DQⅤ

Ⅴに登場する地名の一つ。リメイク版では「グランバニア山の洞くつ」へと名称が変更されている。
【チゾット】から【グランバニア】への下山ルートにあたるダンジョンで、グランバニアへ向かうための最後の難関。
馬車も入れるのだが、11階構造と半端じゃなく長く、単純な距離や階段の昇降回数で言えばラスダンの【エビルマウンテン】以上。
天然の山道のため罠はないが、落とし穴がかなり多い上にミミックもかなりの数が仕掛けられている。
特にわざと落とし穴に落ちないと進めない所もあり、ここで詰まったプレイヤーも多いことだろう。
とにかく階段を昇り降りすることが多く現在地が把握しにくいため、Ⅴの中でも屈指の難関ダンジョンと言える。
その分グランバニアに着いた時の達成感も大きくなるとプラスに考えよう。

このように非常に厄介なダンジョンだが、実は宝箱を無視すれば一本道であり、後は6Fのわざと落ちる落とし穴にさえ注意すれば迷うことはない。
(11Fから4Fまで降りてから6Fに昇り、そこから落とし穴を経由して1Fまで降りれば出口。)
このカラクリを知っていれば幾分か楽になるが、やはり宝箱はできるだけ回収しておこう。
宝箱の数は18個(内4個はトラップモンスター)と相当多く、特に小さなメダルは合計8枚手に入るため大変重宝する。

敵は厄介なのが多い反面、全滅を招く危険なモンスターは意外と少ない。
前半部の方が強敵が多い。全体攻撃をするデッドエンペラーや炎の戦士には注意を払おう。
それと、ザラキを唱えるミミックにはくれぐれも注意。
もらったばかりの天空の盾を活用すれば、ザラキを跳ね返して倒せるので、困ったら早速使ってみよう。
中盤以降は、MPさえ尽きなければ全滅することはないだろう。
また、【ドラゴンマッド】【ミニデーモン】【メッサーラ】【はぐれメタル】、さらにリメイク版では【ほのおのせんし】など、仲間になるモンスターも多い。
ちなみにこのダンジョンの1~3Fははぐれメタルの出現率が他の地域と比較すると頭一つ抜けているので、狩場としても最適。
ただし、同フロアにはミニデーモンとメッサーラも同時に出現するため、仲間にしたい場合は倒す順番に注意が必要となる。

リメイク版では山の神が住んでおり、彼の質問に正直に答えると福引券、小さなメダル、水の羽衣が一気に手に入る。
逆に欲張って嘘をつくと福引券しか貰えない。
中でも水の羽衣はこの時点で手に入る防具としてはかなり強力なので、欲しい場合は全ての質問に「いいえ」で答えること。

最終更新:2013年09月19日 15:06