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【エスターク】」(2014/03/05 (水) 12:13:15) の最新版変更点

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*概要 Ⅳで初登場し、その後はⅤやⅨ、多くの外伝作品に登場するボス。 両手に巨大な剣を一振りずつ持った化け物。 地獄の帝王と恐れられており、名前の由来は英語で最上級を表すest+悪(えすとあく→エスターク)という説がある。 やたらとクリア後のダンジョンに縁があり、初登場のⅣ以外では、全て原則としてクリア後限定で戦えるボスである。 また、その体色はⅣでは青だったが、Ⅴでは茶色に変わっていた(Ⅳの[[【デスピサロ】]]第1形態と同じ)。 後の作品でも体色は茶色が採用され、オリジナル色はすっかり淘汰されてしまった。 ---- #contents(fromhere=true) *DQⅣ **バトル [[【エスターク神殿】]]で戦うことになる。 戦闘開始時は眠っているが、この睡眠中には[[【あやしい光】]]で全員に約50のダメージを与えてくる。 この光は防具の耐性で軽減できないので、眠っているときの方が強いとも言われている。 再び眠らせることも可能で、ラリホー耐性は低めだが、あまりおすすめはしない。 目を覚ました時の行動は、通常攻撃、いてつくはどう、大きく息を吸い込む(後で言う「気合ため」)、凍える吹雪。 HPはFC版では900だが、毎ターン100の自動回復を持つためモタモタしているとジリ貧になりがち。最強の攻撃手段で一気にケリをつけたほうがいい。 PS版以降は3倍の2700まで上昇したが、自動回復は削除されている。仲間に命令できるようになったため、多少は楽になったといえる。 **エピソード Ⅳのラスボスであるデスピサロが復活させるために世界中を奔走していた地獄の帝王エスターク。 天空城にある書物によれば、太古の昔、魔族の王だった時代に[[【進化の秘法】]]を編み出し、 それを自らの身体に施すことによって最強の生物へと進化した。 事態を重く見たマスタードラゴンと天空人たちは、長い戦いの末にエスタークを地底に封じ込めることに成功した。 だがⅣの時代に、[[【アッテムト鉱山】]]で発掘をしていた人間たちによって、エスターク神殿が暴かれてしまった。 魔物の姿で潜入したデスパレスで、デスピサロ本人の口からそのことを聞かされた勇者一行。 先回りしてエスタークを倒し、地獄の帝王の完全復活を阻止した。 だが、この後に進化の秘法を利用して[[二の舞に>【デスピサロ】]][[なった者>【エビルプリースト】]]もいる… なお、小説版ではトルネコの子守歌で眠らせたところを倒している。 上記の通り、ゲーム中では眠っている方が強いぐらいなのだが、物語としては眠らせた方が安全だったようだ。 また、目覚める寸前のその姿は、戦っているというよりも、眠りの邪魔者を払っているように見えたという。 **その他 初めてラスボス以外のモンスターで[[専用の戦闘BGM>【邪悪なるもの】]]が用意されたモンスターである。 ところで、DQでは人間、モンスター共に死んでしまったキャラは姿が消滅するが、エスタークだけは倒した後も姿は残ったまま。 FC版からのことであるので、もしかして次回作で再び登場させるための布石だったのだろうか? あるいは、地獄の帝王は絶対に消滅させられないという意味だろうか? 余談だが倒した後に話しかけるとおなじみの「[[返事がない ただのしかばねのようだ>【へんじがない ただのしかばねのようだ】]]」になる。 いくら勇者といえ地獄の帝王を ただのしかばね 呼ばわりするとは… *DQⅤ シリーズ初の隠しダンジョン[[【謎の洞窟】]]のボスとして登場。 時系列的に過去にあたるⅣで[[死亡確認>【へんじがない ただのしかばねのようだ】]]されていたにもかかわらず蘇生している。 [[果てしなく長い時間眠っていたため、何の記憶もなく、自分が正義か悪かもわからない状態だという。>【グゴゴゴゴ……】]] しかし、眠っている間にも身体は進化し続けたのだろうか、Ⅳの時代よりもはるかに強くなっている。 完全2回行動で打撃、輝く息、しゃくねつ、イオナズン、メラゾーマ、いてつくはどうを使う。 HPも非常に高く、また強力な全体攻撃を連発するため、ベホマだけでは回復が追いつかない事も。 しかも時には凍てつく波動の直後に輝く息か灼熱という鬼畜行為をかましてきたりする。 デイン系に完全耐性を有すが、その他の攻撃呪文はおおむね有効。 ただし戦闘開始時にマホカンタがかかっているので、まず凍てつく波動で解除しよう。 攻撃力も高く、打撃2連発が1人に集中するとかなり危険。 [[【ミルドラース】]]より圧倒的に強く、彼の影を更に薄くしている存在。 しかしこれだけ強くても、経験値は前作の時の約3分の1の5000。 ドロップアイテムもちいさなメダルと、貴重ではあるが是が非でも欲しい、というレベルではない。 勝利後、「この私がたった◯ターンでやられてしまうとは…。」と言って、掛かったターン数を教えてくれる。 そのためかSFC版Ⅴ発売当時は「何ターン以内で倒すと仲間になる」といったデマが流れた(後述)。 昔の名残なのか、眠り系の呪文・特技が時々効く。 特に[[【ラリホーマ】]]ならかなり高い確率で眠ってくれる。 最初にマホカンタ状態を解除する必要があるのと、2回行動なのですぐに目覚めてしまうのが難点。 ターン数が嵩んでもいいならパーティにラリホー(マ)係を入れておき、常時唱えさせるのも手。 