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DQⅤ

長い流浪の末、【パパス】とその1人息子がしばし定住した村。
同作の序盤、パパスの息子である主人公はこの村を中心に行動することになる。

少年時代

物心ついた時から常に旅を続けていた主人公が、初めて腰を落ち着けて住んだ村。
パパスは周囲でも名の知れた戦士として人々に慕われており、
人々が口々に語る父を褒め称える言葉がこそばゆい。
かつて宝石が採掘されていた【サンタローズの洞窟】と呼ばれる洞窟があり、
洞窟から帰ってこない薬屋のおじさんを探して、少年は人生初の1人だけの冒険に出る。

その後、なかなか春が訪れなかったり、あちこちで見えない誰かのイタズラが行われたり、
謎めいた旅人が訪れたりと、サンタローズの村にはちょっとフシギなできごとが次々と起こる。
その後村を悲劇が襲おうとは、誰も予想だにしていない…。

村には武器屋と宿屋、教会がある。
宿屋は利用できないが、回復は自宅でできるので問題ない。
ここの武器屋で売られている【とがったホネ】は武器としてはあまり役に立たないが、
SFC版では【ひとしこのみ】を試す際に必要になるので1つは確保しておこう。
確保しなかった場合、入手は青年時代後半まで待つことになる。
なお、防具屋がないが村や洞窟をくまなく探索すれば最低限の防具は確保できる。
DQシリーズに慣れていない人は、町のタンスなどもこまめに調べて、アイテムがないかどうかチェックする癖を序盤のうちに付けておくと良い。

青年時代前半

長く苦しい奴隷生活から逃亡した主人公。
自らの故郷を知らぬ彼は安息の地を求め、
短い期間ながら唯一定住した土地であるサンタローズへとたどり着く。
だが、村には懐かしく優しい人々の姿はなく、残っていたのは焼け落ちた家々の残骸だった…

【ヘンリー】が行方不明となった原因はパパスにあるとして、
【ラインハット】太后が村を攻撃させたのだという。
村の教会だけは無傷で残っている辺り、ラインハットの兵士たちにとっても
罪なき村を焼き討ちするのは不本意だったのだろう。
リメイク版では、とある場面でビアンカもしくはデボラが
「ラインハットの兵士は住民を逃がしてから村を燃やしたのでは」と推察している。
複数の人物から同じ予想をされると真実味も深まるが、これが本当なら
被害を最小限にして、あたかも焼き討ちを達成したかのように見せかけるという、
圧政で逆らえない状態での兵士たちの良心が伺える。

SFC版では、教会に加えて、洞窟手前の爺さんの家・村右上の扉の奥の部屋も無事であることが確認できる。
魔物によって廃墟にされた他の作品の町よりも、毒沼の占める割合がかなり少ない事・
さらにその毒沼自体の場所も集中的に焼かれた主人公の自宅を除けば畑にしかない点が、
兵士たちが本気で滅ぼすつもりがなかったことを物語っているかのようだ。
洞窟は少年時代と変わらず残っており、船に乗って更に奥まで進めるようになっている。
パパスは洞窟内に何かを遺したようだが…?

ちなみに青年時代で訪れた際のサンタローズは、少年時代のときよりもやや小さく作られている。
堀井氏が「青年時代のここは小さく作った」と言っており、
子供の頃に居た場所に大人になって久しぶりに行ってみると、
ここってこんなに狭かったっけ?という感覚があるのを再現しているのだ。
言われるまで気づかないか、少しだけ違和感を覚える程度なのが見事な演出である。

青年時代後半

やはり廃墟のままだが、崩れかけた武器屋で商売を興そうとする若い武器商人が居る。
長い時を経てようやく復興が始まろうとしているのだ。
この武器屋はかなりいいものを売っており、
特に【こおりのやいば】はヒャド系耐性に応じてダメージが最大1.5倍になる逸品。
価格も9000Gと控えめなのでぜひ購入しよう。
値は張るものの、【ドラゴンキラー】も強力だ。
一応、この時点で武器屋・宿屋・教会という3施設が復活している。

後に【天空城】を再浮上させる為に、【妖精の城】で時を超え少年時代のサンタローズを再訪することとなる。
当時はまだ読めなかった本を調べてみると、ビアンカが読んでくれた本が天空城の事を書いた本だという事がわかる。
パパスに何度も話しかけ、「ラインハットに行くな」と行っても、やはりパパスはラインハットに行ってしまう。
過去は変えられない、というのを実感させられる。

ちなみにこの過去のサンタローズ、主人公は成人となっているのだが、実は村のサイズは少年時代バージョン。
まあ『廃墟になってないが小さいサイズのサンタローズの村』を新たに用意する必要があるため、仕方のない話であるが。

エンディングでは復興を果たしており、少年時代に居た人達が戻ってきている。
一度廃墟と化した町や城は朽ち果てるのみが基本のDQにおいて、見事復興を果たした貴重な例である。
やっぱり村の広さは少年時代バージョンなのだが、まあそこは目をつぶろう。