概要

PS2用ゲームとして2002年10月31日発売。
2004年6月24日にはバランス調整されたGBA版『ドラゴンクエストキャラクターズ トルネコの大冒険3アドバンス 不思議のダンジョン』が発売されている。
リメイクを除けば、トルネコシリーズの三作目。3DでPS2に一番乗り。
【トルネコ】何歳なんだろうとか思えてしまったり。何気に【ルーラ】の呪文を覚えている。

特筆すべきはやはり【ポポロ】編、仲間モンスターシステムであろう。
倒したモンスターを一定確率で仲間にでき、10匹まで同時に連れ歩ける。
10匹ものモンスターを連れ歩くのは圧巻。ごちゃごちゃしてるという意見もあるが。
でも、数で押せるかというとそうでもなく、統制が取れなくていつの間にか死んでたり、
状態異常になってポポロにすさまじいダメージを与えてきたりと一筋縄ではいかない。
また、爆発で消えるのでクリア後ダンジョンは罠チェックしないと深層到達は厳しい。気の短い人にはお勧めできない。

雰囲気作りのためにフィールドとエンカウントダンジョンがある他、【カジノ】もある。
商品はいまいちだが意外とよくできており、格闘場は結構アツい。

初心者を思ってかレベルが下がらないのだが、このために本編の難易度がかなり高く、
クリア後のダンジョンの難易度にいたっては家庭用ゲームの不思議のダンジョンでは一、二を争うとも言われる。
敵の経験値は低いし敵の攻撃力は相対的に高い。盾での軽減がちょっと少なめ。【ブラッドハンド】を筆頭に敵の特殊能力が凶悪。
バランス崩壊技と便利アイテム、メモリーカードを使ったズルは徹底的に排除。
モンスターの配置(特に異世界)もかなり意地悪。ポポロでやるとよく分かる。
さらに乱数の触れ幅が大きくてアイテムの偏りが激しかったりミスが連続で出たりする。
瀕死になるとミス率が上がるとかいう噂もあったり。

アイテムはDQのじゃないとか新モンスターがⅦからしか登場してないとか、
壺に入れたりアイテム拾ったりするときのエフェクトウザいとか動きもっさりとか【とじこめ投げ】理不尽とか、
盾の能力指輪に持っていかれたとか【異種合成】の意味ほとんどないじゃんとか、石像ウザい意味ないとか色々と批判が多い。
一方で、中毒性がものすごい作品だったりもする。
【異世界の迷宮】ばかりやってると、ほとんどのダンジョンが簡単に思えてしまったりも。【封印の洞くつ】持ち込みなしクリアに挑戦や、【バリナボチャレンジモード】で異世界の迷宮ポポロクリアとか、廃人も生まれてしまっている。
あと、【少年ヤンガスと不思議のダンジョン】 ほどではないが、仲間モンスターの台詞はかなり萌えられる。そのうち気にしなくなるけれど。
発売から時が経った今も2ちゃんねるの攻略スレは賑わっている。
不思議のダンジョンでありがちなこと→クリアしてもまたやりたくなってくる。

GBA版の変更点

【フレイム】【ブリザード】【スライムナイト】【メタルライダー】が追加された。
一部のモンスターの攻撃力、守備力などが強化された。
水系モンスターが【水路】にいる場合、「特定の攻撃しか当たらなくなる」から「ターン終了時にHPが完全回復」になった。

特定のダンジョンでテーマ別モンスターハウスが設置されるようになった。
モンスターハウスに入っても、フロアが明るくならなくなった。

石像を押すことができなくなった。

【賢者のほら穴】【仙人のほら穴】といったパズルダンジョンの問題が一部変更された。
パズルダンジョンの2階がなくなり、アイテムを持ち帰ることが出来なくなった。

エクストラモードが追加され、【新界の試練】、封印の試練、異世界の試練、幻の試練が追加された。

冒険の履歴の項目が一部変更された。

バリナポチャレンジモードで【リレミトの巻物】が入手できなくなった。
【マダム・グラコス】のバザーの道具屋では【万能の杖】を買うことが出来なくなった。


【コスタリベラ】【カジノ】【モンスター闘技場】になり、ポーカー、ブラックジャック、【体重じまん大会】【福引き】がなくなった。

【倉庫】に預けれられるアイテムの数が100個から200個に増えたが、【保存の壺】などの中身もカウントされてしまう為、結果的には半分以下になっている。
モンスター預かり所の最大モンスター登録数が200体から120体に減った。

最終更新:2014年02月07日 18:47