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[[【トルネコの大冒険 不思議のダンジョン】]]に始まる不思議のダンジョンシリーズを語る際にしばしば引き合いに出されるゲーム。
この大百科でも度々見られる名前である。略称は『シレン』。
元々は[[【チュンソフト】]]がトルネコ1に続いて発売したオリジナル作品。
ちなみにシレンとは主人公の名前(変更可)で、『風来人(ふうらいにん)』と呼ばれる旅人としてダンジョンに挑む。
世界観は和風でドラクエとは似ても似つかないが、音楽が同じすぎやま氏なので根底の匂いは似ている。
トルネコはトルネコでシリーズを作っているのに対し、シレンもシレンシリーズとして続編が出ている。
そして同じチュンソフト作品ということで、二つまとめて『不思議のダンジョンシリーズ』としても語られる。
これら二つのシリーズは相互に影響を及ぼし合っており、システムや発想の輸出入が頻繁に行われている。
[[壺>壺(不思議のダンジョン)]]の存在や[[【合成】]]にダンジョン内の店、[[【印】]]や罠にアイテムを落として起動といった要素はシレンシリーズが初出。
モンスターの能力やアイテムの効果もシレンシリーズが初出のものが多数ある。
一方でトルネコ初出の概念もあり、『アイテム持ち込み前提の高レベルダンジョン』は[[【試練の館】]]が最初である。
トルネコシリーズに比べると実験的な要素が多いが、ローグライクゲームの本質にはこちらの方が近いか。
恐らく、トルネコはあくまでドラクエシリーズの外伝なのに対し、シレンはオリジナルなので自由に作れるのだろう。
ただ、それが良いか悪いかは別であり、シレンシリーズの中にはかなり評価が低いゲームもあったりする。
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