DQⅤ

ラインハットの東にあるダンジョン。少年時代ラストとなる場所。
【ヘンリー】がさらわれたことを【パパス】に報告しないと、入口を塞がれていて入れない。
中は結構複雑で、魔物も「わらいぶくろ×2、ホイミスライム×3・がいこつへい」の組み合わせが厄介なので、
しっかり装備してないと苦戦を強いられることになる。
だが奥に進み、パパスと出会うとNPCの形で仲間になり、その圧倒的な力で魔物を蹴散らし、
主人公が傷つけばMP消費0の実質ベホマのホイミをかけてくれるので安心して戦える。
さらに奥に進むと、ヘンリーが牢に閉じ込められているが、パパスが突進で牢を突き破り、
主人公とヘンリーは追手と戦うパパスに命じられ逃げることになる。
なお、この時点以降、ザコ敵が一切出現しなくなる。
宝箱は、ボートでしか取れないものを除き、少年時代は全て無視して、青年時代になってから取りに戻ると無駄がない。

出口付近で【ゲマ】と戦闘になるが、普通にやってればどんなにやっても勝てないし、
リメイク版ではゴールドも減らないのでさっさと負けてしまおう。
全滅するとパパスが駆けつけ、【ジャミ】【ゴンズ】をあっさり片付けるが
主人公を人質に取られると、剣を置きジャミ、ゴンズの激しい殴打にただ耐える。
PS2版ではリアルにそれが映し出されるので鬱になったプレイヤーも多いだろう。
そして最後、主人公にマーサを救う望みを託すとゲマの炎によって葬られてしまう
主人公に、そしてプレイヤーにとってトラウマになる、Ⅴで一番残酷なシーンである。

なお、遺跡内部ではヘンリーを攫った山賊が酔っ払っている姿を見ることもできる。
ただ、主人公のことはベビーパンサーを連れていることもあり魔族と勘違いしている。
遺跡からの脱出を図る際に再び彼らの元を訪れると、酔いつぶれて寝てしまっている。
また、青年時代には同じ場所に白骨死体が転がっており、
リメイク版でヘンリーを連れてくると、彼がこの白骨を山賊たちの成れの果てだと推察する。
また小説版ではリーダー格である男が病で亡くした子供の想い出を語り、主人公を魔物では無いと気付きながらもヘンリーの居場所を教えるといったシーンもあった。

SFC版では、イベントで「主人公たちが(たいてい)負ける」のと「パパスが負ける」ことで、
2回も全滅判定が発生しており、結果、この時に所持金が1/4にまで減ってしまう。
事前に、ラインハットで武具を買えるだけ買い、所持金を使い切っておくと楽。
この全滅判定はリメイク版では全て削除されており、お金が減ることはない。
主人公は大神殿で長い奴隷生活を強いられることになるが、何故かそれでも所持金は1G足りとも減ることは無いので安心しよう。

最終更新:2013年03月31日 16:27