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*概要 Ⅲに登場するキャラクター。 [[主人公>【主人公(Ⅲ)】]]の[[父親>【主人公の父親】]]にあたる人物で、自らも勇者の一人。 主人公と同じように、魔王討伐の旅に出ている。 なお、少年ヤンガスにはFC版のオルテガと同デザインの「[[オルテ『カ』>【オルテカ】]]」というモンスターが登場するが、彼との関連は不明。 ---- #contents(fromhere=true) *DQⅢ [[【アリアハン】]]一の勇者であり、初代ロトの父。 魔王[[【バラモス】]]を討伐せんとアリアハンから[[【ネクロゴンド】]]付近の火山まで到達するも、 魔物と対戦中に火口に落下。それをもってアリアハンには死亡と伝えられた。 勇者達は旅の途中で従者だったというホビットや、サマンオサ出身の勇者で、共に戦うはずだった[[【サイモン】]]といった人物に出会える。 また、[[【ムオル】]]では「ポカパマズ」という名前で呼ばれており、息子(娘)である勇者がポカパマズと間違えられるというシーンがある。 しかし、オルテガは実は下の世界に落ちており、大火傷をして記憶も失っていたが生き延びていた。 そして傷をいやした後にゾーマという新たな魔王の存在を知り、その居城に侵入。 だがそこで手下の[[【キングヒドラ】]]と一騎打ちになり、敗北する。 その戦いの様子は追いついてきた勇者一行に目撃されていたが、戦いに必死なオルテガはそれに気付かず、 また敗北した際に目をやられてしまい、我が子に看取られている事を知らぬまま、故郷の家族への言伝をして息絶えた。 そんな父の勇姿はカンダタスタイル(裸マント)だったり、MPが少ないのにバギクロスやライデインを使って ベホマを使えずに息切れしたりと、いろいろな意味で伝説の勇者と言えるものだった。 勇者ロトは裸マントに間違われるほど似ていたというのか。 **FC版・キングヒドラ戦の考察 FC版では、極々々稀にオルテガがキングヒドラに勝ってしまう事がある。 理論上ほぼあり得ないと言ってしまっても過言ではないほど様々な幸運が積み重なり続けないと起こらない事ではあるが、 オルテガが勝った時のための「勝つには勝ったが力を使い果たした」といった専用台詞も用意されている。 オルテガがキングヒドラに勝つためには、次の条件をすべて満たす必要がある。 >1:オルテガがベホマ以外の呪文を一切使わない >2:オルテガの打撃攻撃のダメージ乱数が都合のいい数値に高止まりしつづける >3:キングヒドラの攻撃が「火炎の息」のみ >4:キングヒドラの自動回復(100前後)が、常に最低値付近で回復する オルテガは痛恨の一撃が出せないため、HP550のキングヒドラを倒すには単純に11回くらい (40蓄積×11+最後に大ダメージ)で高い乱数の攻撃が連続する必要がある。 二回行動のキングヒドラにラリホーしても自動回復を打ち破るターン数は稼げないので、ひたすら通常攻撃を繰り返すしかない。 だが、ベホマやラリホーを使うたびにキングヒドラに100程度のHPを回復される(1回につき3~4ターン伸びる)。 キングヒドラの二回攻撃も受け止め続けるのでどこかで回復は必須だが、オルテガのMPは27(ベホマ3回分)しかない。 さらに自動戦闘という点を考慮すると、普通に戦ってオルテガが勝つ可能性はまずないと思われる。 ただ、キングヒドラが通常攻撃をいっさい行わず、炎を連発すれば、オルテガにも勝機が見えてくる。 炎の最低ダメージは30なので、これが2回で60。オルテガのHPを考えるとベホマは約6ターンに1回でいい。 これでオルテガが攻撃する5ターンにすべて通常攻撃を行えば、キングヒドラに約140のダメージを蓄積することができる。 こうして「通常攻撃×5ターン+ベホマ」のループを3回繰り返し、戦闘開始から終了まで全ての数値が オルテガに最大限都合のいい乱数で、最後のMPが尽きたら死ぬ気で攻撃し続ければ、どうにか勝てるかもしれない。 なお、キングヒドラの自動回復が100以上の値を出し続けた場合、オルテガの攻撃力では 毎ターン25ダメージくらいしか累積できなくなり、絶対に勝つことはできなくなる。 ちなみに、この「モンスターとしてのオルテガ(SFC版にもデータのみ存在)」の能力はキングヒドラに対し 「良い勝負をしつつも負ける」ように作られたと思われるが、おかげで炎耐性が無い代わりに、冷気に完全耐性を持っている。 これがどういうことかというと、ゾーマは冷気攻撃を多用するので、光の玉さえあれば勝てる可能性もあるのだ。 裸マントおそるべしである。 **リメイク版 大幅に待遇改善を受け、OPには空を飛ぶ悪魔と火口で戦うムービーが作られ、 その姿は裸マントとは全く違う、髭の似合うダンディな勇者になっていた(ただし装備は斧と盾と服)。 キングヒドラとの戦いではフィールド上の立ち絵を使ったものではあるが、やはりムービー仕立てになっている。 またムオルでは形見ともいえる[[【オルテガのかぶと】]]をもらえるイベントが作られている。 勇者の専用装備に頭防具は無かったので、後の[[【ロトのかぶと】]]かもしれないと妄想するのも一興。 クリア後の[[【しんりゅう】]]を一定ターン以内に倒すとオルテガを生き返らせることも可能になった。 同じしんりゅうへの願いの中に[[【エッチなほん】]]があるのに目を瞑れば勇者の父親に相応しい扱いと言えるだろう。 ただし、他の願いとは違いゲーム的にはメリットはない。そのため他の願いを優先させて死にっぱなしにするプレイヤーも多いことだろう…。 なお「キングヒドラ戦を見た後そのままセーブせずゾーマを倒し、しんりゅうに生き返らせてもらうと、 アリアハンの自宅とゾーマの城の2か所に存在するようになるのでは?」と思ったプレイヤーもいると思うが、 実際はゾーマを倒した時点でキングヒドラ戦のイベントは発生しなくなる。 スタッフがその程度の矛盾の発生を見逃すわけもない。 ちなみに海外版「Dragon Warrior Ⅲ」では文字がアルファベットなので若干容量に空きができた結果、オルテガの専用グラフィックが入っている。 こちらは裸マントとも斧使いとも違い、鎧を着込んだ[[【パパス】]]のような姿(色は青系)。 **小説版 「モルドム・ディアルティス・オルテガ」というフルネームがついている。 **「覆面パンツ」 オルテガのことを指す呼称の一つ。「パンツマスク」とも呼ばれる。 由来はもちろんFC版の彼が上記の通り「覆面マント」+「ビキニパンツ」という出で立ちだったため。 リメイク版では書き直されているのだが、未だにこう呼ばれていることから、当時のインパクトがいかに凄まじかったかわかる。 容量が少なかったFC時代の犠牲者であるとも言えるだろう。 ちなみに、DQMBVのとどめの一撃[[【宿王誕生】]]でもオルテガが出てくるが、その時の姿もこの覆面パンツ姿である。 ----
*概要 Ⅲに登場するキャラクター。 [[主人公>【主人公(Ⅲ)】]]の[[父親>【主人公の父親】]]にあたる人物で、自らも勇者の一人。 主人公と同じように、魔王討伐の旅に出ている。 なお、少年ヤンガスにはFC版のオルテガと同デザインの「[[オルテ『カ』>【オルテカ】]]」というモンスターが登場するが、彼との関連は不明。 ---- #contents(fromhere=true) *DQⅢ [[【アリアハン】]]一の勇者であり、初代ロトの父。 魔王[[【バラモス】]]を討伐せんとアリアハンから[[【ネクロゴンド】]]付近の火山まで到達するも、 魔物と対戦中に火口に落下。それをもってアリアハンには死亡と伝えられた。 勇者達は旅の途中で従者だったというホビットや、サマンオサ出身の勇者で、共に戦うはずだった[[【サイモン】]]といった人物に出会える。 また、[[【ムオル】]]では「ポカパマズ」という名前で呼ばれており、息子(娘)である勇者がポカパマズと間違えられるというシーンがある。 しかし、オルテガは実は下の世界に落ちており、大火傷をして記憶も失っていたが生き延びていた。 そして傷をいやした後にゾーマという新たな魔王の存在を知り、その居城に侵入。 だがそこで手下の[[【キングヒドラ】]]と一騎打ちになり、敗北する。 その戦いの様子は追いついてきた勇者一行に目撃されていたが、戦いに必死なオルテガはそれに気付かず、 また敗北した際に目をやられてしまい、我が子に看取られている事を知らぬまま、故郷の家族への言伝をして息絶えた。 そんな父の勇姿はカンダタスタイル(裸マント)だったり、MPが少ないのにバギクロスやライデインを使って ベホマを使えずに息切れしたりと、いろいろな意味で伝説の勇者と言えるものだった。 勇者ロトは裸マントに間違われるほど似ていたというのか。 **FC版・キングヒドラ戦の考察 FC版では、極々々稀にオルテガがキングヒドラに勝ってしまう事がある。 理論上ほぼあり得ないと言ってしまっても過言ではないほど様々な幸運が積み重なり続けないと起こらない事ではあるが、 オルテガが勝った時のための「勝つには勝ったが力を使い果たした」といった専用台詞も用意されている。 オルテガがキングヒドラに勝つためには、次の条件をすべて満たす必要がある。 >1:オルテガがベホマ以外の呪文を一切使わない >2:オルテガの打撃攻撃のダメージ乱数が都合のいい数値に高止まりしつづける >3:キングヒドラの攻撃が「火炎の息」のみ >4:キングヒドラの自動回復(100前後)が、常に最低値付近で回復する オルテガは痛恨の一撃が出せないため、HP550のキングヒドラを倒すには単純に11回くらい (40蓄積×11+最後に大ダメージ)で高い乱数の攻撃が連続する必要がある。 二回行動のキングヒドラにラリホーしても自動回復を打ち破るターン数は稼げないので、ひたすら通常攻撃を繰り返すしかない。 だが、ベホマやラリホーを使うたびにキングヒドラに100程度のHPを回復される(1回につき3~4ターン伸びる)。 キングヒドラの二回攻撃も受け止め続けるのでどこかで回復は必須だが、オルテガのMPは27(ベホマ3回分)しかない。 さらに自動戦闘という点を考慮すると、普通に戦ってオルテガが勝つ可能性はまずないと思われる。 ただ、キングヒドラが通常攻撃をいっさい行わず、炎を連発すれば、オルテガにも勝機が見えてくる。 炎の最低ダメージは30なので、これが2回で60。オルテガのHPを考えるとベホマは約6ターンに1回でいい。 これでオルテガが攻撃する5ターンにすべて通常攻撃を行えば、キングヒドラに約140のダメージを蓄積することができる。 こうして「通常攻撃×5ターン+ベホマ」のループを3回繰り返し、戦闘開始から終了まで全ての数値が オルテガに最大限都合のいい乱数で、最後のMPが尽きたら死ぬ気で攻撃し続ければ、どうにか勝てるかもしれない。 なお、キングヒドラの自動回復が100以上の値を出し続けた場合、オルテガの攻撃力では 毎ターン25ダメージくらいしか累積できなくなり、絶対に勝つことはできなくなる。 ちなみに、この「モンスターとしてのオルテガ(SFC版にもデータのみ存在)」の能力はキングヒドラに対し 「良い勝負をしつつも負ける」ように作られたと思われるが、おかげで炎耐性が無い代わりに、冷気に完全耐性を持っている。 これがどういうことかというと、ゾーマは冷気攻撃を多用するので、光の玉さえあれば勝てる可能性もあるのだ。 裸マントおそるべしである。 **NES版 海外のNES版「Dragon Warrior Ⅲ」では文字がアルファベットなので若干容量に空きができた結果、オルテガの専用グラフィックが入っている。 こちらは裸マントとは違い、鎧を着込んだ[[【パパス】]]のような姿(色は青系)。 OPには空を飛ぶ魔物と火口で戦うデモシーンが作られた。 なおキングヒドラ戦の後には専用のBGM([[【戦闘のテーマ】]]のアレンジ)が流れるようになった。 **リメイク版 裸マントともNES版の戦士とも違う、髭の似合うダンディな勇者になった(ただし装備は斧と盾と服)。 OPには彼の冒険の様子が描かれた後、NES版のように火口で戦うムービーが作られた。 キングヒドラとの戦いではフィールド上の立ち絵を使ったものではあるが、やはりムービー仕立てになっている。 またムオルでは形見ともいえる[[【オルテガのかぶと】]]をもらえるイベントが作られている。 勇者の専用装備に頭防具は無かったので、後の[[【ロトのかぶと】]]かもしれないと妄想するのも一興。 クリア後の[[【しんりゅう】]]を一定ターン以内に倒すとオルテガを生き返らせることも可能になった。 同じしんりゅうへの願いの中に[[【エッチなほん】]]があるのに目を瞑れば勇者の父親に相応しい扱いと言えるだろう。 ただし、他の願いとは違いゲーム的にはメリットはない。そのため他の願いを優先させて死にっぱなしにするプレイヤーも多いことだろう…。 なお「キングヒドラ戦を見た後そのままセーブせずゾーマを倒し、しんりゅうに生き返らせてもらうと、 アリアハンの自宅とゾーマの城の2か所に存在するようになるのでは?」と思ったプレイヤーもいると思うが、 実際はゾーマを倒した時点でキングヒドラ戦のイベントは発生しなくなる。 スタッフがその程度の矛盾の発生を見逃すわけもない。 **小説版 「モルドム・ディアルティス・オルテガ」というフルネームがついている。 **「覆面パンツ」 オルテガのことを指す呼称の一つ。「パンツマスク」とも呼ばれる。 由来はもちろんFC版の彼が上記の通り「覆面マント」+「ビキニパンツ」という出で立ちだったため。 リメイク版では書き直されているのだが、未だにこう呼ばれていることから、当時のインパクトがいかに凄まじかったかわかる。 容量が少なかったFC時代の犠牲者であるとも言えるだろう。 ちなみに、DQMBVのとどめの一撃[[【宿王誕生】]]でもオルテガが出てくるが、その時の姿もこの覆面パンツ姿である。 ----

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