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*DQⅨ
[[【ルディアノ王国】]]の王女。その美貌から「白百合の姫」と呼ばれた。
後に[[【なぞの黒騎士】]]と呼ばれる事になる「黒薔薇の騎士」こと黒騎士レオコーンとは将来を誓い合っていたが、
レオコーンはルディアノを滅ぼさんとしていた魔女[[【妖女イシュダル】]]に囚われ、ついに城へ帰ってくる事はなかった。
レオコーンの消息が絶えてしばらくの後、彼女はルディアノの同盟国[[【セントシュタイン城】]]へと政略結婚させられる。
程なくしてルディアノは一夜にして滅び、翌日セントシュタインを襲った[[【ガナン帝国】]]の大軍は
謎の強風によりセントシュタインに近づけないまま退却していった。
ルディアノが突如滅んだのは、ガナン帝国からセントシュタインを守ってもらう代償として
[[【いにしえの魔神】]]にルディアノの全ての命を生け贄に捧げたためであった。
セントシュタイン王は魔神の恐るべき力に恐怖し、魔神を棺桶に封印して魔神とルディアノの存在を歴史から抹消した。
おぞましい事実を知り絶望したメリアは、セントシュタイン王家の子を産み間もなく死んだ。
死して後、彼女の魂は現在でもルディアノ城をさまよっている。
彼女は霊魂のみとなりながら、魔神の封印のカギである指輪を守り続けていた。
現世の物体を持っている限り、人の魂は昇天できないのだという。
[[【フィオーネ姫】]]が指輪を預かると、メリアの魂はレオコーンの待つ天へと昇っていった…。
ところで、彼女の魂はルディアノ城の玉座の間の下にある彼女の自室にいる(クエスト135[[【第1回ルディアノ会合】]])のだが、
レオコーンは彼女のすぐ頭上の玉座の間でイシュダルと対峙している。
300年にわたって離れ離れになっていた2人は完全にニアピンしていたのだ。
それどころか、レオコーンはメリアのすぐ頭の上で[[別の女>【フィオーネ姫】]]と踊って昇天してしまう。
一応フィオーネはメリアの記憶を受け継いでいるらしいのだが、なんとなく釈然としない。いいのか、それで?
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