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*概要 戦闘中の基本行動の一つ。 読んで字のごとく、モンスターから逃げ出すことで戦闘を回避するコマンドである。 初代ドラゴンクエストより全作品に登場する、由緒ある戦略であり、 ピンチからの脱出、体力やMPの温存、時間の節約などが主な目的となる。 作品により仕様や成功率がまちまちだが、おおむね共通する点としては、 -失敗する(回りこまれる)可能性がある。全体逃げを失敗した場合、こちらは無抵抗のまま総攻撃される。 -ボスモンスターをはじめ、イベント戦闘からは逃げられない(ごく一部に[[例外>【マチルダ】]]あり)。 -こちらが不意を付いた場合は、確実に逃げられる。 -経験値やゴールドは手に入らない。 などが挙げられ、逆に、作品ごとに異なる点として、 -全体コマンドか、個別コマンドか。 -個別コマンドで逃げた際、他のキャラが行動できるか。 -回りこまれた場合に敵が全員攻撃してくるか、一部だけが攻撃してくるか。 などがある。 そのほか、成功率の計算式や関わるステータスも作品ごとに異なっている。 *DQⅠ 初代ドラクエの時点で、前出の「共通する仕様」はほぼ完成されている。 成功率には[[【すばやさ】>【素早さ】]]のステータスが関与している。 *DQⅡ 基本的にローレシア王子のコマンドで、他の二人の「じゅもん」の代わりに「にげる」が使える。 ローレシアが死ぬと、サマル→王女の順で「ぼうぎょ」コマンドが「にげる」に変わり、防御ができなくなる。 まあ、大抵サマルたちのほうが圧倒的なスピードで死んでいくのであまり関係ない。 FC版では、逃走成功率は66%で固定。他のシリーズに比べるとやや高めなので、ピンチになったり、戦うのが面倒だったりした場合は逃げるのも良い。 ただし、どんなに弱い敵でも逃走成功率は66%のままなので、格下の相手に対しては、逃げるよりもさっさと殲滅した方が早いことも多い。 逃げ損なって[[【ドラゴン】]]や[[【ドラゴンフライ】]]に焼き殺されるのはお約束。 SFC版ではⅠと共通でⅣ以降のエリアレベル次第で確実に逃げられる仕様が逆輸入されている。 こちらのレベルが十分でない場合の確率は、1・2回目が50%、3回目が75%、以降87.5%となる。 *DQⅢ Ⅱ同様、先頭のキャラクターの専用コマンド。 先頭が勇者など「じゅもん」を使えるキャラクターの場合に「ぼうぎょ」できなくなるのも同様。 そのため[[【防御攻撃】]]の裏技を使いたいなら戦士や武闘家を先頭におくと良い。 なお、Ⅲではモンスターに[[【レベル】>【モンスターレベル】]]が設定され、先頭のキャラよりも10以上レベルの低い敵からは確実に逃げられるようになった。 一方でステータスの割にレベルがやたら高く、雑魚なのに無駄に逃げにくいモンスターもいたりする。 [[【スライムベス】]]がその典型。 先頭キャラのレベルが、モンスターレベル+9以下だった場合、 1回目の逃走成功率は25%、2回目は50%、3回目は75%、4回目で確実に成功するようになる。 1回目の逃走成功率が低いので、ピンチになってから逃げる選択をするのは分が悪い。 基本的には逃げずに戦った方が良いが、万が一逃走するなら、1~2ターン分の攻撃を受けることは覚悟して、早めの判断を心がけたい。 *DQⅣ FC版では戦闘中に8回逃げると会心の一撃を連打できる[[【8逃げ技】]]が有名。 ターンの冒頭に全体コマンドが追加され、「にげる」も全体コマンドに移行した。 また本作以降は、モンスターレベルと別に、逃げやすさの基準となるレベルがエリア毎に設定されており(→[[【エリアレベル】]])、 エリアレベル+5以上であれば確実に逃げられるようになった。 