「【月刊少年ギャグ王】」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「【月刊少年ギャグ王】」(2013/09/21 (土) 07:08:54) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
エニックスで刊行されていた漫画雑誌。
ガンガン増刊「4コママンガ劇場」(アンソロジーレーベルとしての[[【4コママンガ劇場】]]とは別物)を前身に1994年4月創刊。
誌名に「少年」とあるが、メインターゲットは男子小学生だった。
その名が示すとおりギャグ漫画、4コマ漫画がメインのラインナップで、
この頃のエニックス系雑誌の例に漏れずドラクエ漫画も連載されていた。他には[[【バトルえんぴつ】]]を題材にしたホビー漫画、
読者がギャグ王卒業後ガンガンに来ることを狙ったのか、ガンガン連載作品の番外編なども掲載された。
しかし、実際に人気があったのは本誌では少数派のいわゆる「エニックスらしい漫画」で、これらが終了すると部数が急激に落ち込み、
テコ入れに他社のゲームコミカライズ作品を大量投入するも失敗(後に4コママンガ劇場の門戸をエニックス作品以外に開いた原点となる)、
タイトルロゴを「GagOh!!」に変更したことが致命傷となり、1999年4月号をもって幕を閉じた。
大部分の作品は休刊とともに打ち切りとなったが、一部の作品はエニックスの他誌に移籍した。
余談だが、男子小学生向けコミック誌はコロコロコミック(小学館)が圧倒的なシェアを誇り、
ギャグ王以外にも冒険王(秋田書店)、コミックブンブン(ポプラ社)等が悉く玉砕している。
永年コロコロの好敵手として君臨し続けたコミックボンボン(講談社)も、2007年に力尽きた。
2010年3月現在は、ケロケロエース(角川書店)がこれに立ち向かっているが、戦況は芳しくないようだ。
早々にゲーム雑誌に転向したVジャンプ(集英社)はある意味、正解だったのかもしれない。
&bold(){掲載されたドラクエ漫画一覧}
|CENTER:作品名|CENTER:新連載号|CENTER:連載終了号|CENTER:総巻数|CENTER:備考|
|CENTER:トルネコ一家の冒険記|CENTER:1994年5月号|CENTER:1997年5月号|CENTER:全4巻|CENTER:トルネコ1の前日談|
|CENTER:ドラゴンクエスト ヴァーチャルバトラー仁|CENTER:1997年4月号|CENTER:1998年6月号|CENTER:全3巻|CENTER:バトルえんぴつを題材にしたホビー漫画|
|CENTER:ドラゴンクエスト 天空物語|CENTER:1997年9月号|CENTER:1999年4月号|CENTER:全11巻|CENTER:主人公石化中のスピンオフ作品、ステンシルに移籍|
----
*概要
エニックスで刊行されていた漫画雑誌。
ガンガン増刊「4コママンガ劇場」(アンソロジーレーベルとしての[[【ドラゴンクエスト4コママンガ劇場】]]とは別物)を前身に1994年4月創刊。
誌名に「少年」とあるが、メインターゲットは男子小学生だった。
その名が示すとおりギャグ漫画、4コマ漫画がメインのラインナップで、この頃のエニックス系雑誌の例に漏れずドラクエ漫画も連載されていた。
他には[[【バトルえんぴつ】]]を題材にしたホビー漫画、読者がギャグ王卒業後ガンガンに来ることを狙ったのか、ガンガン連載作品の番外編なども掲載された。
しかし、実際に人気があったのは本誌では少数派のいわゆる「エニックスらしい漫画」で、これらが終了すると部数が急激に落ち込み、
テコ入れに他社のゲームコミカライズ作品を大量投入するも失敗(後に4コママンガ劇場の門戸をエニックス作品以外に開いた原点となる)、
タイトルロゴを「GagOh!!」に変更したことが致命傷となり、1999年4月号をもって幕を閉じた。
大部分の作品は休刊とともに打ち切りとなったが、一部の作品はエニックスの他誌に移籍した。
*掲載されたドラクエ漫画一覧
|CENTER:作品名|CENTER:新連載号|CENTER:連載終了号|CENTER:総巻数|CENTER:備考|
|CENTER:[[【トルネコ一家の冒険記】]]|CENTER:1994年5月号|CENTER:1997年5月号|CENTER:全4巻|CENTER:トルネコ1の前日談|
|CENTER:ドラゴンクエスト ヴァーチャルバトラー仁|CENTER:1997年4月号|CENTER:1998年6月号|CENTER:全3巻|CENTER:バトルえんぴつを題材にしたホビー漫画|
|CENTER:[[【ドラゴンクエスト 天空物語】]]|CENTER:1997年9月号|CENTER:1999年4月号|CENTER:全11巻|CENTER:主人公石化中のスピンオフ作品、[[【月刊ステンシル】]]に移籍|
*余談
男子小学生向けコミック誌はコロコロコミック(小学館)が圧倒的なシェアを誇り、
ギャグ王以外にも冒険王(秋田書店)、コミックブンブン(ポプラ社)等が悉く玉砕している。
永年コロコロの好敵手として君臨し続けたコミックボンボン(講談社)も、2007年に力尽きた。
その後はケロケロエース(角川書店)がこれに立ち向かっていたが、これも2013年に休刊となった。
早々にゲーム雑誌に転向した[[【月刊Vジャンプ】]](集英社)はある意味、正解だったのかもしれない。
----