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【トルネコの特殊行動】」(2013/10/06 (日) 09:15:09) の最新版変更点

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*DQⅣ 5章以降の[[【トルネコ】]]は戦闘中、どのような作戦を選択した際でも1/4の確率で通常とは異なる特殊な行動、後の特技に類する行動を行うことがある。 特技と異なり狙って出すことはできないが、中にはボスの行動を封じたり、敵から確実にドロップアイテムを盗んだりといった強力なものも。 正式名称が存在せず、攻略本でも「珍行動」「奇行」などなど呼称が一致していないが、この項目では仮にこう呼ぶことにする。 #contents **基本的な仕様 5章以降にトルネコが行動する際、1/4の確率で特殊行動のどれか一つが発動する。 Ⅲの遊び人の遊びとほぼ同じと考えて良い。 -麻痺などで動けない際は発動しない。また、混乱時は発動しない。 -「めいれいさせろ」でも発動する。 -パルプンテの効果でドラゴン化していても発動する。 どの行動も同じ確率で発動する。 -例えばFC版には13種類の特殊行動があるので、ある特殊行動が発動する確率は1/13。特殊行動の発動率1/4と合わせると、トルネコが任意の行動をしてくれる確率は1/56。 -ただし、PS版の盗みとFC・PS版の「サービス行動」、DS版の体当たりはこの確率とは無関係に発動する。 **特殊行動一覧 ***転んで会心の一撃 >トルネコは つまずいて ころんだ! >そのひょうしに ぶきが ピサロナイトに ぶつかった! >かいしんの いちげき! 何かにつまづいて転倒し、なぜかその度に武器が相手に当たって会心の一撃!というふざけた攻撃。 今の所「転んだけれど会心の一撃にならなかった!」という報告は無いので、トルネコは真面目に戦わずにぜひとも毎ターンずっこけつづけてもらいたい。 リメイクで破壊の鉄球を装備していても転べば会心が出るが、敵全体に会心の一撃!という夢のような現象は残念ながら発生せず、やっぱり単体に会心である。 ***ちからため >トルネコは ちからをためている。 次のターンに攻撃or商人軍団呼びを行った場合ダメージが二倍になる。敵やホフマンが使う[[【ちからため】]]と同じ。 次のターンの行動が特殊行動だと溜めた力がリセットされてしまいがっかりな感じになる。 ***商人呼び  ※DS版では削除 >トルネコは なかまを よんだ! >たびの しょうにんたちが どこからともなく あらわれた! >しょうにん ぐんだんの こうげき! 大声で商人軍団を呼び出して、敵1グループを3回攻撃してもらう。 これ以降、[[軍隊>【ぐんたいよび】]]、[[羊>【どとうのひつじ】]]、[[おっさん>【おっさん呼び】]]、[[バックダンサー>【バックダンサー呼び】]]と続く○○呼びの開祖。 海上だろうが魔界だろうが魔王の目の前だろうが呼べばいつでも来てくれる伝統もここから始まった。 不思議な事に商人軍団の攻撃力はいつもトルネコと全く同じ。 多分トルネコのレベルが上がるにつれて商人としての名声も上がり、より強い商人が「トルネコさんのためなら」と駆けつけてくれるようになるのだろう。 トルネコLv.99と同じ攻撃力を持つ商人がⅣの世界には少なくとも3人も居るのか…。 バイキルトの効果はないが、ちからためと会心の一撃は有効。 ⅣのTAS動画では、力ため→会心の一撃×3で遥かに格上のボスを瞬殺するトルネコ大先生の姿をしばしば見る事が出来る。 [[【8逃げ技】]]との併用も有効だ。 ちなみに、FC版ではトルネコが奇跡の剣を装備していると、なぜか商人軍団の攻撃でもトルネコのHPが回復する。 ***子守唄 >トルネコは こもりうたを うたいはじめた。 敵全体にラリホーの効果。後の[[【ひつじかぞえ歌】]]。 