なお昔とは違って[[【あやしい光】]]は使ってこない。眠っている時は完全に無防備である。 ちなみに、Ⅳのデスピサロ第1形態の体色と、「何も思い出せぬ」という台詞から、 その正体はⅣの時代で死んだはずのデスピサロが実は生きていてエスタークを名乗っている説も存在する。 しかし、リメイク版Ⅳで描かれた第6章がシリーズの正史であるとするならば、この説は否定されることとなる。 **リメイク版 リメイク版では1度倒せば「密かな楽しみであったあの場所の扉を開けてやろう」と[[【謎のすごろく場】]]の扉を開けてくれる。 そのすごろく場でゴールすると仲間になる[[【プチターク】>【ターク】]]との関係は不明(プチタークは息子と言っているが)。 更に15ターン以内に倒せば[[【やみのトロフィー】]]という名産品が貰える。 *DQⅥ Ⅳよりも昔の時代であるⅥには、後にエスタークとなりうるキャラが見当たらない。 エスターク=テリーという話もあるが、物証に乏しく確証は無い。 *DQⅦ エスターク本人は登場しないが、雑魚敵で[[【エビルエスターク】]]というモンスターがいる。 モンスターパークでは、エスタークと同じく記憶喪失であること、自分が善なのか悪なのか、そもそも何者なのかさえも分からないと言っている。 だが関連性は不明である。 *DQⅨ Ⅸではドラクエの歴代魔王と戦える宝の地図があり、彼とも戦う事が可能。 戦闘前台詞やカラーリングはⅤ準拠。 なお原作とは戦闘行動が異なる。[[【エスタークの地図】]]を参照。 *DQⅩ エスターク本人は登場しないものの、Ⅹには[[【災厄の王】>http://www53.atwiki.jp/dq10_dictionary/pages/804.html]]というエスタークに似たモンスターがいる。 詳細はそちらにて。 また地獄の帝王の立像という家具アイテムが登場。こちらはオリジナル色のエスタークの像である。 *DQM モンスターズではデスピサロ×[[【キングレオ】]]の配合で生まれる。 成長が遅く、能力成長が晩成型なので根気を要するが、最終的な成長率は非常に良い。 ただし、ゾーマやミルドラース(第一形態)に比べると、耐性で劣る面があるので注意が必要。 ゴールデンスライムと配合するとミルドラース(第一形態)が生まれる。 覚える特技はさみだれぎり、いてつくはどう、[[【ギガスラッシュ】]]。原作の面影はほとんど無い、見てのとおり肉体派。 クリア後に行けるゾンビ系オンリーの旅の扉[[【ねむりのとびら】]]のボスとしても登場する。 なお、フロアのBGMはⅣのフィールド曲だが、溶岩の洞窟で記憶喪失に陥っているというシチュエーションはⅤのものである。 HPは3800と、魔王たちの中では比較的低いので、短期決戦を心がけると良い。 モンスターズではギガスラッシュが固有の属性で、耐性を持っているモンスターがほとんどおらず、一撃で300は喰らうので、HPが低いと簡単にズンバラリンされてしまう。裏を返せば、短期決戦以外ではかなり厳しいと言える。 凍てつく波動はほとんど使わないので、スクルトを使って五月雨斬りに備え、あとはギガスラッシュの都度回復させるのがベスト。 *DQM2 基本的な性質は前作と変わらず。 魔王の鍵の異世界で登場することがあるが、この時は仲間にできないので注意。 配合の際はキングレオの代わりにヘルゴラゴでも良くなった。 どちらにしろ生み出すのは難しいので、その辺は好みで。 配合先はミルドラースに加え、デスピサロと配合することで[[【サイコピサロ】]]になる。 *DQMJ ???系の廃止に伴い、物質系に移行。ランクはSS。 悪魔系とか魔獣系とかの方が相応しい気がするが、物質系である。デスピサロも物質系。 恐らく、[[【バルザック】>【バルザック+】]]が進化の秘法を服用し、DQMシリーズで物質系であったことから物質系なのだろう。 本作でも本編クリア後の裏ボスとして登場する。 アロマ撃破後に入ることができるカルマッソの研究室で待っている。 かつてカルマッソによって生み出されたが、その強さ故に制御できず封印されたらしい。 HPは高いが、アロマに勝てる実力があれば負けることは無いはず。倒すと1回だけ仲間に出来る。 AI2回行動持ちのモンスターの中で攻撃力の伸びが最も良く、戦闘でもスカウトでも活躍が期待できる。 ただし、MPが300までしか上がらないので特技の多用は期待できない。 素早さも480止まりなので、素早さの高い相手には攻撃をかわされやすいので要注意。 配合方法はヘラクレイザー×デスピサロ。はくりゅうおうとの配合でドルマゲス、 ミルドラースとの配合でデスタムーアとなる。 なお、ジョーカーでボスとして戦う際は何故かテンションを溜める。 ボスの[[【ガルマッゾ】]]はテンションを溜めないため、入れ替わったのかもしれない。 なお、通常攻撃のモーションは、リメイク版Ⅳなどのように双剣を頭から大きく振り下ろすものではない。 高速で敵の懐にかっ飛んで切りつけるといったややアグレッシブなものになっている。 この動きだけ見るとえらく高い素早さを持っていそうに見えるが、実際は大して素早くはない。 所持スキルは固有の[[【エスターク】>【エスターク(スキル)】]]。 *DQMJ2 ジョーカー2では???系が復活したが、相変わらず物質系のSSランク。 ただしサイズが変更され、ギガボディ持ちの超巨大モンスターに。 本作のCMにも登場しており、やまたのおろちと戦っていた。 断崖エリアの中盤辺りにある洞窟で、氷漬けの状態で眠りについている。 