Ⅴ、Ⅶ、モンスターズに登場するモンスター。
黄色い身体を持つ子供のドラゴンらしい(公式ガイドブックより)。
何の子供なのかは定かではないが、Ⅴの小説版ではドラゴンキッズが成長して【グレイトドラゴン】になる様子が描かれている。
色違いには【メラリザード】【ベビーニュート】がおり、系統最上位種にあたる。


DQⅤ

主にラインハット周辺に出現するが、ポートセルミの北西側にもたまに出てくる。
ニセたいこうを倒す前のラインハット城の中庭にも2匹うろついているのだが、この時はシンボルが子犬で、話しかけると強制的に戦闘となる。

通常攻撃に加え火の息を吐いてくるが、あまり強くない。むしろギラを唱えるベビーニュートより弱い。
参考までに、ギラのダメージが10~18、火の息は6~10である。明らかに弱いのがお分かりいただけるだろう。

ブーメランやチェーンクロスがあればほぼ一掃できる。
1/32の確率で【いのちのきのみ】を落とすので、狩られる事もしばしば。

一方で仲間になると、そこそこ使えるキャラに変貌する。
加入確率も1/16とそこそこなのでオススメ。詳細は【コドラン】参照。

DQⅦ

異変後の現代【ルーメン】周辺にのみ出現する。
が、現代のフィールド上は基本的に出歩く必要がない場所ばかりであり、ここに出現する敵は軒並み地味。

おまけにルーメンの一帯は非常に小さな島であり、そもそも歩き回れるような場所がほとんどないため、出会う機会が極めて乏しい。
いざ出会っても、ステータスが明らかに他の敵よりも2回りほど弱く、吐く息も火炎の息だの氷の息だのと弱い。明らかに場違いなザコである。

この系統はメラリザードも明らかに場違いな弱さで出てくるが、ちょうどメラリザードが出る【レブレサック】周辺なら適正なステータスである。
開発中にレブレサックからこちらに移動させられたのではないだろうか?

落とすアイテムは【キトンシールド】

DQM

モンスターズではドラゴン系×スライム系で配合可能。
Ⅴでは「子供のドラゴン」とされていたコイツであるが、モンスターズ2の図鑑によれば大人になってもドラゴンキッズのままらしい。あれれ?

また、モンスターズ1の【いかりのとびら】では【バトルレックス】の巣の卵の中にドラゴンキッズが入っている。
ドランゴはスライム系とでも結婚していたのだろうか。

モンスターズ1では同種族での配合で結果が+4以上になればグレイトドラゴンが誕生する。
結果が+3以下、およびモンスターズ2では同種族での配合は【ドラゴン】となる。
そのドラゴン同士での配合で+5以上であればグレイトドラゴンが生まれるようになった。
間接的にではあるがグレイトドラゴンとは縁のあるモンスターなようだ。


トルネコ3

【海竜島の遺跡】で初登場。今作ではベビーニュートとメラリザードの中間の強さ。

20ダメージの炎の息や氷の息を視界外から吐いてくる厄介な敵。
HPも高く、直接戦ってみるとそこそこ強い。

出現場所の関係で、ポポロが仲間にできるのはエンディング後。
エンディング前に上位種であるメラリザードに会えるため、戦力目当てで仲間にする価値は無いといえる。

魔物の巣や不思議の宝物庫、異世界の迷宮にも高レベルで出てくるが、その頃には大して強く無い。
防御晩成なので耐久力が意外と高く、息は健在なので鬱陶しい存在ではあるが。

DQMBⅡ

第四章から登場。
ステータスはHP:504 ちから:68 かしこさ:43 みのまもり:36 すばやさ:107。
使う技は「れんぞくブレス」と「デイン」。
前者は口から大量の火の玉を吐き出し、敵全員を攻撃。後者は雷の呪文で敵1体を攻撃。

すばやさ以外の能力が低めだが、回避率が高く、氷以外の属性に強い。
ところがビクトリーになった途端、何を間違ったのか氷にまで耐性が付き、全ての属性に耐性を持つようになった。

普段は「れんぞくブレス」で攻め、炎に強い敵や雷に弱い敵がいる時のみ「デイン」を使ったほうがいい。
勇者と組むと、れんぞくブレスが「ブレスキャノン」に変わる。
この技は至近距離から高出力の炎を吐き、敵1体に大ダメージ。弱点を突けたなら400ぐらいはいくほど強い。まさかここまで優遇されるとは…

最終更新:2013年02月23日 15:51