この時FC版では戦闘BGMが一旦停止し、教会でセーブや蘇生を行う時のBGMが流れ出す。子守唄か、これ? その後戦闘曲が最初から始まるのだが、元々のBGMが通常の戦闘曲ではない場合([[【ジプシー・ダンス】]][[【悪の化身】]][[【邪悪なるもの】]])でも 子守唄の後には通常戦闘曲[[【戦闘~生か死か~】]]が始まってしまうバグがある。 小説版では[[【エスターク】]]に効き、反撃の糸口となった。 ***砂かけ  ※DS版では削除 >トルネコは あしもとの すなを つかんで なげた! 敵全体にマヌーサの効果。 今でこそ珍しくもなんともなくなった[[【すなけむり】]]だが、初登場のⅣでは砂煙の使い手は彼だけ。 あのメジャー特技の開祖もトルネコである。 小説版ではキングレオに対して使おうとするが、室内なので砂が無かったというオチになっている。 ***指を回す >トルネコは ゆびを くるくる まわした! >メタルスライムは めをまわした!」 敵一体にメダパニの効果。トンボ取りの要領で魔物を混乱させてしまう。 因みに混乱させることに失敗した際には「○○(モンスター名)は みていなかった!」と表示される。 つまり、メタル系やボスに効果が無いのは彼らが素早く目をそらしたからであって、「見ていたら」確実に混乱するのか…? ***足払い >トルネコは あしばらいを かけた! >キラーアーマーAは みごとに ころんだ! 敵一体に足払いを仕掛け、敵が転んで一回休み。 後年の[[【あしばらい】]]とほぼ同じ性能だが、Ⅳには「休み耐性」という概念が存在しない。 なんと、あらゆる敵に100%の確率で成功するとんでもない攻撃なのである。 相手がメタルキングだろうとエスタークだろうとデスピサロだろうと確実に転ばせられるのは史上トルネコだけである。 ガーデンブルグの牢屋に迷わずトルネコを入れた人は、一度でいいからトルネコをボス戦に投入することをおすすめする。 しかし、リメイク版ではラリホー属性にされてしまい物凄く弱体化。 「敵一体に1ターンだけ効くラリホー」これは弱すぎる・・・ ラリホーが効くエスタークは相変わらず転ばせる事ができるが、子守唄で本当に眠らせてしまうと[[大惨事>【あやしい光】]]に陥るため余裕がある時に楽しむ程度に止めたい。 ***ダジャレを言う >トルネコは つまらない ダジャレをいった! >まもののむれは わらいころげた!」 ダジャレを言って敵全体を笑わせる。[[【いっぱつギャグ】]]の原型だが対象が広い。 つまらないと断言されているのにもかかわらず、休み耐性のないモンスター達には案の定やたらと効果が高く、 デスピサロさえ「はらをかかえて わらっている!」で100%一回休みにしてしまう。 トルネコのギャグのセンスは人間よりも魔物に近いらしい・・・ リメイク版ではエンドールのトルネコの自宅に「だじゃれでハッピーライフ」なる本があったりもするが、 足払い同様ラリホー属性になっているために効果は薄い。 「だじゃれでハッピーライフ」のダジャレのセンスは魔物たちの琴線には触れなかったようである。 ***大声で叫ぶ >トルネコは いきなり おおごえを あげた! >まもののむれは たちすくんだ! 突然大声で叫んで敵全体をすくませる。のちの[[【おたけび】]]。 ダジャレとそっくりだがなぜかFC版からラリホー属性であり、子守唄の下位互換である。 後半になるとラリホーなど効かない敵が大半であり、ほとんど「ぼーっとする」と変わらなくなってしまう。 ***ぼーっとする >トルネコは ぼーっと みている。 [[【ボーッとしている】]]。1ターン何もしない全くの[[【無駄行動】]]。 多くの少年少女はこの行動を見た時に「ゲッ、このデブ使えねぇ!」と感じたことだろう。 1ターン何もしない、というデメリットのインパクトは相当に大きく、トルネコをスタメン落ち・牢屋入りさせる原因の大半はこの行動だと思われる。 だが良く考えてほしい。先述の通り、トルネコがそれぞれの特殊行動を行う確率は全て均等なのだ。 