クリア前でも姿を見ることだけは可能だが、目覚めるのはやはり本編クリア後のことになる。 目を覚ました後の台詞はⅤのものとほぼ同じだが、「私を滅ぼしに来たのか?」という質問に「はい」と答えても「お前ごときに滅ぼされる私ではない」と一蹴されてしまう。 この質問に「いいえ」と答えると「では力を貸して欲しいと言うのか?」という選択肢が現れ、これに「はい」と答えると戦闘になる。 完全2回行動で、通常攻撃、灼熱、ドルマドンを使う。特性はテンションアップ、れんぞく、いてつくはどう、ギガボディ、ウトウト。 HPは8000を超え、攻撃力もそれなりに高い為、ラスボスを辛うじて倒せる程度のレベルでは厳しいものがある。 10ターン以内に倒すと主人公の力を認め、仲間に加わる。 Ⅴと同じ台詞、指定ターン以内に倒すと本当に仲間になるという演出は、Ⅴをプレイした人なら感慨深い物があったことだろう。 なお、他の超巨大モンスターとは違い、この方法で仲間に出来るのは1度きりなので注意。 総合的な能力はそこまで高いわけではなく、攻撃力は590とGサイズモンスターとしてはまさかの最低値。 しかし最大HPは全モンスター中でもトップクラスで、守備力も非常に高く、耐久面に優れている。 また、素の状態で剣を装備できる数少ないGサイズモンスターでもある。 他のGサイズモンスターと同様大半の状態異常を無効化するが、昔の名残か眠りのみ無効ではなく半減。 特性はAI1〜3回行動、れんぞく、いてつくはどう、ギガボディ。 「ウトウト」が無くなったのはいいが、AI2回行動がAI1〜3回行動になり、テンションアップが消えたのは痛い。 3回行動してくれれば強いものの、その確率は低めの為ギャンブル的な要素も絡んでくる。 彼といい闘神レオソードといいオムド・ロレスといい、仲間にするとAI2回行動がAIランダム複数回行動に変わる理由は謎である。 配合方法は前作から変更され、デスピサロ×キングレオという初代をプレイした人なら見覚えのある組み合わせで誕生する。 スキルはやはり[[【エスターク】>【エスターク(スキル)】]]。 *DQMJ2P プロフェッショナル版も相変わらずの物質系SSランクで3枠の巨大モンスター。 ただし、能力に大幅な変更が加わっており、 前作で590と全3枠中最低だった攻撃力は820まで引き上げられ、 3枠モンスターの中では高い物理攻撃力を持つアタッカーに生まれ変わった。 その反面HP攻撃以外の全ての能力が低下。ウリだった守備も730と並以下に。 特に素早さは460と遅く、肝心の物理攻撃を外しまくってしまう。 特性はギガボディ2回、いてつくはどう、れんぞく、ねがえり。 今回は敵のときと同じく安定した2回行動を見せてくれる。 オリジナル版と同様眠りを無効化できないが、「ねがえり」を会得した為ある程度は改善されている。 今回も断崖のエスタークを10ターン以内に倒せば味方になるのだが、 前作より出現条件が厳しくなったのをいいことにチートじみた強化をされており、 全てのステータスが基本上限の約2倍。1500もの攻撃力の上HPに至っては9999もある。 使う特技もイオグランデ・メラガイアーなどの最大呪文やハイテンション・魔神斬りに加え、 オーロラブレス、ビッグバンと最強クラスのブレスや体技を追加されやりたい放題である。 が、前作に引き続き敵のとき限定のウトウトを追加されており、試合直後に寝ていることもしばしば。 しかし前述のねがえりがあるので、本当に「貴様らなど眠っていても勝てる」と宣言していたとおり、 攻撃力1500からのねがえりを2連続でぶっ放してくるので、ハンパなモンスターでは眠っていても負けてしまう。 そのためスカウトの条件を満たすのは前作より遥かに難しくなっている。 配合方法は変更され、魔王ジェイムとタイタニスの配合でのみ作れるようになった。 魔王ジェイムの配合にキャプテン・クロウを使用するため、 断崖でのスカウトを合わせても1つのソフトでは通信なしでは2匹しか仲間にすることができない。 こいつと魔王ラプソーンを配合することで大魔王ラプソーンが誕生する。 スキルはやはり固有の[[【エスターク】>【エスターク(スキル)】]]。 *テリワン3D 物質系から???系に変更されている以外は、前作までと概ねステータス上の変化はない。 眠りを無効化できないのも相変わらず。 配合方法は追加されていて、魔王ジェイムの代わりに[[【プチターク】]]で代用できる。 特性は2プロの物に加え、+25で「タメキテボディ」、+50で「メタルキラー」が追加される。 オリジナル版における魔王の扉が悉く削除された中、彼が主を務めるねむりのとびらのみ生き残ったため、やはりクリア後のボスとして登場(といっても、少し頑張ればクリア前に会うことも十分に可能だが)。 今作では目を覚ました後の「私を滅ぼしに来たのか?」という質問に「はい」と答えると、「グゴゴゴ……すまん、眠っていたようだ」と言い、もう一度同じ質問をされる。ここでも「はい」と答えると同じように「眠っていた」と返され、[[エンドレスに同じ会話をさせられてしまう>【無限ループ(会話)】]]ので注意。 ステータスや行動パターンは2プロとほぼ同じだが、この時限定で特性の「カウンター」が追加されており、中途半端な物理攻撃を仕掛けると手痛い反撃を食らうことになるので注意。 10ターン以内に倒さないと仲間にならない点や、この方法では1度きりしか仲間にできない点は、前作や前々作と同様だが、[[【めぐりあいの扉】]]には普通に出現するので、配合で使ってしまっても特に問題はない。 また前作同様、魔王ラプソーンとの配合で大魔王ラプソーンが生み出せる。