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[[【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】]]のメインキャラの一人。 辺境の地「ランカークス村」で武器屋のジャンクとスティーヌとの間に生まれた。 村を訪れた勇者アバンに惚れ込み、家出して押しかけ弟子となる。 [[【ダイ】]]にとっては初めての人間の友達であり、彼にとっての無二のパートナーとしてその信頼と友情は物語を通して固く結ばれていく。 ダイのライデインの修業に付き合ったり、若き力を取り戻した[[【バーン】]]との戦いでたった2人になった時での奮闘ぶりと作中様々な場面でダイに対する友情・名コンビぶりを披露するが、中でも[[【バラン】]]編で竜魔人化したバランに[[【メガンテ】]]を使って命を落としかけ、ダイが記憶を取り戻してからの描写がその真骨頂と言ってもいいだろう。 名前の由来は「通俗・大衆」の意の英語「pop」から。作中では生まれながらにして絶大なポテンシャルを秘めたダイに対し、特別な血筋や生い立ちを持たない一般人ながらも試練を乗り越えて強くなっていく存在であり、読者からの共感の対象として「もう一人の主人公」というべきキャラクターである。 *人物 お調子者でスケベ。更に直情的で人一倍の臆病者だが、その反面反省心や克服心も強い。 行動力の高さも並外れたものがある。 物語初頭ではダイを見捨てて逃げ出すような情けなさを見せるが、冒険を通して心の内に眠る「勇気」が開花されると同時に心身ともに大きく成長を遂げ、その人間味溢れる描写も相俟って多くの読者の共感を呼んだ。 また、基本的に直情的な性格であるが、彼のもう一人の師であるマトリフに 「魔法使いは如何なる状況であっても、常にクールであるべし」と説かれて以来、物語中で度々敵の挑発を一蹴したり、苦難を切り抜けるべく行動を逸ろうとする仲間を引き止め、その打開策を講じるなど、パーティー内のムードメーカーのみならず、自他共に認める有能なブレーンとしても大活躍を見せた。 事実、[[【ミストバーン】]]との最終戦でポップとブロキーナを失ったと思われた場面での仲間達の絶望感はとりわけ大きく、ダイ達一向にとって彼が如何に大きなウエイトを占めていたかは、敵の[[【キルバーン】]]からも一目置かれていたと言うミストバーンの台詞を通じても明らか。 仲間であるマァムに対しては、普段はケンカをすることが多いものの本心では強い恋愛感情を抱いている。本人はあまり表に出しているつもりはないが、マァム以外の仲間にとってはバレバレであり、ほぼ公然の秘密となっている。一方で自分に対する恋愛感情については鈍感な面があり、同じく仲間であるメルルから寄せられている思慕の念についてはレオナから指摘されるまで全然気づかなかった。 最終決戦後は、マァム・メルルと共に(おそらく行方不明になったダイ捜索のため)旅をしているカットがある。両手に花とも三角関係の修羅場の中とも取れる、羨ましくも神経をすり減らしそうな状況である。 *その苦悩 最後になる[[【レオナ】]]を含め、5人のアバンの使徒は、ポップを除いて何かしら「特別な生まれ・生い立ち」を持っている事が、途中までポップの劣等感の原因となっていた。 伝説の[[【竜の騎士】]]とアルキード王国の王族の血をそれぞれ引いているダイは言うまでも無く、マァムはアバンの仲間だったロカとレイラの子、ヒュンケルは光の師・アバンと闇の師・ミストバーンに光闇両方の英才教育を受けた戦闘のエキスパート、レオナはパプニカ王族。 対して、ポップはアバンの教えを受けただけの一般人の子である。 このことが[[【ミナカトール】]]発動の時までポップの心の中に重くのしかかっており、一人だけアバンのしるしを光らせることが出来なかった。 しかし[[【メルル】]]が自らを庇い死に掛けたことが引き金に「勇気」に目覚めた彼はアバンのしるしを光らせる事に成功。 同時に賢者の能力に目覚め、以降は他人と比べてどうのと言った事で悩む事は全く無くなった。 生まれはどうであれ、最終的には人類最強と言えるレベルの大魔道士にまで上り詰め、ダイやマトリフに天才と言わしめ、ダイ以外で魔界の神を称するバーンを戦慄させた唯一の人間である。 ダイ一行の面々に対する魔王軍の評価も、最終的には「アバンの使徒で最も恐ろしい」「ポップさえ死ねばアバンの使徒は誰もバーンの元にたどり着けない」とまで評されるに至っている。 *習得呪文 作中で実際に使用した呪文および、ステータス画面ページで書かれていた呪文を記載。 -[[【メラ】]]、[[【メラミ】]]、[[【メラゾーマ】]] -[[【ヒャド】]]、[[【ヒャダルコ】]]、[[【ヒャダイン】]]※1 -[[【ギラ】]]、[[【ベギラマ】]] -[[【イオ】]]、[[【イオラ】]] -[[【メドローア】]] -[[【ベタン】]] -[[【ラナリオン】]] -[[【ルーラ】]]、[[【トベルーラ】]] -[[【メガンテ】]]※2 -[[【マホカトール】]]※3 -[[【ベホマ】]] ※1ヒャダインはステータス画面に表示されただけで使用シーンは無い。 ※2 メガンテはこの漫画では「魔法が使えれば誰でも(使うことなら)すぐにできる呪文」と言う設定。 ※3 マホカトールは魔法力を持った武具(マジカルブースター)を媒介に使った、極めて限定的な発動。 ※4 この他、「イオナズン級の呪文」を唱えたり「ザオリク級の魔法力」を発揮するシーンがあるが、明確に[[【イオナズン】]]や[[【ザオリク】]]を唱えたシーンは無い。 マトリフに師事して修行をしていた時に「殆どの呪文の契約はさせられていた」らしく、そして勇気の力に目覚めた時にその大半は使えるようになっていると思われる。 *逸話 ポップは上記にある通り、初期の頃はすぐに味方を見捨てて逃げようとするヘタレの代名詞のようなキャラであり、担当の編集に「ポップを早く殺しましょうよ」と急かされたことがある、と言う逸話がある。 しかしこういうキャラの必要性まで考えてポップというキャラを出していた作者は必死に編集を説得して思いとどまらせ、無事に「成長する一般人」としてのポップを描ききった。 ----
*ダイの大冒険 [[【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】]]のメインキャラの一人。 辺境の地「ランカークス村」で武器屋のジャンクとスティーヌとの間に生まれた。 村を訪れた勇者アバンに惚れ込み、家出して押しかけ弟子となる。 [[【ダイ】]]にとっては初めての人間の友達であり、彼にとっての無二のパートナーとしてその信頼と友情は物語を通して固く結ばれていく。 ダイのライデインの修業に付き合ったり、若き力を取り戻した[[【バーン】]]との戦いでたった2人になった時での奮闘ぶりと 作中様々な場面でダイに対する友情・名コンビぶりを披露するが、 中でも[[【バラン】]]編で竜魔人化したバランにメガンテを使って命を落としかけ、 ダイが記憶を取り戻してからの描写がその真骨頂と言ってもいいだろう。 名前の由来は「通俗・大衆」の意の英語「pop」から。 作中では生まれながらにして絶大なポテンシャルを秘めたダイに対し、 特別な血筋や生い立ちを持たない一般人ながらも試練を乗り越えて強くなっていく存在であり、 読者からの共感の対象として「もう一人の主人公」というべきキャラクターである。 *人物 お調子者でスケベ。更に直情的で人一倍の臆病者だが、その反面反省心や克服心も強い。 行動力の高さも並外れたものがある。 物語初頭ではダイを見捨てて逃げ出すような情けなさを見せるが、冒険を通して心の内に眠る「勇気」が開花されると同時に 心身ともに大きく成長を遂げ、その人間味溢れる描写も相俟って多くの読者の共感を呼んだ。 また、基本的に直情的な性格であるが、彼のもう一人の師であるマトリフに 「魔法使いは如何なる状況であっても、常にクールであるべし」と説かれて以来、 物語中で度々敵の挑発を一蹴したり、苦難を切り抜けるべく行動を逸ろうとする仲間を引き止め、その打開策を講じるなど、 パーティー内のムードメーカーのみならず、自他共に認める有能なブレーンとしても大活躍を見せた。 事実、[[【ミストバーン】]]との最終戦でポップとブロキーナを失ったと思われた場面での仲間達の絶望感はとりわけ大きく、 ダイ達一向にとって彼が如何に大きなウエイトを占めていたかは、敵の[[【キルバーン】]]からも一目置かれていたと言うミストバーンの台詞を通じても明らか。 仲間であるマァムに対しては、普段はケンカをすることが多いものの本心では強い恋愛感情を抱いている。 本人はあまり表に出しているつもりはないが、マァム以外の仲間にとってはバレバレであり、ほぼ公然の秘密となっている。 一方で自分に対する恋愛感情については鈍感な面があり、 同じく仲間であるメルルから寄せられている思慕の念についてはレオナから指摘されるまで全然気づかなかった。 最終決戦後は、マァム・メルルと共に(おそらく行方不明になったダイ捜索のため)旅をしているカットがある。 