概要

一見子猫にしか見えない【キラーパンサー】の子供。
DQⅤを語る上では欠かせないモンスターだが、キラーパンサーが再登場したⅧには出演ならず。

DQⅤ

レヌール城周辺のフィールドに出現するモンスター。
行動は通常攻撃だけで、他のモンスターと比べてもさほど能力が高いわけでもない。
ブーメランでサクッと倒せる大したことのない敵である。

さてこのベビーパンサー、1匹がアルカパの町に迷い込み、変なネコとして近所の子供達にいじめられていた。
ビアンカはいじめっ子たちと交渉し、「レヌール城のおばけ退治をしてきたら開放してやる」との約束を取り付ける。
ビアンカと主人公が【おやぶんゴースト】を倒したことでいじめっ子たちから逃れたベビーパンサーはすっかり主人公に懐いてしまい、
この後【古代の遺跡】まで主人公の仲間として共に行動することになる。
地獄の殺し屋と呼ばれるキラーパンサーの子が人に懐くというのは本来あり得ないことで、
主人公とビアンカには懐くということはこの二人がただの人間ではないことを表していたのかもしれない。
この時ビアンカに名前をつけてもらうのだが、割とマトモなプックルなどの他、
【ゲレゲレ】やギコギコなどビアンカのネーミングセンスが光る名前もある。
ストーリー重視派はプックル、ネタ重視派はゲレゲレを選ぶ人が多い。
この頃は賢さが低く、命令を聞かずイライラすることが多い。

古代の洞窟でパパスが殺され主人公達がゲマ達に連れ去られた後、パパスの居た場所で何かを探す様子はとても切ない。
1人ぼっちになってしまったパンサーは、唯一見つけられたパパスの遺品を守り続け、
カボチ村付近で主人公と感動の再開を果たすことになる。

DS版Ⅴではストーリーを重視するためか敵としてのコイツは削除された。
事実上の後継者(?)として【プリズニャン】が登場した次第である。
ただし、モンスター格闘場にはこいつが出てくる組み合わせも存在する。

久美沙織作「小説ドラゴンクエストⅤ」では、名称を決める際主人公は「一番こいつらしい」として「プックル」を選んでいる。
ビアンカの方は「ゲレゲレ」を「お洒落でいいじゃない」と推していたが(主人公は「僕にはよくわからないよ」と言っている)…。

DQⅦ(3DS版)

【マクドナルド】からの配信石版『シェイク』に登場。
ステータスはかなり低めに設定されているので、おそらく一撃で倒せるだろう。
なつかせてモンスターパークにも送ることができ、
最初の一匹目は「プックル」、二匹目は「チロル」、三匹目は「リンクス」の名前が割り当てられている。
いずれの名前もⅤで仲間にするベビーパンサーに付けられる名前(リンクスはリメイク版のみ)である。

DQMJ

ジョーカーでは自然系Dランクで、野生のものがレガリス島の南側に昼間だけ出現する。
ボミエ無効でテンションアップの特性を持つ。
ベビーパンサーの4体配合でキラーパンサーが生まれるほか、キラーパンサー自身との出現エリアも被る。
賢さとMPは低いが、それ以外の能力値はこのランクとしては若干高いかもしれない。
ちなみにマップ上では明らかにデカい。
どっかのガキみたいに苛めようとしたら逆に喰い殺されそうである。

DQMJ2

ジョーカー2では自然系のEランクに格下げ。
それに伴って賢さ限界値が30、それ以外の能力の限界が50下がった。
相変わらずボミエ無効だが、フールに弱くなっている。
しかし、賢さの限界値が非常に低いので、全く気にならないだろう。
特性はれんぞくと息封じブレイク。やはり四体配合でキラーパンサーが生まれる。
敵としては密林エリアに出てくるが、マップ上では結構面白い動きが見られる。
例えばスライムを追いかけていることがあるが、マップを切り替えると逆に首狩り族に追いかけられていたりする。
また、親と思しきキラーパンサーが一緒に巣にいることも多く、不用意に近付くと親が追いかけてくるので注意。

最終更新:2013年12月01日 19:58