大魔王ラプソーンは[[【竜神王】]]を作るのに必要な為、ぜひ作っておこう。 余談だが、今作初登場の[[【魔王の書】]]の体技モーションで召喚する影はエスタークの影である。 店頭PVでもこの場面が流れていたため、インパクトは絶大だった。 *少年ヤンガス [[【いにしえの闘技場】]]のボスとして登場。 れんぞくこうげき、かがやくいきを持つ難敵…のはずなのだが、実際戦ってみるとあまり強さを感じない。 キースドラゴン(95)やメタルドラゴン(100)より低いちから(60)のせいなのか、 あるいは、お供がおらずガチンコ勝負(実質4対1)を挑んでくるからか? どちらにせよ、あっさり倒してしまい肩透かしを喰らったユーザーもいるのではないか。 仲間にすることもできる。配合方法はオーシャンクロー×メカバーン+エスタークの魔石。 魔石の入手は容易だが、配合に必要な二匹が難度の高いモンスターで結局作るのは魔導の宝物庫後になったりする。 ちなみに、♂は本編のイメージ通りのいかにも帝王といった性格だが、 ♀は何故かコギャル口調でしゃべる。 *DQMBⅡ 第1〜5章の後期に登場。肩書きは「地獄の帝王」。 レジェンドでは[[【レジェンドクエストⅤ】]]の第八章に登場する。 ステータスはHP:5100(2人プレイ:6300) ちから:745 かしこさ:124 みのまもり:112 すばやさ:61。 とても攻撃力が高く、特にテンションアップの「瞑想」を使った後の一撃は脅威。 HPは全大魔王で一番低いが、打撃やあらゆる属性に強いのでなかなか削れない。 唯一の弱点は雷なので、それがあれば楽になる。 幸い、魔力が魔王から受け継がれないので、4ターン辺りまでに決着をつけられれば、 鍔ぜり合いをする必要がなくアクションが苦手な人でも倒せなくはない。(?)おまけに稼働当初は倒しやすく、経験値も豊富なので、レベル上げに狩られていたとか。 また、エスタークを15体以上倒したマシンでは目が赤い真エスタークが登場。 HPは1人プレイ:6500、2人プレイ:6800。 弱点は無くなり、あらゆる攻撃を軽減する。技は全て強化され、属性、種類も多彩に。 瞑想が無くなって、2回攻撃の「帝王の怒り」が加わり、ドルモーアに代わって「マヒャド」、つめたくかがやくいきの代わりに炎の「じごくのごうか」を使ってくるようになった。 長期戦覚悟で耐久力のあるチームで挑み、かつ勇気をある程度貯めておかないと苦しい。 だが、こいつに勝てないようでは真ダークドレアムには到底適わないだろう…。 とどめの一撃は[[【目覚めの力】]]。食らったら負けは確定だろう。 なお、レジェンド6体合体が存在しないので、レジェンド大魔王カードでしか召喚出来ない大魔王である。ダークドレアムよりは入手しやすいが、それでも排出率は低めなので粘るしかない。 もっとも、使える期間は短いが、あればビクトリーで早いうちにエスターク狩りでレベル上げも可能だ。 *余談・エスタークが仲間になる&anchor(1) SFC版Ⅴ発売当時、「エスタークが仲間になる」という噂が流れたことがある。 大体はターンと一緒に語られ、「10ターン以内に倒すと仲間になる」辺りが有名か。 当時プレイした人のほとんどは一度は耳にしたことがあり、そして嘘だと知ってがっかりした経験があるはず。 誰が流したのかは不明だが、ほぼ全国的に広まっていると思われる。 Ⅴではモンスターが仲間になるという新システム、前作のボスが隠しで出てくるという二つのインパクトがあり、 わざわざ倒したターン数を述べてくる辺りに、そこに何かボーナスがあるのではないかと考えるのは自然である。 これらの要素から連想しやすいのが「仲間になる」であり、全国的に広まった原因でもあろう。 また必要なターン数は人によって内容が違っており、3ターンとも10ターンとも言われている。 当然倒しても仲間にならず、噂を流した者に問いつめると「実は3ターン内に…」などとターン数を減らして言い訳をしたという。 あまりにも噂が収まらないので、とうとう公式から否定の解答が出たほどである。 しかしその噂を[[【堀井雄二】]]が面白がり、Ⅵの[[【ダークドレアム】]]にこれが実装されることとなった。 実際には主人公達の代わりにラスボスを倒すという特別エンディングだが、エスタークの噂を連想する人は多い。 そして上述のように、リメイクⅤではプチタークが仲間になるという追加要素が作られた。 DQMJ2の演出に至っては噂の再現といっても過言ではなく、公式の遊び心を感じさせる。 ----
*概要 Ⅳで初登場した巨悪であり、両手に巨大な剣を一振りずつ持った化け物。 「地獄の帝王」との異名を持ち、名前の由来は英語で最上級を表すest+悪(エストアク→エスターク)という説がある。 その後はⅤやⅨ、多くの外伝作品に登場する。 また、体色はⅣでは青だったが、Ⅴでは茶色に変わっていた(Ⅳの[[【デスピサロ】]]第1形態と同じ)。 後の作品でも体色は茶色が採用され、オリジナル色はすっかり淘汰されてしまった。 やたらとクリア後のダンジョンに縁があり、初登場のⅣ以外では、全て原則としてクリア後限定で戦えるボスである。 ---- #contents(fromhere=true) *DQⅣ **エピソード デスピサロが人間を根絶やしにするために利用しようとして、復活させるべく世界中を奔走していた地獄の帝王エスターク。 天空城にある書物によれば、太古の昔、魔族の王だった時代に[[【進化の秘法】]]を編み出し、それを自らの身体に施すことによって最強の生物へと進化した。 事態を重く見たマスタードラゴンと天空人たちは、長い戦いの末にエスタークを地底に封じ込めることに成功した。 