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*DQⅣ(リメイク版)
世界各地の本棚から見つかる古い本。
かつて[[サントハイム>【サントハイム】]]王家に仕えていた魔法使い、[[【マドルエ】]]が残した手記である。
書かれている内容は表現が曖昧な部分も多いが、
単なる与太話などではなく実際にこの手記にて語られている「[[魔法の杖>【いかずちのつえ】]]」は存在する。
全部で第6章まであり、各章での「魔法の杖」の隠し場所に関する内容を要約すると以下の通りになる。
・第1章:私はサントハイム王の命令で魔法の杖を探す旅をしている。
・第2章:魔法の杖は故郷(レイクナバ)の西の町(フレノール)にあるらしい。
・第3章:フレノールの町にはなかったが、町の近くの洞窟([[フレノール西の洞窟>【フレノール西の洞窟】]])にあるらしい。
・第4章:魔法の杖を見つけるには、洞窟のもっとも奥にある宝箱の底を調べればいいらしい。
・第5章:隠し階段の先に宝箱はあった。だが、その手前には鉄格子があり、手に入れることは叶わなかった。
・第6章:引退した今になって、私は究極の杖を発見してしまった。
以下には各章の全文及び手記のある場所を掲載する。
なお、第6章は[[【移民の町】>【移民システム】]]を[[【グレイトファーム】]]に発展させた場合のみ読むことができる。
いわゆる「おまけ」的な内容になっており、導入部分はなかなかメタな書き出しになっている。
**第1章(アイネルの町の教会)
わが名はマドルエ。レイクナバ出身の魔法使いである。
とはいえ、今は寄る辺なき故郷を捨てサントハイム王家に仕えている。
この手記は、サントハイム王の命令で魔法の杖を探し求め旅をする私の個人的な記録である。
……であまりに個人的であるため、特にサントハイム関係者には知られないよう気をつけようと思う。
**第2章(コナンベリーの町の民家)
私は魔法使いマドルエ。
主君サントハイム王の命令で世界中の魔法の杖を探している。
そもそもなぜそんなことをしているかというと、これがもう王の道楽だからである。
主君のことを悪く言いたくはないが、平和な時代とは言え王たる者がシュミに没頭するのはどうかと思う。
……とグチはこれくらいにして仕事だ。
魔法の杖のウワサを聞きつけて、わが故郷の西の町に行くことになった。
今まで さんざんムダ骨をおった。
今度こそ本当に魔法の杖が見つかればよいのだが……。
**第3章(ミントスの町の宿屋)
私は魔法使いマドルエ。
魔法の杖を探してウワサの町までやってきたところである。
さっそく聞きこみをしてみたが、どうやら今日こそは私の苦労もむくわれそうだ。
探し求める魔法の杖はこの町にこそなかったものの、町の近くの洞くつにあるらしい。
まったく世の人々はどうして貴重な宝物を洞くつなんかにしまい込んでしまうのか?
おかげで私のような者が苦労するハメになる。
洞くつなんか大キライだ~!
**第4章(コーミズ西の洞窟の隠し部屋)
私は魔法使いマドルエ。
気は進まぬが、これも仕事とわりきって洞くつにもぐることにした。
なんでも魔法の杖を見つけるにはもっとも奥の宝箱の底を調べるべし……とのことだ。
まったく、よりにもよって一番奥の部屋とは念の入ったことだ。
そんなに私がキライが? ムキッ~!!
……いや少々取り乱した。
とにかく、この魔法の杖を見つけたらもうこんな仕事はやめてしまおう。
故郷に帰り、今までコツコツためた金でなにか商売でも始めよう。
これからは気ままに生きてやるんだ!
**第5章(ガーデンブルグ城の図書室)
結局、魔法の杖を見つけることはできなかった。
たしかに洞くつの奥には、かくし階段があり宝箱もあったのだ。
しかし、その宝箱は鉄格子の向こう。
目の前に見える宝箱までの距離は絶望的に遠かった……。
私はもうその宝箱のことはすっぱり忘れて、今はまた新たな魔法の杖を探す旅の空である。
しかし、いつになったらこの仕事をやめられるのだろうか?
