概要

Ⅵに登場するモンスター。
群れを成して行動することの多い、進化したぶちスライム。
【スライム】にとっての【スライムベス】の、ぶちスライム版……といった感じのネーミングなのだが、
体色は紫の体にピンクのぶちが付いているという、とんでもないものになっている。
その見た目と表情から、皮膚ガンとか病気とか、とにかく気味悪がられた。
【ぶちスライム】の上位種にあたり、更なる上位種に【ぶちベホマラー】がいる。

DQⅥ

ロンガデセオ周辺(南部)、スライム格闘場北の占いの館周辺、スライム格闘場周辺、絶望の町周辺に出現する。
通常攻撃の他にまねまねを使いこなすが、様子を見ていたり、逃げ出すこともある。
あまり自分から積極的に攻撃してくるタイプではないのだが、HPが100(DS版では80)とそこそこあり、
よく6匹程度の集団で現れて【まねまね】を使うため、これが非常に厄介でタチが悪い。
まねまねに行動制限が掛かっているわけでもないので、下手をすると3~4匹が身構えていることもあり、
中途半端な規定ダメージの集団攻撃をしようものなら、一斉にやり返されて大ピンチに陥ってしまうこともある。
特に、【絶望の町】付近でHP1の状態で遭遇したときは、普通に全滅しかねないので注意しよう。
攻撃呪文は全てよく効くが、まねまねがあるためにリスクが高い。
正拳突きなど、攻撃力が影響する特技で、各個撃破を狙ったほうがいいだろう。
落とすアイテムはアモールのみず。

「ぶちスライムは、『自分たちより弱いモンスターがいればいいのに』というスライムの夢である」と考えた場合、
  • このモンスターがスライムベスより強いのはなぜ?
  • このモンスターと【ぶちベホマラー】が現実世界にいるのはなぜ?
などと考えると少々ややこしいことになったりもする。
ただ、このぶちスライムベスだけは夢の世界と現実の世界の両方に生息しているため、
夢の世界のぶちスライムが変異したのがぶちスライムベス(スライムベスの夢ではない)で、
それが現実世界にもやってきた後に修行してぶちベホマラーになった……のかもしれない。
(ちなみにぶちベホマラーは夢の世界でも【スライム格闘場】の対戦相手として出現するが、通常エンカウントはない)

また、ロンガデセオ周辺にはこいつと普通のスライムのどちらも出現するため、
これが「ぶちスライムはスライムの夢」説を裏付ける証拠とする論もあるが、
実際のところは出現地域のあやなので、スタッフの意図したものではないと思われる(こちらも参照)。

ちなみにあまりに不気味な配色で有名なこのモンスターだが、
PS版モンスターズのぶちスライムをこいつのカラーに変えてみると、意外と鮮やかだったりする。

最終更新:2013年09月19日 23:27