だがⅣの時代に、[[【アッテムト鉱山】]]で発掘をしていた人間たちによって、居城が暴かれてしまった。 魔物の姿で潜入したデスパレスで、デスピサロ本人の口からそのことを聞かされた勇者一行。 先回りしてエスタークを倒し、地獄の帝王の完全復活を阻止した。 だが、この後に進化の秘法を利用して[[二の舞に>【デスピサロ】]][[なった者>【エビルプリースト】]]もいる……。 なお、小説版ではトルネコの子守歌で眠らせたところを倒している。 後述通り、ゲーム中では眠っている方が強いぐらいなのだが、物語としては眠らせた方が安全だったようだ。 また、目覚める寸前のその姿は、戦っているというよりも、眠りの邪魔者を払っているように見えたという。 **バトル ストーリー中盤の大詰め、[[【エスターク神殿】]]で戦うことになる。 シナリオ的にはデスピサロなど比較にならないほどの強さなのだが、復活前ということで力はかなり抑えられている。 それでもこれまでのボスとは比較にならない強力な攻撃でプレイヤーを苦しめる。 戦闘開始時は眠っているが、この睡眠中には[[【あやしい光】]]で全員に約50のダメージを与えてくる。 この光は防具の耐性で軽減できないので、眠っているときの方が強いとも言われている。 再び眠らせることも可能で、ラリホー耐性は低めだが、ほとんどのプレイヤーは眠らせないまま倒すことになる。 目を覚ました後は完全2回行動で、 凍える吹雪→通常攻撃→大きく息を吸い込む→通常攻撃→凍て付く波動→通常攻撃 の順で行動する。 凍える吹雪による全体攻撃や凍て付く波動も厄介だが、最大の問題は規格外の攻撃力。 毎ターン確実に通常攻撃を繰り出す上に、気合い溜めでさらに威力を増してくることもあるため、スクルトを使えるクリフトは必ずメンバーに入れておきたい。 Ⅳではスクルトの効果が非常に強力なので、クリフトさえ死なせなければ善戦が期待できる。 マーニャのルカニやブライのバイキルトも有効だが、魔法使いキャラは下手すると打撃一発で沈むため注意。 HPはFC版では900だが、毎ターン100の自動回復を持つためモタモタしているとジリ貧になりがち。 最強の攻撃手段で一気にケリをつけたほうがいい。 リメイクでは3倍の2700まで上昇したが、自動回復は削除されている。 仲間に命令できるようになったため、多少は楽になったといえる。 **その他 初めてラスボス以外のモンスターで[[専用の戦闘BGM>【邪悪なるもの】]]が用意されたモンスターである。 ストーリーの節目となる大ボスということで、準魔王という格付け([[【バラモス】]]、[[【ムドー】]]、[[【ドルマゲス】]]あたり)と言えるだろう。 ところで、DQでは人間、モンスター共に死んでしまったキャラは姿が消滅するが、エスタークだけは倒した後も姿は残ったまま。 FC版からのことであるので、もしかして次回作で再び登場させるための布石だったのだろうか? あるいは、地獄の帝王は絶対に消滅させられないという意味だろうか? 余談だが倒した後に話しかけるとおなじみの「[[返事がない ただのしかばねのようだ>【へんじがない ただのしかばねのようだ】]]」になる。 いくら勇者といえ地獄の帝王を ただのしかばね 呼ばわりするとは… *DQⅤ 続編であるⅤでは、シリーズ初の隠しダンジョン[[【謎の洞窟】]]のボス、つまり裏ボスとして登場。 [[果てしなく長い時間眠っていたため、何の記憶もなく、自分が正義か悪かもわからない状態だという。>【グゴゴゴゴ……】]] しかし眠っている間にも身体は進化し続けたのだろうか、Ⅳの時代よりも遥かに強くなっている。 完全2回行動で打撃、輝く息、灼熱、イオナズン、メラゾーマ、凍て付く波動を使う。 完全ランダムなため行動の指針が立てにくく、また強力な全体攻撃を連発するため、ベホマだけでは回復が追いつかない事も。 フバーハで身を固めたいが、凍てつく波動の直後に輝く息か灼熱という鬼畜行為を躊躇なくかましてきたりする。 人間キャラではどうしても苦戦を強いられるため、優秀な耐性を持つ[[【ピエール】]]や[[【シーザー】]]、[[【ロビン】]]あたりが欲しいところ。 見ての通り攻撃力も高く、低レベルなら下手すると即死、レベルが高くても打撃2連発が1人に集中するとかなり危険。 [[【ミルドラース】]]よりも圧倒的に強く、彼の影を更に薄くしている存在。 デイン系に完全耐性を有すが、その他の攻撃呪文はおおむね有効。 呪文で攻めるならばメラゾーマが良いだろう。 ただし戦闘開始時にマホカンタがかかっているので、まず凍てつく波動で解除する必要がある。 なお、昔の名残なのか、眠り系の呪文・特技が時々効く。 最初にマホカンタ状態を解除する必要があるが、[[【ラリホーマ】]]ならかなり高い確率で眠ってくれる。 単純に撃破が目的ならばパーティにラリホーマ係を入れておき、常時唱えさせるのも手。 この場合は重装備+後攻調整が可能な[[【サーラ】]]が使われることが多い。 なお昔とは違って[[【あやしい光】]]は使ってこない。眠っている時は完全に無防備である。 ただし完全2回行動なため目覚めるのもかなり早い。 しかしこれだけ強くても、経験値は前作の時の約3分の1の5000。 ドロップアイテムもちいさなメダルと、貴重ではあるが是が非でも欲しい、というレベルではない。 勝利後、「この私がたった◯ターンでやられてしまうとは…。」と言って、掛かったターン数を教えてくれる。 そのためかSFC版Ⅴ発売当時は「何ターン以内で倒すと仲間になる」といったデマが流れた(後述)。 