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*DQⅦ
過去のフォロッドに登場した孤独の発明家。フォロッド城兵士長の[[【トラッド】]]を兄に持つ。
人間嫌いで人里はなれた場所に研究所を構え、研究に没頭している。
作中ではからくり兵の弱点を明らかにしたが、彼自身に協力する気はあまりなかったようだ。
唯一の支えは自ら改造を施したお手伝いロボットの[[【エリー】]]。
エリーとは死んだ恋人の名前。他人に理解されることもなかった悲劇の男である。
ゼボットが人間嫌いになったのは、トラッドがゼボットの婚約者であるフォロッド王女のエリーを狩りの際の事故で死なせてしまったから。
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*DQⅦ
過去フォロッド編に登場した孤独の発明家。
[[【フォロッド城】]]兵士長の[[【トラッド】]]を兄に持つ。
自らの恋人であったフォロッド国の王女[[【エリー】]]を事故で亡くして以来人間嫌いとなり、
人里はなれた場所に研究所を構えて「永遠に死なない存在」であるからくりの研究に没頭している。
フォロッド国民の多くが親兄弟の仇と[[【からくり兵】]]に憎悪を向ける中、
「心を持たないからくりに罪はない。からくりを操る者がどう扱うかだ」という冷めた視点を持っている。
度重なるトラッドからの協力要請をにべもなく断り続けていたが、
ある日研究所に故障したからくり兵が迷い込んで来ると、俄然意欲を出しからくり兵の改造にとりかかる。
「エリー」と名付けられたからくり兵は決して人を襲うことはなく、
からくり兵を混乱させる妨害音波を出して、からくり兵団壊滅に大きく貢献した。
だが、からくり兵と同じ姿をしたエリーに対し、フォロッド国民はからくり兵と同じ憎悪を向けた。
人間に絶望したゼボットは研究所へと去り、エリーを唯一の心の支えとして生涯を終えた。
数百年後の現代、彼は研究所の中で独り屍と化している。
だが、彼は知らなかった。「永遠に死なない存在」であるエリーは彼の死を理解できないことを。
そして、「心を持たない」からくりに、心が芽生えつつあることを…。
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