DS版では1/40、FC・PS版では1/52の確率でしか出ないぼーっとするの為に、盗みや足払いなど多くの恩恵を与えてくれるトルネコを外すというのか!? …まぁ耐性持ってる敵に子守唄とかMPゼロの敵に不思議な踊りとかこれ以外にも無駄な行動多いから、トルネコが実質的に何もしないターンはもっと多いのだけれども。 ぼーっとしたっていいじゃないか、トルネコだもの。 ***ふしぎなおどり >トルネコは ふしぎな おどりを おどった! ご存じ[[【ふしぎなおどり】]]。敵一体のMPを減少させる。 彼の踊りの不思議さは尋常ではなく、Ⅴの「ふしぎなおどり3」ですら最大11MPしか減らせないにもかかわらず、 トルネコは最低でも15、最大で20ポイントもMPを削ってしまう。 しかもマホトラ耐性を無視して成功率100%。歴代ふしぎなおどりの中でも有数の性能を誇る。 ただ、対象が単体、魔法を唱えない敵にも使う、そもそもトルネコには口ふさぎがある、等の理由で、スペックの割にあまり歓迎される事はない。 ***なだめる  ※DS版では削除 >トルネコ「まあまあ きみたち。そんなに こうふんしないでください。 >トルネコに なだめられて まもののむれは かえっていった。 >まもののむれは いなくなった。 モンスターをなだめて帰ってもらう。[[【おどかす】]]や[[【みのがす】]]の原型だろうか。 成功すると敵全体が居なくなって戦闘が終了する。全員がいなくなるか一人も居なくならないかのどちらかしかない。 成功率は半々といったところだが、ボス戦では必ず失敗する。 説得に失敗すると「○○は ますます いきりたった!」と表示される。 …が、特にいきり立った敵の攻撃力が上がったりするなどのデメリットはないようだ。 帰って行った敵から経験値やアイテムは得られないが、しっかりお金だけは落とさせるあたり実に商人のトルネコらしい。 一方彼は経験値には無頓着なので、メタルキングやはぐれメタルをトルネコに帰されて思わずリセットボタンを押したのも私だけではあるまい。 ***盗み >トルネコは すきをみて しんかいりゅうから たからばこを うばった スキを見て敵1体から宝箱を奪い、ドロップアイテムを入手できる。後の[[【ぬすむ】]]。 トルネコ最大の存在意義というべき行動だが、機種によって性能が大きく異なる。 FC・DS版ではドロップ率に関係なく盗めるので性能が高いが、PS版ではドロップ率が影響するためにほとんど見ることすらない。 非常に重要な行動なので、別項目で解説を行う。 [[【トルネコの盗み】]]を参照のこと。 **サービス行動 以下の2つは「サービス行動」と呼ばれ、一定の条件を満たした時にトルネコの行動順とは関係なく発動する。 いずれも、敵に攻撃に反応して発動する要撃だからだろう。 サービス行動はトルネコの行動回数に含まれない。 よって、トルネコはサービス行動を行ったターンに通常の攻撃を行ったり、他の特殊行動を行ったりもできる。 ***口塞ぎ  ※DS版では削除 >だいまどうは イオナズンを となえた! >しかし トルネコが とっさに くちをふさいだ! 呪文を唱えようとした敵の口をとっさに塞いで呪文を不発にする。 DS史上彼だけが可能な絶技である。 トルネコの行動順とは関係なく、モンスターが呪文を唱えた際に1/10程度の確率で発動する。 更には1ターンに何度も発動する事もあり、運さえよければ魔法系の敵は完封できる。 困ったことにトルネコ氏は格闘場のモンスターにもこれを行う。 自分が賭けたモンスターの口まで塞ぎにかかるのはどうしたものだろう? ランダム要素が増えて当てにくくなるので、カジノにはトルネコを連れていかないことを推奨する。 ***かばう  ※DS版では削除 >ライノスキングのこうげき! >ミネアを ねらったが トルネコが かばった! >トルネコは ○○の ダメージを うけた! ピンチに陥った仲間をその巨体で庇う博愛精神あふれる行動。 