Ⅵまで作られていたCDドラマ。
音声とシンセサイザーによるBGMだけで繰り広げられるドラゴンクエストの物語。
ストーリーは小説ドラゴンクエストシリーズ各巻を簡略化したもの。
ここで遂に主要人物に声優が当てられる事になる。
主にアニメ、コミックに日頃親しんでいるユーザー層をターゲットとしているためか、
この声優陣が全シリーズともかなり豪華で、大御所級が数多く名を連ねている。
特にⅠでは、加藤精三、若本規夫、野沢雅子、永井一郎、郷里大輔など、名前だけ聞くだけでも凄さが分かる。
またⅣには、「ピサロ…池田秀一 ロザリー…潘恵子」という、あきらかに狙っているとしか思えない構成もある。
本編以外ではトルネコの大冒険も作られている。

なお、現在はいずれのCDも生産が終了しているため、入手は中古かネットオークションに頼るくらいしかない。
もし持っていたらかなりのマニアと見て間違いないだろう。

余談だが、Ⅰの勇者を演じたのは関俊彦氏であるのだが、
後年、彼は「ディシディア ファイナルファンタジー」で初代作品の主人公枠のキャラである「ウォーリア・オブ・ライト」を担当。
つまり、DQとFFの両方で初代主人公を演じたことになる。

最終更新:2014年01月16日 13:31