルマッゾ】]]が生み出せる。 **DQMJ2 「魔王オルゴ・デミーラ」として???系のランクSSの2枠モンスターとして登場。作り方は前作と同様。スキルも前作と同じで「じごく」。 能力値上限はすばやさ以外は高く攻撃力、すばやさ以外は限界値1000以上である。 耐性面では炎、吹雪のブレスを反射できるが、こんらんは半減である。 特性は前作ではAI2回行動だったが、今回は変わり炎ブレスブレイク、吹雪ブレスブレイク、連続(2回攻撃)をもつ。 れんごく斬り、ブリザーラッシュなどを使わせればブレイクを活かすことができる。 ちなみに経験値テーブルはガルマッゾやスライムマデュラと同じく最悪のタイプで、最大レベルまで上げるには約970万もの経験値を必要とする。 **DQMJ2P 配合方法がフォロボス+トライワインダーorセルゲイナスに変更された。 特性もメガボディ1〜3回、吹雪ブレスブレイク、連続(2回)、呪文会心出やすいに変更された。 複数回動けるので前作よりも活躍の可能性はあるだろう…が、たいていの人は配合して魔王ラプソーンにするだろう。 **テリワン3D 変身前のオカマのほうも「オルゴ・デミーラ」として???系のランクAで登場。 コスモファントム×ユニコーンの配合で生まれる。どちらも位階最高のモンスターなので、揃えるのには苦労はしない。 AI1〜2回行動で、連続(3回)、+25でいてつく波動、+50でカウンターを特性に持つ。ダークドレアムとは特性が全く同じ。 複数回行動のわりに攻撃力や賢さが高いが、MPは268しか無く呪文や特技を使うのには不向き。 フォロボス、又は配信されているフォロボシータを配合すれば魔王オルゴ・デミーラが、デッドマスカーで大魔王の右手が生み出せる。 ちなみにこのオカマ形態は炎と吹雪耐性が激減で、他にもマインド、マヒ、眠り(混乱は+値で無効化)は半減と、なかなか耐性が高い部分がある。 「魔王オルゴ・デミーラ」のほうは、+25で呪文会心出やすい、+50でいてつく波動が特性に加わる。 その他は配合法以外は大きくはJOKER2Pの頃と変わっていない。 所持スキルはどちらも「じごく」。相変わらず固有スキルは持たせてもらえていない。 **DQMBⅡL レジェンド1章「よみがえる伝説」より登場。 魔王枠としては変身前人間形態のオルゴ・デミーラが登場。肩書きは「魔王」。 ステータスはHP:4200(2人プレイ:6000) ちから:206 かしこさ:153 みのまもり:46 すばやさ:68。 打撃攻撃の「魔拳」、「おぞましいカマ」、特技の「デビルズソウル」、呪文の「メラゾーマ」、「イオナズン」、 補助として「いてつくはどう」といった様々な攻撃を仕掛けてくる。 HPや守備力は魔王クラスでは低めだが、回避率がやや高い。風・雷属性が効果的。 またカマをあえてカタカナ表記で表しているのでかまをオカマと掛けていると感じる人もいるだろう。 現に技を使うときの挙動がオカマっぽい気がするし…。 レジェンド第三章「逆襲の魔王」ではレジェンド魔王カードで登場し、こちらで使用可能となった。 使える技は、オーラを纏って敵全体を攻撃してたまに怯ませる「デビルズソウル」と、 カマの斬撃で敵全体を攻撃してたまに防御力を下げる「おぞましいカマ」。 威力や回避率は申し分ないが、やはり耐久面が非常に不安なので気をつけよう。 変身後の形態が大魔王枠として登場。肩書きは「天魔王」。 ステータスはHP:5900(2人プレイ:7400) ちから:582 かしこさ:648 みのまもり:71 すばやさ:92。 破壊力は大魔王としては低めだが、行動不能の追加効果付きの攻撃を多く仕掛けてくるのが特徴。 特に「身も凍るおたけび」は相手のHP回復の効果があるので注意。 主人公が行動不能になってとどめの一撃を打たれないように注意して戦うこと。 装備品は状態異常つき攻撃をガードできる天空の盾がおすすめ。 弱点は灼熱、爆発呪文。弱点ではないが、みのまもりが低めなので打撃攻撃も有効。 また、[[【レジェンドクエストⅦ】]]では、こいつをSPカード[[【天使の歌】]]の効果を発動させた上で倒さないといけない。 上記の通り、火力が中途半端で、加えて状態異常を付加した攻撃を多用するのでかなり難しい。 さらに討伐カウントが30になった稼体では目が赤くなり体が赤みを帯びた姿の真オルゴ・デミーラが出現するようになる。 HPは1Pプレイでは6900、2Pプレイでは7800。 通常と同様に行動不能の追加効果付き攻撃が多い。 真大魔王恒例の2回攻撃も健在で、たたきつけるの強化版の「たたきふせる」は威力が高く、マヒの追加効果付きである。 他にも身も凍るおたけびの代わりに「もうどくの波動」が加わった。 怯み効果は無いものの、追加ダメージを与え、おまけに本人のHPを回復するという嫌らしい技である。 また、マヒャドの代わりに5、6ターン目には「ザラキ」を使用してくる。 命中率は低いものの、食らったら即死…では無いが食らったキャラのHP分のダメージを受けるので怖いことに変わりない。 バトル後半に使用してくることもあり、こちらのHPが減っているので食らったら敗北濃厚。 HPも高く5ターン目以降までバトルが続くことが多いので使ってきたら食らわないことを祈ろう。 幸いにも、魔法職なら[[【セラフィムのローブ】]]で主人公は一切ダメージを受けないので、あえて魔法職で挑むのもありかと。 そして耐性が変化しており、灼熱呪文は耐性、氷の呪文が弱点になっている点も注意。 とどめの一撃は両形態共に[[【マダンテ】]]。人間形態がモンスター形態に変身し、その後マダンテを使うという演出。 この時の変身時の挙動がこれまたオカマっぽい…。 なお、Ⅸとのすれ違い通信を行うとⅨで[[【オルゴ・デミーラの地図】]]を入手できる。 今までの大魔王と同様に通常だとレベル1、真だとLv30の地図が手に入る。 レジェンドクエストⅦをSランク以上でクリアすることで、プレイヤーが使うことも可能。 [[【レジェンド6体合体】]]の組み合わせは[[【くさった死体】>【くさったしたい】]]、[[【しのどれい】]]、[[【ヘルビースト】]]、[[【ナイトリッチ】]]、[[【レッサーデーモン】]]、[[【ドラゴンゾンビ】]]。 ナイトリッチは間違いなくマチルダで、ヘルビーストは多分ゼッペル。 レッサーデーモンは、[[部下>【バリクナジャ】]]が子供を魔物にした時のことだろうか。 半数がゾンビ系なのは第3・第4形態を意識しているのは想像に難くない。 なお、このクエストがプレイ可能になった「勇者たちの挑戦」ではレジェンド大魔王カードで彼もすでに登場しており、 排出率は1/200とレアカードの中では出やすい部類のため、 解禁するまでもなく使用可能になることもしばしば。 ----

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