HPが1/4以下の味方が通常攻撃を受ける場合、1/10程度の確率で発動する。 Ⅸの[[【みがわり】]]…というよりFFのナイトに近い。 見上げた騎士道精神だが、1ターンに何度でも発動する上に自分の体力が味方より少なくても平気で庇いに行くために、たまに回復の予定が狂う。 **特殊 バグに分類されるべき行動。 ***「凍れる時の秘法」との併用 ※DS版のみ DS版Ⅳで使用可能なアストロンと凍てつく波動を用いた裏技[[【凍れる時の秘法】]]を使うと、トルネコに本来使うことのできない特技を使わせることができる。 方法は簡単で、凍れる時の秘法でトルネコに何らかのアイテムを使わせればよい。 使うアイテムによってトルネコの行動も変わり、使えもしない呪文を唱えたり、津波を呼び寄せたり、灼熱の炎を吐いたりもする。 だが、最も強烈なのは意外にも「体当たり」。トルネコのアイテム欄の左上を世界樹の葉にして凍れる時の秘法を使おう。 その威力たるや… >トルネコは たいあたり してきた! >エビルプリーストに 3610の ダメージ! ドラゴンクエスト史上、間違いなく最強の攻撃。 その威力はマダンテやらチビィの形見やらSHT烈風獣神斬やらの比ではなく、「敵の現在HPの95%のダメージを与える」というとんでもない代物。 その正体は別になんということもない、敵の使ってくる[[【たいあたり】]]と全く同じである。 体当たりといえば、ザキ系(笑)、反動大きすぎ、外れても反動食らう等々、あまり強いイメージを持っている人はいないと思われるが、 Ⅳの体当たりは無属性、反動なし、現在HPの95%を削る、というかなり強力な攻撃。 全国の魔王諸氏はデブで丸腰の商人とアストロンの使えそうな奴が現れたら命を覚悟した方がいい。 これを使えばほとんどの敵専用行動をトルネコに使わることが可能。 DS版のトルネコが芸達者……なわけではなく、特殊行動と間違えて敵の行動を参照してしまっているものと思われる。 ----
*DQⅣ 5章以降の[[【トルネコ】]]は戦闘中、どのような作戦を選択した際でも1/4の確率で通常とは異なる特殊な行動、後の特技に類する行動を行うことがある。 特技と異なり狙って出すことはできないが、中にはボスの行動を封じたり、敵から確実にドロップアイテムを盗んだりといった強力なものも。 正式名称が存在せず、攻略本でも「珍行動」「奇行」などなど呼称が一致していないが、この項目では仮にこう呼ぶことにする。 #contents **基本的な仕様 5章以降にトルネコが行動する際、1/4の確率で特殊行動のどれか一つが発動する。 Ⅲの遊び人の遊びとほぼ同じと考えて良い。 -麻痺などで動けない際は発動しない。また、混乱時は発動しない。 -[[【めいれいさせろ】]]でも発動する。 -[[【パルプンテ】]]の効果でドラゴン化していても発動する。 どの行動も同じ確率で発動する。 -例えばFC版には13種類の特殊行動があるので、ある特殊行動が発動する確率は1/13。特殊行動の発動率1/4と合わせると、トルネコが任意の行動をしてくれる確率は1/56。 -ただし、PS版の盗みとFC・PS版の「サービス行動」、DS版の体当たりはこの確率とは無関係に発動する。 **特殊行動一覧 ***転んで会心の一撃 >トルネコは つまずいて ころんだ! >そのひょうしに ぶきが ピサロナイトに ぶつかった! >かいしんの いちげき! 何かにつまづいて転倒し、なぜかその度に武器が相手に当たって[[【会心の一撃】]]!というふざけた攻撃。 今の所「転んだけれど会心の一撃にならなかった!」という報告は無いので、トルネコは真面目に戦わずにぜひとも毎ターンずっこけつづけてもらいたい。 リメイクで[[【はかいのてっきゅう】]]を装備していても転べば会心が出るが、敵全体に会心の一撃!という夢のような現象は残念ながら発生せず、やっぱり単体に会心である。 ***ちからため >トルネコは ちからをためている。 