DQⅤ

【ゲマ】の配下の一人で、白い体と赤いたてがみを持つ馬のようなモンスター。
色違いに【ラムポーン】【ケンタラウス】が存在する(SFC版ではラムポーンがジャミと同色)。
主人公の父【パパス】のカタキであり、相方の【ゴンズ】と共に無抵抗のパパスを痛ぶった外道。
相方のゴンズと比べると頭脳タイプで、SFC版とDS版ではラリホーマを使用していることが確認できる。
PS2版では通常のマップ画面で、SFC、DS版では戦闘画面でパパスを痛ぶる。

青年期では主人公が故郷【グランバニア】に戻った直後、出産したばかりの妻の誘拐を指示した。
その後は【デモンズタワー】頂上で主人公を待ち受け、主人公を殺した後にSFC版では大臣、リメイクでは主人公になりすましてグランバニアを滅亡させるつもりだったようだ。
国王ならば身内よりも国のことを第一に考えるべきだと、もっともなことを言われる。
その割には主人公抜きでモンスターのみのパーティで塔を登ってきても相手にしてくれないのだが。

戦闘では通常攻撃、メラミ、バギクロス、凍える吹雪で攻撃してくる。幼年時代に使用したラリホーマは使ってこない。
特殊なバリアを張っていて、戦闘開始直後は会心の一撃以外ダメージが通らないという仰天仕様。
主人公のHPが半分になるか11ターン経過すれば、妻が天空人の力を発動させてバリアを消滅させられる。
この時に主人公に限ってHPとMPが全快するので、道中の回復は主人公が行うといいだろう。
ラスボスでもないのに戦闘画面で特殊な演出が入るという、シリーズ全体で見ても非常に珍しい敵である。

バリアを解除した後も攻撃手段は変わらない。天空の盾があればメラミとバギクロスを防げるので持っていくと便利。
リメイク版では攻撃力が1.5倍ほど増えているため注意すること。
完全1回行動、イベントで主人公が全回復するのもあり、高確率で全体攻撃を行うキメーラLv35の方が強いという声も聞く。
攻撃は激しいと言えど、全滅はしないだろう。

その後はSFC版ではコイツの断末魔の呪いで主人公と嫁が石像にされてしまう。
リメイクでは役目を奪われ、ジャミ消滅後にやって来たゲマが呪術を用いて石像にしている。

小説版では無類の野菜好きで、人間の男を嫌っており気性が荒い。
赤ん坊を奪い損なって帰ってきた手下たちを容赦なく鞭で打ち、よからぬ企みを持った配下の女達を殺害するなど、非常に冷酷。
一方で、さらってきたビアンカに対しては心を許しつつあったが、当の彼女には冷たくあしらわれてしまう。
挙句、【スミス】の死に涙を流すビアンカを目の当たりにして
「俺は腐った死体以下」とプライドをずたずたにされたところをリュカ(主人公)に倒されるという悲惨な最期を遂げる。

DQMJ2P

ジョーカー2プロフェッショナルでは【ブランパレス】の途中の階段でゲマ、ゴンズと共に登場。
かがやく息による全体攻撃に加え、ベホマズンやラリホーマを使う。
ベホマズンによる回復量はさほど多くないが、眠らされるとキツくなるので倒せるなら先に倒しておきたい。
【シュプリンガー】【死神きぞく】の特殊配合で生み出せる。自然系のランクAに属する。
特性は、【れんぞく(3回)】【メタルキラー】【バギブレイク】。最強化すると【ギャンブルカウンター】を持つ。
MPと素早さを除くと能力値は全体的に高水準で、特性も強力なのでアタッカーとして役立つ。
正直、今回一緒に参戦したゴンズやゲマよりはるかに使いやすい。

ゴンズとの配合でゲマが、【ジャミラス】との配合で【ゲルニック将軍】が生まれる。

所持スキルは「メラ&バギ」。

DQMBV

【レジェンドクエストⅤ】で度々出る他、クリアするとこいつのカードを入手し、こちらでも使えるようになる。
珍しい使いまわしではない新規登場モンスターである。
ステータスはHP:763 ちから:50 かしこさ:124 みのまもり:66 すばやさ:91。
使用技は「ロデオクラッシュ」と「こごえるふぶき」。
前者は前足を使って敵単体を殴りつける技。後者は氷属性の全体ブレス攻撃。
また、魔法使いと組ませると、こごえるふぶきが「メラミ」に変わる。
かしこさの値がそこそこ高いが、攻撃面では「メラミ」にしか活かせない。魔法使いと組ませるのがベスト。


最終更新:2013年12月02日 14:52