DQⅤ

【マスタードラゴン】が自らの力を封印したという塔。
Ⅴ世界のほぼ南西の端にあり、テルパドールの西、岩山に囲まれた大陸のほぼ中央に位置する。
【天空城】復活後に行く事ができる。
地上階と地下階に分かれているダンジョンで、地上階には複数のフロアを貫いてドラゴンの巨像がそびえ立っている。
最初に訪れた時には正面の扉は閉ざされており、屋上から【フックつきロープ】を使って進入する。
1階まで下りれば正面の門を開けられるので、一旦回復しに行くのがお勧め。

敵が結構強く、地上階では集団で現れるブラックドラゴンや、やたらと素早いゴールデンゴーレム、
地下階では、他の敵を蘇生させるメガザルロックに、場違いな強さを誇るメタルドラゴンがかなり厄介。
更にそこをオーガヘッドが絶妙にサポートする。
その上、SFC版ではザラキを使うホークブリザードや、集団で吹雪を吐くドラゴンゾンビまで出てくるので、下手をすると全滅も有り得る(リメイク版では出なくなっている。後述)。
地下階では、仇敵である【ゴンズ】【ゲマ】と対決する。ちなみにどちらを先に倒すかはプレイヤーの自由。
SFC版のゲマは焼けつく息で全体マヒを狙ってくるので、馬車も持ち込めない以上、
マヒしやすいメンバー(特に耐性のないモンスター)3名で挑むのは無謀。ザキ系が効かない・あるいは最低でも効きにくい仲間を用意しよう。
なおリメイク版ではゲマはここでは力尽きず、エビルマウンテンで改めて決着をつける事になる。
両者を倒して【りゅうのひだりめ】【りゅうのみぎめ】を入手し、ドラゴンの巨像にそれらをはめ込むと、
マスタードラゴンの力が封じられた宝玉【ドラゴンオーブ】と、メタルキングの剣を除くと主人公最強の武器である【ドラゴンのつえ】が手に入る。

ちなみに地上階の構造はSFC版とリメイク版で異なる。
SFC版では裏に回って階段の昇り降りを繰り返すが、リメイク版では階段が螺旋状に近い構造になっている。
これにより地上階のエンカウントテーブルが統一され、上記一部の敵が出なくなったため難易度は少々下がっている。
また、BGMもSFC版では地上階では【死の塔】、地下階では【洞窟に魔物の影が】と異なる曲が流れるが、リメイク版では死の塔に統一されている。

ボス戦もあり、かなり労力も使うので本来は用を済ませたらさっさと退散したいダンジョンではあるが、
地上階ではゴールデンゴーレムがかなりの頻度で出てくるので、金欠プレイヤーの格好の狩り場となっている。
(但し、魔界到達後なら経験値+仲間勧誘がてらジャハンナ周辺の方が効率がよい場合も)
地下階ではアンクルホーンやシュプリンガー等の仲間になるモンスターも出てくるので、攻略後でも来る事はあるだろう。
天空城を大陸西の砂漠に放置しておけば、いつでもすぐに訪問できるのも利点。

塔の中の敵は非常に強い一方で、なぜか塔の周りの敵はザコばかり。
少年時代→青年期前半→青年期後半の間に元の生息地を追われた【おおねずみ】なんかが出てくる。

最終更新:2012年11月28日 23:16