ちなみに、Ⅳのデスピサロ第1形態の体色と、「何も思い出せぬ」という台詞から、 その正体はⅣの時代で死んだはずのデスピサロが実は生きていてエスタークを名乗っている説も存在する。 しかし、リメイク版Ⅳで描かれた第6章がシリーズの正史であるとするならば、この説は否定されることとなる。 **最速撃破 撃破にかかったターン数を教えてくれることから、最速撃破を狙うプレイヤーが続出した。 Ⅴにはマダンテは登場しないため、最速撃破を狙うには正攻法で挑む必要がある。 エスタークはヒャド系に無耐性なため、[[【ふぶきのつるぎ】]]に戦いのドラムを交えるのが最も効率が良い。 素で力が255に達し、且つ吹雪の剣を装備できるモンスターはスライムナイト、キラーマシン、[[ヘルバトラー>【バトラー】]]の3体。 当然補助呪文など唱えている暇はないので、攻撃を何発か耐えられるようにするためHPも上げておき、回復はベホマズンが基本。 凍て付く波動の有無や攻撃のムラなど、運も大きく左右するが、準備さえしっかりしておけば10ターン以内は狙える。 なお、隼の剣による会心連発+ミラーアーマーによる呪文反射を交えることでより早く倒すことも可能。 だが当然育成の手間は大きくなる。 **リメイク版 リメイク版では4人パーティーになったため幾分か撃破しやすくなった。 1度倒せば「密かな楽しみであったあの場所の扉を開けてやろう」と[[【謎のすごろく場】]]の扉を開けてくれる。 そのすごろく場でゴールすると仲間になる[[【プチターク】>【ターク】]]との関係は不明(プチタークは息子と言っているが)。 更に15ターン以内に倒せば[[【やみのトロフィー】]]という名産品が貰える。 最速撃破に関しては基本的にSFC版と同じだが、[[【プチファ】]]や[[【コロファ】]]の気合い溜め+皆殺し連発で、運次第だが4ターン撃破も狙える。 *DQⅥ Ⅳよりも昔の時代であるⅥには、後にエスタークとなりうるキャラが見当たらない。 エスターク=テリーという話もあるが、物証に乏しく確証は無い。 *DQⅦ エスターク本人は登場しないが、雑魚敵で[[【エビルエスターク】]]というモンスターがいる。 モンスターパークでは、エスタークと同じく記憶喪失であること、自分が善なのか悪なのか、そもそも何者なのかさえも分からないと言っている。 だが関連性は不明である。 *DQⅨ Ⅸではドラクエの歴代魔王と戦える宝の地図があり、彼とも戦う事が可能。 戦闘前台詞やカラーリングはⅤ準拠。 なお原作とは戦闘行動が異なる。[[【エスタークの地図】]]を参照。 *DQⅩ エスターク本人は登場しないものの、Ⅹには[[【災厄の王】>http://www53.atwiki.jp/dq10_dictionary/pages/804.html]]というエスタークに似たモンスターがいる。 詳細はそちらにて。 また地獄の帝王の立像という家具アイテムが登場。こちらはオリジナル色のエスタークの像である。 *DQM モンスターズではデスピサロ×[[【キングレオ】]]の配合で生まれる。 成長が遅く、能力成長が晩成型なので根気を要するが、最終的な成長率は非常に良い。 ただし、ゾーマやミルドラース(第一形態)に比べると、耐性で劣る面があるので注意が必要。 ゴールデンスライムと配合するとミルドラース(第一形態)が生まれる。 覚える特技はさみだれぎり、いてつくはどう、[[【ギガスラッシュ】]]。原作の面影はほとんど無い、見てのとおり肉体派。 クリア後に行けるゾンビ系オンリーの旅の扉[[【ねむりのとびら】]]のボスとしても登場する。 なお、フロアのBGMはⅣのフィールド曲だが、溶岩の洞窟で記憶喪失に陥っているというシチュエーションはⅤのものである。 HPは3800と、魔王たちの中では比較的低いので、短期決戦を心がけると良い。 モンスターズではギガスラッシュが固有の属性で、耐性を持っているモンスターがほとんどおらず、一撃で300は喰らうので、HPが低いと簡単にズンバラリンされてしまう。裏を返せば、短期決戦以外ではかなり厳しいと言える。 凍てつく波動はほとんど使わないので、スクルトを使って五月雨斬りに備え、あとはギガスラッシュの都度回復させるのがベスト。 *DQM2 基本的な性質は前作と変わらず。 魔王の鍵の異世界で登場することがあるが、この時は仲間にできないので注意。 配合の際はキングレオの代わりにヘルゴラゴでも良くなった。 どちらにしろ生み出すのは難しいので、その辺は好みで。 配合先はミルドラースに加え、デスピサロと配合することで[[【サイコピサロ】]]になる。 *DQMJ ???系の廃止に伴い、物質系に移行。ランクはSS。 悪魔系とか魔獣系とかの方が相応しい気がするが、物質系である。デスピサロも物質系。 恐らく、[[【バルザック】>【バルザック+】]]が進化の秘法を服用し、DQMシリーズで物質系であったことから物質系なのだろう。 本作でも本編クリア後の裏ボスとして登場する。 アロマ撃破後に入ることができるカルマッソの研究室で待っている。 かつてカルマッソによって生み出されたが、その強さ故に制御できず封印されたらしい。 HPは高いが、アロマに勝てる実力があれば負けることは無いはず。倒すと1回だけ仲間に出来る。 AI2回行動持ちのモンスターの中で攻撃力の伸びが最も良く、戦闘でもスカウトでも活躍が期待できる。 ただし、MPが300までしか上がらないので特技の多用は期待できない。 素早さも480止まりなので、素早さの高い相手には攻撃をかわされやすいので要注意。 配合方法はヘラクレイザー×デスピサロ。