ちなみに、基準レベルに満たない場合の逃走成功率は通常で50%、3回目は75%であり、4回目には必ず成功する。 以降の作品でも基本的な仕様は同じである。 Ⅲに比べると1回目の逃走成功率が高いので、判断が遅れてからでも賭けてみる価値はある。 よく勘違いされるが、こちらのレベルが低ければ低いほど成功率が下がっていくというわけではない。 例えレベル1でラストダンジョンに突入しても、逃走成功率は50%である。 以降の作品における「にげる」のシステムが確立した記念すべき作品である。 …にもかかわらず、PS版では個別コマンドの「にげる」が復活。 詳しくは[[【個人逃げ】]]を参照。 *DQⅤ SFC版、DS版はⅣと同じだが、PS2版Ⅴでまたも個別コマンドの「にげる」が復活。 ただし、確実に逃走が成功するのは4回目ではなく5回目。 詳しくは[[【個人逃げ】]]を参照。 Ⅳもろとも、DSリメイクの際に個別コマンドの「にげる」は削除されてしまった。まあ当たり前である。 *DQⅥ [[【レンジャー】]]の職業につくことで、成功率をあげることができる。レンジャーの数少ない長所である。 *DQⅦ 特に変わった仕様はナシ。 *DQⅧ [[【おどかす】]]の登場によりその地位を脅かされる。 またリメイクⅣ以降、戦歴システムが導入され、いままでに逃げた回数が記録されるようになった。 そのためこだわるプレイヤーは「にげる」0回でのクリアを目指したりもする。「にげる」受難の作品である。 *DQⅨ 成功率がかなり低く設定されている。格下のモンスターでも1回で逃げ切れないことが多い。 おそらく[[【シンボルエンカウント】]]制が導入されたため、「逃げたきゃフィールドで逃げろ」ということなのだろう。 新ステータス[[【きようさ】]]が成功率に関係しているらしいが、あまり効果は実感できない。 今回は戦歴には記録されないので、いくら逃げても大丈夫である。 ----
*概要 戦闘中の基本行動の一つ。 読んで字のごとく、モンスターから逃げ出すことで戦闘を回避するコマンドである。 初代ドラゴンクエストより全作品に登場する、由緒ある戦略であり、 ピンチからの脱出、体力やMPの温存、時間の節約などが主な目的となる。 作品により仕様や成功率がまちまちだが、おおむね共通する点としては、 -失敗する(回りこまれる)可能性がある。全体逃げを失敗した場合、こちらは無抵抗のまま総攻撃される。 -ボスモンスターをはじめ、イベント戦闘からは逃げられない(ごく一部に[[例外>【マチルダ】]]あり)。 -こちらが不意を付いた場合は、確実に逃げられる。 -経験値やゴールドは手に入らない。 などが挙げられ、逆に、作品ごとに異なる点として、 -全体コマンドか、個別コマンドか。 -個別コマンドで逃げた際、他のキャラが行動できるか。 -回りこまれた場合に敵が全員攻撃してくるか、一部だけが攻撃してくるか。 などがある。 そのほか、成功率の計算式や関わるステータスも作品ごとに異なっている。 *DQⅠ 初代ドラクエの時点で、前出の「共通する仕様」はほぼ完成されている。 成功率には[[【すばやさ】]]のステータスが関与している。 *DQⅡ 基本的にローレシア王子のコマンドで、他の二人の「じゅもん」の代わりに「にげる」が使える。 ローレシアが死ぬと、サマル→王女の順で「ぼうぎょ」コマンドが「にげる」に変わり、防御ができなくなる。 まあ、大抵サマルたちのほうが圧倒的なスピードで死んでいくのであまり関係ない。 FC版では、逃走成功率は66%で固定。他のシリーズに比べるとやや高めなので、ピンチになったり、戦うのが面倒だったりした場合は逃げるのも良い。 ただし、どんなに弱い敵でも逃走成功率は66%のままなので、格下の相手に対しては、逃げるよりもさっさと殲滅した方が早いことも多い。 