概要

ⅤとⅦおよびモンスターズ・スラもりに登場するモンスター。
緑色の真ん丸の身体を持ち、中央に顔があるサボテン。
色違いには【ダンスニードル】【サボテンゴールド】?がいる。


DQⅤ

妖精の世界北部に出現。こんな寒そうなところによくサボテンが生えたものだ。
通常の打撃に加え、【空高く舞い上がる】攻撃を仕掛けてくる。
この強化攻撃は通常の打撃の2倍のダメージを与えるという凶悪な攻撃。
出現率も結構高めで、出会う時期がかなり早目なのでかなり厄介な敵である。
集団でも出てくるので、ブーメランで一気に片付けてしまいたい。

リメイク版では空中攻撃の仕様が変更。
普段は通常の打撃と同じダメージだが、高確率(1/4)で【痛恨の一撃】が出る特技となった。
また、ベラに命令が出来なくなっているので、相対的にSFC版より手強くなったと言える。

ヒャド・冷気・ニフラム系が効きにくいほか、意外にもデイン系も効果が薄い。
だが、それ以外の耐性はからっきしなので、この時期こちらが使える呪文は全て素通りする。何のための耐性なんだろう?
寒冷地に住んでいるという設定に忠実ではあるが、偶然主人公側の戦力に対しては無意味だった。
つまり主人公たちは、サボテンボール側にしてみれば、運悪く相性の悪い相手だったのだろう。
だが、妖精世界にはもっと無意味な耐性持ちがいるのを忘れずに。
リメイク版では大人になってからも戦えるが、その時には周辺のモンスターと同様に只の雑魚である。

DQⅦ

過去【ウッドパルナ】編の【東の塔】や、現代の【カラーストーン採掘場】に出現する。
出会った当初は攻撃力・守備力共に高く結構手強いが、こっちが強くなると逃げ出す事も。
【いばらのむち】を1/256の確率で落とす。茨の鞭は買うと750Gするので、入手できたらかなりラッキー。

DQM、DQM2

植物系モンスターとして登場。植物系×虫系の基本配合。
能力はあまり高くないが、成長が早い上に強力な【マヒこうげき】を覚えてくれる。
1では出現が【まよいのとびら】と遅めなためあまり役に立たない。
2では一番最初の砂漠の世界でいきなり出てくるため、頑張って育てればマヒ攻撃で無双してくれる。
砂漠に出現したのは地味にこれが最初。

DQMJ2P

自然系のEランク。断崖の入り口に出現する。
断崖入り口はこいつが出現するようになり、激しく処理落ちするようになった。
ステータスは攻撃力がかなり高く、アンチみかわしアップの特性を持つ脳筋。
強化するとカウンターの特性を得て更に脳筋っぷりが増す。
所持スキルはむしのしらせ。

テリワン3D

スペックはDQMJ2Pとほぼ変わらない。
しかし、前作から持ってこないと入手できないというまさかのレア化を遂げてしまった。
オリジナル版には登場していたというのに……。
たまに親切な人がすれ違いに設定しているので、それで入手できることもある。

イルルカ

オリジナル版と同じく砂漠の世界で普通に出てくる。
テリワン3Dのレア化は何だったんだ・・・
モンスターを後ろからおどかせば、驚いて逃げていき、アイテムを落とすこともあるよ!
というチュートリアルに使われる。
サボテンボールだと思っておどかしたら、普通のサボテンだったということはよくあること。
こいつをたくさん倒していると【サボテンゴールド】が出やすくなる。

スラモリ2

スラもり2では【サラスナ古墳】【大魔王発掘現場】に出現。
こちらが近付くとトゲを伸ばして攻撃してくる。トゲが伸びているときにスラ・ストライクをすると相打ちでダメージを食らってしまうので注意。
物を投げてぶつければ安全に倒せる。単体ではたいした脅威ではないが、【ピクシー】と組まれると一転して凶悪に。
ピクシーが担いでいる間は何故か常にトゲを伸ばしており、スラ・ストライクをしても一方的に跳ね返される。
また、大魔王発掘現場では普通のサボテンに混じって地中に埋まっており、接近すると飛び出してトゲを伸ばすという奇襲攻撃を仕掛けてくる。
地中にいる者はしばらくすると「♪」マークが出るため判別できる。
♪が出るサボテンを避けて進むか、逆にスラ・ストライクを食らわせればトゲを伸ばす前に弾き飛ばせる。
同ステージのボスのベロバーラ戦でも4体出現し、一定時間経つとこちらに飛び掛ってくる。
勇車バトルでは「ドカンとぶっぱなせ!」と「リーダーをねらえ!」を命令できる。
フィールドでもそうだが、時々マラカスを振りながら踊ったり頭の花をいじるなどの無駄行動をしていることがある。
勇車バトルでもトゲが伸びている間は殆どの敵に相打ちでダメージを与えられるが、やはり物をぶつけられると弱い。
なお、二本兵はダンスニードルのカラーリングが使われている。

スラもり3

スラもり3ではガンバレーこうやに登場。
攻撃法は変わらないが、こちらを見かけたときに猛スピードで追いかけるようになった。
やはりピクシーと組まれると厄介。
船バトルでの作戦は同じ。
余談だが、コイツをトロッコなどで潰すとFFシリーズのモンスターであるサボテンダーにそっくりな姿になる。
シドもじゃと同じく、スクウェアとの合併が実現させた製作スタッフの遊び心といえるだろう。

最終更新:2014年03月07日 14:10