ああ、母さんのシチューが食いたい……。
私は魔法使いマドルエ。
わが主君サントハイム王の命令で魔法の杖を探している。
**第6章(グレイトファームの台所)
私は魔法使いマドルエ。
わが主君サントハイム王の命令で魔法の杖を探していた。
世の中、物語と言えば5章で終わると思い込んでいる節があるゆえ、あえて私はこの書の6章を残すこととした。
今は私もすっかり年老いて、あの魔法の杖を求め旅した日々もすでに遠い思い出となった。
だがおどろいたことに、引退した今になって私は究極の杖を発見してしまったのだ。
その名は、[[ひのきのぼう>【ひのきのぼう】]]。
足腰の弱った私には、どこに行くにもかかせない魔法の杖なのだ。
そういえば、じきにわが王の誕生日。
贈り物は、この魔法の杖にしようと思う。
私と同じく主もお年なのだから……。
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*DQⅣ(リメイク版)
世界各地の本棚から見つかる古い本。
かつて[[サントハイム>【サントハイム】]]王家に仕えていた魔法使い、[[【マドルエ】]]が残した手記である。
書かれている内容は表現が曖昧な部分も多いが、
単なる与太話などではなく実際にこの手記にて語られている「[[魔法の杖>【いかずちのつえ】]]」は存在する。
全部で第6章まであり、各章での「魔法の杖」の隠し場所に関する内容を要約すると以下の通りになる。
・第1章:私はサントハイム王の命令で魔法の杖を探す旅をしている。
・第2章:魔法の杖は故郷(レイクナバ)の西の町(フレノール)にあるらしい。
・第3章:フレノールの町にはなかったが、町の近くの洞窟([[フレノール南の洞窟>【フレノール南の洞窟】]])にあるらしい。
・第4章:魔法の杖を見つけるには、洞窟のもっとも奥にある宝箱の底を調べればいいらしい。
・第5章:隠し階段の先に宝箱はあった。だが、その手前には鉄格子があり、手に入れることは叶わなかった。
・第6章:引退した今になって、私は究極の杖を発見してしまった。
以下には各章の全文及び手記のある場所を掲載する。
なお、第6章は[[【移民の町】>【移民システム】]]を[[【グレイトファーム】]]に発展させた場合のみ読むことができる。
いわゆる「おまけ」的な内容になっており、導入部分はなかなかメタな書き出しになっている。
**第1章(アイネルの町の教会)
わが名はマドルエ。レイクナバ出身の魔法使いである。
とはいえ、今は寄る辺なき故郷を捨てサントハイム王家に仕えている。
この手記は、サントハイム王の命令で魔法の杖を探し求め旅をする私の個人的な記録である。
……であまりに個人的であるため、特にサントハイム関係者には知られないよう気をつけようと思う。
**第2章(コナンベリーの町の民家)
私は魔法使いマドルエ。
主君サントハイム王の命令で世界中の魔法の杖を探している。
そもそもなぜそんなことをしているかというと、これがもう王の道楽だからである。
主君のことを悪く言いたくはないが、平和な時代とは言え王たる者がシュミに没頭するのはどうかと思う。
……とグチはこれくらいにして仕事だ。
魔法の杖のウワサを聞きつけて、わが故郷の西の町に行くことになった。
今まで さんざんムダ骨をおった。
今度こそ本当に魔法の杖が見つかればよいのだが……。
**第3章(ミントスの町の宿屋)
私は魔法使いマドルエ。
魔法の杖を探してウワサの町までやってきたところである。
さっそく聞きこみをしてみたが、どうやら今日こそは私の苦労もむくわれそうだ。
探し求める魔法の杖はこの町にこそなかったものの、町の近くの洞くつにあるらしい。
まったく世の人々はどうして貴重な宝物を洞くつなんかにしまい込んでしまうのか?
おかげで私のような者が苦労するハメになる。
洞くつなんか大キライだ~!
**第4章(コーミズ西の洞窟の隠し部屋)
私は魔法使いマドルエ。
気は進まぬが、これも仕事とわりきって洞くつにもぐることにした。
なんでも魔法の杖を見つけるにはもっとも奥の宝箱の底を調べるべし……とのことだ。
まったく、よりにもよって一番奥の部屋とは念の入ったことだ。
そんなに私がキライが? ムキッ~!!
……いや少々取り乱した。
とにかく、この魔法の杖を見つけたらもうこんな仕事はやめてしまおう。
故郷に帰り、今までコツコツためた金でなにか商売でも始めよう。
これからは気ままに生きてやるんだ!
**第5章(ガーデンブルグ城の図書室)
結局、魔法の杖を見つけることはできなかった。
たしかに洞くつの奥には、かくし階段があり宝箱もあったのだ。
しかし、その宝箱は鉄格子の向こう。
目の前に見える宝箱までの距離は絶望的に遠かった……。
私はもうその宝箱のことはすっぱり忘れて、今はまた新たな魔法の杖を探す旅の空である。
しかし、いつになったらこの仕事をやめられるのだろうか?
ああ、母さんのシチューが食いたい……。
私は魔法使いマドルエ。
わが主君サントハイム王の命令で魔法の杖を探している。
**第6章(グレイトファームの台所)
私は魔法使いマドルエ。
わが主君サントハイム王の命令で魔法の杖を探していた。
世の中、物語と言えば5章で終わると思い込んでいる節があるゆえ、あえて私はこの書の6章を残すこととした。
今は私もすっかり年老いて、あの魔法の杖を求め旅した日々もすでに遠い思い出となった。
だがおどろいたことに、引退した今になって私は究極の杖を発見してしまったのだ。
その名は、[[ひのきのぼう>【ひのきのぼう】]]。
足腰の弱った私には、どこに行くにもかかせない魔法の杖なのだ。
そういえば、じきにわが王の誕生日。
贈り物は、この魔法の杖にしようと思う。
私と同じく主もお年なのだから……。
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