逃げ損なって[[【ドラゴン】]]や[[【ドラゴンフライ】]]に焼き殺されるのはお約束。 SFC版ではⅠと共通でⅣ以降のエリアレベル次第で確実に逃げられる仕様が逆輸入されている。 こちらのレベルが十分でない場合の確率は、1・2回目が50%、3回目が75%、以降87.5%となる。 *DQⅢ Ⅱ同様、先頭のキャラクターの専用コマンド。 先頭が勇者など「じゅもん」を使えるキャラクターの場合に「ぼうぎょ」できなくなるのも同様。 そのため[[【防御攻撃】]]の裏技を使いたいなら戦士や武闘家を先頭におくと良い。 なお、Ⅲではモンスターに[[【レベル】>【モンスターレベル】]]が設定され、先頭のキャラよりも10以上レベルの低い敵からは確実に逃げられるようになった。 一方でステータスの割にレベルがやたら高く、雑魚なのに無駄に逃げにくいモンスターもいたりする。 [[【スライムベス】]]がその典型。 先頭キャラのレベルが、モンスターレベル+9以下だった場合、 1回目の逃走成功率は25%、2回目は50%、3回目は75%、4回目で確実に成功するようになる。 1回目の逃走成功率が低いので、ピンチになってから逃げる選択をするのは分が悪い。 基本的には逃げずに戦った方が良いが、万が一逃走するなら、1~2ターン分の攻撃を受けることは覚悟して、早めの判断を心がけたい。 *DQⅣ FC版では戦闘中に8回逃げると会心の一撃を連打できる[[【8逃げ技】]]が有名。 ターンの冒頭に全体コマンドが追加され、「にげる」も全体コマンドに移行した。 また本作以降は、モンスターレベルと別に、逃げやすさの基準となるレベルがエリア毎に設定されており(→[[【エリアレベル】]])、 エリアレベル+5以上であれば確実に逃げられるようになった。 ちなみに、基準レベルに満たない場合の逃走成功率は通常で50%、3回目は75%であり、4回目には必ず成功する。 以降の作品でも基本的な仕様は同じである。 Ⅲに比べると1回目の逃走成功率が高いので、判断が遅れてからでも賭けてみる価値はある。 よく勘違いされるが、こちらのレベルが低ければ低いほど成功率が下がっていくというわけではない。 例えレベル1でラストダンジョンに突入しても、逃走成功率は50%である。 以降の作品における「にげる」のシステムが確立した記念すべき作品である。 …にもかかわらず、PS版では個別コマンドの「にげる」が復活。 詳しくは[[【個人逃げ】]]を参照。 *DQⅤ SFC版、DS版はⅣと同じだが、PS2版Ⅴでまたも個別コマンドの「にげる」が復活。 ただし、確実に逃走が成功するのは4回目ではなく5回目。 詳しくは[[【個人逃げ】]]を参照。 Ⅳもろとも、DSリメイクの際に個別コマンドの「にげる」は削除されてしまった。まあ当たり前である。 *DQⅥ [[【レンジャー】]]の職業につくことで、成功率をあげることができる。レンジャーの数少ない長所である。 *DQⅦ 特に変わった仕様はナシ。 *DQⅧ [[【おどかす】]]の登場によりその地位を脅かされる。 またリメイクⅣ以降、戦歴システムが導入され、いままでに逃げた回数が記録されるようになった。 そのためこだわるプレイヤーは「にげる」0回でのクリアを目指したりもする。「にげる」受難の作品である。 *DQⅨ 成功率がかなり低く設定されている。格下のモンスターでも1回で逃げ切れないことが多い。 おそらく[[【シンボルエンカウント】]]制が導入されたため、「逃げたきゃフィールドで逃げろ」ということなのだろう。 新ステータス[[【きようさ】]]が成功率に関係しているらしいが、あまり効果は実感できない。 今回は戦歴には記録されないので、いくら逃げても大丈夫である。 ----

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