次のターンに攻撃or商人軍団呼びを行った場合ダメージが二倍になる。敵やホフマンが使う[[【ちからため】]]と同じ。 次のターンの行動が特殊行動だと溜めた力がリセットされてしまいがっかりな感じになる。 ***商人呼び  ※DS版では削除 >トルネコは なかまを よんだ! >たびの しょうにんたちが どこからともなく あらわれた! >しょうにん ぐんだんの こうげき! 大声で商人軍団を呼び出して、敵1グループを3回攻撃してもらう。 これ以降、[[軍隊>【ぐんたいよび】]]、[[羊>【どとうのひつじ】]]、[[おっさん>【おっさん呼び】]]、[[バックダンサー>【バックダンサー呼び】]]と続く○○呼びの開祖。 海上だろうが魔界だろうが魔王の目の前だろうが呼べばいつでも来てくれる伝統もここから始まった。 不思議な事に商人軍団の攻撃力はいつもトルネコと全く同じ。 多分トルネコのレベルが上がるにつれて商人としての名声も上がり、より強い商人が「トルネコさんのためなら」と駆けつけてくれるようになるのだろう。 トルネコLv.99と同じ攻撃力を持つ商人がⅣの世界には少なくとも3人も居るのか…。 [[【バイキルト】]]の効果はないが、[[【ちからため】]]と会心の一撃は有効。 ⅣのTAS動画では、力ため→会心の一撃×3で遥かに格上のボスを瞬殺するトルネコ大先生の姿をしばしば見る事が出来る。 [[【8逃げ技】]]との併用も有効だ。 ちなみに、FC版ではトルネコが奇跡の剣を装備していると、なぜか商人軍団の攻撃でもトルネコのHPが回復する。 ***子守唄 >トルネコは こもりうたを うたいはじめた。 敵全体にラリホーの効果。後の[[【ひつじかぞえ歌】]]。 この時FC版では戦闘BGMが一旦停止し、教会でセーブや蘇生を行う時のBGMが流れ出す。子守唄か、これ? その後戦闘曲が最初から始まるのだが、元々のBGMが通常の戦闘曲ではない場合([[【ジプシー・ダンス】]][[【悪の化身】]][[【邪悪なるもの】]])でも 子守唄の後には通常戦闘曲[[【戦闘~生か死か~】]]が始まってしまうバグがある。 小説版では[[【エスターク】]]に効き、反撃の糸口となった。 ***砂かけ  ※DS版では削除 >トルネコは あしもとの すなを つかんで なげた! 敵全体に[[【マヌーサ】]]の効果。 今でこそ珍しくもなんともなくなった[[【すなけむり】]]だが、初登場のⅣでは砂煙の使い手は彼だけ。 あのメジャー特技の開祖もトルネコである。 小説版ではキングレオに対して使おうとするが、室内なので砂が無かったというオチになっている。 ***指を回す >トルネコは ゆびを くるくる まわした! >メタルスライムは めをまわした!」 敵一体に[[【メダパニ】]]の効果。トンボ取りの要領で魔物を混乱させてしまう。 因みに混乱させることに失敗した際には「○○(モンスター名)は みていなかった!」と表示される。 つまり、メタル系やボスに効果が無いのは彼らが素早く目をそらしたからであって、「見ていたら」確実に混乱するのか…? ***足払い >トルネコは あしばらいを かけた! >キラーアーマーAは みごとに ころんだ! 敵一体に足払いを仕掛け、敵が転んで一回休み。 後年の[[【あしばらい】]]とほぼ同じ性能だが、Ⅳには「休み耐性」という概念が存在しない。 なんと、あらゆる敵に100%の確率で成功するとんでもない攻撃なのである。 相手が[[【メタルキング】]]だろうと[[【エスターク】]]だろうと[[【デスピサロ】]]だろうと確実に転ばせられるのは史上トルネコだけである。 [[【ガーデンブルグ】]]の[[【牢屋】]]に迷わずトルネコを入れた人は、一度でいいからトルネコをボス戦に投入することをおすすめする。 リメイク版では[[【ラリホー】]]属性にされてしまい物凄く弱体化。「敵一体に1ターンだけ効くラリホー」これは弱過ぎる…。 