はくりゅうおうとの配合でドルマゲス、 ミルドラースとの配合でデスタムーアとなる。 なお、ジョーカーでボスとして戦う際は何故かテンションを溜める。 ボスの[[【ガルマッゾ】]]はテンションを溜めないため、入れ替わったのかもしれない。 なお、通常攻撃のモーションは、リメイク版Ⅳなどのように双剣を頭から大きく振り下ろすものではない。 高速で敵の懐にかっ飛んで切りつけるといったややアグレッシブなものになっている。 この動きだけ見るとえらく高い素早さを持っていそうに見えるが、実際は大して素早くはない。 所持スキルは固有の[[【エスターク】>【エスターク(スキル)】]]。 *DQMJ2 ジョーカー2では???系が復活したが、相変わらず物質系のSSランク。 ただしサイズが変更され、ギガボディ持ちの超巨大モンスターに。 本作のCMにも登場しており、やまたのおろちと戦っていた。 断崖エリアの中盤辺りにある洞窟で、氷漬けの状態で眠りについている。 クリア前でも姿を見ることだけは可能だが、目覚めるのはやはり本編クリア後のことになる。 目を覚ました後の台詞はⅤのものとほぼ同じだが、「私を滅ぼしに来たのか?」という質問に「はい」と答えても「お前ごときに滅ぼされる私ではない」と一蹴されてしまう。 この質問に「いいえ」と答えると「では力を貸して欲しいと言うのか?」という選択肢が現れ、これに「はい」と答えると戦闘になる。 完全2回行動で、通常攻撃、灼熱、ドルマドンを使う。特性はテンションアップ、れんぞく、いてつくはどう、ギガボディ、ウトウト。 HPは8000を超え、攻撃力もそれなりに高い為、ラスボスを辛うじて倒せる程度のレベルでは厳しいものがある。 10ターン以内に倒すと主人公の力を認め、仲間に加わる。 Ⅴと同じ台詞、指定ターン以内に倒すと本当に仲間になるという演出は、Ⅴをプレイした人なら感慨深い物があったことだろう。 なお、他の超巨大モンスターとは違い、この方法で仲間に出来るのは1度きりなので注意。 総合的な能力はそこまで高いわけではなく、攻撃力は590とGサイズモンスターとしてはまさかの最低値。 しかし最大HPは全モンスター中でもトップクラスで、守備力も非常に高く、耐久面に優れている。 また、素の状態で剣を装備できる数少ないGサイズモンスターでもある。 他のGサイズモンスターと同様大半の状態異常を無効化するが、昔の名残か眠りのみ無効ではなく半減。 特性はAI1〜3回行動、れんぞく、いてつくはどう、ギガボディ。 「ウトウト」が無くなったのはいいが、AI2回行動がAI1〜3回行動になり、テンションアップが消えたのは痛い。 3回行動してくれれば強いものの、その確率は低めの為ギャンブル的な要素も絡んでくる。 彼といい闘神レオソードといいオムド・ロレスといい、仲間にするとAI2回行動がAIランダム複数回行動に変わる理由は謎である。 配合方法は前作から変更され、デスピサロ×キングレオという初代をプレイした人なら見覚えのある組み合わせで誕生する。 スキルはやはり[[【エスターク】>【エスターク(スキル)】]]。 *DQMJ2P プロフェッショナル版も相変わらずの物質系SSランクで3枠の巨大モンスター。 ただし、能力に大幅な変更が加わっており、 前作で590と全3枠中最低だった攻撃力は820まで引き上げられ、 3枠モンスターの中では高い物理攻撃力を持つアタッカーに生まれ変わった。 その反面HP攻撃以外の全ての能力が低下。ウリだった守備も730と並以下に。 特に素早さは460と遅く、肝心の物理攻撃を外しまくってしまう。 特性はギガボディ2回、いてつくはどう、れんぞく、ねがえり。 今回は敵のときと同じく安定した2回行動を見せてくれる。 オリジナル版と同様眠りを無効化できないが、「ねがえり」を会得した為ある程度は改善されている。 今回も断崖のエスタークを10ターン以内に倒せば味方になるのだが、 前作より出現条件が厳しくなったのをいいことにチートじみた強化をされており、 全てのステータスが基本上限の約2倍。1500もの攻撃力の上HPに至っては9999もある。 使う特技もイオグランデ・メラガイアーなどの最大呪文やハイテンション・魔神斬りに加え、 オーロラブレス、ビッグバンと最強クラスのブレスや体技を追加されやりたい放題である。 が、前作に引き続き敵のとき限定のウトウトを追加されており、試合直後に寝ていることもしばしば。 しかし前述のねがえりがあるので、本当に「貴様らなど眠っていても勝てる」と宣言していたとおり、 攻撃力1500からのねがえりを2連続でぶっ放してくるので、ハンパなモンスターでは眠っていても負けてしまう。 そのためスカウトの条件を満たすのは前作より遥かに難しくなっている。 配合方法は変更され、魔王ジェイムとタイタニスの配合でのみ作れるようになった。 魔王ジェイムの配合にキャプテン・クロウを使用するため、 断崖でのスカウトを合わせても1つのソフトでは通信なしでは2匹しか仲間にすることができない。 こいつと魔王ラプソーンを配合することで大魔王ラプソーンが誕生する。 スキルはやはり固有の[[【エスターク】>【エスターク(スキル)】]]。 *テリワン3D 物質系から???系に変更されている以外は、前作までと概ねステータス上の変化はない。 眠りを無効化できないのも相変わらず。 配合方法は追加されていて、魔王ジェイムの代わりに[[【プチターク】]]で代用できる。 特性は2プロの物に加え、+25で「タメキテボディ」、+50で「メタルキラー」が追加される。 オリジナル版における魔王の扉が悉く削除された中、彼が主を務めるねむりのとびらのみ生き残ったため、やはりクリア後のボスとして登場(といっても、少し頑張ればクリア前に会うことも十分に可能だが)。 