両手に花とも三角関係の修羅場の中とも取れる、羨ましくも神経をすり減らしそうな状況である。 *その苦悩 ポップ以外のアバンの使徒であるダイ、マァム、ヒュンケル、[[【レオナ】]]の4人が、 それぞれ「特別な生まれ・生い立ち」を持っている事が、途中までポップの劣等感の原因となっていた。 伝説の[[【竜の騎士】]]とアルキード王国の王族の血をそれぞれ引いているダイは言うまでも無く、マァムはアバンの仲間だったロカとレイラの子、 ヒュンケルは光の師・アバンと闇の師・ミストバーンに光闇両方の英才教育を受けた戦闘のエキスパート、レオナはパプニカ王族。 対して、ポップはアバンの教えを受けただけの一般人の子である。 このことが[[【ミナカトール】]]発動の時までポップの心の中に重くのしかかっており、一人だけアバンのしるしを光らせることが出来なかった。 しかしメルルが自らを庇い死に掛けたことが引き金に「勇気」に目覚めた彼はアバンのしるしを光らせる事に成功。 同時に賢者の能力に目覚め、以降は他人と比べてどうのと言った事で悩む事は全く無くなった。 生まれはどうであれ、最終的には人類最強と言えるレベルの大魔道士にまで上り詰め、 ダイやマトリフに天才と言わしめ、ダイ以外で魔界の神を称するバーンを戦慄させた唯一の人間である。 ダイ一行の面々に対する魔王軍の評価も、最終的には「アバンの使徒で最も恐ろしい」 「ポップさえ死ねばアバンの使徒は誰もバーンの元にたどり着けない」とまで評されるに至っている。 *戦闘能力 魔法使いとして主に攻撃系の呪文を使いこなす。 アバンの元で修行していた時代ではメラゾーマを習得している一方で、ベギラマやルーラは未修得だったりと、 本家DQの魔法使いと比べると習得の順番はちぐはぐだったりする(ベギラマについてはダイ大のギラ系優遇によるところが大きいが)。 ラナリオンはダイのライデインを補助するために習得。 ルーラはフレイザードとの初戦の後のマトリフに喝を入れられ習得。 レオナ救出後は本格的にマトリフに師事し、「殆どの呪文の契約はさせられていた」らしく、ベタンなどの呪文のレパートリーがさらに増える。 パプニカ防衛戦で[[【フィンガー・フレア・ボムズ】]]を使ったことがあるが、反動でダメージを受けている。 その後はマトリフからメドローアを教えられ、決死の修行ののちこれを習得した。 そして勇気に目覚めたことで契約していた呪文が完全に開花しベホマを習得、攻撃回復両方の呪文に通じた大魔道士となった。 これまではライデインを補助したり、弱ったフレイザードの氷半身やガルダンディーに止めを刺したりと比較的地味な立ち回りが多かったが、 大魔道士となってからは頭脳戦の末に[[【シャハルの鏡】]]で呪文を跳ね返す[[【シグマ】]]を単独で倒したり、 真バーンの[[【天地魔闘の構え】]]を打ち破ったりと怒涛の大立ち周りを見せる。 *習得呪文 作中で実際に使用した呪文および、ステータス画面ページで書かれていた呪文を記載。 -[[【メラ】]]、[[【メラミ】]]、[[【メラゾーマ】]] -[[【ヒャド】]]、[[【ヒャダルコ】]]、[[【ヒャダイン】]]※1 -[[【ギラ】]]、[[【ベギラマ】]] -[[【イオ】]]、[[【イオラ】]] -[[【メドローア】]] -[[【ベタン】]] -[[【ラナリオン】]] -[[【ルーラ】]]、[[【トベルーラ】]] -[[【メガンテ】]]※2 -[[【マホカトール】]]※3 -[[【ベホマ】]] ※1 ヒャダインはステータス画面に表示されただけで使用シーンは無い。 ※2 メガンテはこの漫画では「魔法が使えれば誰でも(使うことなら)すぐにできる呪文」と言う設定。 ※3 マホカトールは魔法力を持った武具(マジカルブースター)を媒介に使った、極めて限定的な発動。 ※4 この他、「イオナズン級の呪文」を放ったり「ザオリク級の魔法力」を発揮するシーンがあるが、   明確に[[【イオナズン】]]や[[【ザオリク】]]を唱えたことがわかる場面はない。 *逸話 ポップは上記にある通り、初期の頃はすぐに味方を見捨てて逃げようとするヘタレの代名詞のようなキャラであり、 担当の編集に「ポップを早く殺しましょうよ」と急かされたことがある、と言う逸話がある。 しかしこういうキャラの必要性まで考えてポップというキャラを出していた作者は必死に編集を説得して思いとどまらせ、 無事に「成長する一般人」としてのポップを描ききった。 ----

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