ダイの大冒険

【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】に登場する【ロン・ベルク】が放った大技。
ロン・ベルク流剣術最大奥義で、ロン・ベルク専用の二刀の剣である星皇剣を十字に振るうことで放ち、その威力は衝撃を吸収する【超魔ゾンビ】を破壊するほどの力を持っている。
だが、並みの剣では技の威力に耐え切れず、剣はおろか自身の両腕の骨をも粉々に破壊してしまう。

200年近く前にこの技を放った時には、両腕を治癒するのに70年近くかかり、それ以降は自身の技に耐えられる剣を作るために鍛冶屋になったとロン・ベルクは語っている。
今回放った星皇剣は未完成だったため再び両腕を破壊することになったが、完成させていれば耐えることができたと言われている。
彼が己の身を削って自分達の命を救ってくれた事に報いるべく、ノヴァはこの技の威力に耐え得る星皇剣を生涯をかけて改めて完成させて見せると誓った。

尚、【ミストバーン】はこの技を意図して「本気を出せば勝負は長引かなかっただろう」と語っていたが、それはこの技の破壊力を警戒すると言うよりは
自ら操っている肉体にかかっている【凍れる時間の秘法】の影響で(恐らくは)全くダメージを受けずに済み、その後の戦況が明らかになるであろう事を見越してのロンに対する余裕であったと思われる。

最終更新:2014年02月16日 23:36