今作では目を覚ました後の「私を滅ぼしに来たのか?」という質問に「はい」と答えると、「グゴゴゴ……すまん、眠っていたようだ」と言い、もう一度同じ質問をされる。ここでも「はい」と答えると同じように「眠っていた」と返され、[[エンドレスに同じ会話をさせられてしまう>【無限ループ(会話)】]]ので注意。 ステータスや行動パターンは2プロとほぼ同じだが、この時限定で特性の「カウンター」が追加されており、中途半端な物理攻撃を仕掛けると手痛い反撃を食らうことになるので注意。 10ターン以内に倒さないと仲間にならない点や、この方法では1度きりしか仲間にできない点は、前作や前々作と同様だが、[[【めぐりあいの扉】]]には普通に出現するので、配合で使ってしまっても特に問題はない。 また前作同様、魔王ラプソーンとの配合で大魔王ラプソーンが生み出せる。大魔王ラプソーンは[[【竜神王】]]を作るのに必要な為、ぜひ作っておこう。 余談だが、今作初登場の[[【魔王の書】]]の体技モーションで召喚する影はエスタークの影である。 店頭PVでもこの場面が流れていたため、インパクトは絶大だった。 *少年ヤンガス [[【いにしえの闘技場】]]のボスとして登場。 れんぞくこうげき、かがやくいきを持つ難敵…のはずなのだが、実際戦ってみるとあまり強さを感じない。 キースドラゴン(95)やメタルドラゴン(100)より低いちから(60)のせいなのか、 あるいは、お供がおらずガチンコ勝負(実質4対1)を挑んでくるからか? どちらにせよ、あっさり倒してしまい肩透かしを喰らったユーザーもいるのではないか。 仲間にすることもできる。配合方法はオーシャンクロー×メカバーン+エスタークの魔石。 魔石の入手は容易だが、配合に必要な二匹が難度の高いモンスターで結局作るのは魔導の宝物庫後になったりする。 ちなみに、♂は本編のイメージ通りのいかにも帝王といった性格だが、 ♀は何故かコギャル口調でしゃべる。 *DQMBⅡ 第1〜5章の後期に登場。肩書きは「地獄の帝王」。 レジェンドでは[[【レジェンドクエストⅤ】]]の第八章に登場する。 ステータスはHP:5100(2人プレイ:6300) ちから:745 かしこさ:124 みのまもり:112 すばやさ:61。 とても攻撃力が高く、特にテンションアップの「瞑想」を使った後の一撃は脅威。 HPは全大魔王で一番低いが、打撃やあらゆる属性に強いのでなかなか削れない。 唯一の弱点は雷なので、それがあれば楽になる。 幸い、魔力が魔王から受け継がれないので、4ターン辺りまでに決着をつけられれば、 鍔ぜり合いをする必要がなくアクションが苦手な人でも倒せなくはない。(?)おまけに稼働当初は倒しやすく、経験値も豊富なので、レベル上げに狩られていたとか。 また、エスタークを15体以上倒したマシンでは目が赤い真エスタークが登場。 HPは1人プレイ:6500、2人プレイ:6800。 弱点は無くなり、あらゆる攻撃を軽減する。技は全て強化され、属性、種類も多彩に。 瞑想が無くなって、2回攻撃の「帝王の怒り」が加わり、ドルモーアに代わって「マヒャド」、つめたくかがやくいきの代わりに炎の「じごくのごうか」を使ってくるようになった。 長期戦覚悟で耐久力のあるチームで挑み、かつ勇気をある程度貯めておかないと苦しい。 だが、こいつに勝てないようでは真ダークドレアムには到底適わないだろう…。 とどめの一撃は[[【目覚めの力】]]。食らったら負けは確定だろう。 なお、レジェンド6体合体が存在しないので、レジェンド大魔王カードでしか召喚出来ない大魔王である。ダークドレアムよりは入手しやすいが、それでも排出率は低めなので粘るしかない。 もっとも、使える期間は短いが、あればビクトリーで早いうちにエスターク狩りでレベル上げも可能だ。 *余談・エスタークが仲間になる&anchor(1) SFC版Ⅴ発売当時、「エスタークが仲間になる」という噂が流れたことがある。 大体はターンと一緒に語られ、「10ターン以内に倒すと仲間になる」辺りが有名か。 当時プレイした人のほとんどは一度は耳にしたことがあり、そして嘘だと知ってがっかりした経験があるはず。 誰が流したのかは不明だが、ほぼ全国的に広まっていると思われる。 Ⅴではモンスターが仲間になるという新システム、前作のボスが隠しで出てくるという二つのインパクトがあり、 わざわざ倒したターン数を述べてくる辺りに、そこに何かボーナスがあるのではないかと考えるのは自然である。 これらの要素から連想しやすいのが「仲間になる」であり、全国的に広まった原因でもあろう。 また必要なターン数は人によって内容が違っており、3ターンとも10ターンとも言われている。 当然倒しても仲間にならず、噂を流した者に問いつめると「実は3ターン内に…」などとターン数を減らして言い訳をしたという。 あまりにも噂が収まらないので、とうとう公式から否定の解答が出たほどである。 しかしその噂を[[【堀井雄二】]]が面白がり、Ⅵの[[【ダークドレアム】]]にこれが実装されることとなった。 実際には主人公達の代わりにラスボスを倒すという特別エンディングだが、エスタークの噂を連想する人は多い。 そして上述のように、リメイクⅤではプチタークが仲間になるという追加要素が作られた。 DQMJ2の演出に至っては噂の再現といっても過言ではなく、公式の遊び心を感じさせる。 ----

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