ラリホーが効くエスタークは相変わらず転ばせる事ができるが、子守唄で本当に眠らせてしまうと[[大惨事>【あやしい光】]]に陥るため、余裕がある時に楽しむ程度に止めたい。 ***ダジャレを言う >トルネコは つまらない ダジャレをいった! >まもののむれは わらいころげた!」 ダジャレを言って敵全体を笑わせる。[[【いっぱつギャグ】]]の原型だが対象が広い。 つまらないと断言されているのにもかかわらず、休み耐性のないモンスター達には案の定やたらと効果が高く、 デスピサロさえ「はらをかかえて わらっている!」で100%一回休みにしてしまう。 トルネコのギャグのセンスは人間よりも魔物に近いらしい……。 リメイク版では[[【エンドール】]]のトルネコの自宅に「だじゃれでハッピーライフ」なる本があったりもするが、 足払い同様ラリホー属性になっているために効果は薄い。 「だじゃれでハッピーライフ」のダジャレのセンスは、魔物たちの琴線には触れなかったようである。 ***大声で叫ぶ >トルネコは いきなり おおごえを あげた! >まもののむれは たちすくんだ! 突然大声で叫んで敵全体をすくませる。のちの[[【おたけび】]]。 ダジャレとそっくりだがなぜかFC版からラリホー属性であり、子守唄の下位互換である。 後半になるとラリホーなど効かない敵が大半であり、ほとんど「ぼーっとする」と変わらなくなってしまう。 ***ぼーっとする >トルネコは ぼーっと みている。 [[【ボーッとしている】]]。1ターン何もしない全くの[[【無駄行動】]]。 多くの少年少女はこの行動を見た時に「ゲッ、このデブ使えねぇ!」と感じたことだろう。 1ターン何もしない、というデメリットのインパクトは相当に大きく、トルネコをスタメン落ち・牢屋入りさせる原因の大半はこの行動だと思われる。だが良く考えてほしい。先述の通り、トルネコがそれぞれの特殊行動を行う確率は全て均等なのだ。 DS版では1/40、FC・PS版では1/52の確率でしか出ないぼーっとするの為に、盗みや足払いなど多くの恩恵を与えてくれるトルネコを外すというのか!? …まぁ耐性持ってる敵に子守唄とかMPゼロの敵に不思議な踊りとかこれ以外にも無駄な行動多いから、トルネコが実質的に何もしないターンはもっと多いのだけれども。ぼーっとしたっていいじゃないか、トルネコだもの。 ***ふしぎなおどり >トルネコは ふしぎな おどりを おどった! ご存じ[[【ふしぎなおどり】]]。敵一体のMPを減少させる。 彼の踊りの不思議さは尋常ではなく、Ⅴの「ふしぎなおどり3」ですら最大11ポイントしか減らせないにもかかわらず、 トルネコは最低でも15、最大で20ポイントもMPを削ってしまう。 しかも[[【マホトラ】]]耐性を無視して成功率100%。歴代ふしぎなおどりの中でも有数の性能を誇る。 ただ、対象が単体、魔法を唱えない敵にも使う、そもそもトルネコには口ふさぎがある等の理由で、スペックの割にあまり歓迎される事はない。 ***なだめる  ※DS版では削除 >トルネコ「まあまあ きみたち。そんなに こうふんしないでください。 >トルネコに なだめられて まもののむれは かえっていった。 >まもののむれは いなくなった。 モンスターをなだめて帰ってもらう。[[【おどかす】]]や[[【みのがす】]]の原型だろうか。 成功すると敵全体が居なくなって戦闘が終了する。全員がいなくなるか一人も居なくならないかのどちらかしかない。 成功率は半々といったところだが、ボス戦では必ず失敗する。 説得に失敗すると「○○は ますます いきりたった!」と表示される。 …が、特にいきり立った敵の攻撃力が上がったりするなどのデメリットはないようだ。 帰って行った敵から経験値やアイテムは得られないが、しっかりお金だけは落とさせるあたり実に商人のトルネコらしい。 一方彼は経験値には無頓着なので、メタルキングや[[【はぐれメタル】]]をトルネコに帰されて、キレたプレイヤーも多いだろう。 ***盗み >トルネコは すきをみて しんかいりゅうから たからばこを うばった スキを見て敵1体から宝箱を奪い、ドロップアイテムを入手できる。後の[[【ぬすむ】]]。 トルネコ最大の存在意義というべき行動だが、機種によって性能が大きく異なる。 FC・DS版ではドロップ率に関係なく盗めるので性能が高いが、PS版ではドロップ率が影響するためにほとんど見ることすらない。 非常に重要な行動なので、別項目で解説を行う。 [[【トルネコの盗み】]]を参照のこと。 **サービス行動 以下の2つは「サービス行動」と呼ばれ、一定の条件を満たした時にトルネコの行動順とは関係なく発動する。 いずれも、敵に攻撃に反応して発動する要撃だからだろう。サービス行動はトルネコの行動回数に含まれない。 よって、トルネコはサービス行動を行ったターンに通常の攻撃を行ったり、他の特殊行動を行ったりもできる。 ***口塞ぎ  ※DS版では削除 >だいまどうは イオナズンを となえた! >しかし トルネコが とっさに くちをふさいだ! 呪文を唱えようとした敵の口をとっさに塞いで呪文を不発にする。DQ史上彼だけが可能な絶技である。 トルネコの行動順とは関係なく、モンスターが呪文を唱えた際に1/10程度の確率で発動する。 更には1ターンに何度も発動する事もあり、運さえよければ魔法系の敵は完封できる。 困ったことにトルネコ氏は格闘場のモンスターにもこれを行う。 自分が賭けたモンスターの口まで塞ぎにかかるのはどうしたものだろう? ランダム要素が増えて当てにくくなるので、カジノにはトルネコを連れていかないことを推奨する。 ***かばう  ※DS版では削除 >ライノスキングのこうげき! >ミネアを ねらったが トルネコが かばった! >トルネコは ○○の ダメージを うけた! ピンチに陥った仲間をその巨体で庇う博愛精神あふれる行動。 HPが1/4以下の味方が通常攻撃を受ける場合、1/10程度の確率で発動する。Ⅸの[[【みがわり】]]…というよりFFのナイトに近い。 見上げた騎士道精神だが、1ターンに何度でも発動する上に自分の体力が味方より少なくても平気で庇いに行くために、たまに回復の予定が狂う。 **特殊 バグに分類されるべき行動。 ***「凍れる時の秘法」との併用 ※DS版のみ DS版Ⅳで使用可能な[[【アストロン】]]と[[【いてつくはどう】]]を用いた裏技[[【凍れる時の秘法】]]を使うと、トルネコに本来使うことのできない特技を使わせることができる。方法は簡単で、凍れる時の秘法でトルネコに何らかのアイテムを使わせればよい。 使うアイテムによってトルネコの行動も変わり、使えもしない呪文を唱えたり、津波を呼び寄せたり、灼熱の炎を吐いたりもする。 だが、最も強烈なのは意外にも「体当たり」。トルネコのアイテム欄の左上を世界樹の葉にして凍れる時の秘法を使おう。 その威力たるや… >トルネコは たいあたり してきた! >エビルプリーストに 3610の ダメージ! ドラゴンクエスト史上、間違いなく最強の攻撃。 その威力はマダンテやらチビィの形見やらSHT烈風獣神斬やらの比ではなく、「敵の現在HPの95%のダメージを与える」というとんでもない代物。 その正体は別になんということもない、敵の使ってくる[[【たいあたり】]]と全く同じである。 体当たりといえば、ザキ系、反動大き過ぎ、外れても反動食らう等々、あまり強いイメージを持っている人はいないと思われるが、 Ⅳの体当たりは無属性、反動なし、現在HPの95%を削る、というかなり強力な攻撃。 全国の魔王諸氏はデブで丸腰の商人とアストロンの使えそうな奴が現れたら命を覚悟した方がいい。 これを使えばほとんどの敵専用行動をトルネコに使わることが可能。 DS版のトルネコが芸達者……なわけではなく、特殊行動と間違えて敵の行動を参照してしまっているものと思われる。 ----

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